ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.14(2018/08/11) B

 

 

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(Update:2018/08/16)

 

【雪渓上部 T】

雪渓上部全景
全体的に昨年より3週間早い雪解け

それでは雪渓上部の様子をお伝えします。雪解けが進むと中央から尾根が縦に伸びて、雪渓上部を左右に分断します。右側での滑走は8月下旬〜9月上旬まで。左側は9月下旬から10月上旬まで滑走可能ですが、左側はかなりの急斜面で、下が岩場になっていますので、雪渓での滑走に慣れた上級者のみとなります。

中央部分の岩の大きさや上端の高さなどは昨年とほぼ同じですが、全体の面積では昨年より3週間早い雪解けを見せています。

 

雪渓上部の下端部分

こちらは雪渓上部の下端部分。

 

雪渓上部下端 − 昨年より2週間早い雪解け

雪渓上部の下端の位置は先週より12メートル上昇し、昨年より2週間早い雪解けを見せています。

 

雪渓上部右側 鉄塔土台(赤丸部分) −土台まで35メートル

左の画像は雪渓上部右側、中斜面が続き、ポールレッスンが盛んに行われるエリアです。そして、雪渓上部右側エリアの下部、ちょうど雪渓中段につながる位置にある鉄塔土台です。雪渓から土台まで35メートル離れ、ほぼ昨年並みの状況です。

 

いくつものポールがセットされる ジュニアのグループ − 他愛のない会話が続く

今日もいくつものポールがセットされ、数チームが練習されています。こちらは毎週やってくるジュニアのグループ。小休憩の間は、他愛のない会話で楽しそうな雰囲気。

 

青空をバックに 夏の大雪渓らしい風景

今日はほぼ曇り空でしたが、お昼過ぎに一時的に青空が広がりました。やはり、夏の大雪渓はこういう風景が似合いますよね。

 

バーンは柔らかく滑りやすい

バーンは柔らかく、スプーンカットなども少なく、滑りやすい環境だったと思います。

 

雪渓上部右側の上端部分− 昨年より1週間早い雪解け

こちらは雪渓上部右側の上端部分。昨年より1週間早い雪解け。

 

雪渓上端から下端まで225メートル

雪渓上端から雪渓下端までの距離は220メートル。2017年は270メートル。2016年は先週の段階で雪解けが完了し、2015年は250メートル、2014年は258メートル、2013年は282メートル、2012年は245メートル、2011年は200メートル、2010年は233メートル、2009年は185メートル、2008年は237メートルでした。

 

【雪渓上部 U、モーグルコース】

雪渓上部左側全景

こちらは雪渓上部左側。大雪渓の中でも急斜面のバーンが広がり、シーズン終盤まで積雪の残るエリアです。

大雪渓エリアの中でも最も遠方に位置することから、他のエリアが滑走可能なこの時期は訪れる方は少ない状況です。しかし、今後、他のエリアが滑走できなくなって、雪渓上部左側しか滑走できなくなる8月下旬頃になると、冷え込みの影響からバーンは硬くなってきて、スプーンカットのほか、大きな氷の柱が一面に現れ、初心者の滑走は困難な状況になって行きます。さらに、雪渓上部左側は他のエリアよりも急斜面であることに加え、バーン下部は全面岩場であるため、滑落すれば大怪我となる可能性もあります。

雪渓下部や雪渓上部右側で、ある程度雪渓でのスキーに慣れたうえで、お越しいただくことを強く求めます。天候の加減でバーンが少しでも硬くなると、事故に直結します。今年はバーンが例年よりも急斜面になっていますので、初めての方はご遠慮くださいますようお願い致します。

 

昨年の雪渓下端(落書きの岩から20メートル、9月中旬)
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.19(2017/09/16) B
今回の雪渓下端(落書きの岩から20メートル)
昨年より1ヶ月早い雪解け

こちらは下端部分。下端部分は落書きの岩の上方20メートルのところにあり、昨年より1ヶ月早い雪解けを見せています。下端の位置に関しては1ヶ月も早い雪解けですが、上端や横幅などは、昨年とほぼ同じか1週間程度早い雪解け状態です。

 

お昼休み 正午の気温16℃ − 防寒着を来てないと寒い

正午の気温は16℃、お昼休みは防寒着を着ていないと寒さを感じるほど。連日猛暑が続く平地から比べると別天地です。

 

久しぶりのノリクラ − ハイクアップがツラい

久しぶりにやって来たという常連モーグラー。ハイクアップがツラそうで、次の一歩が前に出ません...

 

全員で協力してコース整備 − デラ掛けにご協力ください

今週はコブ管理人が不在のため、全員で協力し合ってコース整備を行います。整備時にはデラ掛けなどのご協力をお願いいたします。

 

最大斜度32度 − バーンは昨年より急斜面になっています

上端の位置は昨年より1週間早く、下端部分が1ヶ月も早い雪解け状況を見せていますので、昨年よりも急斜面になっています。現時点でモーグルコース周辺は最大斜度は32度です。ただ、これより南側ではもっと急斜面になっていて、新たにコースを作るのが難しいかもしれません。

 

25コブ×98メートル(ピッチ:3.9メートル)
北側から岩場が迫っている − 次週末はスタート位置が下がる可能性も

コースの長さは、25コブ×98メートル(ピッチ:3.9メートル)と、問題な長さがあるものの、北側から岩場が迫ってきていますので、次週末にはスタート付近の数コブが消滅し、スタート位置が下がる可能性があります。

 

雪渓上端 − 昨年より1週間早い雪解け 上端から下端まで110メートル
昨年より3週間早い雪解け

こちらは雪渓上端部分。昨年より1週間早い雪解け。また、上端から下端までの距離は110メートルで昨年より3週間早い雪解けです。

 

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