ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.1(2019/05/11) B
【蚕玉岳〜朝日岳の稜線】
蚕玉岳〜朝日岳の稜線 |
こちらは蚕玉岳(こだまだけ)〜朝日岳の稜線。画像の左側が蚕玉岳山頂(標高2979メートル)に続き、画像右側が朝日岳山頂(標高2975メートル)に続いています。
5月中の降雪・積雪は珍しくない |
今回は数日前の降雪で新雪に覆われていますが、山頂付近の降雪・積雪は例年5月中は結構あり、6月に入って度々見られます。
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昨年の権現ヶ池 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.1(2018/05/12) B |
今回の権現ヶ池 |
稜線を登り切って、反対側に見られる池は、御岳の二ノ池に次いで国内2番目の標高に位置する権現ヶ池(ごんげんがいけ、標高2845m)。昨年は新雪で全面覆われていて比較が難しいところですが、ほぼ例年並みの状況です。
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昨年の朝日岳〜蚕玉岳稜線 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.1(2018/05/12) B |
今回の朝日岳〜蚕玉岳稜線 |
こちらが稜線部分。手前が朝日岳方面で、画像に写るなだらかなピークが蚕玉岳、それに続く奥のピークが主峰の剣ヶ峰です。ここ数年の状況とほぼ同じ積雪状態です。
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昨年の朝日岳 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.1(2018/05/12) B |
今回の朝日岳 |
朝日岳もここ数年の状況とほぼ同じです。
【剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線】
剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線 | 蚕玉岳山頂 |
こちらは剣ヶ峰〜蚕玉岳(こだまだけ)稜線。ここ数年の状況と比較すると、若干多い方かと思います。
稜線から |
蚕玉岳山頂から滑走エリア方面は幅が150メートル近くあり、広大なスケールがあります。
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昨年の位ヶ原 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.1(2018/05/12) B |
今回の位ヶ原 |
位ヶ原は昨年と比べると、積雪量が若干多い模様。
位ヶ原のカーブ位置 (ツアーコース下山は7号カーブを目印に) |
位ヶ原7号カーブ |
除雪の先端が大雪渓まで到達し、道路の位置がわかるようになっています。この時期は山頂方面からツアーコースへ下山滑走されるケースが多いかと思いますが、一旦7号カーブを目指して滑り、その後、ツアーコース方面を目指すと間違いなく行けるはずです。7号カーブ付近はハイマツ帯が大きく出始めていて、それが一つの目印なり、その手前にはカーブミラーのポールがあります。
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2018年の剣ヶ峰直下の岩 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.1(2018/05/12) B |
今回の剣ヶ峰直下の岩 |
剣ヶ峰直下の岩場付近の積雪はほぼ昨年並み。
湿った新雪は滑りにくい− でもこのロケーションを楽しむことが大事 |
先日の新雪は稜線から500メートル付近まで続き、湿雪でやや滑りにくい状態ですが、このロケーションを楽しみながらの滑走は唯一無二のものといえるでしょう。
その後はまったりとした春雪に覆われ、のんびりとした春山スキーを優雅に楽しめます。
■ご注意■
今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)
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