ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.21(2014/09/27〜28) B

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(Update:2014/10/02)

 

【雪渓下部】

それでは、ここからは雪渓下部の様子をお伝えします。

 

昨年の大雪渓入口
2013ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.21(2013/09/28〜29) B
今週の大雪渓入口

雪渓下部の積雪は先々週の段階で完全になくなりました。

 

スキーヤー専用道のウラジロナナカマド
昨年より1週間早くピークを迎える

こちらはスキーヤー専用道のウラジロナナカマド。先週はまだ青い部分がありましたが、今週は青い部分が完全になくなり、すべてが見事な紅葉を見せています。昨年より1週間早くピークを迎えました。

 

登山道入口
ノリクラの紅葉の上限はこの付近まで

大雪渓入口から北へ50メートルほどの所に肩の小屋への登山道入口があります。こちらでも間近にウラジロナナカマドの紅葉を見ることができます。ただ、ノリクラの紅葉の上限は大雪渓入口周辺までで、紅葉のメインエリアはそれよりも山麓側です。

 

先週の登山道の紅葉
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2014/09/20〜21) B
今週の登山道の紅葉
彩が深まり真紅の色付き

こちらは登山道脇のウラジロナナカマド。先週の段階でも良い色合いでしたが、今週はさらに深まって真紅の色付きとなりました。

 

石碑の岩

さて、大雪渓では雪解けと共に最も早く頭を出すのはモーグルコースの岩ですが、こちらは南側に100メートルにある石碑の岩、モーグルコースに続いて2番目に頭を出す岩です。先週の段階で雪解けが完了しましたので、雪解け状況をお伝えするわけではありませんが、大雪渓内の一つのランドマークとしてご紹介します。

 

チングルマ − ウラジロナナカマドに負けない真紅の輝き

こちらは石碑の岩のチングルマ。ウラジロナナカマドに負けないほどの真紅の輝きを放っていて、昨年よりも1週間早い状況です。高山植物の紅葉は本当に見事な色合いを見せてくれます。ウラジロナナカマドのようなシーズンごとの当たり外れはなく、毎年ほぼ確実に見事な発色を見せてくれます。

 

昨年の石碑の岩の下部
2013ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.21(2013/09/28〜29) B
先週の石碑の岩の下部
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2014/09/20〜21) B
今週の石碑の岩の下部
先週よりもよい発色

石碑の岩の下の紅葉は、先週と比べるとかなりよい発色になってきました。昨年と比べて今年は落葉もほとんどなく、紅葉の当たり年です。今週の情報については、6ページ目からご覧ください

 

【雪渓上部 T】

雪渓上部全景

それでは雪渓上部の様子をお伝えします。

 

昨年の雪渓上部右側 − まだ残っている
2013ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.21(2013/09/28〜29) C
今週の雪渓上部右側

こちらは雪渓上部右側。視界に入る部分の積雪は、先々週の段階でなくなりました。

 

下の方にごく一部残る

しかし、その下の方を見ると、ごく一部が残っていす。

 

先週の雪渓上部右側
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2014/09/20〜21) B
今週の雪渓上部右側
次週末には雪解けが完了

先週は長さ10メートル×幅10メートルありましたが、今週は長さ3メートル×幅5メートルまで縮小しました。おそらく、次週末には完全に雪解けが完了することと考えられます。

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