ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.14(2016/08/13〜15) A

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(Update:2016/08/18)

 

【乗鞍高原から大雪渓へ、沿道の風景U(位ヶ原山荘)】

位ヶ原山荘

先ほどまでの曇り空が一変して、きれいな青空が広がる位ヶ原山荘。

 

「うわぁ〜、あそこに行くんかよ〜」

雲が抜けた先に見えるのは、富士見沢を横切る道路。「うわぁ〜、あそこに行くんかよ〜」 直線距離で約800メートル先に見える道路は、頭上の遥か彼方にあって「見ない方がよかった...」というスケール感。

 

WebSite、いつも参考に
させてもらっています。

「WebSite、いつも参考にさせてもらっています。」と、おっしゃってくださったお二人。お声をかけてくださるとうれしいものです。ありがとうございます!

 

パンク修理もネタにされ...

さて、距離160km・標高差4000mのロングライドの途中ですが、パンクというアクシデントに...今日のブログ・SNSのネタはこれに決まりです!

コーヒーはオーダーが入ってからドリップする 今日のコースは...

そして、ゆっくりコーヒーを味わうのも位ヶ原山荘での過ごし方。「作り置きはしない...」 山荘ご主人がオーダーごとにドリップするコーヒーは山小屋レベルを超えています。

 

元祖ママチャリ選手 − 大会に向けて現地トレーニングに

「また、今年もよろしくお願いいたします!」と、声をかけてくださったのは、「元祖ママチャリ選手」。最近のママチャリは電動アシスト付きが多くなってきていますが、こちらのママチャリは電動アシストどころか、キアの変速すらありません。折り畳み自転車などで登ってくる方いらっしゃいますが、無変速の自転車はこちらの方以外にはお見かけしたことはなく、強靭な脚力がなければ絶対に無理だと思われます。

もちろん、今年も全日本マウンテンサイクリングin乗鞍に出場予定で、過去には女子高生のセーラー服姿やウォーリー姿だったり、仮装もユニークでした。今年はどんな格好なのかちょっと楽しみですね...

8月15日(月)は雨

ご覧のように天気の良い日ばかりではありません。こちらは取材三日目の8月15日(月)。この日は朝は良い天気でしたが9時頃から雨。

 

ずぶ濡れ − 位ヶ原山荘に逃げ込む

降り始めたかと思ったら、その勢いが急に強くなり、あっという間にずぶ濡れに...何はともあれ、位ヶ原山荘に逃げ込みます。

 

気温15℃、薪ストーブを陣取り、冷え込んだ体を暖める

全国各地で35℃以上の猛暑日が続く中、この日の位ヶ原山荘の気温は15℃。雨に濡れて気温以上に体温が奪われ、薪ストーブの前に陣取ります。「今日は初めてのノリクラだったのに残念です。またリベンジに来ます。」と、雨脚がさらに強くなる中、位ヶ原山荘から下山されて行きました。

晴れた日も雨の日も、ここに位ヶ原山荘があるということは、ヒルクライマーにとっては心強い存在です。

 

【乗鞍高原から大雪渓へ、沿道の風景V(位ヶ原〜大雪渓)】

雲が抜けてきた!

こちらは取材一日目の8月13日(土)の様子、中腹付近は雲が低く垂れこめていました。そして、位ヶ原山荘を後にして、標高2500メートルの位ヶ原に到達すると、雲が抜けて青空が広がり始めます。雲の上にやって来た模様です。

 


赤枠

位ヶ原11号カーブ 紅葉が始まる − 今年は非常に早い!

こちらは位ヶ原の11号カーブ付近。左の画像の左下のウラジロナナカマドに注目すると、すでに紅葉が始まっています。こちらのウラジロナナカマドは、他のウラジロナナカマドよりもかなり早く紅葉が始まるのですが、それでも例年は9月上旬ごろで、非常に早かった昨年よりもさらに1週間程度早い状況です。

また、このほかの沿道のウラジロナナカマドでも、部分的な紅葉はあちこちで見られ、全体的に葉の色合いが若干薄くなって来ていますので、紅葉の始まりが早いかもしれませんが、現時点では断定したことは言えません。

 

あの青空を目指して! 空に溶け込むように駆け抜ける

「あの青空を目指して!」空の広がりが森林限界を超えると格段に広がります。空に溶け込むように駆け抜ける...そこに惹かれてしまうんです。

 

足取り軽く穂高の山並みと一緒に

そして、先ほどのランナーもやってきました。足取り軽く穂高の山並みと一緒に駆けて行きます。

 

元祖ママチャリ選手も

元祖ママチャリ選手も大雪渓前を通過!全日本マウンテンサイクリングin乗鞍は、悪天候のため、2年連続で短縮コースでの開催でした。天候ばかりは致し方ないところですが、今年こそは、フルコースでの開催を期待したいものです。

 

登って来た道が一望できる絶景ポイント(大雪渓上3号カーブ) シャトルバスがおもちゃのように

大雪渓前を過ぎて3号カーブ付近からは、これまで登って来た道を一望できる絶景ポイントにたどり着くことができます。シャトルバスがまるでおもちゃのように見えるほどのスケール感があります。

 

3号カーブはこちら
ノリクラガイドマップ 県道乗鞍岳線カーブ番号版
3号カーブ − 大きな岩が目印

3号カーブの位置はノリクラガイドマップ 県道乗鞍岳線カーブ番号版をご覧ください。また、現地には番号表示はありませんが、ご覧のような大きな岩がありますので、すぐわかるかと思います。9月下旬の紅葉の時期になると、かなりオススメなポイントになりますので、覚えておいて損はないと思います。

 

もうここまでやってくると、達成感満点!

 

春も夏も秋もノリクラで

春も夏も秋もノリクラにお越しになり、今日は160kmの走行計画のうち、まだ19kmしか走っていませんが余裕の表情。本当に完走できたのか心配になりますが、翌日もお会いして、「さすがに昨日は長かったです。乗鞍高原に到着したのは夜の7時30分で、ライトを付けて帰ってきました。」と、お聞きしてほっとしたと同時に、「今日もこれから1本登ってきます。」と、4日連続ヒルクライムには驚きました。

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