ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.19(2018/09/15) @

 

 

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(Update:2018/09/20)

 

今年の秋はシルバーウィークにはならないものの、3連休が2週連続で続き、これはこれでうれしい方も多いのではないでしょうか?さて、今回は17日(月)の敬老の日までの三連休ですが、9月に入ってから、パッとしない天気ばかりが続き、レジャーに出かけたいという気持ちが貯め込まれているのではないかと思います。しかし、紅葉シーズンまであと1〜2週間まで迫ってきていますので、もうしばらく辛抱していただいた方がよいかと思います。

なお、9月初めより紅葉情報を始めております(4ページ目をご覧下さい)。まだ、見頃には至っておりませんが、紅葉の進み具合を昨年と比較しながら観察することで、訪れるべき日程を調整していただけたらと思います。


◎ 今回の目次

Page-1 : 【観光センター前駐車場】        【大雪渓までの沿道の風景 T(観光センター〜三本滝)】
Page-2 : 【【大雪渓までの沿道の風景 U(三本滝〜大雪渓)】       【雪渓下部】
Page-3 : 【雪渓上部、しぶとく滑ります】       【肩の小屋、屋根が壊れても営業続けてます!】
Page-4 : 【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】       【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近)】       【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】       <編集後記>「値段設定の決めては?(競合?・ブランドイメージ?)」

●参考資料●
(紅葉情報) − 紅葉総合INDEX
(周辺地図) − ノリクラガイドマップ(紅葉上部エリア版)ノリクラガイドマップ(紅葉下部エリア)  ノリクラガイドマップ (春〜夏スキー大雪渓・山頂版)     ノリクラガイドマップ県道乗鞍岳線版  
(シャトルバス・マイカー規制) − 乗鞍岳マイカー規制・乗り換え駐車場・シャトルバス情報   
 ノリクラガイドマップ(県道乗鞍岳線 シャトルバス乗換駐車場 版)

 

 

 

【観光センター前駐車場】

観光センター前駐車場

朝6時の観光センター前駐車場。昨日からの雨が続く朝を迎えています。気温は15℃、寒さは感じません。三連休初日ですが、この天候のため、駐車場は閑散とした状態です。

 

雨が強くなってきた ヒルクライムはちょっと無理

そして、6時前より、雨の降り方が強くなってきました。せっかくヒルクライムにお越しの方々も、この雨では手も足も出ない状態。

 

シャトルバス乗場 今日はBダイヤ

そして、シャトルバスも雨天時用のBダイヤでの運行。AとBの二つある運行ダイヤは前日の昼過ぎには決定されます。翌日午前中の降水確率が40%未満の場合は晴天時のAダイヤで、それよりも高い場合はBダイヤが適用されます。

 

あの土砂崩れの場所、木が少し傾いてた 今日はBダイヤかい〜

雨天時用のBダイヤは概ね2時間に1便ですが、始発便と最終便はAダイヤと同じ時刻で運行されます。6時10分の始発便がやって来ましたが、観光センターからの乗客はゼロ。こちらの車掌さん、二回目に発生した先週9月8日の三本滝ゲート先の土砂崩れについて、「前日9月7日に乗務してましたが、あの斜面に立っていた大きな木が、朝は問題なかったのに、夕方には少し傾ていたので、おかしいなぁ〜と思っていたんですよ。」

週に何度もこの路線を担当されていますので、ちょっとした変化も察知することができるのだと思います。これから秋の本格的な紅葉シーズンが始まりますので、通行止めになる事態は避けたいものです。

 

いや〜よく降るねぇ〜

「8月は全然雨降らなかったのに、今月に入って本当によく降るね〜。これだけ雨が降れば、キノコも大丈夫だ〜!」。この時期、乗鞍高原では、キノコ料理を振る舞う旅館・民宿も多く、それを目当てにお越しの常連客もたくさんいらっしゃいます。

春の山菜や秋のキノコなど、ノリクラで採れたものは市場には出回りませんが、旅館・民宿では時期になると、それを目玉料理にされているところもたくさんあり、中には通常の夕食メニューとしてふんだんに振る舞われるところもあります。

 

【大雪渓までの沿道の風景 T(観光センター〜三本滝)】

それではここからは大雪渓に向かう沿道の様子をお伝えします。

 

昨年の鈴蘭バス停のカエデ
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.19(2017/09/16) @
今回の鈴蘭バス停のカエデ

ノリクラで一番早く紅葉を始めるのは、鈴蘭バス停のカエデ。昨年よりも色づきが早い傾向ですが、例年と比べも色合いがはっきりしています。

 

一の瀬大カエデ
今年も色づきが始まる − 例年より色づいている部分が多い

こちらは一の瀬大カエデ。例年、9月中下旬あたりから色づきが始まりますので、ほぼ例年並みの始まりですが、色付いている箇所がかなり多いのが今年の特徴。見頃は概ね10月中旬過ぎで、まだ一ヶ月も先のことです。先の鈴蘭バス停のカエデも10月中旬頃に真っ赤になります。

 

乗鞍高原周辺の紅葉の見ごろは10月中旬ですが、それまで少しずつ色合いの変化が続きます。

 

ミズナラの実が落ち始めた 昨年より若干少な目

そして、地面をよく見ると、まだ青いどんぐりが落ちています。ミズナラのどんぐりが実り始めています。雨のため、はっきりと確認できませんでしたが、昨年ほどたくさん実っていない模様です。

ミズナラをはじめとする落葉樹の実はツキノワグマの大切な食糧で、どんぐりが不作だと人里へのクマ出没の頻度が高いといわれています。

 

今回の鈴蘭橋 紅葉を迎えた鈴蘭橋(10月中旬)
2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.24(2014/10/18〜19) D

ノリクラの紅葉エリアは標高2700メートルの大雪渓から標高1500〜1400メートルの乗鞍高原まで広がり、9月中旬の大雪渓から、10月末の乗鞍高原まで、1ヶ月半もの長期間楽しむことができます。しかし、各エリアの紅葉は長くて2週間、本当に良い状態のピーク期間は1週間もない状態。そのため、事前にいつが良いのかどこが良いのか下調べしておく必要があります。

 

今回の休暇村〜三本滝間 紅葉を迎えた休暇村〜三本滝間(カラマツ、10月下旬)
2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.25(2014/10/25〜26) D

乗鞍の紅葉情報をまとめた 紅葉情報INDEX から当WebSiteのすべての紅葉情報へアクセスでき、その中に、乗鞍の紅葉を大まかに把握するには、乗鞍紅葉情報 は初めての方にお勧めです。

また、撮影ポイントについては、ノリクラガイドマップ(紅葉上部エリア版)ノリクラガイドマップ(紅葉下部エリア) をご覧ください。県道乗鞍岳線沿線のビュースポットが地図上で把握できるようになっております。また、撮影当時のノリクラ雪渓カレンダーにもリンクされていますので詳細な状況の把握も可能です。紅葉撮影にお越しの際には一度ご確認ください。

 

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