ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.23(2018/10/13) A

 

 

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(Update:2018/10/18)

 

【大雪渓までの沿道の風景 U(三本滝〜大雪渓)】

三本滝ゲート − この先マイカー規制 三本滝レストハウス前駐車場
今日は朝からほぼ満車

観光センターから7km先の三本滝ゲート。ここからマイカー規制が始まります。9時の気温は8℃と低め。それでも日差しがありますので寒さはありません。三本滝レストハウス前駐車場はほぼ満車で、今回は三連休明けの週末ですが、思った以上の人出となっています。

 

早朝パトロールは路面凍結のため冬タイヤで

10月ともなると、三本滝ゲートの警備員が気がかりとするのは、冬タイヤへの交換時期。松本市街地をはじめ乗鞍高原内でも、冬タイヤへの交換は12月に入ってからで十分ですが、夜明け前の早朝パトロールでは、位ヶ原や大雪渓付近は路面凍結が頻繁にみられます。そのため、早めに冬タイヤへの交換が必要なんです。

その夜間凍結も、10月中旬までなら日が高くなれば、すぐに溶けてしまうものの、10月下旬には日中でも溶けなくなってきます。そのため、10月下旬になると、通行止めとなる頻度が高くなってきます。

 

三本滝吊り橋の工事
10月15日から三本滝遊歩道通行止め

三本滝レストハウスから三本滝へ向かう遊歩道にある吊り橋の工事が開始され、週明けの10月15日から三本滝遊歩道が通行止めとなります。工事は12月までかかるようで、今シーズンは三本滝に向かうことができませんのでご注意ください。

 

先週のかもしかゲレンデ
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2018/10/06) A
今回のかもしかゲレンデ
落葉が進んできた

先週・先々週と、二週にわたって見頃を迎えた、かもしかゲレンデ付近の紅葉も、ご覧のように落葉がかなり進んできました。

 

かもしかゲレンデから乗鞍高原方面
紅葉が進んできた様子が一望

そして、山麓の乗鞍高原周辺が見頃の時期を迎え、かもしかゲレンデからは黄色く色づく乗鞍高原の木々の様子を一望することができます。

 

みんな揃ってヒルクライム 紅葉風景を楽しみながら

下は小学生から上は70歳までのメンバーが揃ってヒルクライム。メンバーの歩調を合わせながら所々で休み、風景を楽しんでいらっしゃいます。秋のヒルクライムは登ることが目的ではなく、風景を楽しむことですね。

 

摩利支天付近 − 晩秋の雰囲気に

かもしかゲレンデを過ぎて中腹エリアに差し掛かると、紅葉は完全に終了し晩秋の雰囲気へ..

 

29号カーブ先の直線区間
落葉の進むダケカンバの並木を行く

標高2000メートル付近にある29号カーブ先の直線区間。ダケカンバが並木のように立ち並ぶ場所ですが、落葉が進んでダケカンバの白い幹が目立ってきました。ちょっと寒々とした趣ではあるものの、季節がこれからトーンダウンして行く雰囲気を醸し出しています。

 

先週の冷泉小屋付近
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2018/10/06) A
今回の冷泉小屋付近
ピークを過ぎると一気に落葉

落葉が始まると、あっという間に始まって・終わってしまいます。左の画像は先週の冷泉小屋付近の様子。そして、右は1週間後の今回の様子。紅葉のピークが過ぎると一気に落葉しますので、紅葉散策はピークを狙いすぎるよりも、ピークが訪れるより少し前にお越しになったほうが安全です。

 

位ヶ原山荘 − 10月末まで営業 今日もたくさんのヒルクライマーが

標高2350メートルの位ヶ原山荘。こちらは10月末まで営業が続けられます。今日もたくさんのヒルクライマーが訪れている模様です。

10月末以降の位ヶ原山荘は、11月から年末まで一旦休業し、クリスマスから成人の日あたりまでの年末年始は再び営業を始めます。なお、11月以降は積雪のため道路は閉鎖され、シャトルバス運行もありませんので、年末年始にお越しの方は雪の中を歩いてくる必要があり、冬山経験者しか訪れることができません。

しかし、厳冬期に営業している山小屋は非常に限られているため、登山者やバックカントリースキーヤーにとって人気のスポットとなります。当WebSiteでも、厳冬期のノリクラの様子を12月からトップページの速報にてお伝えしておりますので、グリーンシーズン終了後もぜひご覧下さい。

 

館内はヒルクライマーがのんびりとお昼休み...

 

薪ストーブを囲んで たいやきが人気!

先ほどのグループの方々も薪ストーブを囲んで小休憩..。たいやきやお汁粉などの甘いものがヒルクライマーの人気メニューです。今日はこの先、県境・畳平までヒルクライムで登った後、山頂まで登山されるとのこと。自転車シューズでは登ることができませんから、ザックにスニーカーを持参されているとのことです。

「私は乗鞍スカイラインがオープンする5月からノリクラに来ているんですよ。そして、こうやってメンバーを年に一度はノリクラに連れてくるんです。」 実際にノリクラが好きな人がツアーを企画してメンバーをお連れすると、ノリクラの良さをより一層深く楽しめ・知ることができるため、メンバー自身もノリクラ好きになることがよくあります。

ノリクラフリークが引率する旅行は、団体ツアーでも個人旅行でも体験できない貴重なものだと思います。

 

雲がかかり始める

先ほどまでの晴天から少し天候が怪しい雰囲気に

 

先週の位ヶ原山荘〜冷泉小屋付近
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2018/10/06) A
今回の位ヶ原山荘〜冷泉小屋付近

先週は山頂方面の紅葉が終わって、中腹エリアが綺麗に色づいている様子が左の画像でわかります。今週は山頂から中腹まですべての紅葉が終了し、紅葉のパッチワークが完全になくなってしまいました。

 

位ヶ原 − ダケカンバの枝ぶりがくっきりと浮かぶ

紅葉が終わって落葉してしまうと、ダケカンバのダイナミックな枝ぶりがくっきりと浮かび上がり、晩秋ならでは光景が広がります。

 

落葉後、高山植物の紅葉が主役に

ダケカンバやウラジロナナカマドが完全に落葉しても、赤く紅葉している木々を発見します。これはチングルマなどの高山植物の紅葉。これまではダケカンバやウラジロナナカマドの陰に隠れて、気にも留めない状態でしたが、紅葉シーズンが終わってようやく出番がやってまいりました。

 

足元の紅葉にも目を留めて

広大な風景が広がるだけのノリクラではありません。足元の小さな紅葉にも目を留めながら歩むことで、より深くノリクラを知ることができます。

 

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