ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.15(2017/08/25〜26) @

 

 

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(Update:2017/08/31)

 

今回は全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の取材のため、一日前倒しで現地入りいたしました。少しずつ秋の気配が感じられるようになってきたものの、まだまだ夏!空気感が秋になっても、バーン表面はまだ冷え込んで固くなっていないため、大雪渓ではまだ夏が続いています。しかし、そんな状況も日が陰ると一気に冷え込んで硬いアイスバーン状態に豹変し、さっきまで気持ちよく滑走できていたのに、午後からバランスを失うようになり、「気持ちよい1本が滑られたら終わろう!」とするものの、バーンは夕方に近づくにつれてどんどん硬くなってなかなか終われない...という状況に陥るのです。

まあ今回はそんな状況には至っておりませんが、つるべ落としのごとく、一気に夏が終わって秋へと進みますから、夏の雰囲気が残っている間に、夏らしい楽しみ方を過ごしておかなければなりません。


◎ 今回の目次

Page-1 : 【8月17日(木)、観光センター前駐車場】       【大雪渓までの沿道の風景】
Page-2 : 【雪渓下部 T】       【雪渓下部 U、モーグルコース】       【雪渓中段】
Page-3 : 【雪渓上部 T】       【雪渓下部 U、モーグルコース、エアーがデカイぞ!】
Page-4 : 【畳平、お花畑 】       <編集後記>「来週は全日本マウンテンサイクリングin乗鞍...」
 
●参考資料●
(周辺地図) − ノリクラガイドマップ 春スキー版<対象時期:4月末〜6月下旬   ノリクラガイドマップ県道乗鞍岳線版 
 ノリクラガイドマップ(県道乗鞍岳線 シャトルバス乗換駐車場 版)

 

 

 

【8月26日(土)、観光センター前駐車場】

観光センター前駐車場

こちらは観光センター前駐車場。いつもの週末なら、マイカーが50台前後は止まっていてもおかしくないのですが、今日はマイカーは全くなく、タクシー乗り場も撤去されています。

 

全日本マウンテンサイクリングin乗鞍大会会場のため駐車禁止

今日と明日の二日間は、自転車ヒルクライムレース「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」が開催され、観光センター前駐車場は、その大会会場となるため、駐車禁止の措置が取られています。例年、この規制は金曜日夕方から大会当日の日曜日夕方まで行われています。

 

観光センター前駐車場以外は利用可

観光センター前駐車場が利用できなくても、周辺のシャトルバス乗換駐車場は利用できますのでご安心ください。各シャトルバス乗換駐車場の場所は、ノリクラガイドマップ(県道乗鞍岳線 シャトルバス乗換駐車場 版) をご覧ください。

ただ、大会当日の明日は、観光センターの交差点から先は12時30分まで進入禁止となり、早朝は夜明け前から訪れる選手の車で大渋滞しますので、ゆっくり観光できる状況ではありませんから、大会当日は避けた旅行計画を立てられることをオススメします。

 

場内のシャトルバス乗場は利用できない 今日は車道沿いの路線バス停留所にて発着

観光センター前駐車場内のシャトルバス乗場が利用できないため、本日に限り、車道沿いの路線バス停留所での発着となります。なお、明日は大会当日のため、午前中の便はご来光バスも含めて運休となり、明日午後もこちらの停留所での発着となります。

 

【大雪渓までの沿道の風景】

それではここからは大雪渓に向かう沿道の様子をお伝えします。

 

鈴蘭バス停のカエデ 紅葉しているのがはっきりとわかる

ノリクラで一番早く紅葉を始めるのは、鈴蘭バス停のカエデ。先週あたりから赤くなりはじめ、今週になって誰の目からも紅葉とわかるレベルになってきました。

 

スモモ 実がたわわになっている

その隣には、スモモがたわわに実っています。ジャムにしたり、果実酒にすることが多いようです。

 

山頂方面はどんよりとした雰囲気。

 

先週のススキ
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.15(2017/08/17) @
今回のススキ
違いがないように見えるけど

左の先週のススキと右の今週のススキ、一見してその違いが分かりますか?

 

花が咲きました

近づいてよく見ると、今週に入って、ススキが花を咲かせてくれました。

 

シラカバ・ダケカンバ(東大ヒュッテ口付近) 黄色く色づき始める − 秋めいてきた

東大ヒュッテ口バス停付近はダケカンバとシラカバが混在している標高で、さらに登るとダケカンバだけになります。よく見ると、シラカバが黄色く紅葉が始まっているのがわかります。お盆を過ぎると、一気に秋めいてきます。

 

三本滝ゲート − この先マイカー規制

観光センターから7km先の三本滝ゲート。この先はマイカー規制が実施されています。

 

石を拾ってきた警備員 モアイ像?
こんなの拾ってきたらお母さんに怒られるぞ!(笑)

わざわざ案内してくれたのは道端の石。こちらの警備員が拾ってきたというモアイ像に似た感じのもの。小さい頃だったら、こんなの拾って来たらお母さんに怒られるけどね〜(笑)。

 

かもしかゲレンデ ヤナギランの花が終わる

三本滝ゲートを通過してかもしかゲレンデ。ヤナギランの花は終了しました。この後、綿毛状態になっていて、タンポポのようにふわふわと浮かぶ様子が見られます。そんな様子をぼんやり眺めていると心癒されますよ。

 

どんよりとした空

雲が目の前に迫ってきます。雲なんて何気ない風景ですが、水墨画チックな様子がいいんです。

 

トリカブトが咲く − 今年はやや遅い

こちらはトリカブト。早い年だと、お盆明けから咲き始めますが、今年はやや遅い状況。ただ、年によって、早いときと遅いときがあるようです。

 

ウラジロナナカマドの実が赤くなる

ウラジロナナカマドの実も赤く染まってきました。このほかにも、ムシカリ、ヒロハツリバナなども赤くなってきて、紅葉が始まるまではこれらの実が沿道を彩ってくれます。

 

位ヶ原山荘

標高2350メートルの位ヶ原山荘。夏の間はヒルクライマーの休憩地として賑わっていましたが、9月下旬から始まる紅葉の時期になると、一大観光地に様変わりするほどの賑わいとなります。

ノリクラ雪渓カレンダーでは、9月から(つまり来週から)紅葉情報を始めます。また、乗鞍の紅葉がどのようなものなのかをお知りになりたい方は、 乗鞍紅葉概要(紅葉の歩き方) をご覧ください。また、紅葉の撮影ポイントを地図で記した ★ ノリクラガイドマップ(紅葉 上部エリア版) ★  ★ ノリクラガイドマップ(紅葉 下部エリア版) ★ も合わせてご覧ください。


【紅葉に関する情報】

● 乗鞍の紅葉の概要を知りたい(エリア・時期)→  乗鞍紅葉概要(紅葉の歩き方) 

● 撮影のおすすめポイントを知りたい → ノリクラガイドマップ(紅葉 上部エリア版)  ノリクラガイドマップ(紅葉 下部エリア版)

 

9月下旬の紅葉は見逃せません

このエリア(位ヶ原)の紅葉の見ごろは9月中旬〜下旬)ですが、本当の見頃・ピークの期間は1週間ほどしかありませんので、当WebSiteの情報を常にチェックして、見頃の時期を逃さないようにしてください。

 

遠景の山並みもはっきりとしてきた

天候は回復傾向で、遠景の山並みもはっきりとしてきました。大雪渓まであと少しです。

 

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