ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.11(2019/07/20) A
【雪渓下部 T】
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2018年の大雪渓入口(雪渓下端部分) 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2018/07/21) A |
今回の大雪渓入口(雪渓下端部分) 昨年よりやや早い雪解け |
ここからはいつものように大雪渓の様子をお伝えします。こちらは大雪渓入口付近の様子で、先週は昨年よりもやや遅い状態でしたが、今回は昨年よりやや早い雪解け。
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2018年の大雪渓入口−車道との距離は64メートル 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2018/07/21) A |
今回の大雪渓入口−車道との距離は62メートル 昨年とほぼ同じ |
車道からの距離は62メートルで、昨年とほぼ同じ。
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2018年の登山道入口(雪渓下端部分) 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2018/07/21) A |
今回の登山道入口 昨年とほぼ同じ状態 |
雪渓入口から北へ50メートルほどの所に肩の小屋への登山道入口があります(肩の小屋口登山口)。こちらも先週は昨年よりやや遅い状態でしたが、今回は昨年とほぼ同じ状態になって来ました。
登山道入口−隙間11.5メートル 昨年より1週間遅い雪解け |
車道との間の隙間は11.5メートルで、昨年より1週間遅い雪解け。
登山道のシナノキンバイが満開 − コバイケイソウには花がない(ハズレ年か?) |
登山道上のシナノキンバイが咲きました。昨年より1週間遅く例年並みの開花です。また、シナノキンバイの左にあるコバイケイソウには花がありません。今年はハズレ年でしょうか?
登山道上の積雪 | 積雪区間 約10メートル 昨年より1週間遅く、例年より1〜2週間早い |
肩の小屋への登山道は一部積雪区間が残っています。この先に見えるモーグルコースの岩までの約10メートルほど。昨年よりも1週間ほど早く、例年と比べても1〜2週間ほど早い雪解けです。おそらくあと1〜2週間程度で雪解けが終わると思われます。
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2018年のモーグルコースの岩 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2018/07/21) A |
今回のモーグルコースの岩 昨年並みの状況 |
岩場がゴツゴツとしている大雪渓も、厳冬期以降はすべてのものが雪に閉ざされてしまいます。春になって雪解けが進んで最初に姿をあらわすのが、画像の中の左上に写るモーグルコースの岩です。ですから、モーグルコースの岩は、大雪渓の積雪量・雪解け状況を最も早く観測できるバロメーターとなります。7月になるとこの付近にモーグルコースが作成され、多くのスキーヤーが集まることから、モーグルコースの岩と呼称させていただいております。
こちらは、先週同様、昨年並みになっています。
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2018年の石碑の岩 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2018/07/21) A |
今年の石碑の岩 昨年ほぼ同じ雪解け |
そして、モーグルコースの岩から南へ約100mほどのところに、大雪渓で二番目に姿をあらわす岩があります(石碑の岩)。先週まではやや早い雪解けでしたが、ほぼ同じ状態になってきています。
チングルマ − 二輪だけ花がつく |
こちらは毎年定点でお伝えしている石碑の岩にあるチングルマ。つぼみの数は数個しかなく、そのつぼみに花が見られるようになってきました。2018年は数多くの花が1週間前に開花しましたが、2017年も一輪しか咲かず、咲く時期も今年と全く同じ状態でした。
【雪渓下部 U、モーグルコース】
モーグルコース |
雪渓下部にはご覧のように4本ものモーグルコースがありますが、中央の2本についてお伝えします。
スタート付近 |
現時点では滑走に支障となるところはありませんが、周辺の岩場が多くなり、スタート・ゴールエリアが制限されるようになってきました。
北側から二本目のコース− 長さ42メートル×11コブ | 北側から三本目本目のコース 長さ63メートル×16コブ |
北側から2本目のコースは、42メートル×11コブ(ピッチ:3.8メートル)。その隣の北側から3本目のコースは63メートル×16コブ(ピッチ:3.9メートル)。
北側から二本目のコース − スタート部分い大きな岩 |
北側から2本目のコースはスタート部分に大きな岩が出てきました。現在コブ数が11ですが、コブの数が10を切ると、滑走上、短く感じるようになってきます。
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2018年のモーグルコーススタート付近の岩 2018ノリクラ 雪渓カレンダーVol.12(2018/07/28) B |
今回のモーグルコーススタート付近の岩 昨年より1週間以上早い雪解け |
雪渓下部の中央の岩は、昨年より1週間以上早い状態です。そのため、例年、雪渓下部のモーグルコースは8月上旬頃まで滑走可能ですが、今年は来週あたりから上部のモーグルコースへの本格的なシフトが始まると考えられます。
雪渓下部のモーグルコースは、その後も2週間程度は何とか滑走できると思いますが、練習という意味ではやはり物足らなさがあると思います。
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