ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.7(2010/06/25〜26) E

Top-page > Index > Page: 1  2  3  4  5  6

(Update:2010/07/01)

 

【6月26日(土)、雨の一日】

春山バス始発便到着

昨日の晴天とは打って変わり、再び梅雨空に引き戻されて、春山バス始発便が到着した9時の大雪渓はご覧のような濃霧に覆われています。

 

出発の準備

春山バスから下車されたスキーヤーがいつものように出発の準備...

 

ウインターシーズンから通い続け、今シーズンもそろそろ...

ウインターシーズンからほぼ毎週のように通い続けたノリクラのスキーも今週で最後かな〜と、おっしゃりながら今日も稜線目指して登って行きます。他の方がいなくても必ずフィールドにいらっしゃるという存在は、厳冬期にノリクラに通っている方々にとってはなかなか心強いものです。

次回お会いするのは、必死で薮漕ぎしながら もがいている シーズン初めのツアーコースでしょうか?(笑)... 一年間ありがとうございました。

 

ジュニアレーシング

こちらはいつものジュニアレーシング。こんな天候でも自ら滑りにやって来たいという意思をもってノリクラにお越しになっています。連れてきている大人の方が参ってしまう状況ですが、そんなことはお構いなしです...

 

そして、ポールをセットして硬いバーンをえぐっているのは...

 

ビデオで今の滑りをチェック

一本一本の滑りを大切にし、がむしゃらに滑るのではなく、体力・気力を冬の大会に照準を合わせて調整することも大事...そして、夏のノリクラでの基礎的な練習と、冬のレース本番環境でのトレーニングの目的をきっちりと分けて考えることが、ノリクラでの練習の積み重ねを次のシーズンに生かして行くことができます。

 

親子二人三脚のノリクラシーズンが始まりました

今年も親子二人三脚で、次の世界へさらに一歩を踏み出します。

 

【昨年の今ごろは?】

2009ノリクラ雪渓カレンダーVol.7(2009/06/27〜28)

27日(土)は日の出とともに日差しがジリジリと突き刺さるほどの快晴の朝から始まり、雪渓の上にいても無風になった瞬間から首筋から汗がにじむほど。午後は曇り空となりましたが、終始気温の高い状態でした。そして、肩の小屋は今シーズンの営業が本日より開始されました。

28日(日)は曇り空で、昨日とは異なり、畳平周辺ではじーっとしていつと肌寒さを感じる状況。鶴ヶ池雪渓は雪解けが進んだことから、本日を持って立ち入り禁止の措置が取られるため、モーグルコースには多くのスキーヤー・ボーダーの方々が訪れていました。そして、午後には青空が戻り、二日間とも梅雨であることを全く感じさせない週末でした。

 

<編集後記>

これまで土日の二日間とも雨に見舞われる週末はありませんでしたが、梅雨も本格的なものとなってきたようです。

27日(日)に予定されていた乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムは、雨量規制の通行止めのため大会が中止となりました。昨年は7月中旬に日程が移動されましたが、それまでは6月上旬に開催されていて、梅雨に入る少し前で比較的まずまずの天候で大会が行われました。

6月最終の週末の状況を見ると、昨年は土日ともに良い天候でしたが、一昨年(2008年)は、日曜日の畳平付近は暴風雨となり、乗鞍スカイラインは9時30分に通行止めとなりました。また、この日は長野県側で乗鞍天空マラソンが開催されたものの、折り返し地点の大雪渓付近は、畳平と同様にひどい悪天候。位ヶ原山荘付近でもその状況が変わらず、折り返し地点が冷泉小屋まで引き下げられたほどでした。

梅雨の中休みにすっぽりとはまってしまうとなんら問題ない天候状況となりますが、大会を計画する上ではそれを期待することは困難です。そして、週末ごとに各地で大会が矢継ぎ早にスケジュールされる中、できるだけバッティングしないように日程を設定しようとすると、好条件の時期を選ぶことが困難な状況もあり、大会運営の難しさを垣間見た一日だったように感じます。

そして、来週から7月となり、長野県側の県道乗鞍岳線の冬季閉鎖解除が予定されています。今年も多くのヒルクライマーの方々にお会いできることを楽しみにしております。

 

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会

Top || <<Back  -  1  2  3  4  5  6   -  Next-Page (Vol.8)>>