ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版 Vol.6(2011/04/28〜30) D

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(Update:2011/05/05)

 

【4月30日、春山バス今日も第一便運休】

こちらは三本滝レストハウス前駐車場。

 

続々とお越しになる − レストハウス前はほぼ満車

昨日から春山バスの運行が開始されたこともあって、続々と車がお越しになります。レストハウス前の舗装された駐車スペースには40台ほどの車を止めることができますが、7時の段階でほぼ満車。

 

レストハウス隣のスペースにはまだ空きがある

レストハウス隣の未舗装の駐車スペースは、ご覧のようにまだ十分駐車できる状態ですが、こちらも8時を過ぎた頃には、ほぼ満車となりました。

 

凍結のため春山バスは運休 − 掲示を見て顔が曇る「バス運休なんて想定外!」

昨日、位ヶ原山荘付近では午後から雪が降り始め、夜間の冷え込みで発生した路面凍結の箇所を早朝のパトロールで確認されたことから、8時5分観光センター発(三本滝は8時20分発)の第一便は運休となり、7時過ぎには各バス停に掲示がなされました。

「うわぁ〜、バス動いてないのか...ノリクラ初めてで歩いたことがないんですよ〜」と、おっしゃるこちらの方々。顔を曇らせ、バスが運休となることなど全く「想定外」といったご様子...

 

早速ツアーコースへのルート確認

かもしかゲレンデを指差して、ツアーコースへのルートを確認を始めます。ゴールデンウィーク前半は、天候が安定していないことが多く、朝の第一便は積雪路面凍結で運休となる確率が特に高い状況です。「ゴールデンウィーク前半は、第一便は運休することがことが多い」と、認識されたほうがよいでしょう。

晴れた日は山麓の乗鞍高原ではなんら問題ない状況と考えられても、夜間の放射冷却で位ヶ原山荘など上部エリアでは路面凍結します。三本滝レストハウス周辺を含め、休暇村より先の県道乗鞍岳線は路肩に残雪が残る状況から、日中は雪解け水が路面を流れるため、夜間は容易に路面凍結してしまいます。そのため、マイカーで三本滝レストハウスまでお越しになる際も、早朝・夜間に通行される際は、路面状況に注意を払う必要があります。

 

登行するための出発の準備

第一便が運休決定となり、駐車場のあちこちではハイクアップするための準備が始まります。

 

地図のマーキングは春山バス下車以降のコースだけ

初めてノリクラにお越しになったという先ほどの方...地図には登行するためのコースがマーキングされています。しかし、そのスタート地点は春山バスを降り立った位ヶ原山荘から...用意周到に準備を整えてお越しになりましたが、まさか三本滝レストハウスから登ることなど、全く考えられなかったようで苦笑の連続です。

 

運休表示を見て早急に登行準備

10時45分観光センター発(三本滝は11時発)の第二便を待つという手もありますが、この天候で路面凍結が解消されるかどうかわからず、また、第二便を待つまでの時間を考えると、早急に準備を整えて、登っていったほうがよいという結論をされる方が大半のようでした。

 

かもしかゲレンデを出発

早朝は青空が広がっていましたが、上空は完全に雲に包まれ、少しばかり風も出てきます。早めにツアーコース目指して出発です。

 

登行する方々が続々と...

かもしかゲレンデには、ツアーコースへ登行されるスキーヤー・ボーダーの方々が続々と訪れます。

 

冬の常連の方々 − 春山バスを利用するなんて「想定外!」

第一便が運休となったことに全く動じない方もいらっしゃいます。もっとも厳冬期はツアーコースを歩くことが前提ですから、春山バスを利用することなど、「全く想定外!」という冬の常連の方にとっては、歩いて登ることもバックカントリーの行動の一要因ととらえています。

 

いつものように出発!

厳冬期と同じように、今日も歩いて登って行きます。 Next


■ご注意■

今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)

 

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