ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.17(2019/08/31) C
【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】
★まだ始まっていません(例年の見頃:9月20日前後〜9月下旬)★
大雪渓付近 |
ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めます。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。
<紅葉関連情報> |
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昨年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.17(2018/09/01) C |
今回の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺) |
こちらは大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)の様子。昨年よりも若干色合いの変化が見られます。ただ、まだ始まったといえるレベルではありません。
葉の縮れたウラジロナナカマドが目立つ |
ただ、気がかりなのは、右の画像のように、ウラジロナナカマドの一部で、葉が縮れているものが見られることです。例年だと、紅葉は始まる直前になって見られますが、今年はそれより早く見られ、また、その数もやや多いのが気がかりです。
このように縮れた状態のものは、今後、紅葉の時期を迎えても赤くならずに枯れてしまいます。
【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近)】
★まだ始まっていません(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★
位ヶ原 −宝徳霊神バス停付近 |
標高2500メートル付近の位ヶ原エリアもまだ紅葉は始まっていません。
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昨年のウラジロナナカマド(位ヶ原) 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.17(2018/09/01) C |
今回のウラジロナナカマド(位ヶ原) 昨年より早く例年並み |
位ヶ原6号カーブ付近のウラジロナナカマド。若干の変化は感じられますが、始まったといえるレベルではまだありません。
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今回の位ヶ原お花畑 昨年より早く、ほぼ例年並み |
昨年の位ヶ原お花畑 2018ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.17(2018/09/01) C |
7号カーブ付近の位ヶ原お花畑。色づきはまだほとんどなく、例年より若干遅め。
11号カーブのウラジロナナカマド ピークに近い色づき |
ツアーコース入口付近の11号カーブのウラジロナナカマドかなりはっきりと色づきが始まっています。
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2014年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.18(2014/09/05〜06) D |
2015年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2015ノリクラ雪渓カレンダーVol.18(2015/09/05〜06) D |
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2016年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2016ノリクラ 雪渓カレンダーVol.17(2016/09/03〜04) D |
2017年の位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口 2017ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.17(2017/09/02) C |
こちらも過去5年間と比べても、やや遅いことがわかります。ちなみに2014年は近年まれに見る見事な紅葉の年でした。
【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】
★まだ始まっていません(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★
冷泉 |
こちらは標高2230メートルの冷泉。色づき]はまだ見られません。
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2014年の冷泉 2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.18(2014/09/05〜06) F |
2015年の冷泉 2015ノリクラ雪渓カレンダーVol.18(2015/09/05〜06) D |
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2016年の冷泉 2016ノリクラ 雪渓カレンダーVol.17(2016/09/03〜04) E |
2017年の冷泉 2017ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.17(2017/09/02) C |
過去、5年間と比べてもそれほど大きな違いはありません。
冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ) |
冷泉小屋と魔利支天バス停の中間付近にあり荒田橋(あれたばし)を少し下ったあたりの28号カーブ付近。こちらもまだ色づきは始まっていません。
部分的な紅葉が始まる |
部分的にはご覧のようにきれいな箇所が出現するようになってきました。しかし、これは1〜2週間程度で枯れてしまいます。ただ、紅葉が始まった段階での葉の状態がどのように変化して行くかを観察するには重要な要素です。
冷泉小屋下 | 29号カーブ上 直線区間 |
今年はかなりの猛暑だったことから、今後の紅葉にどの程度影響するのかが気がかりな点です。
<編集後記>
「秋もまだまだヒルクライムシーズンが続きます。紅葉撮影ポイントはノリクラガイドマップで!」
先週、マウンテンサイクリングin乗鞍が終了し、ノリクラのヒルクライムシーズンはこれで終わったかのように感じていらっしゃる方も見えますが、いやいや、まだまだヒルクライム可能です。特にこれからは澄んだ空気の中、のんびりとポタリングを楽しむ方が多くなり、カメラを肩にかけて写真を撮りながら登る様子も多くみられます。高く澄んだ空は平地のものとは比較にならない美しさがあり、9月下旬から始まる紅葉シーズンは、写真に没頭してなかなか前に進めないヒルクライマーもたくさんいらっしゃいます。もちろんSNSにアップするための「インスタ映え」する写真が撮れるシチュエーションも数多く存在ます。
紅葉の撮影ポイントはノリクラガイドマップ紅葉版(上部エリア)、ノリクラガイドマップ紅葉版(下部エリア)、でチェックできますので、事前に確認してお越しいただけるとよい写真が撮れると思いますので、ぜひ、お越しください。
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