ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.17(2018/09/01) C

 

 

Top-page > Index > Page:   1  2  3  4 

(Update:2018/09/06)

 

【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】
★まだ始まっていません(例年の見頃:9月20日前後〜9月下旬)★

大雪渓付近

ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めます。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。

<紅葉関連情報>
■ 紅葉まとめ − 紅葉総合INDEX
■ ノリクラの紅葉の概要 −  乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方)  
■ ビューポイント(地図) − ノリクラガイドマップ紅葉上部エリア版(大雪渓〜摩利支天)   ノリクラガイドマップ紅葉下部エリア版(三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)

 

昨年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.17(2017/09/02) C
今回の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)

 こちらは大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)の様子。昨年よりも若干色合いの変化が見られます。ただ、まだ始まったといえるレベルではありません。

 

葉の縮れたウラジロナナカマドが目立つ

ただ、気がかりなのは、右の画像のように、ウラジロナナカマドの一部で、葉が縮れているものが見られることです。例年だと、紅葉は始まる直前に見られますが、今年はそれより早く見られ、また、その数もやや多いのが気がかりです。

このように縮れた状態のものは、今後、紅葉の時期を迎えると、赤くならずに枯れてしまいます。

 

【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近)】
★まだ始まっていません(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

位ヶ原 −宝徳霊神バス停付近

標高2500メートル付近の位ヶ原エリアもまだ紅葉は始まっていません。

 

昨年のウラジロナナカマド(位ヶ原)
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.17(2017/09/02) C
今回のウラジロナナカマド(位ヶ原)
昨年より早く例年並み

位ヶ原6号カーブ付近のウラジロナナカマド。昨年より早く色づき始め、ほぼ例年並みの状態です。

 

今回の位ヶ原お花畑
昨年より早く、ほぼ例年並み
昨年の位ヶ原お花畑
2017ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.17(2017/09/02) C

7号カーブ付近の位ヶ原お花畑。色づきは昨年より早く、ほぼ例年並みの状態です。

 

11号カーブのウラジロナナカマド
ピークに近い色づき

ツアーコース入口付近の11号カーブのウラジロナナカマド。すでにピークに近い色づきを見せています。

2014年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.18(2014/09/05〜06) D
2015年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2015ノリクラ雪渓カレンダーVol.18(2015/09/05〜06) D
2016年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2016ノリクラ 雪渓カレンダーVol.17(2016/09/03〜04) D
2017年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2017ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.17(2017/09/02) C

こちらも過去4年間と比べても、かなり早い進捗状況です。

 

【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】

★まだ始まっていません(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

冷泉

こちらは標高2230メートルの冷泉。色づきはまだ見られません。

 

2014年の冷泉
2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.18(2014/09/05〜06) F
2015年の冷泉
2015ノリクラ雪渓カレンダーVol.18(2015/09/05〜06) D
2016年の冷泉
2016ノリクラ 雪渓カレンダーVol.17(2016/09/03〜04) E
2017年の冷泉
2017ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.17(2017/09/02) C

過去、4年間と比べてもそれほど大きな違いはありません。

 

冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)

冷泉小屋と魔利支天バス停の中間付近にあり荒田橋(あれたばし)を少し下ったあたりの28号カーブ付近。一部で色づきが始まっています。

 

冷泉小屋下 29号カーブ上 直線区間

今年はかなりの猛暑だったことから、今後の紅葉にどの程度影響するのかが気がかりな点です。

 

<編集後記>

「ノリクラの紅葉は早目に来るのが吉」

ノリクラの紅葉状況をご存じの方にとっては、当たり前のことではありますが、ノリクラの紅葉はピークよりも少し早目にお越しになるのがポイントです。例年、標高2600〜2500メートルの大雪渓・位ヶ原付近で9月20日前後から見頃が始まり、9月下旬〜10月上旬にピークを迎えます。その後は徐々に山麓へと紅葉前線が降りて行き、乗鞍高原には10月中旬〜下旬あたりが見頃となります。

平地の紅葉は、比較的長い期間楽しめますが、標高の高い場所の紅葉は、色づきが始まって見頃に至るまで1週間〜10日程度で、ピークは3〜7日間程度と非常に短いんです。特にピークを終わると一晩で落葉するのが大きな特徴です。

多くの方は週末じゃないとお越しになれないはずですから、紅葉の進み具合によって、今度の土日にしようか次の土日にしようかと迷う場合があると思います。2週にわたってお越しになれるのであれば一番良いですが、1回だけであれば、ピーク前にお越しになるようにした方が安全です。先ほど申し上げたように、ピークを過ぎると一気に落葉し、見る影もない状態になります。

その際、当WebSiteの紅葉情報をご覧になり、状況をよく判断の上、お越し下されば幸いです。


 


 

Copyright (C)   乗鞍大雪渓WebSite

Top ||   <<Back  1  2  3  4    -  Next-Page (Vol.18)>>