ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.10(2019/07/13) @

 

 

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(Update:2019/07/18)

 

今回は海の日を含めた三連休初日。梅雨明けが待ち遠しいぐずついた天候が続く中、今日は何とかお昼過ぎまで曇り空で持ちこたえてくれました。予報では明日・明後日は雨マークがつく中での貴重な天候の一日で、ヒルクライム入山数は197台とまずまずの人出となり、大雪渓もモーグラーを中心に多くの方で賑わいました。そして、山頂登山道の積雪は完全になくなり、畳平お花畑はハクサンイチゲが満開を迎え、本格的な夏山シーズンが始まりました。

夏スキー・登山・高山植物・ヒルクライムと夏山のすべてのアイテムが出そろったノリクラ。あとは梅雨さえ開けてくれればと願うところです。


◎ 今回の目次

Page-1 : 【7月13日(土)、観光センター前駐車場】       【大雪渓までの沿道の風景、ランニング・ヒルクライム】
Page-2 : 【雪渓下部 T】       【雪渓中段】       【雪渓上部 T】
Page-3 : 【雪渓下部 U、モーグルコース】       【雪渓上部U、モーグルコース、今日のコースは手ごわい!】
Page-4 : 【畳平、お花畑】       <編集後記>「乗鞍大雪渓の夏スキーデビューは梅雨明けからお盆までがオススメ!」

●参考資料●
(周辺地図) − ノリクラガイドマップ春スキー 版<対象時期:4月下旬〜6月末>      ノリクラガイドマップ県道乗鞍岳線版    ノリクラガイドマップ紅葉上部エリア版

 

 

 

【7月13日(土)、観光センター前駐車場】

観光センター前駐車場

こちらは朝6時の観光センター前駐車場。今日は三連休初日で6時の時点で80台ほどの車がお越しになり、10時頃には満車となりました。

 

曇 − 山頂方面の雲が抜けてきた

天候は曇・気温17℃です。画像のとおり大黒岳には雲がかかっていますが、夜明け頃は剣ヶ峰方面にも雲がかかっていました。そして雲間に青空が少し見えるようになってきましたので、天候は若干回復している模様。

 

シャトルバス始発便

こちらはシャトルバス始発便。やはり三連休初日とあって今日は2台に増発。登山に出かける家族連れの様子が目立っていました。

 

ヒルクライマー

ヒルクライマーの姿も朝一番から多く、週末ごとに雨が降る状況の中、雨の降らないタイミングを狙ってお越しになっているようです。

 

ノリクラのヒルクライムしてみたくて〜 今年はもう5回目!

左の方はノリクラには登山では来たことはあったものの、ヒルクライムは当WebSiteをご覧になってご興味を示されたとのこと。当WebSiteでヒルクライムにお越しになる方が少しでも増えてくれたらうれしいものです。そして、右の方は今年はすでに5回も登っていて、今シーズンの目標は30回とのことですが、おそらく30回は軽く超えることができるのではないでしょうか〜?(笑)

ご来光バスから下山 − 今日は肝心のご来光が...

今日からご来光バスの運行が始まり、2台・53名の方が乗車されたとのこと。こちらはちょうどご来光バスが帰って来たところで、ご来光の取材から帰って来た新聞記者の方は、「朝焼けは見れたんですけど、肝心のご来光が...」と表情が硬い〜(笑)。

 

朝焼けはきれいに見られました

こちらのスキーヤーが見せてくれたのは大雪渓付近の朝焼け。確かに朝焼けは綺麗だったのですが、ご来光の時間帯になって雲がかかってしまったようです。

海の日の三連休と同時にご来光バスの運行が始まりますが、まだ梅雨明け前ですのでなかなか思うように晴れてくれません。ノリクラの来場者数は天候に大きく左右されるため、せっかくの三連休でもその効果が得られていないのが実態で、海の日を梅雨明け後に変更してもらいたいものです。

 

【大雪渓までの沿道の風景、ランニング・ヒルクライム】

三本滝ゲート − この先、マイカー規制 ランナーのグループ

それでは観光センターから大雪渓に向かう沿道の様子をお伝えします。こちらは観光センターから7km先にある三本滝ゲート。ここからマイカー規制が実施されます。今日はランナーのグループにお会いすることができました。

 

山頂まで駆け上がる!

今日は車道で畳平まで行き、その後、登山道で剣ヶ峰山頂まで登るとのこと。標高差約1200メートルを一気に駆け上がります。

 

おしゃべりを楽しみながら〜

和気藹々とした雰囲気でみんな揃って楽しそう〜。ヒルクライムでもおしゃべりしながら登ることも可能ですが2〜3名が限界で、このように和気藹々とみんなで走ることはできません。みんなで一緒に登ればお互いにパワーがもらえて、自然と無理なく登れてしまうものでしょう〜。

 

暑くもなく寒くもない気候 − ヒルクライムに最適

時折、青空が広がったり薄日が差す天候で、暑くもなく寒くもない気候の中、汗しらずのヒルクライムを楽しむことができます。

 

こちらは標高2350メートルの位ヶ原山荘。

 

ここでちょっと休憩 山荘の湧き水 − 「水ってこんなにおいしかったっけ〜!」

先ほどのランナーのグループが休憩されています。山荘の隣には湧き水が引かれていて、「水ってこんなにおいしかったんだっけ〜!」と、天然水のおいしさに感動します。

 

記念撮影はこんなショットがオススメ

位ヶ原山荘での記念撮影はこんなショットがオススメ!でも撮影後は斜めにした看板をちゃんと元に戻して下さい(山荘のご主人に怒られちゃいますから〜笑)。

 

森林限界を超えて天候変化が激しい

この先は森林限界となり、天候変化が激しいエリアとなります。風が突然強くなったり、急激に気温が低下したり、雨が降り始めるなどの現象が見られますので、天候変化に即応できる装備を持参するようお願いします。

 

8月のマウンテンサイクリングに向けてトレーニング中

久しぶりに会ったのはなおっき選手。「今日は体幹調整のためビンビングなしで走ってきました」と、足元を見ると地下足袋みたいなシューズ。「これでペダリングすると、これまでいかにダメな動作をしていたのか良くわかるんです〜」 。そして、ヘルメットに付けているのは360度カメラ。走行中に周囲の風景を360度動画で撮影してユーチューブに掲載しているとのこと...(「すぺ〜す・なおっき」で検索してみてください))

一度山麓まで下山した後、なおっき選手はもう一度ヒルクライム、奥様はランニングで登ること...。もちろんお二人とも8月のマウンテンサイクリングに向けてのトレーニングです。

 

残雪の残る山岳風景

お昼近くになると山頂付近の雲が抜け、残雪が残る山岳風景を楽しむことができます。

 

晴れたら最高のロケーションに

これだけしっかり見えるようになれば、梅雨の時期としては文句ない状態ですが、やはり青空が欲しいところ。梅雨明けの平年日は7月21日ですので、来週あたりには梅雨明けが期待されます。

 

雪壁はそろそろ終盤に

そして、7月上旬頃までは大雪渓手前の4号カーブ付近では沿道の雪壁を楽しむことができます。雪解けが進みかなり小さくなってきましたので、早めにご覧になることをオススメします。

 

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