ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.4(2016/06/04〜05) B

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(Update:2016/06/09)

 

【大雪渓下部 U、モーグルコース、アルペンボード】

モーグルコース − ハイシーズンを迎える

それではモーグルコースの様子をお伝えします。モーグルなどの夏スキーは7月からが本番ですが、今年はすでに多くのモーグラーがお越しになっていて、ハイシーズンを迎えています。

 

コブは有志によって作成 「私だって、コブ滑るもん!」

ゲレンデのように自然発生的にコブができるわけではなく、コブ管理人や有志によってバーンをスコップで掘ってコブが作られます。しかし、基本的にはどなたでも滑走自由です。ただし、コブ整備で定期的なデラ掛けなどにご協力いただく場合があり、初めてお越しの方は、周囲の人に挨拶などをかわしながら楽しく過ごされることをお勧めします。また、滑走にはコブを滑るための技術は必要ですが、年齢制限はありません...「私だって、コブ滑るもん!」と、今日も果敢にいろいろなスキーに挑戦です。

 

長さは20コブ×85メートル

コブの長さは先週と変わらず、20コブ×85メートル。ただ、実際には上に数コブ程度、伸ばした模様です。下は岩が出ていますので、下側に伸ばすことはできません。

 

その隣に新たなラインを作成

そして、新たなコブがその隣に作られました。7月のバーンと異なり、再氷結部分がほとんどなく柔らかいため、かなり早いスピードでコブを完成されていました。

 

長さは23コブ×80メートル

そして、出来上がったのがこちら...長さは23コブ×80メートル(ピッチ:3.5メートル)でピッチがやや狭いライン。モーグルラインを二つ以上作る場合は、ピッチを変えて作ることがよく見られます。

 

最後まで果敢に滑り続ける

最終便が到着するまで、何度も滑り続けるモーグラーの姿がみられました。

アルペンボード

そして、モーグルだけでなく、アルペンボードなど他の種目の方も、バーン整備して練習を開始します。

 

バーン整備が終わって一休み(日焼け止め) 曇天でもしっかり日焼けします

真夏よりも紫外線が強いこの時期は、曇天といえども日焼け止めの塗り直しは必須です。

 

翌日は10名以上の大所帯に...

 

キレのあるターン

バンクをうまく利用して、アルペンボードらしいキレのあるターンを描いて行きます。

 

週末がやってくるのが楽しみ!

この時期、各地からたくさんのアルペンボーダーが揃うのは、ここノリクラだけ...来週はレースを行うとのことで、週末がやってくるのが楽しみです。

 

【大雪渓上部】

雪渓上部 − 中央の尾根が見え始めてきた(青丸部分)
例年の7月中旬並み

雪渓上部は下部よりも積雪量が多いため、変化が目に見える形で表れるのが例年7月中旬頃からですが、今年はすでに劇的に変化が始まり、丸印に出現した岩が雪渓上部を左右に分割する尾根の一部です。これがあらわれるのは例年7月中旬頃のことです。

 

今回と同じ積雪量の昨年画像(7月上旬)
2015ノリクラ 雪渓カレンダーVol.10(2015/07/10〜11) C
今回の雪渓上部右側

こちらの画像は雪渓上部右側は中斜面が続き、ポールレッスンが盛んに行われるエリアで、昨年より5週間早い雪解け、例年の7月中旬並み。ただ、上部に向かうにつれて積雪は多く、この点においては、例年より2週間位早い程度にとどまっています。

 

今回と同じ積雪量の2013年画像(7月下旬)
2013ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.12(2013/07/27〜28) D
今回の鉄塔土台
昨年より6週間早い雪解けで、例年の7月中下旬並み

雪渓上部右側エリアの下部、ちょうど雪渓中段につながる位置にある鉄塔土台です。肩の小屋を運営する鈴蘭小屋社長の話では、宇宙線観測所に向かう雪上車のルート確保(目印)ために建てられたもので、雪の重みですぐに倒壊してしまったとのこと。

その土台は、先週は全く見られませんでしたが、今週になって姿を現しました。昨年より6週間早い雪解けで、例年の7月中下旬並みの状況です。なお、左の比較画像は、昨年はちょうど同じ雪解け状態の画像がなかったため、2013年を使用しています。

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