ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.1(2016/05/14〜15) B

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(Update:2016/05/19)

 

【5月15日(日)、乗鞍スカイラインシャトルバス運行開始】

ほおのき平駐車場

取材二日目、5月15日(日)は、岐阜県側のほおのき平駐車場からお届けします。乗鞍岳は岐阜・長野の両県にまたがり、双方から入山できます。ほおのき平駐車場は、岐阜県側の入山口で、シャトルバスの発着場所です。長野県側の入山口・シャトルバス発着場所は、乗鞍高原の観光センターです。

 

本日乗鞍スカイライン開通 −シャトルバスも運行開始 ダイヤが変わりました
(7月15日までは休日でも1時間1便)

毎年5月15日は、乗鞍スカイライン開通日。昨年11月から半年以上の冬季閉鎖が解除され、本日より、シャトルバスの運行が始まります。今年の開通日は休日と好天が相まって、始発便に乗車しようとされる方がが朝早くからバスターミナルに集まっています。

ほおのき平駐車場から乗鞍スカイラインを通って畳平に向かうシャトルバスは、2003年のマイカー規制から運行が始まり、毎年、シーズン前にダイヤ改正が行われています。

これまで正常時のAダイヤ(平日1時間1便、休日30分1便)と雨天時のBダイヤ(減便運行)の二通りでしたが、今年は従来のAダイヤは夏季の繁忙期と秋季の休日のみ適用し、それ以外の日の正常時は1時間1便の「Bダイヤ」とし(従来の平日Aダイヤ)、雨天時は減便運行を「Cダイヤ」(従来のBダイヤ)に変更されました。

乗鞍スカイライン シャトルバス運行スケジュール(時刻表A・B・C)

  5/15〜7/15 7/16〜8/21

8/22〜10/16

10/17〜31

平日 土日祝
晴れの日

時刻表B
(1時間1便)

時刻表A
(ほおのき30分1便)

時刻表B
(1時間1便)

時刻表A
(ほおのき30分1便)
時刻表C
(減便ダイヤ)
雨の日 時刻表C
(減便ダイヤ)
時刻表B
(1時間1便)
時刻表C
(減便ダイヤ)
時刻表B
(1時間1便)

そのため、昨年までは休日はすべて30分に1便運行だったものが、7月15日までは1時間1便となっていますのでご注意ください。なお、ダイヤ・運賃などについては、乗鞍岳マイカー規制・乗り換え駐車場・シャトルバス情報 〜2016シーズン版〜 をご覧ください。

 

スキー場は雪不足で早々に閉鎖 − 早くも夏スキーヤーがノリクラ入り

始発便は特にスキーヤー・ボーダーの方々の姿が多くみられます。こちらのご家族も夏スキーの常連の方々。「今年は極端な雪不足で、ゴールデンウィークまで滑走できないスキー場が多く、早々にノリクラ入りしました。」とのこと...

厳冬期のバックカントリースキーでも同様の状態が2月下旬ごろから見られ、3月のツアーコースでは休日など200名近くもの入山者を記録するほどでした。

 

記念品のプレゼント − 初日は欠かさずお越しのボーダーの方々も受け取ります

シャトルバスの乗車券の購入者には、ご覧のとおり、記念品のプレゼントがありました。毎年、初日は欠かさずお越しのボーダーの方々も記念品を受け取ります。

 

夏スキーの面々が集まる

概ね6〜7月に乗鞍大雪渓に集結する夏スキーの常連の面々も早々にノリクラ入りの模様。

 

今シーズン最初のシャトルバスが出発

そして、今シーズン最初のシャトルバスが出発。
乗鞍スカイラインのシャトルバスは平湯温泉を出発し、こちらのほおのき平駐車場に立ち寄ったのち、終点畳平に向かいます。ただ、駐車場などの利便性から、圧倒的にほおのき平駐車場からの乗車が多く、始発便は空車のシャトルバスが、直接ほおのき平駐車場に配車されました。

初日の始発便は2台運行され、合計72名の方が畳平へと出発しました。

 

自転車も本日解禁! − やっぱりこの日は乗鞍スカイラインに来なくっちゃ!

乗鞍スカイラインを本日から通行できるのは、シャトルバスやタクシーだけでなく、自転車通行も解禁です。毎年、この日は欠かさずお越しになるヒルクライマーのお姿もやっぱりありました!

 

今年は天候に問題なく、無事に畳平に到着できそう

昨年は視界不良で自転車のみ通行止めとなり、平湯峠まで自転車で向かったものの、一旦引き返し、今度は霧雨の中をびしょ濡れになりながら、マラソンで畳平まで向かいました。(昨年の奮闘ぶりはこちらのページの末尾でご覧になれます  →2015ノリクラ 雪渓カレンダーVol.2(2015/05/15〜16) A

「初日ヒルクライムは、もう4〜5年になります。もうやめられないですね。来週はすもも祭にも参加予定です。10月の紅葉までしっかりノリクラ漬けですよ。」と、言い残して、畳平に向けて出発しました。 「すもも祭」は、長野県側の乗鞍高原で行われる開山祭で、今年は来週5月22日(日)に開催されます。

 

【乗鞍登山バス出発式】

出発式の準備

乗鞍スカイライン開通日に合わせて、乗鞍岳山開き祭が始まります。ほおのき平駐車場では来賓の受付、登山バス出発式(テープカット)行われたのち、畳平へ移動して、安全祈願神事、樽開きに続いて、樽酒サービス、獅子舞の演舞と続きます。

 

テープカットの準備 来賓バスに花輪を飾り付ける

今年のスケジュールは、8:40登山バス出発式(ほおのき平駐車場)、8:55登山バス(来賓用バス)出発、10:00安全祈願神事(畳平 乗鞍本宮)、10:30乗鞍岳山開き祭、10:50樽開きで、それに続いて樽酒サービス・獅子舞・乗鞍連峰太鼓披露と続きます。

おそらく、例年同じようなスケジュールで進行していますので、来年お越しの際に参考になさってください。なお、来賓用バスへの乗車と安全祈願神事への参加は関係者のみですが、それ以外は、一般の方々も参加可能で、畳平での山開き祭りは通常のシャトルバスで向かうことが可能です。

 

濃飛バスとアルピコ交通 − 双方のバスが到着 ラッピングバス − 乗鞍から見た穂高連峰が描かれる

来賓用バスは、共同運行の濃飛バスとアルピコ交通の双方のバスが用意され、北アルプスの山並みを描いたラッピングバスも到着しました。こちらの風景は乗鞍から見た穂高連峰の姿が描かれています。

 

来賓の方々が集まる

各関係機関・地元関係者・報道関係者などの110名の来賓がお越しになりました。シャトルバスは式典の準備が進む中も通常運行されていて、「今日は非常にスキーヤーの方が多いですね。」と、シャトルバスの活況ぶりに驚き、雪不足でノリクラにお越しのスキーヤーが集結している状況に納得されていました。

 

テープカットを待つヒルクライマー

テープカットシーンをご覧になろうとするヒルクライマーの方々。開通初日と休日が一緒になることはめったにありませんので、一般の方には貴重な体験かと思います。

 

登山バス出発式 − テープカット

そして、ラッピングバスをバックにテープカット。

来賓バス − 畳平に向けて出発

出発式の終了後、畳平で行われる山開き祭に向けて、ラッピングバスを含めた3台のバスがほおのき平から出発します。

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