ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.22(2017/10/07) A

 

 

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(Update:2017/10/12)

 

【大雪渓までの沿道の風景 U(三本滝〜大雪渓)】

三本滝ゲート  − この先マイカー規制

観光センターから7km離れた三本滝ゲート。左に設置されている看板通り、本日は乗鞍スカイラインは自転車通行止です。三本滝ゲート通過時には必ず確認してください。上部の県境や乗鞍スカイライン交差点付近にはこのような情報掲示はありません。誤って乗鞍スカイラインに下山することのないようお願いいたします。

 

三本滝ゲートを管理するのは地元の方々

三本滝ゲートを管理する方々の多くは地元の方。話題は紅葉はもちろんですが、きのこの出方など地元の方ならではの会話も...

 

三本滝から一気に紅葉が鮮やかに

三本滝ゲートを過ぎると、一気に紅葉が鮮やかになってきます。見頃に入ったことが一目で分かる状況に。三本滝ゲート付近が見頃を迎える頃というのは、上部の紅葉が終わって、山麓の乗鞍高原の紅葉の見頃が始まる前で、ちょうどこの付近しか綺麗な状態が見られない時期なんです。例年、体育の日の三連休はこの時期にはまってしまいます。

それでも、一番人出がこの三連休に集中し、もう一週間早くお越しになれば、先週のような綺麗な紅葉に巡り合えます(→ノリクラ雪渓カレンダーVo.21 紅葉情報

スマホで紅葉を撮影するヒルクライマー

こちらは摩利支天バス停から三つめのカーブ(29号カーブ)の先に続く直線区間。小雨から霧雨の細かな雨が降ったりやんだりを繰り返す中、ヒルクライマーがやってきて、スマホで紅葉の写真をパチリと...

 

「紅葉ってどうやったらきれいに撮れますか?」

今シーズンは夏場にお越しになることができず、初めて秋にお越しになったとのこと。「紅葉ってなかなかきれいに撮れないです。どうやったらきれいに撮れますか?」 と...おそらくきれいに晴れ上がったバッチリの天候なら、どんなカメラでもきれいに撮れることと思いますが、雨や曇りの天候が悪いときは暗く写ってしまいます。露出を明るめに調整する機能があれば、スマホでも一眼レフでもきれいに撮れます。

また、被写体を認識して自動的に露出をそれに合わせる機能があるコンパクトカメラや一眼レフなら、ほとんど調整不要ですので、そのようなカメラもよいかもしれません。しかし、必要以上に派手に映ってしまうこともあり、上級モデルの一眼レフにはあえてそのような機能はなく、撮影ごとに調整する必要があります。初心者の方が上級モデルを使いこなせないところはそんな部分にあると思います。

 

静かなヒルクライムを楽しむ

今日の自転車入山者数はたったの10台。しかもシャトルバスはBダイヤで2時間に1便で、上下合わせても1時間に1回しかバスに出合うことはありません。そんな静かな中でのヒルクライムなら、自分の世界に合わせてのんびり楽しむことができるはず...

 

普段なら気にも留めないところに撮影ポイントが潜んでいることに気付く

晴れている日なら気にも留めずに過ぎ去る場所にも、撮影ポイントが潜んでいることに気付かされます。おそらく、このような鬱蒼とした登山道では、晴れていると日陰になってしまい綺麗に撮影できない場所でもあります。登山道の階段を埋め尽くす紅葉の落葉は、雰囲気を醸し出す最高のアイテムでしょう。

 

位ヶ原山荘

そして、標高2350メートルの位ヶ原山荘。9月中旬から10月上旬までの上部エリアの紅葉シーズンは、紅葉散策やカメラマンなどが絶えず訪れて忙しい日々。でも今日は一休みの一日のようです。

 

この辺りが紅葉の上限

位ヶ原山荘から望む屋根板方面はまだダケカンバの黄色が幾分残っているものの、ほぼ終了に近い状態。手前に見られる道路周辺のダケカンバには、まだ緑色の部分も残っていて、色合い的には今が一番良い状態でしょう。

 

翌日10月8日の様子(読者様提供)

こちらは翌日10月8日(日)に読者様よりいただいた画像。こちらの画像のほうが全容がわかり、ほぼ完全に丸裸になってしまいました。

 

11号カーブ

さらに進んで位ヶ原山荘から約1.5kmの11号カーブ。この付近から一時的に濃霧が抜けるタイミングがあって、全体の状況がある程度わかる状況ですが、ウラジロナナカマドを中心にほぼ紅葉は終わっています。ただ、左下の画像のように、一部でまだ落葉せずに残っているものもありますので、そのようなものを探しながらの撮影となるでしょうか?

 

翌日10月8日(日)の11号カーブ(読者様提供)

こちらは読者様よりいただいた翌日10月8日(日)の11号カーブ。画像の右寄りに赤く見えるのはウラジロナナカマドではなく、クロウスゴやチングルマなどの高山植物の紅葉。このようなものをモチーフに撮影するのもよいと思います。これまでにもお伝えしているように、高山植物の紅葉は天候に左右されずにきれいに色づき、しかも、ウラジロナナカマドよりも長い期間楽しむことができます。

 

大雪渓・位ヶ原の紅葉はほぼ終了

大雪渓・位ヶ原の紅葉は今年はほぼ終了しました。

上部エリアの紅葉は1週間程度しか賞味期限がありませんので、当WebSiteでは紅葉の始まる前の9月第1週目から紅葉情報を、ノリクラ雪渓カレンダーにてお伝えしており、それを参考にして頂いて、来年は紅葉のタイミングを逃さずにお越し頂ければ幸いです。

 

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