第５回 乗鞍天空マラソン

(2010/06/19〜20) �C

【風景を楽しみながら三本滝へ】

それでは大雪渓を後にして三本滝へ下ります。

雪の壁には応援メッセージ

沿道の雪の壁には所々にこのように、後続の選手のために応援の一言が残されています。

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今回の位ヶ原の様子		同じ箇所の紅葉の時期 ２００９ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.19(2009/09/19〜20) �F

ノリクラは四季を通して楽しめるエリア．．．特に紅葉の時期は絶景です。ノリクラの紅葉は９月２０日前後になると大雪渓エリアから始まり、徐々に山麓へと紅葉全線が下って行き、乗鞍高原には１０月中下旬頃に見頃を迎え、１ヶ月以上に渡って紅葉を楽しむことができます。

位ヶ原山荘付近の雪景色

登りでは余裕を持って眺めることのできなかった雪景色も、下りでは少しは余裕ができるはず．．．

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位ヶ原山荘〜冷泉小屋のつづら折れ		紅葉の時期は黄と緑の世界 ２００９ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.21(2009/10/03〜04) �F

こちらも紅葉の季節の様子と比較します。ちょうど冷泉小屋から位ヶ原山荘付近のつづら折れの箇所の様子ですが、現在、ダケカンバはまだ丸裸状態ですが、これから綺麗な萌黄色となり、さらに秋にはご覧のような見事な黄色を見せます。森林限界近くとあって、オオシラビソの針葉樹の緑とのコンビネーションはこの時期にしか見られない絶景です。

少し防寒対策を整えれば、この時期でもまだまだ十分走ることのできる季節です。

雪景色を目に焼き付けながら、三本滝を目指します。

【いよいよゴール！】

ゴール地点（三本滝）

そして、３０ｋｍのコースを走り終えて、三本滝のゴールに到着！

到着した選手を一人一人出迎えます。

やった〜！

そして、ご覧のようにメンバーが到着すると抱き合ってお互いの達成感を共有する一幕も．．．これは一緒に目的を達成したもの同士でないと、なかなか共感できないものです。

乗鞍天空マラソンに初めて参加、マラソンそのものも初めて！！

こちらの方々は会社の仲間同士で集まったメンバー。乗鞍天空マラソンに出場するのも初めて、さらにマラソンそのものも初めてというから驚きです。

来年も乗鞍天空マラソンでお会いしましょう！

お互いの達成感が一つの共有の輪を作り上げ、それがさらに来年の乗鞍天空マラソンへとつながって行きます。

＜取材後記＞

今回は本当に申し分ない天候で、参加された選手の方はもとより、大会を運営する関係者の方々もホッとされたのではないでしょうか？

エントリー数が１５６４名と昨年よりも３００名近く多くなり、ますます大きな大会へと成長しています。それに伴い、エイドステーションでは飲料水などが不足するなど、対応が行き渡らなかった点などもあって、大きくなるとともに課題もこなして行かなければならないところもあるかと思います。

この時期は雨に見舞われる頻度が高いのはしょうがないことと思います。しかし、雪の壁と萌黄色の新緑、そして、森林限界を超えた大雪渓や位ヶ原に広がる残雪とハイマツ帯の織り成す唐草模様を全て楽しむには、どうしてもこの時期しかないともいえます。

来年も良い天候のもとで、また、お会いできれば幸いと思っております。