ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.14(2017/08/11〜12) D

 

 

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(Update:2017/08/17)

 

【ご来光(ご来光バス)】

ご来光バス チケットはテント内で販売(大人往復2800円)

最後にご来光バスの様子をお伝えします。日の出前に乗鞍高原(観光センター)を出発して、日の出の概ね30分くらい前に到着するバスで、予約などは不要です。ただし、前日の夕方までに発表される翌日のシャトルバスの運行ダイヤが、Bダイヤ(雨天時のダイヤ)の場合は運行されません。また、岐阜県側の乗鞍スカイラインが通行止めとなると運休となります。

 

  観光センター前(発) 標高2716m
(大黒岳入口)
乗鞍山頂畳平(着)
7月15日(土)〜7月23日(日) 3:30 4:19 4:20
7月24日(月)〜8月31日(木)
※8月27日(日)は運休
3:40 4:29 4:30
9月1日(金)〜9月18日(月) 4:10 4:59 5:00

運行期間は7月15日(土)から9月18日(月)までで、期間中、日の出時刻が変化するため、出発時刻がご覧のように変化しております。乗車は観光センター以外にも休暇村や三本滝でも可能ですが、今回のような繁忙期だと、観光センターから乗車されたほうが確実に乗ることができると思います。また、日の出に合わせた出発時間になっていますので、遅れないように早めにお越しになったほうが良いでしょう(30分程度前にお越しになったほうが確実)。

ご来光バスの終点は畳平ですが、実際のご来光ポイントはその手前の標高1680mバス停です。(バス運行の都合上、畳平まで行かなければ、転回できないからです。)

 

闇夜を行く

この日(8月13日(日))のご来光バスは6台運行されました。おそらく、今シーズンの運行期間中で最も多い乗客数になったと思われます。真っ暗な中、ヘッドライトだけを頼りにご来光バスは闇夜を走ります。

 

次第に空が白み始めて朝焼けが始まる

次第に空が白み始めて朝焼けが始まります。その様子はバスの車窓からでもよく見ることができます。

 

山頂・大雪渓

闇夜にぼんやりと山頂・大雪渓が見られるようになってくると、ご来光ポイントの標高2716mバス停まで間もなくです。

 

見事は雲海 − 期待度が高まる

どんどん明るくなると同時に、眼下に見事な雲海が広がっていることがわかります。今日のご来光は期待度が上がります。

 

標高2716mバス停到着 ここから大黒岳に登る

この日の標高2716mバス停の到着時刻は4時38分。定刻よりもやや遅れての到着ですが、日の出時間に間に合わない場合は、一つ手前の大雪渓・肩の小屋口バス停でのご来光が良いかもしれません。標高2716mバス停の道を挟んだ反対側が大黒岳入口。ここから大黒岳山頂まで10分程度の道のりです。

なお、車内では、@標高2716mバス停付近の天候、A日の出時刻、B帰りのバスの時刻の案内が必ずありますから、聞き逃さないようにしてください。特に帰りのバス時刻は、日によって異なりますから、絶対に聞き逃さないことが大事で、不明な場合は、降車時に運転手さんや周りの人に確認してください。

終点の畳平ではご来光は見られませんので、こちらの標高2716mバス停で降りてください。今回は大黒岳に登りますが、標高2716m付近からでも充分楽しむことができます。

 

大黒岳山頂

4時50分、大黒岳山頂に到着。

 

見事な朝焼け

すでに見事な朝焼けが始まっています。上空の雲が赤く染まり、眼下に広がる雲海も赤く染まる見事な朝焼け。なかなか、このような素晴らしい条件に巡り合うことができません。

 

朝焼けの色彩が刻々と変化

日の出が近づくと同時に、朝焼けの色合いも刻々と変化し、日の出そのものよりも、朝焼けの素晴らしさをぜひとも見ていただきたいほどです。

 

浅間山の右側から日の出が始まる

5時04分、浅間山の右側から今日の日の出が始まりました。

 

日の出が終わるまでの2分間が勝負

太陽が顔を出し始めて、日の出が終わるまでは約2分。急いでシャッターを切ります。

 

この瞬間を二人で共有 「息子を連れてきてよかった〜」

「息子を連れてきてよかった〜」と、この瞬間を二人で共有できたことは良い想い出になることでしょう。

 

【前日8月12日(土)の様子 − 残念ながら濃霧の中でした】

残念ながら濃霧の中でした − 天候を見極めるのが難しい

今日はなかなか好条件でのご来光でしたが、こんな日ばかりではなく、視界不良で日の出すら見られないこともあります。こちらは前日の8月12日(土)のご来光。残念ながら完全に濃霧の中でした。山麓が晴れていても、山頂に雲がかかっているとご覧のようになってしまいます。

また、今回のように山麓が曇っていても、山頂付近はその雲の上に出てしまい、眼下に見事な雲海が広がっている中でのご来光となり、山麓の天候だけでは判断がつかないのが難しいところです。

 

<編集後記>

「乗鞍フォーラム...」

本当にもっと一般の方々に参加してほしいです(笑)。

冒頭からヘンな書き出しですが、主催者のためにPRしているわけではなく、地元の方々がどのような思いを持っているのか、一般観光客との違いがどの程度あるのか?という点を一般の方々にもよく知ってもらいたいと思うからです。ノリクラに限らず、どの地域でもなかなか観光振興がうまく行かない話はよく聞きます。それは一般の方々が抱くその地域のイメージやニーズをうまく把握できていないのと、どのように進めて行ったらよいのかがわからないという点が大きいのかもしれません。

本当に多様な方々に接することで、少しずつ変化が訪れます。本当に少しずつかもしれません。ただ、その努力は続けて行かないといけなく、そんな意味で乗鞍フォーラムを応援しています。


 


 

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