ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.14(2018/08/11) A

 

 

Top-page > Index > Page:   1  2  3  4 

(Update:2018/08/16)

 

【大雪渓に到着、山の日に山の神が現れた!(森本誠選手・中村俊介選手)】

マウンテンからロードバイクに乗り替えてクリートの洗礼を これから平湯峠まで降りて登り返します

10時の大雪渓駐車場の気温は20℃、そして、ご覧のように濃霧が立ち込めています。すぐ目の前にある道路沿いの雪渓すら見えづらい状況。こちらのお二人、いつもはマウンテンバイクにスキー板を括り付けて大雪渓まで登ってきますが、今日はクリートがついたロードバイクに衣替え!

最初はクリートをはめるのが一苦労で、何とかそれを習得すると、次に遭遇するのがクリートをつけたままのたちごけ。「絶対に立ちごけなんてしない!と思っていたら、乗って最初の一発目で大きく転倒しちゃいました!」と、おっしゃり、後ろのお連れさんはUターンしようとして立ちごけ連発!誰もが最初に受ける洗礼ですよね〜!

一瞬で通り過ぎるのは、昨年優勝の森本誠選手
今年は前人未到の9勝を目指す

...と、その時、横を一瞬でとおり過ぎていったのは、ヒルクライム界では山の神と称されている森本誠選手。全日本マウンテンサイクリングin乗鞍に参加する4000名のトップに立つ存在で、今年は9勝目を掛けての大会となります。

現在、全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の最多優勝は、8勝で村山利男選手と森本誠選手が並んでいて、その記録を塗り替えられるかが注目されています。

 

ヒルクライマーからの記念写真に応じる
一緒に写真を撮るだけでタイムが速くなる?

森本選手の姿を見て、大雪渓で足を止めるヒルクライマーもいらっしゃり、、中には記念撮影の申し出もありました。一緒に写真を撮るだけで、タイムが1秒早くなるかもしれませんね!

 

昨年3位の中村選手も加わって記念写真 今年の大会は8月26日に開催

今日は昨年大会3位の中村俊介選手もお越しになっています。「昨年はコンディションを整えられなかったが、今年は問題なくいけそう..」と、好調ぶりをアピール。そして、森本選手は、「先週来ていた田中裕士選手や中村選手など、若手が相当力をつけて来てますので、本当に油断はできませんよ!」と、おっしゃっていました。常に追い上げられる立場ですが、どんな状況でも平常心を保ち、穏やかな様子はいつもと変わりありません。

今年の大会は2週間後の8月26日(日)。大会コースとなるここ県道乗鞍岳線は、当日午前中は通行止めとなり、シャトルバスも運休されますのでご注意ください。

 

【雪渓下部・ モーグルコース、雪渓中段】

先週の雪渓下部
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.13(2018/08/04) A
今回の雪渓下部

ここからはいつものように大雪渓の様子をお伝えします。大雪渓入口の雪渓下端部分の雪解けは、この1週間で大幅に積雪面積が減少し、南側半分が消滅しました。

 

先週の雪渓下部(長さ52メートル×横幅70メートル)
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.13(2018/08/04) A
今回の雪渓下部(47メートル×横幅37メートル)
昨年より1週間早い雪解け

雪渓下部の大きさは、先週の長さ52メートル×横幅70メートルから、長さ47メートル×横幅37メートルまで縮小し、昨年より1週間早い雪解けとなっています。

 

昨年の大雪渓入口(車道まで74メートル)
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.14(2017/08/11〜12) A
今回の大雪渓入口(車道まで74メートル)
昨年より1週間程度早い雪解け

車道からの距離は先週74メートルで、昨年より1週間程度早い雪解けです。

 

モーグルコース − 1レーンのみ残る

先週はなんとか2レーン確保されていたモーグルコースも、今週は1レーンしか残っていません。

 

長さは9コブ×40メートル(ピッチ:4.4メートル)
おそらく今週で終了となる見込み

コースの長さは9コブ×40メートル(ピッチ:4.4メートル)。おそらく、次週末までにはさらに数コブ短くなり、実質的に今週が最後になるかと思われます。

 

石碑の岩

大雪渓で二番目に姿を現す石碑の岩。

 

チングルマ − 綿毛がなくなる

こちらは毎年定点でお伝えしている石碑の岩にあるチングルマ。先週は赤く綺麗に染まった綿毛がありましたが、今週は完全になくなりました。

 

ミヤマアキノキリンソウが見頃

チングルマは石碑の岩以外のところでは、綿毛が綺麗な状態を見せていますが、花を残しているものはもうありません。そして、今週はミヤマアキノキリンソウが、あちこちできれいに咲いている様子がうかがえます。

 

雪渓中段前掲 中央の大岩の北側部分のみ残る
昨年より1週間早い雪解け

雪渓下部の北端のモーグルコースの岩と南端の石碑の岩の間を上がったエリアで、雪渓上部の雪渓下部を結ぶ緩斜面です。積雪は中央の大岩の北側だけ残っています。昨年より1週間早い雪解け状況です。

 

長さ66メートル×横27メートル

大きさは長さ66メートル×横27メートル。基礎的な練習であれば滑走可能ですが、こちらで練習されている様子は今週はありません。

 

■ Next>>  Page3【雪渓上部 T】■


 

 

 

Copyright (C)   乗鞍大雪渓WebSite

Top ||   <<Back  1  2  3  4  Next>>