ノリクラ 雪渓カレンダープレリリース版

Vol.3(2015/04/04) A

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(Update:2015/04/09)

 

【Mt乗鞍 - リフトを使ってツアーコース入口へ】

青空が広がり山麓の様子が確認できる

いつものように、やまぼうしリフト → 夢の平クワッドリフト → かもしかリフト の3本を乗り継ぎます。リフトを乗っていると青空が広がり始め、時折山頂の様子も確認できるようになってきました。

 

夢の平クワッドリフト また来年もお会いできるかな??

リフト乗り場にはいつもの笑顔が...また来年もお会いできるかなぁ〜...今シーズン最後のリフト乗車ですから、お会いするスタッフの方々皆さんと挨拶をかわします。

 

リフト線下 − 小大野川は雪解け水が激しく流れる

リフト線下を流れるのは小大野川(こおおのがわ)。雪解けが進み、かなりの水量が流れています。この水が善五郎の滝を流れ落ちて、番所大滝(ばんどころおおたき)を経て、梓川へと流れ込みます。また、この上流には三本滝があり、小大野川は乗鞍高原一帯を貫く川です。

 

リフト乗車中でも寒さを感じない こちらでもいつものスタッフが出迎えてくれる

スキー場付近はしっかりと晴れ渡ってきたものの、山頂付近はまだ激しく雲が流れています。スキー場付近はほとんど無風で、アウターなしでリフトに乗っていても全く寒さを感じない状況。そして、リフト降車口ではいつものスタッフの方が出迎えてくださいました。今度は山の上でお会いできたらいいですね!

 

かもしかリフト

そして、最後にかもしかリフトに乗車します。

 

「いや〜長かった!今シーズンは長かった...」 − 本当にお疲れ様でした

「いや〜長かった!今シーズンは長かった...」と、おっしゃるスタッフの方々。常連のスキーヤーの中には、もう顔なじみとなっている方も多く、来シーズンも会えるかなぁ〜と期待しているスキーヤーも多いようです。

 

かもしかゲレンデ − まだまだ豊富な積雪量 

さて、最上部のかもしかゲレンデは、標高1800〜2000メートルに位置しますが、さすがにもう完全に春雪のコンディションになっています。それでも朝一番はきれいに圧雪されたバーンを颯爽と駆け抜ける様子があちこちで見られました。

スキー場営業終了後、かもしかゲレンデ内を通る県道乗鞍岳線の除雪が始まります。かもしかゲレンデは5月上旬くらいまで積雪があって、ツアーコースから かもしかゲレンデまで下山滑走が可能です。しかし、除雪部分は高さ3メートルもの雪の壁が現れますので、下山滑走時に道路へ転落しないようご注意ください。

 

リフト終点 − ツアーコース入口が目前

かもしかリフトを降りるとツアーコース入口です。

 

【ツアーコース入口】

ツアーコース入口

かもしかリフトを降りるとその目の前がツアーコースの入口。入口と言っても、ゲートや看板などの表示はありません。この先はスキー場の管理区域外です。今日も多くの方が出発の準備を始めています。3月下旬からから、ツアーコース入山者が急激に多くなってきました。

 

素手になっても寒さは感じない

9時の気温は10℃、すでに二桁の気温になっています。厳冬期はグローブを外して素手で作業することなんて許される環境ではありませんでした。また、日頃の習慣として、作業時であっても素手で行わず、最低でも薄手のインナーグローブで装着するように心がけ、シールの着脱はもちろんのこと、細かな作業もグローブをしたまま作業できるようにしておく必要がありました。

それは凍傷を防ぐために手段でありますが、もうそんなことを気にする必要はありません。しかし、山頂方面ではまだ冬の気候が残っていますので、注意は必要だと考えられます。

 

春になるとシールが汚れます

春は雪が汚れてきて、シールへの付着がひどくなってきます。シールの装着面への汚染は、スキー板との粘着力を低下させ、はがれた隙間からさらに砂やほこりが入ってしまいます。ひどく汚れてしまった場合は、かなり手間はかかりますが、接着層をアイロンなどで加温してそぎ落とし、リペア剤で熱着すれば、新品に近い形まで復活させることが可能です。しかし、雪面と接する立毛部分の汚れを落とす商品はなく、水洗いなどで対応することになるでしょう。

 

地図でコース確認 ビーコンの動作チェック

地図で今日のコースを確認し、ビーコンの動作確認ができたら準備完了...

 

今日は全員で富士見沢へ...

 

今日は40名ほどが入山

朝一番で20名程度の方が出発し、最終的には40名ほどの方が入山しました。リフト運行最後の週末ですが、週間天気予報で芳しくない予報が発表されていましたので、先週よりも少ない状況になったものと考えられます。

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