ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.12(2018/07/28) B

 

 

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(Update:2018/08/02)

 

【雪渓下部U、モーグルコース、雪渓中段】

2レーンあります 北側ラインは雪解けのため、新たなラインが作成

ここからは雪渓下部のモーグルコースの様子をお伝えします。コースは2レーンありますが、北側のラインは雪解けにより消滅してしまい、新たなラインが作成された模様です。

 

北側のライン − 現時点で17コブ

こちらが新たに作成された北側のライン。平日にお越しの方が作成されましたが、スタートから2〜3コブは岩が出てきてしまい、現時点では17コブです。

 

南側のライン − スタート付近の岩が大きくなり、15コブ程度に減少

こちらは南側のライン。先々週より出現したスタート付近の岩が大きくなり、先週よりもスタート位置が2〜3コブ下がっています。そのため、15コブ程度になっています。

 

昨年のモーグルコーススタート位置の岩
2017ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.12(2017/07/29) A
今回のモーグルコーススタート位置の岩
昨年より1週間早い雪解け

スタート付近の岩の状況から、昨年より1週間早い雪解け状況を見せています。

 

雪渓中段 中央の大岩 − 昨年より1週間早い雪解け

雪渓下部の北端のモーグルコースの岩と南端の石碑の岩の間を上がったエリアで、雪渓上部の雪渓下部を結ぶ緩斜面です。昨年より1週間早い雪解けです。なお、雪渓上部と雪渓下部とはまだつながっています。

 

【雪渓上部】

雪渓上部全景 − 濃霧のため視界不良

それでは雪渓上部の様子をお伝えします。雪解けが進むと中央から尾根が縦に伸びて、雪渓上部を左右に分断します。右側での滑走は8月下旬〜9月上旬まで。左側は9月下旬から10月上旬まで滑走可能ですが、左側はかなりの急斜面で、下が岩場になっていますので、雪渓での滑走に慣れた上級者のみとなります。

ご覧のとおり、本日は濃霧のため、全景の様子はわかりません。

 

こちらは雪渓上部の下端部分。

 

先週の雪渓上部下端部分
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.11(2018/07/21) B
今回の雪渓上部下端部分
先週より10メートルほど上昇
昨年より3〜4週間早い雪解け

下端の位置は先週より10メートルほど上がっていて、昨年より3〜4週間雪解けが早い状況です。雪渓全体の中で、この箇所から雪渓上部左側の下端部分にかけて、最も雪解けが進んでいるエリアです。

 

雪渓上部右側 鉄塔土台 − ほぼ昨年並みの状況

こちらは雪渓上部右側、中斜面が続き、ポールレッスンが盛んに行われるエリアです。雪渓上部右側エリアの下部、ちょうど雪渓中段につながる位置にある鉄塔土台です。先週までは、昨年より1週間早い雪解けでしたが、今週はこのエリアだけでなく、全体的に雪解けスピードが遅く、ほぼ昨年並みの状況になっています。

 

悪天候の中、ジュニアの練習

この悪天候の中、ショートポールを設置してジュニアの練習が行われていました。

 

20年ぶりに来たけど、全体的に緑が綺麗になっていますね。

こちらのスタッフの方の中に、「昨年、20年ぶりに大雪渓に来ました。その当時は本当に賑わっていて、どこもかしこもポールばかりで、バーンを奪い合っていましたよ(笑)。久しぶりに来て、当時と比べて全体的に緑が綺麗になっている気がするんです。マイカー規制で排ガスが綺麗になったんでしょうか?」と、おっしゃる方がいらっしゃいました。

2013年にマイカー規制が実施され、15年が経過しますが、高山植物の植生回復が確認されているようですから、その様に感じられるのももっともなことかと思われます。

 

こちらは雪渓上部右側の上端部分。

雪渓上部右側の上端部分− 昨年より1週間早い雪解け

昨年より1週間早い雪解けを見せています。

 

雪渓上端から下端まで推定435メートル

視界不良のため、測定できませんでしたが、雪渓上端から雪渓下端までの距離は推定435メートル。2017年は450メートル。2016年は147メートル、2015年は477メートル、2014年は507メートル。2013年は336メートル。2012年は282メートル、2011年は269メートル、2010年は280メートル、2009年は252メートル、2008年は250メートルでした。

 

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