ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.13(2019/08/03) A

 

 

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(Update:2019/08/08)

 

【雪渓下部 T】

昨年の大雪渓入口(雪渓下端部分)
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.13(2018/08/04) A

ここからはいつものように大雪渓の様子をお伝えします。こちらは大雪渓入口付近の様子で、先週は昨年よりもやや早い雪解け状態でしたが、今回は昨年より1週間程度早い状況です。

 

昨年の雪渓下部 − 長さ52メートル×横幅70メートル
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.13(2018/08/04) A
今回の雪渓下部 − 長さ52メートル×横幅70メートル

雪渓下部の大きさは、長さ45メートル×横幅42メートルで、こちらの測定値からでも昨年より1週間ほど早い雪解けとなってます。

 

昨年の大雪渓入口(車道まで73メートル)
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.13(2018/08/04) A
今回の大雪渓入口(車道まで65メートル)

ただ、車道からの距離は65メートルで先週とほとんど変わらず、昨年より2週間遅い状況。

 

登山道入口 登山道入口−隙間37メートル
昨年より1週早い雪解け

大雪渓入口から北へ50メートルほどの所に肩の小屋への登山道入口があります(肩の小屋口登山口)。車道との距離は37メートルでこちらは昨年とほぼ同等です。

 

石碑の岩

大雪渓で二番目に姿をあらわす石碑の岩。(1番目はモーグルコースの岩)。

 

チングルマ − 花が終わって風車状態に

石碑の岩のチングルマ。花は先週終わって、ご覧のように風車状態になっています。

 

大雪渓周辺のチングルマはこれから開花へ

石碑の岩のチングルマは全体の中でも早い部類に入り、大雪渓周辺のチングルマはこれからが開花の時期です。

 

【雪渓下部 U、モーグルコース】

雪渓下部モーグルコース − そろそろ終盤

雪渓下部のモーグルコースもそろそろ終盤。

 

南側の長さは37メートル×10コブ

二本あるうちの南側。長さは37メートル×10コブ。

 

北側の長さは31メートル×8コブ

こちらは北側で長さは31メートル×8コブ。

 

昨年より1週間早く、例年より1〜2週間早い雪解け − 次週には滑走不能へ

10コブを切るとさすがに滑走上の満足度が低下し、ここを訪れていたスキーヤーは午後には上部のモーグルコースへ移動しました。雪解け状況は昨年より1週間早く、例年より1〜2週間早く、おそらく、雪渓下部のモーグルコースは次週には訪れるモーグラーがほとんどなくなると思われます。

 

【雪渓中段】

雪渓中段全景
昨年より1週間早く、例年より2週間ほど早い雪解け

雪渓下部の北端のモーグルコースの岩と南端の石碑の岩の間を上がったエリアで、雪渓上部の雪渓下部を結ぶ緩斜面です。画像中央ある大岩の手前にも先週まで積雪がありましたが、今週は完全になくなりました。昨年より1週間早く、例年より2週間ほど早い状況です。

 

まだ十分滑走可能 ミヤマダイコンソウ

基礎的な練習であれば、まだ十分滑走できる広さがあります。また、中央の大岩にはご覧のようにミヤマダイコンソウが咲いていて、こちらは例年並みの開花状況。

 

ノリクラは昔と変わらないねぇ〜

乗鞍スカイライン開通日の5月15日からお越しになっているスキーヤーの方。ノリクラに通い始めたのはもう25年以上も前のこと。「来る人はどんどん変わって行くけど、ノリクラそのものは昔と変わらないねぇ〜。」

色々なものが時代の変化に翻弄されている世の中。そんな中、何も変わらないものを一つくらいは残されていてもいいじゃないか〜!ノリクラはそんな気分にさせてくれる場所でもあります。

 

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