ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.5(2016/06/11〜12) B

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(Update:2016/06/16)

 

【大雪渓下部 U、モーグルコース】

雪渓下部のモーグルコース

それではここからは雪渓下部のモーグルコースの様子をお伝えします。なお、今回、雪渓上部にモーグルコースが新設されましたが、そちらは【大雪渓上部 U】のコーナーでお伝えいたします。

 

夏の常連がほぼ出そろってきた

モーグルコースに訪れる面々を見ると、夏の常連がほぼ出そろってき来ました。今シーズンのノリクラ入りは今日が初めてという常連の方は、もうトップシーズン並みの賑わいに驚く様子も...

 

スタートは順番待ちで

そのため、スタートは順番待ちが見られるほどの状況になっています。

 

左側レーン − 長さ23コブ×80メートル

モーグルコースは先週と変わらず2レーンあって、こちらは上から見て左側のレーン。長さも先週と変わらず、23コブ×80メートル(ピッチ:3.5メートル)。

 

果敢に攻め続ける

モーグラーの方々にはこれくらいのピッチが滑走しやすいようで、果敢に攻め続ける様子がみられました。

 

見るだけでも参考になったり刺激になるもの 雪渓下部のモーグルコースは6月下旬〜7月上旬までと推測

レベルの高い滑りを見ているだけで参考になったり刺激になったりするもの...「コブって入ってもいいのかなぁ〜」と、ノリクラデビューを躊躇されているモーグラーの方はお早目にお越しください。現時点の雪解け状況から雪渓下部のモーグルコースは6月下旬〜7月上旬頃が賞味期限です。その後は、あとのコーナーでお伝えする雪渓上部のモーグルコースに移動しますが、こちらは急斜面で初心者や雪渓滑走に慣れていない方は危険です。そのため、雪渓下部のモーグルコースが滑走できるうちにお越しください。

 

右側レーン − 長さ20コブ×85メートル

そして、その隣のレーンも先週と変わらず、20コブ×85メートル(ピッチ:4.25メートル)のバーン状態を維持しています。

 

バンクっぽいコブ

基礎系の方やボードの方など、バンク系の滑走に適したコブの形状に近い状態になっていました。雪渓下部のモーグルコースはまだしばらく滑走可能ですので、お早目にお越し頂き、ハイクアップや雪渓滑走にカラダを順応させてください。

 

【大雪渓上部 T、アルペンボード】 

雪渓上部全景
昨年より5週間早く、例年の7月上中旬並み

それでは雪渓上部の様子をお伝えします。全体的には昨年より5週間早い雪解けで、例年の7月上中旬並みの状況です。

 

今回と同じ積雪量の昨年画像(7月中旬)
2015ノリクラ 雪渓カレンダーVol.10(2015/07/10〜11) C
今回の雪渓上部右側
昨年より5週間早く、例年の7月中下旬並み

こちらの画像は雪渓上部右側で、中斜面が続き、ポールレッスンが盛んに行われるエリアです。昨年より5週間早い雪解けで、例年の7月中下旬並みの状況です。ただ、上部に向かうにつれて積雪は多く、この点においては、例年より2週間位早い程度にとどまっています。

 

今回と同じ積雪量の昨年画像(7月中旬)
2015ノリクラ 雪渓カレンダーVol.12(2015/07/25〜26) D
先週の鉄塔土台
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.4(2016/06/04〜05) B
今回の鉄塔土台
昨年より6週間早く、例年の7月中下旬並み

雪渓上部右側エリアの下部、ちょうど雪渓中段につながる位置にある鉄塔土台です。先週から姿を現して、この1週間で1メートル以上の雪解けがみられます。ただ、雪解け状況としては先週と変わらず、昨年より6週間早く、例年の7月中下旬並みです。

 

縦溝は下部よりも少ないものの、コース整備は必要

雪渓上部は下部よりも縦溝が少ないものの、やはり整備して滑走する必要があり、今日もアルペンボーダーの方々がコース整備に取り組んでいました。

 

アルペンボード

表面が柔らかいため、スコップで整備するのは比較的容易であるものの、逆にバーンも荒れやすいため、定期的にデラ掛けなどの整備が必要です。そのため、少人数だとコース整備に時間がかかりますが、大人数だと定期的な整備が常に必要で、少人数のグループも大人数のグループもコース整備の苦労がつきもののようです。

 

股に挟んでバランスを取る練習 皆さん、マイボールを持参

春山バスに乗車する時、皆さんマイボールを持っていて、何の目的なのかわかりませんでしたが、股に挟んでバランスをとりながらの練習のためとのこと。滑走中に落としたらアウトだそうです。

 

じゃんけんで滑走レーンを決める 3人同時スタート

こちらは翌日に行われたレースの模様。3つのゲートから3人同時にスタートで、どのゲートにするのかじゃんけんで決めるっていうところがいいですね。

 

表彰式

そして、最後に表彰式も行われました。レース中の歓声は稜線付近まで届き、本日一番暑い盛り上がりを見せてくれました。

 

【大雪渓上部 U、モーグルコース】

コブ管理人 − 今年は早々に雪渓上部でコブ作成 完成したばかりのコブを滑る
=雪渓上部左側は上級者限定=

こちらは雪渓上部左側。大雪渓エリアの中で最後まで積雪が残りますが、入口から最も遠く急斜面であるため、他のエリアが滑走できなくなる8月上旬以降にならないと、こちらで滑走するモーグラーはいません。しかし、コブ管理人は今回より、雪渓上部左側でコブを作成されました。

現時点では、雪渓下部のモーグルコースがまだ滑走可能ですが、今後、他のエリアが滑走できなくなって、こちらのバーンしか滑走できなくなるころにはバーンが冷え込んで固くなり、急斜面を滑落の危険性があるため、初心者の方の滑走は困難ですのでご承知ください。

 

長さは22コブ×81メートル 滑りをコブ管理人がチェック

長さは22コブ×81メートル(ピッチ:3.7メートル)。1回ずつの練習に重点を置いて作成したため、バーンは広大ですが短めに作成されていて、ラインの前後には十分な余裕があって、安全に停止することが可能です。

 

この滑走ラインは一般人には真似できない モーグルも奥深いんです...

一本一本に集中し、ターンを確認しながら滑るシルエットに大きな違いは見いだせないものの、滑走ラインはまるで別物...一般人には真似できない芸当です。

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