ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.18(2018/09/08) B

 

 

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(Update:2018/09/013)

 

【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】
★まだ始まっていません(例年の見頃:9月20日前後〜9月下旬)★

大雪渓付近

ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めます。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。

<紅葉関連情報>
■ 紅葉まとめ − 紅葉総合INDEX
■ ノリクラの紅葉の概要 −  乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方)  
■ ビューポイント(地図) − ノリクラガイドマップ紅葉上部エリア版(大雪渓〜摩利支天)   ノリクラガイドマップ紅葉下部エリア版(三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)

 

昨年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.18(2017/09/09) C
今回の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
左の画面と一つだけ異なるところがある..

こちらは大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)の様子。昨年とほぼ同じ状態です。しかし、二つの画像を見比べて、一つだけ先週と異なっている点があります。

 

台風の影響でトイレ外壁が落ちる
ただし利用は可能です

台風21号の影響で、トイレの外壁が落ちてしまいました。ただ、トイレ自体には損傷はなく、通常通り利用できます。

 

先週の大雪渓付近
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.17(2018/09/01) C
今回の大雪渓付近
おそらく色づき始めは2週間程度さき

先週と比べてもほとんど変化のないことがわかります。この分だと、色づき始めるのは2週間程度先のこと思われます。

 

【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近)】
★まだ始まっていません(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

位ヶ原−宝徳霊神バス停付近

標高2500メートル付近の位ヶ原エリアもまだ紅葉は始まっていません。

 

昨年の位ヶ原宝徳霊神バス停付近
2017ノリクラ 雪渓カレンダーVol.18(2017/09/09) C

昨年の画像を見比べても、ほぼ同じような状態です。

 

富士見沢

富士見沢でもほとんど変化がありません。

 

昨年のウラジロナナカマド(位ヶ原)
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.18(2017/09/09) C
今回のウラジロナナカマド(位ヶ原)
昨年より早く例年並み

位ヶ原6号カーブ付近のウラジロナナカマド。昨年より早く色づき始め、ほぼ例年並みの状態です。

 

今回の位ヶ原お花畑
昨年より早く、ほぼ例年並み
昨年の位ヶ原お花畑
2017ノリクラ 雪渓カレンダーVol.18(2017/09/09) C

7号カーブ付近の位ヶ原お花畑。色づきは昨年より早く、ほぼ例年並みの状態です。

 

位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口

ツアーコース入口付近の11号カーブのウラジロナナカマド。先週からすでにピークに近い色づきを見せています。

 

2014年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2014ノリクラ雪渓カレンダー 
Vol.19(2014/09/13〜14) E
2015年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2015ノリクラ雪渓カレンダー Vol.19(2015/09/12〜13) E
2016年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2016ノリクラ 雪渓カレンダーVol.18(2016/09/10〜11) D
2017年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2017ノリクラ 雪渓カレンダーVol.18(2017/09/09) C

過去4年間と比較しても早い状態であることがわかります。

 

位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口

 先ほどの画像の手前にあるウラジロナナカマドがこちら。

 

2014年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2014ノリクラ雪渓カレンダー 
Vol.19(2014/09/13〜14) E
2015年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2015ノリクラ雪渓カレンダーVol.19(2015/09/12〜13) E
2016年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2016ノリクラ 雪渓カレンダーVol.18(2016/09/10〜11) D
2017年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口
2017ノリクラ 雪渓カレンダーVol.18(2017/09/09) C

今年はすでに枯れ始めている状況で、過去4年間の中で最も早い様子を見せています。

 

【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】

★まだ始まっていません(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

冷泉

こちらは標高2230メートルの冷泉。色づきはまだ見られません。

 

2014年の冷泉
2014ノリクラ雪渓カレンダー Vol.19(2014/09/13〜14) F
2015年の冷泉
2015ノリクラ雪渓カレンダーVol.19(2015/09/12〜13) F
2016年の冷泉
2016ノリクラ 雪渓カレンダーVol.18(2016/09/10〜11) E
2017の冷泉
2017ノリクラ 雪渓カレンダーVol.18(2017/09/09) C

過去4年間と比べると、やや遅い様子であることがわかります。

 

冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)

冷泉小屋と魔利支天バス停の中間付近にあり荒田橋(あれたばし)を少し下ったあたりの28号カーブ付近。一部で色づきが始まっています。

 

この付近の発色は上部よりも良いものが多い

冷泉小屋から摩利支天バス停に至るまでの区間の発色は、毎年安定していて、紅葉な綺麗が楽しめます。上部の大雪渓・位ヶ原よりも良い状態のものが多く、見頃を迎えると、鮮やかな発色の紅葉を楽しむことができます。

 

見頃まであと2週間程度

おそらく見頃はあと2週間程度訪れると思われます。

 

<編集後記>

「乗鞍フォーラムの感想」

先週9月2日(日)に高山市丹生川町にて第8回乗鞍フォーラムが開催されました。今回の乗鞍フォーラムは、「乗鞍の魅力を再発見」というサブタイトルがつけられ、地元の方々の乗鞍での活動状況やその感想などをもとにした報告をメインに行われました。おそらく、過去の乗鞍フォーラムで、地元の方々が実際に乗鞍に足を運んでいないという意見が寄せられ、今回は将来にわたって郷土愛を深める目的からの取り組みだと思われます。

それはもっともなことで、やはり地元の方々自身がプロモーターになって動かなければ、外部からどんな団体・企業が参画・参入しても継続した活動になっていかないためです。

また、ことあるごとにマイカー規制緩和を求めてきた地元関係者の声は今回はなく、それに代わって、地元の郷土食や名勝などをめぐるウォーキングツアーなどの取り組みが紹介され、マイカー規制緩和などを求める以前に、地元のブランド力を高めるために必要な取り組みだと思います。

ただ、総入山者の中で、唯一増加している自転車ユーザーへの言及がほとんどなく、自転車ユーザー(ヒルクライマー)が何を求めてノリクラにやってきているのか、理解できていないのではないかと思わせるものでした。(演者は、自転車の方はなかなか写真を撮らず、この場で提示する写真がないと言っていましたが、自転車の方々は一般観光客以上にたくさんの写真をSNS上に掲載しています。)

また、岐阜県側の乗鞍スカイライン通行止時に、長野県側から登って来た際、県境ゲートが閉鎖されていて、畳平に入ることができない問題への提言がありました。乗鞍フォーラムではこういう諸問題を提言し、解決の糸口を見出すこともやっていかなければならないと思います。


 


 

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