ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.2(2019/05/15・18) B

 

 

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(Update:2019/05/23)

 

【5月18日(土)、観光センター前駐車場】

観光センター前駐車場

さて、日付が変わって、週末の5月18日(土)の観光センター前駐車場。

 

青空の朝

綺麗な青空の朝を迎えました。気温は5℃、日差しがあって、冷え込んだ感覚はありません。

 

先週の山頂方面
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.1(2019/05/11) @
今回の山頂方面

山頂方面は14日(火)に降雪がありました。4月あたりなら降雪により積雪が増える様子が見られたものの、もう融雪期に入ってきましたので、全体的には積雪が減少する傾向です。

 

自然保護センターの桜がようやく咲きました

先週は観光センター周辺の桜の開花がありましたが、こちらの自然保護センターの桜だけは咲いていませんでした。それでもようやく今週に入って咲いてくれました。昨年は5月5日には満開でしたので10日以上遅い状態で2017年と同じ傾向です。

 

スモモも昨年より2週間程遅い開花

また、スモモも今年は遅く、昨年より2週間程度遅い状態です。明日5月19日(日)は一の瀬園地ですもも祭りが開催されますが、一の瀬園地のスモモはまだ2〜3分咲きの状態で、すもも祭りには間に合いませんでした。例年だと、すっかりスモモの花が終わって、コナシが満開の中でのすもも祭りとなることが多く、すもも祭りまでにスモモが咲かないということは珍しいことです。

 

【三本滝レストハウス前駐車場、乗鞍岳春山バスに乗車】

三本滝レストハウス前駐車場

観光センターから7km先の三本滝レストハウス前駐車場。乗鞍岳春山バスに乗って山頂方面への春山スキーに向かうスキーヤー・ボーダーの方々の車が集まっていますが、今日は若干少な目...

 

先週のかもしかゲレンデ
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.1(2019/05/11) @
今回のかもしかゲレンデ
昨年より2週間遅い雪解け完了

かもしかゲレンデの積雪もご覧のようにこの1週間ですっかりなくなってしまいました。昨年よりも2週間遅く、例年と比べても1〜2週間遅い状態です。

 

春山バス始発便 − 今日は4台

かもしかゲレンデの積雪がなくなり、三本滝までのスキー板を全く外さずに下山滑走ができなくなったため、観光センターから乗車される方が増えました。今日の始発便は観光センターから3台、三本滝から1台で、135名の方が乗車されました。今回は大半がスキーヤー・ボーダーの方々でした。

 

2週間前の雪壁
(2019/05/04)
今回の雪壁
雪解けが進んでいる

左の画像は2週間前の雪壁の様子で、右の画像が今回のもの。雪壁が低くなりこの2週間でだいぶ雪解けが進んでいることがわかります。今後、大雪渓まで延長運行されるようになると、バスの背丈以上の雪壁を体験できるようになります。(延長運行は例年5月下旬〜6月上旬から始まります)。

 

位ヶ原山荘に到着

三本滝から約20分で位ヶ原山荘に到着します。

 

【乗鞍岳春山バス、位ヶ原山荘に到着。屋根板を出発】

春山バス始発便が到着した9時20分の位ヶ原山荘の気温は9℃。

春山入山計画書(登山届)の記入提出

山頂方面に向かう方は、春山バスのパンフレットにもなっている春山入山計画書(登山届)を記入提出して下さい。なお、パンフレットには春山バスの時刻表も併記されていますので、帰路の着くまでなくさずにご持参ください。

 

屋根板入口

位ヶ原山荘から200メートルのところが入山口(屋根板入口)。

 

出発の準備

朝一番と比べると、雲が多くなって日差しが陰ってきました。しかし、若干蒸し暑さを覚える状態。それでも、5月中はまだ冬の様相を見せる時がありますので、この時期は冬装備と暑さ対策の両方が必要です。

 

屋根板上部
画像1と画像2にご注意

こちらは屋根板上部。この坂を上り切ると位ヶ原に到達する場面です。画像1と画像2にご注意いただきたい点があります。

 

【画像1】雷鳥・ハイマツ保護のためのロープ規制


赤枠
拡大

屋根板上部 −大雪渓・山頂方面に進む ロープ規制箇所

正面に小高い丘があります(拡大部分)。この丘の左右どちらからでも、大雪渓に向かうことができますが、3号カーブ下には雷鳥・ハイマツ保護のため、ロープで規制が実施されています。左側の青線ルートで大雪渓方面に向かって下さい。

 

【画像2】道路除雪に伴うロープ規制

5号カーブ − 高い所で9メートル 転落防止のロープ

そして、道路除雪が始まりました。こちらは5号カーブですが、高い所で9メートルほどの切り通しとなっています。転落防止のため、ご覧のようなロープが設置されています。濃霧など見通しの悪い日は十分注意して下さい。

 

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■ご注意■

今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)

 

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