ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.1(2016/05/14〜15) D
【畳平周辺】
不動岳 | 鶴ヶ池 |
ここからは畳平周辺及び畳平から肩の小屋方面へ向かう道路周辺の様子をお伝えします。左の画像は畳平の南にある不動岳。そして、右の画像は、畳平の東にある鶴ヶ池。
こちらは昨年の様子です。ご覧のとおり今年昨年とほとんど変わりないとみられますが、昨年も例年よりもかなり積雪量が少ない状態でしたので、例年と比較したとき、6月上旬〜中旬の積雪状態です。
肩の小屋への専用道 − 一部積雪 |
畳平から肩の小屋への専用道は年によっては全面積雪に覆われていることもありますが、今年は積雪箇所は少なく、トレースもしっかりありますので、次のコーナーでお伝えする肩の小屋・コロナ観測所分岐まではスニーカーでも歩くことは可能です。
お花畑 | 遊歩道が見える |
こちらはお花畑の様子。すでに遊歩道の一部が見えています。
昨年のお花畑と遊歩道 −
昨年のほうが雪解けが早かった 2015ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.2(2015/05/15〜16) B |
こちらは昨年の様子。昨年のほうが雪解けが進んでいました。しかし、昨年も例年よりも雪解けが早い年でしたので、例年と比べた場合は6月上旬頃の積雪状態です。
このため、今年はお花畑の芽吹き・開花が例年よりも早く訪れる可能性が考えられます。
不消ヶ池 | 富士見岳 |
不消ヶ池・富士見岳についても、例年よりもかなり早い雪解けです。
【肩の小屋へ】
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昨年の肩の小屋・コロナ観測所分岐点 2015ノリクラ 雪渓カレンダーVol.2(2015/05/15〜16) B |
今回の肩の小屋・コロナ観測所分岐点 昨年より多いが、例年の5月下旬〜6月上旬の積雪状態 |
畳平から専用道を1.2km進んで、肩の小屋・コロナ観測所分岐点に到着します。正面が魔利支天岳の頂上で、左に進むと肩の小屋、右に進むとコロナ観測所です。昨年よりも雪解けが遅くなっていますが、例年の5月下旬〜6月上旬の積雪状態です。
大雪渓 | 位ヶ原 |
分岐点に差し掛かると剣ヶ峰・蚕玉岳・朝日岳の各稜線から大雪渓や位ヶ原方面まで展望が一気に開けます。
こちらは昨年の模様。比較すると、今年の大雪渓は昨年の6月上旬並み、今年の位ヶ原も昨年の6月上旬並みの積雪状態です。例年との比較でも同様の状況です(6月上旬並み)。
肩の小屋方面へのトラバース | ステップが切ってあるが、アイゼンが必要な場合も |
ここから肩の小屋方面はご覧のように急斜面をトラバースする必要があります。ステップが切ってありますので、登山靴であれば下山でもアイゼンは不要でしょう。しかし、日差しがなく冷え込んだ日の朝などはガチガチのアイスバーンになることも考えられますので、必ずアイゼンは携行してください。
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昨年の肩の小屋への専用道(フェンス) 2015ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.2(2015/05/15〜16) B |
今回の肩の小屋への専用道(フェンス) 昨年より多いが、例年の6月上旬の積雪状態 |
分岐点近くの防護フェンス付近は昨年よりも積雪量の多い状況で、例年の6月上旬ごろの積雪状態です。
【肩の小屋】
肩の小屋 |
ここからは肩の小屋周辺の様子をお伝えします。
ビールがおいしい季節に | 今日は山頂へ |
例年なら、まだ営業しているスキー場は数少ないものの存在していて、それらが営業終了となる6月になってからお越しになりますが、今年は営業しているスキー場はほとんどなく、多くの夏の常連が早くもノリクラ入りされています。
只今、山頂から戻ってきて一休み中...やはりビールが喉をノンストップで通過し行きます。
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昨年の肩の小屋周辺 2015ノリクラ 雪渓カレンダーVol.2(2015/05/15〜16) B |
今回の肩の小屋周辺 例年の5月下旬〜6月上旬並み |
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昨年の肩の小屋周辺 2015ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.2(2015/05/15〜16) B |
回の肩の小屋周辺 例年の5月下旬〜6月上旬並み |
小屋の東側は昨年よりもやや雪解けは早い程度に収まっていますが、例年の5月下旬〜6月上旬並みの積雪状態です。
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昨年の肩の小屋周辺 2015ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.2(2015/05/15〜16) B |
回の肩の小屋周辺 例年の5月下旬〜6月上旬並み |
小屋の西側は昨年よりも多い状態。ただ、こちらも例年の5月下旬〜6月上旬の積雪状態です。
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