ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.6(2016/06/17〜18) D

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(Update:2016/06/23)

 

【6月18日(土)、観光センター前駐車場】

観光センター前駐車場

翌日6月18日(土)、6時の観光センター前駐車場。

 

雲一つない快晴 蚕玉岳からの滑走エリアが雪解けで滑走不能

気温は11℃ですが、1時間ほど前は6℃と低く、冷え込んだ朝です。そして、くっきりと冴えわたる中、山頂方面を見ると、先週までつながっていた蚕玉岳からの積雪がなくなり、蚕玉岳もいよいよオフシーズンとなりました。

 

乗鞍天空マラソンのため駐車場の南側閉鎖 北側は通常取り利用できます。

観光センターは明日の乗鞍天空マラソンの大会会場となるため、左側部分(南寄り半分)が規制されています。それでも、右側部分(北寄り半分)だけで50台程度のマイカーを置くことが可能です。

 

出発準備風景 10年ぶりのノリクラは娘さんとご一緒に

おそらく、10年振りでしょうか?「10年もブランクがあると、知った人がいなくなってしまうので、WebSiteが本当に参考になります。」と、おっしゃって下さったこちらのお二人、かつてはほぼ毎週 ノリクラに通っていらっしゃいました.。確かに10年も経過すると、お越しの方々の顔触れも大きく変化します。でも、そんなときに「もう一度来てみようかな」と、思ってもらえるためにWebSiteを運営しておりますので、大変光栄なことだとうれしく思います。

これからは娘さんもご一緒に、かつてのようにお越しくださると幸いです。

 

観光センター駐車場制限により、本日限り、春山バスは路線バス停留所での発着

観光センター前駐車場の一部が閉鎖され、春山バス停留所が利用できないため、今回は車道沿いにある路線バス停留所からの発着です。また、8月末に開催される全日本マウンテンサイクリングin乗鞍でも、大会前日は同様な措置が取られrます。

 

その傍らににアヤメが咲く こんな小さな発見でも大きな発見!

路線バス停留所付近は、今が花盛り...しかし、ご覧の画像のようにきれいなアヤメが咲いていても、だれても気付いてくれます。自然に自生したアヤメが、すぐ目の前で見られる環境は普段の生活ではなかなかないもの...足元に咲く草花に興味を持つことが自然への関心や、自然とのつながりを理解する一歩につながると思うのです。雪渓の雪ばかりでなく、雪とつながりのある自然に対して、幅広く興味を持つことが大切でしょう。

 

春山バス始発便 − 本日は3台運行

そして、春山バス始発便が到着、大会による規制があって、お越しの方が減少するのではという懸念がありましたが、今日も3台が運行され、、ほぼ普段通りの乗車状況でした。

 

一の瀬レンゲツツジ ボリューム感が少な鋳物の、も頃が続く

先週から見頃を迎えた一の瀬のレンゲツツジ。今年は燃えるような勢いの咲き方を見せないものの、まだまだ見頃が続いています。

 

大きくきれいに咲く

咲いているものは、ご覧のように大きくきれいに咲いているものの...

 

枯れてしまったもの(左)と、つぼみ(右)など様々

すでに枯れてしまったものから、まだつぼみのものまで様々。進捗度の違いがあるため、全部が満開となって 燃えるような勢いは見られませんが、その代わり、長く楽しめる状況を見せてくれます。ただ、そろそろ枯れているもののようが多くなってきた状況で、見頃は終わりに近くなってきました。

 

【観光センターから大雪渓へ −車窓の風景】 

真夏の空のような開放感

それでは、いつものように大雪渓に向かう沿道の様子をお伝えします。梅雨に入っても、週末になると天候が回復し、きれいな天候に恵まれています。今日はこれまで以上にきれいな天候で、まるで梅雨明け直後のスカッと晴れ渡った夏空を思わせるような雰囲気です。

 

三本滝も駐車規制 砂利部分には規制はありません

観光センターから7km先の三本滝レストハウス前駐車場。レストハウス前の舗装部分は駐車禁止とされていますが、その隣の未舗装部分は駐車可能です。

 

三本滝ゲート

そして、こちらが三本滝ゲート。

 

自転車も通行止め 知らずにここまで来ちゃいました...

こちらが三本滝ゲート。この先は冬季閉鎖区間で、マイカーはこの手前まで通行可能です。冬季閉鎖の期間中はゲートは締められていて、春山バスの通過のたびに開錠します。なお、冬季閉鎖は一般のバスやタクシーのほか、自転車・徒歩などすべての通行手段について適応されます。

ゲートの前までお越しになった自転車の方々。6月末まで自転車通行できないことをご存じなくお越しになったとのこと。岐阜県側の乗鞍スカイラインをお勧めしましたが、今日なら穂高をはじめ北アルプスの眺望がばっちり楽しめるはずです。

 

日差しはダイレクトに肌に突き刺さる

日差しはどんどん強くなり、ダイレクトに肌を突き刺すようになってきます。夏至(※)をそろそろ迎えますので、日の高さも一年で最も高くなり、目に映る風景も夏らしく感じるもの(※今年の夏至は6月20日)。

 

先週の29号カーブ上
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.5(2016/06/11〜12) @
今回の29号カーブ上

いつもお伝えする新緑画像ですが、今週は上から下までどこも一様に新緑が燃え盛っていて、一週間単位で刻々とした変化が続いています。

 

冷泉小屋 冷泉

県道乗鞍岳線沿線はまさに新緑を楽しむエリアといっても過言ではないと思います。

 

緑のパッチワーク

冷泉小屋を通過すると、針葉樹と広葉樹の混在分布があって、緑の濃淡が興味深いところです。もっと季節が進むと、ほぼ同一の色彩になりますので、まさに旬の画像です。

 

位ヶ原山荘 この先森林限界

標高2350メートルの位ヶ原山荘。明日の乗鞍天空マラソンでは、エイドステーションにもなります。

 

新緑前線は新rン限界まで到達

ご覧のように俯瞰すると、新緑前線が森林限界まで完全に達していることがわかります。

 

新緑と残雪の織りなす光景

明日はご覧のような新緑と残雪の織りなす光景を眺めながら、乗鞍天空マラソンを楽しむことができるはずです。

 

11号カーブ、ツアーコース入口

位ヶ原山荘から1.5km。風景が一変し、まさに山岳風景。先週あたりから咲き始めたウラジロナナカマドの花もそろそろ終わり...秋になると見事な紅葉を見せてくれますが、よくよく考えてみると、残すところあと3ヶ月。毎週毎週を繰り返し重ねて行けば、3ヶ月なんてあっという間に訪れてしまうものです。

 

雪壁があらわれる

そして、沿道に雪の壁がみられるようになってきました。

 

雪壁、高さ最大5.1メートル − 昨年より高い

全体的には例年よりも低い状況ですが、こちらの4号カーブに関しては、高さ最大5.1メートルで、昨年の4.6メートルを上回る状況。明日の大会では、この雪壁が選手のお越しを待っています。

雪壁をめぐると、大雪渓はもうすぐです。

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