ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.22(2014/10/04〜05) A

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(Update:2014/10/09)

 

【観光センターから大雪渓へU(三本滝ゲート〜位ヶ原・大雪渓、沿道の風景)】

三本滝ゲート − 10月から開門時間は7時に

こちらは観光センターから7km先の三本滝ゲート。ここから先はマイカー規制です。7月から9月までは開門時間が6時でしたが、10月は1時間遅くなって7時に変更されます。しかし、閉門時間は変わらず18時です。これからの時期は、日の出も日暮れもどんどんおそくなり、一日が本当に短く感じます。

三本滝レストハウス前駐車場 − 9時前にもう満車

こちらは三本滝ゲート前の三本滝レストハウス前駐車場。時刻は9時前ですがすでに満車。駐車場係の方も、「この時間で満車になることは珍しい」と、おっしゃっていました。ただ、レストハウス前駐車場のほかに周辺の未舗装の駐車スペースもありますから、駐車できないという状況にはなりません。

そろそろ、三本滝周辺の紅葉も進んでくることと思いますので、シャトルバスに乗車される方だけでなく、三本滝への散策に向かう方も増えてくることでしょう。(ただし、クマにはご注意!熊鈴携行を...)

 

三本滝ゲートを過ぎると紅葉ゾーン

三本滝ゲートを通過すると、いきなり紅葉ゾーンへ。黄金色の世界が広がります。

 

黄金色のヒルクライム WebSiteをチェックして来ました!

10月に入ると例年ならヒルクライマーが少なくなりますが、今回はたくさんの方がお越しになりました。そんな中、途中で足を止めてくださったこちらの方。WebSiteをチェックして、紅葉散策にお越しくださいました。「詳細に記載されているので、状況がよくわかって助かります。」と、言い残して再び出発されました。(これからも、ご愛読の程、よろしくお願いいたします。)

 

紅葉ヒルクライムはストップ&ゴーの繰り返し 紅葉の風景に溶け込む

今日は、なかなか先に進めません...途中で一緒になったヒルクライマーに記念撮影をお願いしていました。紅葉の進んだこの時期は、タイムトライアルのヒルクライムのシーズンは終り、自転車は紅葉の回廊をゆっくりと歩むためのアイテムに過ぎません。足をペダルに固定するクリートすら余分に感じるほどです。

 

今シーズンの乗鞍ヒルクライムは今日で最後 ノリクラの景色は最高ですよ

「先週は紅葉が良かったみたいですね〜。ですから、どうしても今日来ないとと思って来ました!やっぱり、ノリクラの景色は最高ですよ。レースのシーズンがそろそろ終りになり、やっとひと段落です。」と、おっしゃる左の方。次にお会いできるのは全日本マウンテンサイクリングin乗鞍でしょうか...そして、右の方は「今シーズンのノリクラ通いは今日が最後です。今度は来年の6月かな...」と、おっしゃり、最後の挨拶を交わして、ここをあとにします。

そろそろ、「今日で今シーズン最後です...」という言葉を耳にする時期になって来ました。ちょっと物悲しい季節ですね...

 

秋の深まりを感じる色合い

先週は確かに全エリアで見事な紅葉となりました。摩利支天から冷泉小屋までの中腹エリアの場合、見頃は1週間以上続きますが、今年はピークを迎えてから数日で落葉が目立つ状況となってしまいました。

ただ、色合いがさらに濃くなって、秋の深まりを感じさせる趣です。雰囲気的には、こちらのほうが季節感を感じさせるように思います。

 

周りを見回しながらヒルクライム

所々に鮮やかな色合いが残り、そんな光景を楽しみながらのヒルクライムが最高!

 

冷泉付近 − シャトルバスを途中下車しながら

標高2230メートルの冷泉小屋付近は、上部の紅葉エリアからやや距離が離れているため、ここまで訪れる方が若干少ないです。通常、シャトルバスで大雪渓・肩の小屋口バス停まで向かい、そこから下山しながら紅葉を散策・撮影し、位ヶ原山荘からシャトルバス下り便に乗車・下山するスタイルが一般的かと思います。ただ、今回のように上部の紅葉が終了した場合は、位ヶ原山荘からさらに歩くか、位ヶ原山荘からシャトルバスに乗車して冷泉小屋で下車し、ここから摩利支天バス停まで歩いて、再びシャトルバスに乗るというのもオススメです。冷泉小屋から摩利支天まで、撮影しながら歩いて1時間程度です。

上部エリアの紅葉とは違った景色を撮影することができると思います。乗鞍の紅葉の散策方法については、乗鞍岳紅葉情報 − 紅葉の歩き方 をご覧ください。

 

標高が上がるにつれてダケカンバの落葉が多くなる(左:20号カーブ、右:二つ上の18号カーブ)

左の画像は冷泉小屋から二つカーブを登った20号カーブ付近、そして、右の画像はさらに二つカーブを登った18号カーブ付近、ダケカンバの落葉の状況がよくわかります。ちょっとした標高の差で、落葉の進み方の違いがはっきりとわかります。

 

淡いトーンの画像とビビッドな色合いの画像

周囲には霧がやや立ち込めていて、淡いトーンの風景に。でも、ビビッドな色合いに淡いトーンの組み合わせは、濃淡というよりも強弱といったコントラストが感じられ、紅葉がピークを迎えた先週のような状況では、どうしても鮮やかな紅葉ばかりに目が移ってしまい、趣のある雰囲気にはなかなか気が回らないものです。ですから、秋を深く感じるには今日のような光景の方が色々な演出を楽しめるというわけです。

 

躍動感あふれる雲の動き − 長野県は雲の博物館

躍動感あふれる雲の流れや、ふわ〜っと流れる雲など、「雲の博物館」といわれる長野県だからこそ、色々な雲の表情を捉えることができるでしょう。

 

位ヶ原山荘

こちらは標高2350メートルの位ヶ原山荘。

 

シャトルバスを待つ方々、休憩に立ち寄る方々

今日も山荘前にはシャトルバスを待つ方や散策途中で休憩に立ち寄る方、そして、ヒルクライマーの方々がお越しになっています。

 

山頂まで初挑戦 −  ゴールまであと少し!

今日初めてノリクラのヒルクライムに挑戦の左の方。三本滝までのショートコースとは異なってちょっと大変そうですが、もうここまで来たら、ゴールまで行かないとね...

 

軽快に再びスタート

そんなわけで、位ヶ原山荘で小休憩のあと、軽快にスタートです。乗鞍高原からゴールまでの長い道程の途中、位ヶ原山荘という場所があるだけで、ゴールへのモチベーションが維持できるというものです。

 

ダイナミックな景色

森林限界を超える位ヶ原山荘付近からは、ダイナミックな景色が広がります。

 

「ノリクラだけですよ〜。こんなに止まってばっかのヒルクライムは...(笑)」

「昨年も10月最初の週末に来ました。WebSiteではちょっと色あせてきたと書いてあったけど、今日しか来られなかったので来ました。」と、おっしゃるこちらのお二人。「ノリクラだけですよ〜。こんなに止まってばっかのヒルクライムは...(笑)」と、言いながら、あちこちで自転車を停めてはカメラを取り出して撮影を繰り返します。

おそらく、ゆっくりと歩むヒルクライムだからこそ、良いポイントをすぐに見つけられ、すかさず撮影できるというもの、シャトルバスやタクシーではなかなかできないところでしょう。

 

先週の位ヶ原 − 近年まれに見る紅葉
ノリクラ 雪渓カレンダー 正式版 Vol.21(2014/09/27〜28) E
今週の位ヶ原 − 紅葉のピークは過ぎてしまった...
WebSiteの紅葉情報で見頃の時期を推測してお越しください

先週の画像と比較してみます...
確かにこのような光景を見比べてしまうと、先週お越しになれなかった方は愕然としてしまうかもしれません。でも、その分、来年は何が何でも、絶好の紅葉チャンスにめぐり合いたいと思うもの...乗鞍大雪渓WebSiteでは、紅葉の始まる前の9月上旬から紅葉情報をお届けしております。昨年との比較も掲載していますので、ご自身で見頃・ピークの時期が推測できると思います。来年も当WebSiteの紅葉情報を元に、チャンスを逃さずにお越しください。

 

沿道にはたくさんのカメラマン − 秋というお題をどのように表現するか...

どのようなモチーフを狙って撮影するかは人それぞれかと思います。秋というお題をどのように表現するか、まるで俳句の世界ですね...

 

日差しがなくなり、散策にはほどよい気候

午前中の綺麗な青空も少しずつぼやけて日差しも和らいできました。日差しはカメラマンにとって、コントラストの効いた画像に欠かせない要素ですが、日差しがなくなって暑くもなく寒くもなく、散策にはほどよい良い気候です。

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