ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.15(2017/08/25〜26) C

 

 

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(Update:2017/08/31)

 

【畳平、お花畑】

畳平お花畑

それではここからはお花畑の様子。右側の石垣に注目。

 

 

コウメバチソウがいっぱい

ご覧のようにコウメバチソウがいっぱい咲き始めました。今週はコウメバチソウの週といってもよい状態です。

 

ハクサンイチゲとミヤマキンポウゲ

入口付近のハクサンイチゲとミヤマキンポウゲ。

 

8月下旬でも咲いているのはあまり例がない

8月下旬になっても咲いている状態は、これまで見たことはありません。この付近の積雪ヶ例年よりも多かったことが原因かと思われます。

 

ミヤマキンバイの紅葉

先週から始まったミヤマキンバイの紅葉。かなりいい色合いになってきました。

 

コウメバチソウが見頃、例年より1週間〜2週間遅い

遊歩道のあちらちらでコウメバチソウが咲いています。今週がピークかと思われますが、例年より1週間〜2週間程度遅い状況です。

 

遊歩道の分岐点を通過すると...

 

ミヤマアキノキリンソウが咲き誇る

ミヤマアキノキリンソウが咲き誇っています。ミヤマキンバイ→ミヤマキンポウゲ→ミヤマアキノキリンソウと黄色の花は絶えることなく咲き続けましたが、このミヤマアキノキリンソウで終了となります。

 

チングルマの綿毛

大雪渓のところでも紹介したチングルマの綿毛。こちらでは咲いているものはもうありません。

 

分岐点を奥まで進むと...

 

黄色くなっているのはミヤマクロユリの葉

葉の色が黄色っぽくなっているものが点在しているのがおわかりでしょうか?全てミヤマクロユリ。花は目立ちませんから、どの程度分布しているのかわかりませんが、この状態になると一目瞭然ですね。

 

先週のミヤマクロユリ
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.15(2017/08/17) C
今回のミヤマクロユリ
実が膨らんできた

先週と比べると、実が膨らんでいる様子がわかります。

 

ここまで大きくなると立派

実がここまで大きくなると立派なものです。

 

トウヤクリンドウが咲くと、高山植物の季節が終わる

トウヤクリンドウが咲き始めると高山植物の季節も終わりを告げます。実はトウヤクリンドウはお花畑にはほとんど見られず。こちらは鶴ヶ池周辺で撮影したものです。このほか、コマクサ(すでに枯れてますが)もお花畑には見られず、鶴ヶ池周辺や大黒岳などで見ることができます。

 

お花畑の様子は今回で終了させていただきます。
=2ヶ月間、数多くの花を楽しませてくれました=

畳平お花畑の様子は今回で終了とさせていただきます。約2ヶ月間にわたって、いろいろな花を楽しませてくれました。

 

<編集後記>

「紅葉特集...」

さて、来週より9月が始まります。ノリクラの紅葉は9月下旬の大雪渓・位ヶ原エリアから始まって、乗鞍高原に到達するのは10月中旬で、最終的にカラマツの紅葉が終わる10月末まで続くロングランです。

当WebSiteでは、紅葉開始に先立って、9月第1週より紅葉特集をノリクラ雪渓カレンダーにて掲載いたします。おそらく、来週はまだ紅葉と呼べる場所が全くないと思われますが、進み始めてからの情報発信では、お越しになる方にとっては遅すぎますので、紅葉が始まる前から行います。基本的に週末のみの情報になりますが、場合によっては、読者の方々からの情報をもとに、喫緊の情報も掲載できたらと思っておりますので、お寄せいただけたら幸いです。

さて、今年の紅葉はどうなるか...気になるところですが、現段階ではまだわからない状況です。天候不順とはいっても、関東地方ほどのひどいものではありませんので、極端にひどい状況とはならないとは思いますが、昨年があまり芳しい状況ではなかったので、今年こそは見事な紅葉を期待したいところです。


 


 

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