ノリクラ 雪渓カレンダープレリリース版

Vol.4(2019/04/24・27・28) @

 

 

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(Update:2019/05/02)

 

いよいよ、今週からゴールデンウィークが始まりました。今年は10連休と過去になく大型連休となり、お出かけする方々も例年以上に多くなることと思います。ゴールデンウィーク初日の4月27日(土)より乗鞍岳春山バスの運行が開始となり、3月末でスキー場が終了して以来、ひっそりとしたノリクラでしたが、新たな季節が到来することを教えてくれます。また、乗鞍スカイラインの夫婦松までの早期開通が今年は4月27日より実施されました。

今回のノリクラ雪渓カレンダーでは、4月24日(水)に実施された乗鞍岳春山バス試運転の模様と、運行初日の4月27日(土)・二日目4月28日(日)の様子をお伝えいたします。


■ご注意■

今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)


◎ 今回の目次

Page-1 : 【4月24日(水)、観光センター前駐車場、水芭蕉】       【乗鞍岳春山バス試運転】
Page-2 : 【乗鞍岳春山バス試運転−雪の壁が迫りくる】       【位ヶ原山荘に到着、乗鞍岳春山バス運行開始が正式決定】
Page-3 : 【4月27日(土)、本日より乗鞍岳春山バス運行開始のはずですが..】
Page-4 : 【4月28日(日)、今日こそ春山バスは運行するか?】       【今シーズン初の春山バス、位ヶ原山荘に行く】
Page-5 : 【かもしかゲレンデ、ツアーコース入口】       【ツアーコース、1〜6番標識付近】       【ツアーコース−位ヶ原急斜面】       【位ヶ原】       <編集後記>「5月からのノリクラ雪渓カレンダー正式版について」

●参考資料●
(周辺地図) − ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:12月末〜4月末>   ノリクラガイドマップ県道乗鞍岳線版  

 

 

 

【4月24日(水)、観光センター前駐車場、水芭蕉】

観光センター前駐車場

こちらは観光センター前駐車場。

 

あいにくの雨

今日はあいにくの雨模様。かろうじて山頂方面が見え隠れしていますが、この後、完全に隠れてしまいました。気温は8℃と暖かな朝です。

 

今年は雪解けが遅い

4月は冷え込んだ日が多く、周辺の雪解けは例年よりも遅れました。この雨で雪解けも加速することと思います。

 

ようやくふきのとうが顔を出す

例年ならもっと早く顔を出すふきのとう。今年は2週間ほど遅れてのお目見えです。

 

この週末から春山バス・観光センターが始まる

この週末からゴールデンウィークが始まります。これまで閉鎖されていた観光センターも来週から売店・食堂の営業が始まります。また、位ヶ原山荘への春山バスも27日から始まり、春の遅いノリクラにもようやく春の動きが見られるようになります。

 

大野川学校前(左へ行く) 水芭蕉群生地への看板

そんな春の動きの一つとしてご紹介したいのが水芭蕉。

4月中下旬からゴールデンウィークにかけて、乗鞍高原では水芭蕉が見頃を迎えます。いくつかの見頃スポットがあって、それをめぐるコース案内が右の画像のように掲示されています。それらを回るだけで一日かかってしまうほどです。

さて、大野川小中学校前から脇道に入っていくと、標高1200メートルの宮ノ原水芭蕉群生地があります。群生地の一番奥に駐車スペースがありますので、マイカーでも大丈夫ですが、駐車台数に限りがありますのでご注意ください。

 

宮ノ原水芭蕉群生地

こちらが宮ノ原水芭蕉群生地。住宅地の一角にあり、群生地への道路は狭いため路上駐車はしないようお願いいたします。(前述のとおり群生地の奥に小さな駐車スペースがあります)

 

昨年の水芭蕉
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.5(2018/04/28) @
今年の水芭蕉
昨年より小ぶりだが例年並みの大きさ

昨年と比べるとやや小さい感じですがこれで例年並み。これからゴールデンウィーク頃までが見頃で、このほか一の瀬園地のまいめの池やどじょう池なども有名です。この時期の乗鞍高原は春山バスでの雪化粧と水芭蕉の必ずご覧になっていただきたいスポットです。

 

【乗鞍岳春山バス試運転】

関係者・報道陣が集まる 試運転バスに乗車

水芭蕉に続いて、春山バスにも動きがあります。

県道乗鞍岳線の除雪が4月に入って始まり、標高2350メートルの位ヶ原山荘までの冬季閉鎖中の区間で、乗鞍岳春山バスの運行がゴールデンウィークから始まり、数多くの春山スキーヤーや、雪見のための観光客で賑わいます。

その運行開始に先立って、毎年、乗鞍岳春山バス試運転が実施されます。関係省庁、及び、実施主体が道路の安全確認を行い、それに基づいて乗鞍岳春山バスの運行が決定されます。

 

位ヶ原山荘に向けて出発 乗鞍岳春山バス概要の説明

試運転バスには、道路管理者の松本建設事務所の担当者を始め、環境省、森林管理署などの関係機関、除雪担当のサワンド建設、のりくら観光協会の役員、そして、各報道機関の方など、総勢30名ほどが乗り込んで道路の安全確認を行います。

 

三本滝ゲート前

この乗鞍岳春山バスは、松本市、アルピコ交通、のりくら観光協会、乗鞍高原温泉旅館組合、乗鞍高原温泉民宿組合が連携して実施され、冬季閉鎖中の道路であり十分な安全確保を図る必要があるため、道路状況を熟知し経験豊富なアルピコ交通に限定して運行されます。

 

三本滝レストハウス前駐車場 − きれいに除雪されました

さて、先週はまだ積雪が残っていた三本滝レストハウス前駐車場。ご覧のように綺麗に除雪されました。ただし周囲にまだ残雪の山が残っていて、雪解け水が夜間凍結する恐れがあります。トイレは本日4月24日(水)時点では積雪のため利用できませんが、27日(土)からは利用できるように除雪などの対応をする予定です。(27日には利用可能となりました)

 

ゲートを開けて冬季閉鎖区間へ

三本滝ゲートから先は6月末まで冬季閉鎖中。試運転バス・春山バスは特別な許可のもと、冬季閉鎖中の区間を走行いたします。

 

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■ご注意■

今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)

 

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