ノリクラ 雪渓カレンダープレリリース版

Vol.3(2019/04/20) B

 

 

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(Update:2019/04/25)

 

【ツアーコースU − 1〜6番標識付近】

入口急斜面を登り切ると、なだらかな緩斜面が続きます。

 

1番標識付近。

こちらは1番標識付近。

足取り軽く、春山の雰囲気を満喫

うだるような暑さが続き、もう厳冬期の雰囲気は全くありません。先週まではまだ冬の雰囲気が多少残っていましたが、完全に春山の季節が到来した模様です。

 

1番標識付近から望む高天ヶ原・剣ヶ峰 1番標識(積雪量145センチ)
3月上旬並みの積雪

ツアーコースに入って最初に山頂方面を見ることができるのが1番標識付近。しかも真正面に眺められるのはここだけです。今日のように終日快晴の一日なら問題ありませんが、天候に不安のある日は、ここで写真を撮っておくべきでしょう。天候悪化で見られなくなることもありますので..

1番標識付近(標高約2130メートル)の積雪は145センチ。先週より5センチ減少、昨年より100センチ多く、3月上旬並みです。

 

2018年の3番標識(積雪85センチ)
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.4(2018/04/21) B
先週の3番標識付近(積雪150センチ)
ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.2(2019/04/13) B
今回の3番標識(積雪145センチ)

こちらはツアーコース中間付近にある3番標識(標高約2235メートル)。現在の積雪は145センチ。先週より5センチ減少、昨年より65センチ多く、3月上旬並みです。

 

済んだ青空 − 遠景の山並みもくっきり ギャングのようなマスク − 日焼けは怖いもん〜

先週と同様、今日も済んだ青空が続き、遠景の山並みもくっきりとしています。ギャングのようなマスクのお二人。「だって日焼けは怖いもん〜」と完全武装。紫外線は1年のうちで春が一番強いので、しっかりとした対策が必要です。

 

遠景の山並みは中央アルプス

先ほどの2枚の画像の後方に写っている白い山は中央アルプス。距離も近いため、南アルプスよりも鮮明に見えますから、区別がつくはずです。また、この時期、高い山はまだ冠雪していて判別しやすいですから、積雪が残っているうちに地図などで確認しておくとよいと思います。

 

2015年の5番標識(積雪195センチ)
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.4(2018/04/21) B
先週の5番標識(積雪250センチ)
ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.2(2019/04/13) B
今回の5番標識(積雪240センチ)

こちらはツアーコース上部付近の5番標識(標高約2305メートル)。現在の積雪240センチ。先週より10センチ減少、昨年より45センチ多く、3月中旬並です。

2018年の6番標識手前の谷
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.4(2018/04/21) B
先週の6番標識手前の谷
ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.2(2019/04/13) B
今回の6番標識手前の谷

5番標識を過ぎて6番標識付近に差し掛かると、ウェーブ状になった箇所があります。

この谷が埋まるのは2月以降で、それまではこの付近を通過するだけでかなり時間を要する状況でした(画像以外に2〜3ヶ所ほど谷があります)。今年は1〜2月の積雪が少なかったため、なかなか埋まりませんでしたが、現在は問題なく通過できます。ただし、下山滑走時にウェーブに対応できず、転倒して骨折負傷する事案が過去には発生していますので十分注意してください。

そして、6番標識を過ぎれば、ツアーコース最後の位ヶ原急斜面へと向かいます。

 

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■ご注意■

今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)

 

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