ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.18(2019/09/07) @

 

 

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(Update:2019/09/12)

 

9月最初のノリクラ雪渓カレンダーをお届けします。これからどんどん秋の色が濃くなってくるシーズンです。ハイテンションな夏から少しずつトーンダウンしてくると、同じものでも違った雰囲気に見えてくるもの。そして、今まで気づかなかったことまで目を配ることができるようになってくる季節でもあります。そして、そんなところに気づくことができるようになることこそが、一年を通してノリクラを楽しむためのポイントなんだと思います。

ただ、今回は台風15号の影響から真夏並みに暑い一日になりました。そして、台風が過ぎ去った後も高めの気温が続き、紅葉の進み具合に影響を与えないかちょっと気がかりです。ノリクラの紅葉は大雪渓・位ヶ原から始まり、徐々に山麓へと下って行きます。例年の推移で言えば、色づき始めは9月中旬、見頃は9月下旬ごろですから、紅葉らしい状態が見られるにはもう少し時間がかかりそうな状況です。


◎ 今回の目次

Page-1 : 【9月7日(土)、観光センター前駐車場】       【大雪渓までの沿道の風景 T】
Page-2 : 【大雪渓までの沿道の風景 U】        【雪渓下部】
Page-3 : 【雪渓上部 】
Page-4 : 【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】        【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近)】        【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】        <編集後記>「秋の連休と紅葉」

●参考資料●
(紅葉情報) − 紅葉総合INDEX
(周辺地図) − ノリクラガイドマップ(紅葉上部エリア版)ノリクラガイドマップ(紅葉下部エリア)  ノリクラガイドマップ (春〜夏スキー大雪渓・山頂版)     ノリクラガイドマップ県道乗鞍岳線版  
(シャトルバス・マイカー規制) − 乗鞍岳マイカー規制・乗り換え駐車場・シャトルバス情報   
 ノリクラガイドマップ(県道乗鞍岳線 シャトルバス乗換駐車場 版)

 

 

 

【9月7日(土)、観光センター前駐車場】

観光センター前駐車場

早朝6時の観光センター前駐車場。

 

気温10℃、雲一つない快晴の朝 − 9月半ば以降は一桁台の最低気温に

ご覧のとおり、雲一つない快晴の朝。気温は10℃とやや冷え込んでいます。9月に入ると朝晩の気温の低下が顕著になり、9月半ば以降になると一桁台の最低気温になってきます。ちょっとぶるっと感じるようになります。

 

シャトルバス始発便

この天候ですから、シャトルバスはAダイヤで通常運行が始まります。

 

始発便に乗車 車掌さん − シャトルバスに携わってもう16年たちますよ〜

「乗鞍岳線(シャトルバス)に携わってもう16年が経ちますよ〜」と、おっしゃるこちらの車掌さん。2003年のマイカー規制と同時に運行が始まったシャトルバスは今年で16年目を迎え、シャトルバスとともに歩んで来られました。

運行開始当初は予想以上の乗客が来た場合、定刻までに発車できないケースが結構ありました。最近はチケットの販売枚数から事前にバスを必要台数入場させ、定刻までに乗車完了させるといった、今となっては当たり前の対応ができるようになったのも、現場での一つ一つの改善から出来上がったものです。

 

タクシー − 今日は朝一番から待機 写真を撮りながらの散策はタクシーがオススメ

先週はシャトルバスが運休でタクシーが大活躍しました。そのため、今日は朝一番からタクシーが待機しています。秋の紅葉シーズンになると、途中で止まって写真を撮ることができるタクシーのニーズが増えてきます。紅葉はまだまだですが、今日のような良い天気は、森林限界を超えた山岳風景をタクシーを止めながら楽しむもの良いかと思います。

 

【大雪渓までの沿道の風景 T】

それではここからは大雪渓に向かう沿道の様子をお伝えします。

 

2018年の鈴蘭バス停のカエデ
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.18(2018/09/08) @
今回の鈴蘭バス停のカエデ
色づきが遅い

ノリクラで一番早く紅葉を始めるのは、鈴蘭バス停のカエデ。先週からこちらのカエデの様子をお伝えしておりますが、明らかに色づきが遅い様子が見られます。上部の大雪渓・位ヶ原エリアの紅葉は4ページ目でお伝えしますが、上部の色づきも遅い傾向を示しています。

 

青空に浮かぶ山頂 ススキの穂

くっきりとした青空に浮かぶ山頂...そして、そよかぜに揺らぐススキの穂。秋を感じさせるシーンです。

 

紅葉に向けて少しずつ色合いが変化

乗鞍高原の紅葉は10月中旬あたりに見頃を迎え、まだ1ヶ月以上先のこと。しかし、 木々は少しずつ色合いの変化を始めていて、ミズナラの葉の一部で黄色味が増しているのがおわかりでしょうか?

 

ブドウの葉 ツリバナの葉

そんな大木でなく、足元でも紅葉が部分的に始まっています。幾何学的な模様に美しさを感じます。

 

今回の鈴蘭橋 紅葉を迎えた鈴蘭橋(10月中旬)
2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.24(2014/10/18〜19) D

ノリクラの紅葉エリアは標高2700メートルの大雪渓から標高1500〜1400メートルの乗鞍高原まで広がり、9月中旬の大雪渓から、10月末の乗鞍高原まで、1ヶ月半もの長期間楽しむことができます。しかし、各エリアの紅葉は長くて2週間、本当に良い状態のピーク期間は1週間もない状態。そのため、事前にいつが良いのかどこが良いのか下調べしておく必要があります。

 

今回の休暇村〜三本滝間 紅葉を迎えた休暇村〜三本滝間(カラマツ、10月下旬)
2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.25(2014/10/25〜26) D

乗鞍の紅葉情報をまとめた 紅葉情報INDEX から当WebSiteのすべての紅葉情報へアクセスでき、その中に、乗鞍の紅葉を大まかに把握するには、乗鞍紅葉情報 は初めての方にお勧めです。

また、撮影ポイントについては、ノリクラガイドマップ(紅葉上部エリア版)ノリクラガイドマップ(紅葉下部エリア) をご覧ください。県道乗鞍岳線沿線のビュースポットが地図上で把握できるようになっております。また、撮影当時のノリクラ雪渓カレンダーにもリンクされていますので詳細な状況の把握も可能です。紅葉撮影にお越しの際には一度ご確認ください。

 

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