ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.11(2018/07/21) B

 

 

Top-page > Index > Page:   1  2  3  4 

(Update:2018/07/26)

 

【雪渓下部 U、モーグルコース】

モーグルコース コースは2レーン

ここからは雪渓下部のモーグルコースの様子をお伝えします。コースは2レーンありますが、雪解けが進んで来ました。

 

北側のコース − 長さは16コブ×55メートル(ピッチ:3.4メートル)
岩場が迫ってきている、滑走注意

こちらは北側のコース。長さは16コブ×55メートル(ピッチ:3.4メートル)。ご覧のように左から岩場が迫ってきており、先週は転倒して岩場に突っ込んで負傷し、救急搬送される事態が発生した模様ですので十分にご注意ください。

 

南側のコース − コース上に岩の頭

こちらは南側のコース。中央部分に位置していますので、雪解けの影響は少ないものの、ちょうどコース上に岩の頭が出てきました。

 

昨年のモーグルコーススタート付近の岩
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.11(2017/07/22) A
今回モーグルコーススタート付近の岩
昨年とほぼ同じ雪解け状態

昨年とほぼ同じ雪解け状況で、スタート付近から数コブ程度の場所にありますから、今後はこの岩の付近がスタート位置になると思われます。

 

南側のコース − 長さは20コブ×78メートル(ピッチ:3.9メートル)

南側のコースの長さは20コブ×78メートル(ピッチ:3.9メートル)。今週は若干雪解けが遅い様子が見られ、現時点では8月上旬まで滑走可能と見込まれます。

 

【雪渓上部 T】

雪渓上部全景
上端は昨年とほぼ同じ、全体では昨年より3週早い雪解け

それでは雪渓上部の様子をお伝えします。雪解けが進むと中央から尾根が縦に伸びて、雪渓上部を左右に分断します。右側での滑走は8月下旬〜9月上旬まで。左側は9月下旬から10月上旬まで滑走可能ですが、左側はかなりの急斜面で、下が岩場になっていますので、雪渓での滑走に慣れた上級者のみとなります。

中央部分の岩の大きさや上端の高さなどは昨年とほぼ同じですが、全体の面積では昨年より3週間早い雪解けを見せています。

 

雪渓上部の下端部分

こちらは雪渓上部の下端部分。

 

先週の雪渓上部下端部分
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.10(2018/07/14) C
今回の雪渓上部下端部分
先週より10メートルほど上昇
昨年より3〜4週間早い雪解け

こちらが雪渓上部の下端部分。下端の位置は先週より10メートルほど上がっていて、昨年より3〜4週間雪解けが早い状況です。

 

雪渓上部右側 鉄塔土台 − 昨年より1週間早い雪解け

こちらは雪渓上部右側、中斜面が続き、ポールレッスンが盛んに行われるエリアです。雪渓上部右側エリアの下部、ちょうど雪渓中段につながる位置にある鉄塔土台です。昨年より1週間早い雪解けです。

 

ポールトレーニング

毎年、秋までポールトレーニングを行っているこちらのグループ。お盆過ぎの8月下旬になると、こちらの雪渓上部右側では滑走ができなくなると、隣の雪渓上部左側へ移動しますが、斜度が強すぎて、バーンに慣れた常連以外の滑走はご遠慮ください。急斜面に加えて、9月以降は冷え込んでバーンが硬くなるからです。

 

雪渓上部右側の上端部分 − 昨年より1週間早い雪解け

こちらは雪渓上部右側の上端部分。昨年より1週間早い雪解けを見せています。

 

雪渓上端から下端まで446メートル
例年よりやや短い

雪渓上端から雪渓下端までの距離は446メートル。2017年は464メートル。2016年は175メートル、2015年は500メートル、2014年は510メートル、2013年は492メートル、2012は453メートル、2011年は天候不良で測定できませんでしたが前週は475メートル、2010年は319メートル、2009年は271メートル、2008年は255メートルでした。

 

【雪渓上部U、モーグルコース】

雪渓上部左側 − 上級者専用

こちらは雪渓上部左側。大雪渓の中でも急斜面のバーンが広がり、シーズン終盤まで積雪の残るエリアです。

大雪渓エリアの中でも最も遠方に位置することから、他のエリアが滑走可能なこの時期は訪れる方は少ない状況です。しかし、今後、他のエリアが滑走できなくなって、雪渓上部左側しか滑走できなくなる8月下旬頃になると、冷え込みの影響からバーンは硬くなってきて、スプーンカットのほか、大きな氷の柱が一面に現れ、初心者の滑走は困難な状況になって行きます。さらに、雪渓上部左側は他のエリアよりも急斜面であることに加え、バーン下部は全面岩場であるため、滑落すれば大怪我となる可能性もあります。

したがって、8月下旬以降になって雪渓上部左側しか滑走エリアがなくなるとノリクラデビューは出来ませんので、初めての方は雪渓下部や雪渓上部右側が滑走できる8月中旬までにお越しになったほうが良いでしょう。

 

モーグルコースが作られる コブ管理人

先週からコブ管理人によってモーグルコースが作られるようになりました。

 

斜度が強くハイクアップが辛い

これまでの雪渓下部のモーグルコースと異なって斜度が強く、ハイクアップが辛そうです。

 

コースの長さ − 34コブ×115メートル(ピッチ:3.4メートル)

コースの長さは34コブ×115メートル(ピッチ:3.4メートル)

 

上端部分 上端から下端まで150メートル
昨年より1ヶ月も早い雪解け

雪渓上部左側の上端から下端までの距離は151メートル。昨年より1ヶ月も早い雪解けです。上端部分はほぼ昨年並みですから、下端部分の雪解けが早く、その分、傾斜が強くなっています。滑走には十分注意が必要です。

 

■ Next>>  Page4【畳平、お花畑】■


 

 

 

Copyright (C)   乗鞍大雪渓WebSite

Top ||   <<Back  1  2  3  4  Next>>