ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.9(2014/07/05〜06) C

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(Update:2014/07/10)

 

【雪渓上部 T】

雪渓上部全景

それでは雪渓上部の様子をお伝えします。

 


拡大

雪渓上部を左右に分ける中央の尾根部分 岩の頭が見えてきた − 例年並みの雪解け

全景画像でははっきりわかりませんが、今後、雪渓上部を左右に分ける中央の尾根部分を拡大してみると、ご覧のように岩の頭が見えてきました。昨年より2週間程はやい状況ですが、ほぼ例年並みの雪解け状況です。

 

雪渓上部右側上端

こちらは雪渓上部右側上端。昨年同時期は天候不良で撮影できなかったため、比較できません。

 

2012年の雪渓上部右側上端
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.9(2012/07/06〜07) C
2011年の雪渓上部右側上端
2011ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.9(2011/07/07〜09) F
2010年の雪渓上部右側上端
2010ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.9(2010/07/10〜11) D
2009年の雪渓上部右側上端
2009ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.9(2009/07/11) D
=今年は例年よりも積雪量が多い=

 2009年〜2012年の状況を見ると、今年は例年よりも積雪量の多いことがわかります。

 

上端から−雪渓下端まで520メートル

上端から雪渓下端までの距離は520メートル。2013年は測定できず、2012年は517メートル、2011年は506メートル、2010年は516メートル、2009年は500メートルです。2013年の状況がわかりませんが、少なくとも例年よりも長いことだけはわかります。

 

【雪渓上部 U、基礎キャンプ】

バーンを耕す

スキーキャンプは鍬の扱いの良し悪しで決まります...

 

耕しながら滑りをチェック

生徒さんが滑走しやすい条件を作るよう裏方に徹するのも一つ...そして、耕しながらすぐそばで、その滑りをチェックするのも もちろん大切...

 

「キャンプ不参加」という言葉はない!

超ベテランのこちらの方。このキャンプに不参加という言葉はありえません。

 

アドバイス・チェック・滑走、そして再びアドバイス

アドバイスを受けて、カラダの動きをチェックして、また滑ってみて、さらにアドバイスを受けて...そんなスパイラルがエンドレスに続きます。

 

ノリクラでのキャンプはもう30年を迎える
「生徒さんが付いて来てくれるから続けられました」

ノリクラでキャンプを始められて、もう30年が経過するとのこと...ノリクラのマイカー規制が始まる前であることはもちろんのこと、いわゆるスキーブームが始まる前から開催されていることになります。バブル期までの乗鞍大雪渓は、ところ狭しとポールが林立し、「場所取り合戦」が日常茶飯事で、キャンプだらけという状況が夏スキーのシーズン中、連日行われていました。

スキー関連のメーカーが主催するものもあれば、各地のスキー学校の主催するものまで、さまざまでしたが、現在、残っているのはこちらの先生のキャンプのみ...「私一人でキャンプをやっていても、生徒さんが付いて来てくれないと成り立ってくれません。だから、このように継続できることは、本当にありがたいことと思います。」

30年もやっていらっしゃると、もちろん、生徒さんも変わって行くものですが、30年間ずーっと参加し続けている方もいらっしゃいます。

 

足の故障で滑走できなくても、キャンプには参加
「参加しないと 虫のどうにも収まりが悪くて...」

さて、こちらもかなりの常連の生徒さん。足の故障のため、今回は滑走はできないのですが、それでも、キャンプには参加され、「やっぱり、このキャンプに参加しないと、どうにも虫の収まりが悪くて...滑ることはできないけど来て良かった!」と、おっしゃっています。

 

滑るだけではない何かがある

もちろん、スキーキャンプですから「滑ってナンボ」の世界ですが、それだけではない何かがキャンプのどこかにあるのかもしれません。

 

見えない隠し味がキャンプに潜んでいるのかも...

生徒さんをひきつける「見えない隠し味」が、このキャンプに潜んでいるのかもしれませんね。

 

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