ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.13(2017/08/05) B

 

 

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(Update:2017/08/10)

 

【雪渓中段】

今回の雪渓中段全景
2014年の雪渓中段全景
2014ノリクラ 雪渓カレンダーVol.14(2014/08/09〜10) B
2015年の雪渓中段全景
2015ノリクラ 雪渓カレンダーVol.14(2015/08/08〜09) C

雪渓下部の北端のモーグルコースの岩と南端の石碑の岩の間を上がったエリアで、雪渓上部の雪渓下部を結ぶ緩斜面です。雪解けは2014・2015年よりやや遅い状況です。

 

【今回】下半分は滑走可能 【今回】上半分は何とか滑走可能
【2015年】雪渓中段下半部
2015ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2015/08/08〜09) C
【2015年】雪渓中段上半部
2015ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2015/08/08〜09) C

下半分は2015年とそれほど大きな違いはありません。上半分は面積的には2015年よりも積雪量が多く、全体的には2015年より雪解けが遅い状況ですが、今年はすでに雪渓上部との接続部分の雪解けが進んで上部からの滑り込みができない状況になっています。

 

【雪渓上部 T】

雪渓上部全景

それでは雪渓上部の様子をお伝えします。雪解けが進むと中央から尾根が縦に伸びて、雪渓上部を左右に分断します。右側での滑走は8月下旬〜9月上旬まで。左側は9月下旬から10月上旬まで滑走可能ですが、左側はかなりの急斜面で、下が岩場になっていますので、雪渓での滑走に慣れた上級者のみとなります。

 

2014年の雪渓上部右側
2014ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2014/08/09〜10) C
2015年の雪渓上部右側
2015ノリクラ 雪渓カレンダーVol.14(2015/08/08〜09) D

今回の雪渓上部右側
上部はやや遅い雪解け
下部は2014年と同じ、2015年より早い

こちらの画像は雪渓上部右側で、中斜面が続き、ポールレッスンが盛んに行われるエリアです。上端付近は2014年・2015年よりやや遅い雪解け状況で、下部では2014年とほぼ同じで、2015年よりやや早い雪解けです。

 

2014年の鉄塔土台
2014ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2014/08/09〜10) C
2015年の鉄塔土台
2015ノリクラ 雪渓カレンダーVol.14(2015/08/08〜09) D
今回のの鉄塔土台
2014年よりやや早く2015年より1週間以上早い

雪渓上部右側エリアの下部、ちょうど雪渓中段につながる位置にある鉄塔土台です。2014年よりやや早く、2015年より1週間以上早い雪解けです。

 

高校生のスキーキャンプ

雪渓上部右側では夏休みの高校生のスキーキャンプがあります。

 

ポジションの確認 基礎的な練習

ポジションの確認やターンでの切替方法等、基本的な練習を行っています。オフシーズンですから、ポールを立てた実践的な練習の必要性はなく、むしろ、トップシーズンにはできないメニューに取り組むことも大事。

 

表面が柔らかく、バーン整備はラク

ただバーンを広くとると、その整備が大変ですが、今年はタケノコ状の氷柱の発生がほとんどなく、表面のギャップを鍬で少し削ったあと、メンバー全員でデラ掛けすれば、それでバーン整備が完了してしまいます。

 

雪渓上部右側上端 
2014年とほぼ同じ、2015年より1週間遅い雪解

こちらは雪渓上部右側上端。2014年とほぼ同じ状況で、2015年より1週間以上遅い雪解けです。

 

雪渓上端から下端まで307メートル

雪渓上端から雪渓下端までの距離は450メートルから307メートルと、大幅に減少してますが、これは雪渓下部と上部が分離され、雪渓上部の上端から下端までを測定測定しているためです。

2016年は雪解けが完了し、2015年は270メートル。2014年は497メートル、2013年は295メートル、2012年は263メートル、2011年は246メートル、2010年は276メートル、2009年は232メートル、2008年は278メートルでした。2014年の数値が突出しておりますが、これは雪渓上部と下部がまだつながっていたためです。

 

今日も独身貴族 とうちゃん待っててね

今週もやってきてしまいました。今日も独身貴族!でも早く帰ってとうちゃんにビール付き合わなくっちゃ!

 

【雪渓上部 U、モーグルコース】

雪渓上部左側 − 上級者限定

こちらは雪渓上部左側。大雪渓の中でも急斜面のバーンが広がり、シーズン終盤まで積雪の残るエリアですが、入口から最も遠く急斜面であるため、他のエリアが滑走できなくなる8月上旬以降にならないと、こちらで滑走するモーグラーはいません。

大雪渓エリアの中でも最も遠方に位置することから、他のエリアが滑走可能なこの時期は訪れる方は少ない状況です。しかし、今後、他のエリアが滑走できなくなって、雪渓上部左側しか滑走できなくなる8月下旬頃になると、冷え込みの影響からバーンは硬くなってきて、スプーンカットのほか、大きな氷の柱が一面に現れ、初心者の滑走は困難な状況になって行きます。さらに、雪渓上部左側は他のエリアよりも急斜面であることに加え、バーン下部は全面岩場であるため、滑落すれば大怪我となる可能性もあります。

したがって、8月下旬以降になって雪渓上部左側しか滑走エリアがなくなるとノリクラデビューは出来ませんので、初めての方は雪渓下部や雪渓上部右側が滑走できる8月中旬までにお越しになったほうが良いでしょう。

 

モーグルコース

ご覧のとおり、上から下まで、しっかりとラインが作られています。

 

完走するのもが異変 雷様

ゴールは遥か彼方...初めてこちらにお越しになったという左の方。完走するのが精一杯です。そして、常連の雷様も雪渓下部からこちらに移動されてきました。

 

38コブ×137メートル

ラインの長さは、38コブ×137メートル(ピッチ:3.6メートル)。

 

今日は落雷ありますか? 雷様はお昼寝中だから大丈夫

唯一完走するのはこちらのちびっこ二人。雷様はお昼寝されていますので、今日は落雷の心配はなさそうです(笑)。

 

すぐ近くに岩が迫って来た 来週はもう一本作るかな

また、スタート付近は隣に岩が出てきてしまいましたので、今後はスタート位置が若干低くなるかと思います。コブ管理人によると、もう少し離れたところに新たに作成する予定とのことです。

 

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