ノリクラ 雪渓カレンダー
 
Vol.15(2012/08/16〜19) A

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(Update:2012/08/23)

 

【大雪渓までの沿道の風景 U】

こちらは標高2350メートルの位ヶ原山荘。

 

森林限界を超える

この付近から森林限界を超える標高となり、周囲の木々が少なくなり、また、樹木そのものを低くなってきます。

 

11号カーブ、ツアーコース入口 湧き上がる雲が頭上を覆い始める

こちらは位ヶ原山荘から約1.5kmのところにあるツアーコース入口、11号カーブ。ここからは高天ヶ原と剣ヶ峰の二つのピークが左右に綺麗に並ぶロケーションです。先週の段階で周辺の積雪が完全になくなりました。その代わりにオンタデが花を咲かせています。

上空にはモクモクと湧き上がる雲が頭上を覆い始めています。

 

雲の動きをダイレクトに感じる

この雲のダイナミックな動き方は、標高の高いところではダイレクトに感じられるもの。良く見ると目線よりも低い位置にある雲もあるほどです。

 

位ヶ原お花畑

こちらは7号カーブ付近の位ヶ原お花畑。

 

ミヤマキンバイ チングルマやモミジカラマツ−若干花期が異なっても一斉に咲く

周辺の積雪は完全になくなりました。先週あたりからミヤマキンバイが黄色の花を咲かせ始めましたが、今週はその隣にチングルマやモミジカラマツも花をつけています。早くから雪解けする畳平では、ミヤマキンバイが終わった頃にモミジカラマツが咲き始めますが、雪解けの遅いこちらはでは、開花時期に適した期間が短いこともあって、本来花期が少しずつ異なる高山植物でも、一斉に開花をはじめる様子が見られます。

 

雲量がさらに多くなる

雲量がさらに多くなってきて、青空が雲に覆いつくされるようになってきます。

 

5号カーブ − 積雪がなくなる 4号カーブ − 積雪は先週なくなりました

先週まで残っていた5号カーブの積雪は完全になくなりました。また、4号カーブは先週の段階でほぼ完全に終わっています。5号カーブは昨年よりも1週間、4号カーブは昨年よりも2週間遅い雪解けでした。

 

早朝の青空が沸きあがる雲ですっかり飲み込まれた大雪渓に到着です。

 

【大雪渓に到着】

大雪渓・肩の小屋口バス停 − 出発の準備

9時の大雪渓の気温は14℃。日差しが完全になくなり、厚く覆う雲は今にも泣き出しそうな雰囲気です。

 

雪渓下部から雪渓上部へ向かう準備

雪渓下部も雪解けが進み、シャトルバスから降り立ったスキーヤー・ボーダーの方々は全員が雪渓上部に向かう準備を始めます。

 

ザックは体型・体格やボードの大きさに合わせてサイズを選ぶ

ボードを背負うザックは、たとえ荷物が少なくても、ご自身の体格やボードの大きさに応じて、ある程度の大きさのものが必要です。そうしないとバランスが悪くなり、逆に重たく感じるものです。ザックには収容容量の大小のほか、ウェアのようにS・M・Lなどの体格に応じたサイズがあります。ですから、登山専門店などでご自身の体格にあうザックを見つける必要があります。 Next

 

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