ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.17(2018/09/01) @

 

 

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(Update:2018/09/06)

 

今日から9月...。しかし、各地では今年は秋を感じるどころか、まだ本格的な夏が続いています。ただ、ノリクラに関しては、猛暑は終わり、秋の空気感を感じるようになってきました。

グリーンシーズンも残すところあと2ヵ月。一年で最も変化に富んだ季節を迎えます。これからの2ヵ月は紅葉をはじめ、初氷・初雪などの冬へのステップを踏んで行く時期でもあり、何もかもがギラギラときらびやかな夏とは異なり、一つ一つの現象をじっくり味わいながら楽しむことが大事に季節です。

なお、今回より紅葉情報を始めます。まだ、全く色づいていない状況ですが、紅葉の進み具合を昨年と比較しながら観察することで、訪れるべき日程を調整していただけたらと思います。


◎ 今回の目次

Page-1 : 【観光センター前駐車場】       【大雪渓までの沿道の風景 T】
Page-2 : 【大雪渓までの沿道の風景 U】       【雪渓下部、雪渓中段】
Page-3 : 【雪渓上部 T】        【雪渓上部 U】
Page-4 : 【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】       【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近)】       【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】       <編集後記>「ノリクラの紅葉は早目に来るのが吉」

●参考資料●
(紅葉情報) − 紅葉総合INDEX
(周辺地図) − ノリクラガイドマップ(紅葉上部エリア版)ノリクラガイドマップ(紅葉下部エリア)  ノリクラガイドマップ (春〜夏スキー大雪渓・山頂版)     ノリクラガイドマップ県道乗鞍岳線版  
(シャトルバス・マイカー規制) − 乗鞍岳マイカー規制・乗り換え駐車場・シャトルバス情報   
 ノリクラガイドマップ(県道乗鞍岳線 シャトルバス乗換駐車場 版)

 

 

 

【観光センター前駐車場】

観光センター前駐車場

早朝6時の観光センター前駐車場。

 

雨 − 6時過ぎよりまとまった降り方に

昨日からの雨が続いていますが、6時過ぎより、ややまとまった降り方を見せるようになってきました。気温は16℃、半袖ではやや寒さを感じる状況です。9月に入り、日中はまだ暑さが残ることもありますが、朝晩は冷え込んできますので、長袖を用意されたほうがよいでしょう。

 

シャトルバス − 雨でもAダイヤ
前日14時に決めるため、天候と合わないことがある

雨が降り続く天気ですが、今日のシャトルバスは晴天時用のAダイヤ。前日14時の段階で翌日6〜12時の降水確率が40%未満の場合はAダイヤが適用されます。そのため、どうしても、当日の天候との乖離が生じることがあります。

また、ご来光バスもシャトルバスがAダイヤの時は運行されることになっていますので、今日のような悪天候でも運行されました(ただし、観光センター〜三本滝間で乗客がゼロの場合は、三本滝で運行取りやめ)。

 

「上高地・乗鞍・松本 2デー フリーパスポート」がお得ですよ

さて、こちらのスキーヤーが見せているチケットは、「上高地・乗鞍・松本 2デー フリーパスポート」。その名の通り、上高地と乗鞍へのシャトルバスと松本市内の路線バス。松本から上高地・乗鞍へ向かう路線バス・電車が二日間乗り放題のお得なチケットです。大人6000円ですので、観光センターまでバスでお越しの方で2日間滞在される方は、こちらのチケットはお得になります。

また、「上高地・乗鞍・松本 2デー フリーパスポート Plus One」は3日間有効で、大人7000円ですので、マイカーで観光センターまでお越しの方で、3日間連続でシャトルバスを利用される方なら、通常の往復券を利用するよりもお得になります。ただ、松本バスターミナル・新島々バスターミナルでの発売になり、観光センター窓口では扱っておりませんのでご注意ください。

 

雨だと来場者が少ない...

まだ、夏休み期間中ですから、観光センター前駐車場の警備員も増員して対応されているものの、今日はちょっと手持無沙汰のようです。

 

【大雪渓までの沿道の風景 T】

それではここからは大雪渓に向かう沿道の様子をお伝えします。

 

昨年の鈴蘭バス停のカエデ
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.17(2017/09/02) @
今回の鈴蘭バス停のカエデ
昨年より色づきが早く例年並み

ノリクラで一番早く紅葉を始めるのは、鈴蘭バス停のカエデ。先週あたりから色づきが始まりました。昨年よりも色づきが早い状態ですがほぼ例年並みです。

 

沿道の木々も色づきに変化が

鈴蘭バス停のカエデだけでなく、沿道の木々も少しずつ色合いの変化を始めています。9月になれば、毎年同じような傾向を示すものの、今年は幾分進み具合が早い状況です。

 

車道沿いの道端

道端の山野草はそろそろ終りに近い時期になりますが...

 

ゲンノショウコ − 胃薬の原料に オオバコ −別名:車前草
クルマに踏まれても強い草

左の画像はゲンノショウコ。夏の終わりに咲くピンクの小さな花です。漢字で書くと「現の証拠」。煎じて飲めばピタリと収まる下痢止めからその名前が由来しています。そして、右の画像はオオバコ(大葉子)、こちらも漢方薬(生薬)の原料となります。また、シャゼンソウ(車前草)とも呼ばれ、車に踏まれて他の植物がどんどん少なっても車前草だけは残って行く非常に強い植物でもあります。

 

今回の鈴蘭橋 紅葉を迎えた鈴蘭橋(10月中旬)
2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.24(2014/10/18〜19) D

ノリクラの紅葉エリアは標高2700メートルの大雪渓から標高1500〜1400メートルの乗鞍高原まで広がり、9月中旬の大雪渓から、10月末の乗鞍高原まで、1ヶ月半もの長期間楽しむことができます。しかし、各エリアの紅葉は長くて2週間、本当に良い状態のピーク期間は1週間もない状態。そのため、事前にいつが良いのかどこが良いのか下調べしておく必要があります。

 

今回の休暇村〜三本滝間 紅葉を迎えた休暇村〜三本滝間(カラマツ、10月下旬)
2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.25(2014/10/25〜26) D

乗鞍の紅葉情報をまとめた 紅葉情報INDEX から当WebSiteのすべての紅葉情報へアクセスでき、その中に、乗鞍の紅葉を大まかに把握するには、乗鞍紅葉情報 は初めての方にお勧めです。

また、撮影ポイントについては、ノリクラガイドマップ(紅葉上部エリア版)ノリクラガイドマップ(紅葉下部エリア) をご覧ください。県道乗鞍岳線沿線のビュースポットが地図上で把握できるようになっております。また、撮影当時のノリクラ雪渓カレンダーにもリンクされていますので詳細な状況の把握も可能です。紅葉撮影にお越しの際には一度ご確認ください。

 

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