第12回 乗鞍天空マラソン

(2017/06/17〜18) C

 

 

(Update:2017/07/05)

 

【続々とランナーが駆け上がる】

トップ選手が大雪渓を折り返す 後続の選手が続々と

トップ選手が大雪渓を折り返して観光センターへ向かうと、後続の選手が続々と登ってくる様子が見られるようになります。

 

カメラの前だけでも陽気に

皆さん、この風景を楽しみのお越しになっていますので、カメラの前だけでも陽気にふるまってくれます。

 

133山下紀美子選手
2017:06:18 09:09:58

そして、35km女子のトップでやって来たのは133山下紀美子選手。

 

続いて..
2017:06:18 09:11:56
35km女子優勝 − 杉浦美由紀選手
昨年に引き続き4度目
2017:06:18 09:12:25

続いて登場は27杉浦美由紀選手。大雪渓折り返し後の下山で133山下紀美子選手を追い越して、35km女子トップでゴール。昨年に引き続き、4度目の優勝です。昨年と距離が異なりますので、タイムを比較することはできませんが、昨年の平均速度が11.87km/hに対して、今回の平均速度は11.31km/hで、コース変更による平均速度の大幅な違いはなかった模様です。

フルマラソン男子優勝 − 四辻剛選手
2017:06:18 09:15:37
フルマラソン女子優勝 − 中村陽子選手
2017:06:18 09:59:05

そして、今回の大きな目玉であるフルマラソンの男子優勝は2169四辻剛選手。こちらも昨年に引き続き優勝です。レース序盤から完全独走で、2位を15分近くも切り離してのゴールでした。四辻選手についても、昨年との平均速度を見ると、昨年:15.56km/h、今回:15.54km/hで、全く変わらないことは驚きです。

フルマラソンの女子優勝は、303中村陽子選手。どのカメラにもガッツポーズのアピールを見せてくれて、虜になったカメラマンもいたようですよ〜(笑)

 

【今年は例年になく高い雪の壁】

雪壁の前で一斉にポケットから取り出す

コースの中で、実際に雪壁が見られるのは、大雪渓折り返し地点の手前1kmほど所に数百メールにわたって続きます。やって来た選手が一様にポケットから何かを取り出す様子がみられますね。

 

取り出したのはスマホ

取り出したのはスマホ。最近はSNSに即座に投稿されるランナーも多く、できれば、高さがわかるように大会側で工夫してもらえるとよいかもしれませんね。

 

「辛いけど楽しい〜。トレイルはしんどい〜イヤ!」

「辛いけど楽しい〜。トレイルはしんどい〜イヤ!」と、おっしゃりながら雪の回廊を駆け抜けます。

 

4号カーブ − 高さ6.5メートル

こちらは4号カーブの内側の雪壁ですが、現在6.5メートルの高さです。

 

今回の4号カーブ(6.5メートル) 昨年の4号カーブ(5.1メートル)
2014年の4号カーブ(4.6メートル) 2013年の4号カーブ(5.6メートル)

過去の大会と比べてみると、左上が今回の画像で、昨年(右上:5.1メートル)、2014年(左下:4.6メートル)、2013年(右下:5.6メートル)で、今年はそれをはるかに上回っていることがわかります。

 

この雪壁まで登ってくると、その辛さをすっかり忘れる

どんなに辛くても、やっぱりこの雪壁まで登ってくると、その辛さをすっかり忘れてしまい、また、来年もエントリーしてしまうという選手も多いようです。

 

【大雪渓折り返し地点、エイドステーション】

目の前に大雪渓が

観光センターを出発して、フルマラソン:24km、35kmコース:16.8km、ようやく大雪渓の折り返し地点です。

 

折り返し地点(大雪渓前)

こちらの関門時間は昨年よりもスタートが1時間早まっているため、関門時間は昨年より15分早い11時15分。ここを関門時間までに通過できれば、あとは何とか完走できるはずです。

 

大雪渓のエイドステーション

そして、大雪渓エイドの人気はこちらの豊富に取り揃えられている補給食の数々...

 

菜煮物、漬物

山菜煮物、漬物といった塩分補給によいものから...

大人気は暖かい味噌汁

気温8℃のコンディションは走行中は心地よいものの、体を止めるときゅげきに冷えてくる状態。今年から暖かい味噌汁が提供されるようになり、気温8℃の肌寒い中、多くの選手が暖かい味噌汁に集まっていました。

 

「脚が攣りそう...」

「脚が攣りそう...」と、一緒に走って来た仲間に踵を推してもらっています。

途中で一回攣っちゃって。ミネラルを飲み忘れて、途中で気がついて飲んだけど遅かった〜。トレイルはきつかったけど、逆にあれがあったおかげで、その後のロードは楽でした。ただ、路面状況は石でずるってことが多かった。トレイルの入り口が狭くて抜かせなく、やっと広くなったと思ったら、斜度がきつくなって〜。

 

自転車と違って景色をゆっくり楽しむことができました 暑くなかったので割と早く登ることができました

自転車で登るのと違って、景色をゆっくり楽しむことができました。下りのことを考えたら自転車のほうが楽しいかな〜。でも、ここまで来れたのが楽しかったです。来年はもう少し頑張って記録狙って行きたいと思います。

暑くなかったので割と早く登ることができました。気温が高かったら、下の方でバテてたと思う。トレイルは...だめだ!あんな大人数で行くと抜かすこともできずにダメだ!狭くてデコボコだし。

 

浦島太郎・金太郎・桃太郎・一寸法師 − みんなそろって折り返し地点を通過

こちらの仮装グループ。浦島太郎・金太郎・桃太郎・一寸法師、全員そろってゴールすることが目標と言っていましたが、とりあえず、折り返し地点まで4人そろってやってくることができた模様...来年はどんな仮装で参加されるのか楽しみです。

今年はエイドステーションに、きびだんごが用意されていましたが、桃太郎の方は犬・猿・雉のためにお土産にされたんでしょうか(笑)。

 

通勤客の選手もぐちゃぐちゃになりながら 今年は無事に完走できそう!

そして、通勤客の仮装の選手も何とか折り返し地点まで到達。「カバンがメチャ重たい〜。来年はまた考えます!」

去年めっちゃ震えているところを撮ってもらった覚えがあります。でも、今年は完走できるような気がします。来年はどうだろう〜〜。ここまでの交通手段が確保できれば、また、来たいと思います。

 

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