ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.22(2018/10/06) @

 

 

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(Update:2018/10/11)

 

今年の秋は三連休が3回もあり、お出かけしやすいカレンダーになっていますが、天気の周期が非常に悪く、土曜日ごとに天気が悪くなっています。そろそろ、そんな巡りあわせも断ち切ってほしいところですが、今年は本当にツイていません。そして、夏の猛暑がまだ残っているのでしょうか、台風が過ぎても冷え込みが弱く、初雪の便りはまだ訪れていません。

例年、10月の三連休は、シーズン最高の人出でにぎわうところですが、あいにくの天候のため、土曜日はお越しの方もかなり少ない状況でした。しかし、日曜日・月曜日は台風25号が通過して天候が回復し、まずまずの状況でした。この三連休が終わると、ノリクラは晩秋への雰囲気を色濃くし、待望のウインターシーズンに向けてカウントダウンが始まります。それでも10月末までは乗鞍高原の紅葉は続き、あたり一面暖色系の色彩に包まれる様子は、大雪渓位ヶ原の紅葉とは異なったやさしい趣を感じさせてくれるものです。

なお、9月初めより開始している紅葉情報は4ページ目からご覧になります。紅葉の進み具合を昨年と比較しながら観察することで、訪れるべき日程を調整していただけたらと思います。


◎ 今回の目次

Page-1 : 【観光センター前駐車場】       【一の瀬大カエデ】       【大雪渓までの沿道の風景 T(観光センター〜三本滝)】
Page-2 : 【大雪渓までの沿道の風景 U(三本滝〜大雪渓)】
Page-3 : 【雪渓下部・上部】       【雪渓上部、今シーズン最後の夏スキー】       【肩の小屋、今年はそろそろ店じまいの時期に】
Page-4 : 【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】        【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近)】       【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】
Page-5 : 【紅葉情報−摩利支天〜三本滝(標高2000〜1800m付近)】       【紅葉情報−乗鞍高原、一の瀬園地(標高1500m付近)】       <編集後記>「有名ホテルでは得られない魅力」


●参考資料●
(紅葉情報) − 紅葉総合INDEX
(周辺地図) − ノリクラガイドマップ(紅葉上部エリア版)ノリクラガイドマップ(紅葉下部エリア)  ノリクラガイドマップ (春〜夏スキー大雪渓・山頂版)     ノリクラガイドマップ県道乗鞍岳線版  
一の瀬大カエデの行き方(2016ノリクラ 雪渓カレンダー  Vol.20(2016/09/24〜25) @【一の瀬大カエデへの行き方】)
(シャトルバス・マイカー規制) − 乗鞍岳マイカー規制・乗り換え駐車場・シャトルバス情報    ノリクラガイドマップ(県道乗鞍岳線 シャトルバス乗換駐車場 版)

 

 

 

【観光センター前駐車場】

観光センター前駐車場

早朝6時の観光センター前駐車場。画像からでもお分かりのように、雲間から青空がのぞいています。気温は16℃で、10月上旬ともなれば一桁の気温の日も多くなりますから、今日はかなり高い状態で、台風25号による影響が間接的にみられる模様です。

 

紅葉 − 乗鞍高原でも見頃に近い状態になって来た

観光センター周辺の乗鞍高原でも紅葉の色付きが始まりました。まだ青い部分も多いのですが、見頃に近い状態になって来たといってよいでしょうか?

 

昨年の自然保護センターの桜(紅葉)
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2017/10/07) @
今回の自然保護センターの桜(紅葉)
昨年より色づきは早く進んでいる

こちらは観光センター駐車場にある自然保護センター前のサクラの木。こちらも紅葉が始まっています。昨年と比べると色づきがはっきりしていて、乗鞍高原全体を見ても昨年より紅葉が早く進んでいます。

 

ヒルクライムの準備

先月9月は天候が良くない日が多かったため、ヒルクライムお越しの方も少な目でした。10月に入り、そろそろヒルクライムシーズンも終盤を迎えています。こちらの方々は「7月上旬に来たものの、大雨で山頂まで行けなかったので、今日はリベンジのつもりでやってきました。」とのこと。

7月上旬の大雨直後に梅雨明けが発表され、それから8月末までの約2ヵ月は晴天・猛暑が休むことなく続きました。9月からは週末ごとに天気が悪く、台風21号による三本滝ゲート上の土砂崩れは記憶に新しい所です。

 

シャトルバス − 10月から始発便・最終便の時刻が変更されています。

10月に入り、シャトルバスのダイヤも一部変更されています。6時10分便が廃止され、7時便から運行が始まります。これまでの6時10分便は、新島々から山頂への直通運行のため、観光センターで下車することなく、そのまま続けて乗車になればよかったものの、7時前に観光センターに到着した便は沢渡行きですから、観光センターでシャトルバスに乗り換える必要があります。そのため、観光センターのシャトルバス乗車券販売所にて乗車券の再購入が必要となります。

なお、下り最終便についても、畳平発17時30分→16時30分に変更されていますのでご注意ください。

 

【一の瀬大カエデ】

一の瀬園地 一の瀬大カエデ

それでは、大雪渓に向かう前に一の瀬園地の様子をお伝えします。一の瀬大カエデの方は、2016ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2016/09/24〜25) @【一の瀬大カエデへの行き方】 に掲載しておりますのでご覧下さい。

先週の一の瀬大カエデ
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.21(2018/09/29) @
今回一の瀬大カエデ
赤い箇所全体に広がる

先週と比べて全体的に赤い箇所が広がってきました。

 

2015年の一の瀬大カエデ
2015ノリクラ雪渓カレンダー
Vol.23(2015/10/10〜11) G
2016年の一の瀬大カエデ
2016ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2016/10/08〜10) @
2017年の一の瀬大カエデ
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2017/10/07) @

昨年と比べて色付きが早いことがわかります。2015年のようにすでに全身真っ赤というシーズンもありますので、一概に今年が早いとは言えませんが、早めに推移していることは間違いないと思います。おそらく、あと1週間程度で2015年の状態に近くなると推測されます。

 

大カエデ以外でも紅葉が進んでいます

大カエデ以外の一の瀬周辺の木々も紅葉が進み、昨年よりも幾分早めの傾向が見られます。

 

【大雪渓までの沿道の風景 T(観光センター〜三本滝)】

大雪渓に向かう沿道の様子をお伝えします。

 

昨年の鈴蘭バス停のカエデ
2017ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2017/10/07) @
今回の鈴蘭バス停のカエデ

ノリクラで一番早く紅葉を始めるのは、鈴蘭バス停のカエデ。全身鮮やかな真紅に染まり、ほぼピークの状態となりました。昨年とほぼ同じ進捗状態です。

 

乗鞍高原は来週あたりから見頃・ピークになると思われますが、すでにかなり良い発色まで達しています。

 

ミズナラの紅葉は、進んでいるものと、進んでいないものが半々

同じ個所にあるミズナラですが、かなり良い発色まで進んだものと、夏場と同じ状態のものまであって、全体的には半々の状態です。

 

今回の鈴蘭橋 紅葉を迎えた鈴蘭橋(10月中旬)
2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.24(2014/10/18〜19) D

ノリクラの紅葉エリアは標高2700メートルの大雪渓から標高1500〜1400メートルの乗鞍高原まで広がり、9月中旬の大雪渓から、10月末の乗鞍高原まで、1ヶ月半もの長期間楽しむことができます。しかし、各エリアの紅葉は長くて2週間、本当に良い状態のピーク期間は1週間もない状態。そのため、事前にいつが良いのかどこが良いのか下調べしておく必要があります。

 

今回の休暇村〜三本滝間 紅葉を迎えた休暇村〜三本滝間(カラマツ、10月下旬)
2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.25(2014/10/25〜26) D

乗鞍の紅葉情報をまとめた 紅葉情報INDEX から当WebSiteのすべての紅葉情報へアクセスでき、その中に、乗鞍の紅葉を大まかに把握するには、乗鞍紅葉情報 は初めての方にお勧めです。

また、撮影ポイントについては、ノリクラガイドマップ(紅葉上部エリア版)ノリクラガイドマップ(紅葉下部エリア) をご覧ください。県道乗鞍岳線沿線のビュースポットが地図上で把握できるようになっております。また、撮影当時のノリクラ雪渓カレンダーにもリンクされていますので詳細な状況の把握も可能です。紅葉撮影にお越しの際には一度ご確認ください。

 

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