ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.9(2017/07/07〜08) B

 

 

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(Update:2017/07/13)

 

【雪渓上部】

雪渓上部全景

それでは雪渓上部の様子をお伝えします。現時点ではわかりませんが、今後雪解けが進むと中央から尾根が縦に伸びて、雪渓上部を左右に分断します。右側での滑走は8月下旬〜9月上旬まで。左側は9月下旬から10月上旬まで滑走可能ですが、左側はかなりの急斜面で、下が岩場になっていますので、雪渓での滑走に慣れた上級者のみとなります。

 

雪渓上部右側 タケノコ状の氷柱が目立つようになってきた

こちらの画像は雪渓上部右側で、中斜面が続き、ポールレッスンが盛んに行われるエリアです。ほぼ例年並みの積雪状況と思われます。ご覧のようなタケノコ状の氷柱が目立つようになってきました。この氷柱は夏スキーの季節になると毎年発生しています(6月まではほとんどありません)。

 

雪渓上部右側上端
2014年とほぼ同じ状況で、2015年より1週間以上遅い雪解け

こちらは雪渓上部右側上端。2014年とほぼ同じ状況で、2015年より1週間以上遅い雪解けです。

 

雪渓上端から下端まで510メートル
例年よりやや長い

雪渓上端から雪渓下端までの距離は510メートル。2016年は265メートル。2015年は508メートル。2014年も516メートル。2013年は511メートル。2012年は507メートル、2011年は485メートル、2010年は500メートル、2009年は濃霧で測定できず、2008年は480メートルでした。

 

アルペンボーダー

こちらは毎週お越しのアルペンボーダーのグループ。今日はバーンが柔らかく、スピードを乗せられない方が多かった模様。

 

冷え込めば氷柱でバーンが荒れ、暑ければザクザクでスピードにならない
=幅広いバーンコンディションに対応することが、ノリクラでの練習の価値=

冷えれば再氷結による氷柱でバーンが荒れ、暑ければ緩みすぎてグサグサのバーンコンディション。幅広いバーンコンディションに対応することが、大雪渓での練習に価値があるものでしょう。

 

【基礎キャンプ】

やはり夏の大雪渓はタンクトップですよ!

先週から引き続きお越しの基礎キャンプのメンバーの姿があります。先週と打って変わってきれいな青空が広がっていますから、もちろん、タンクトップで!夏ですねぇ〜(笑)。

 

先週はブーツの中がグチャグチャと半べそ..
今週はガムテープで防水対策バッチリ!

ブーツの中がグチャグチャ〜と泣きべそのこちらの方。今週はブーツにガムテープを貼って、防水対策バッチリです。

 

「どうして縦のうねりでバランスを崩すんでしょう〜?」

この1週間の雨のため、バーンは縦の畝が目立ち、ターンの切り替えでバランスを崩しやすい状況。「どうして縦のうねりでバランスを崩すんでしょう〜?」と、生徒さんに問いかけます。

 

荒れたバーンでも、気持ちの良いほどスキーがスパッと切り替わる

...と、先生がお手本を。荒れたバーンでも、気持ちの良いほどスキーがスパッと切り替わる様子は見事!

 

青空に雲がぷかぷかと浮かぶ真夏の大雪渓

青空に雲がぷかぷかと浮かぶ真夏の大雪渓。これぞ待っていた光景。やっとノリクラらしい雰囲気で練習ができます。

 

 

また、来年もこの場所でお会いできることを楽しみにしております

今シーズンのノリクラでの練習は今回で最後。また、来年もこの場所でお会いできることを楽しみにしております。

 

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