ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.12(2019/07/27) A

 

 

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(Update:2019/08/01)

 

【雪渓下部 T】

2018年の大雪渓入口(雪渓下端部分)
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.12(2018/07/28) A
今回の大雪渓入口(雪渓下端部分)
全体的に昨年よりやや早い雪解け

ここからはいつものように大雪渓の様子をお伝えします。こちらは大雪渓入口付近の様子で、全体的には昨年よりやや早い雪解け。

 

2018年の大雪渓入口−車道との距離は推定70メートル
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.12(2018/07/28) A
今回の大雪渓入口−65メートル

車道からの距離は65メートルで、下端部分は昨年よりやや遅い雪解け。

 

登山道入口 登山道入口−隙間31メートル
昨年とほぼ同じ

雪渓入口から北へ50メートルほどの所に肩の小屋への登山道入口があります(肩の小屋口登山口)。車道との間の隙間は31メートルで、昨年とほぼ同じです。

 

先週のシナノキンバイに加えコバイケイソウも咲き始める

先週、シナノキンバイが咲き始めたことをお伝えしましたが、その隣にコバイケイソウも咲き始めました。周辺のコバイケイソウも開花し、当たり年と言えるかどうかわかりませんが、少なくともハズレ年ではなさそうです。

 

先週の登山道の積雪区間(大雪渓〜肩の小屋)
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.11(2019/07/20) A
積雪はなくなりました
昨年より1週間早く、例年より1〜2週間早い

肩の小屋への登山道は先週まで一部積雪区間が残っていましたが、今週は完全に雪解けが完了しました。昨年よりも1週間ほど早く、例年と比べても1〜2週間ほど早い雪解けです。

 

2018年のモーグルコースの岩
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.12(2018/07/28) A
今回のモーグルコースの岩
昨年とほぼ同じ

岩場がゴツゴツとしている大雪渓も、厳冬期以降はすべてのものが雪に閉ざされてしまいます。春になって雪解けが進んで最初に姿をあらわすのが、画像の中の左上に写るモーグルコースの岩です。ですから、モーグルコースの岩は、大雪渓の積雪量・雪解け状況を最も早く観測できるバロメーターとなります。7月になるとこの付近にモーグルコースが作成され、多くのスキーヤーが集まることから、モーグルコースの岩と呼称させていただいております。

こちらは、先週同様、昨年並みになっています。

 

石碑の岩

そして、モーグルコースの岩から南へ約100mほどのところに、大雪渓で二番目に姿をあらわす岩があります(石碑の岩)。周囲の雪解けはほぼ完了です。

 

チングルマ − 花が終わりました

今年の石碑の岩のチングルマは、花芽がほとんどなく、先週開花したものもご覧のように花が終わりました。2017年も今年と同様で一輪しか咲かず、咲く時期・花が終わる時期も今年と全く同じ状態でした。

 

夏休みに入りたくさんのジュニアがお越しになる

夏休みに入り、雪渓での練習に参加するジュニアも今日は多い模様。

 

基礎的な練習にも黙々と取り組む

今日も基礎的な練習に黙々と取り組んでいます。スキーは動的な競技であるものの、静的なコントロールがシビアに要求されます。

 

【雪渓下部 U、モーグルコース】

モーグルコース

こちらは雪渓下部のモーグルコース。現在滑走できるのはご覧の2本。

 

この天候でも盛況

今日は天候が悪いこともあって、雪渓上部のモーグルコースに向かう方はなく、雪渓下部のモーグルコースは短くなってきているものの、多くのモーグラーで賑わっています。

 

北側 、長さ14コブ 南側、長さ12コブ

北側(画像左)のコースは14コブ、南側(画像右)のコースは12コブで、先週より2コブ程度短くなっています。(濃霧のため、距離計測はできませんでした)

 

いつもより若干固めのバーン

気温は13〜10℃とやや低めのため、バーンはいつもより若干締まっています。それでも氷の部分などはなく、滑走しやすい条件だと思います。

 

2018年のモーグルコーススタート付近の岩
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.12(2018/07/28) B
今回のモーグルコーススタート付近の岩
昨年より1週間早い、例年より2週間前後早い

雪渓下部の少し上に位置していますが、モーグルコーススタート付近にご覧のような岩があり、昨年より1週間早く、例年より2週間前後早い状態です。そのため、例年、雪渓下部のモーグルコースは8月上旬頃まで滑走可能ですが、おそらく次週あたりから上部のモーグルコースへの本格的なシフトが始まると考えられます。

 

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