ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.23(2019/10/12) @

 

 

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(Update:2019/10/17)

 

先週は大雪渓位ヶ原エリアの紅葉がピークとなり、多くの方がお越しになりました。そして、今週は体育の日の三連休を迎え、さらに多くの方がお越しになると予測されたものの、台風19号到来による悪天候となり、紅葉散策どころの状況ではありませんでした。例年、秋の日三連休が秋シーズンで最もにぎわう週末となっていただけに残念で、9月の秋分の日も台風17号が到来しました。今回の台風19号では各地で川の氾濫・決壊が発生し甚大な被害をもたらしましたが、乗鞍一帯では12日(土)の11時から乗鞍スカイラインが強風通行止となり、周辺道路でも夕方に雨量規制通行止めとなったものの災害に至る状況はありませんでした。

今回は悪天候につき、取材を午前中に切り上げざるを得ない状況となり、普段よりも情報量が少ない紙面となっています。秋らしい風景をお届けできないことは残念ですがご了承ください。


◎ 今回の目次

Page-1 : 【10月12日(土)、観光センター前駐車場】        【大雪渓までの沿道の風景 T】
Page-2 : 【大雪渓までの沿道の風景 U】
Page-3 : 【雪渓下部】        【雪渓上部】
Page-4 : 【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】          【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近)】       【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】
Page-5 : 【紅葉情報−摩利支天〜三本滝(標高2000〜1800m付近)】       【紅葉情報−乗鞍高原、一の瀬園地(標高1500m付近)】        <編集後記>「初霜・初氷・初雪・初冠雪...」

●参考資料●
(紅葉情報) − 紅葉総合INDEX
(周辺地図) − ノリクラガイドマップ(紅葉上部エリア版)ノリクラガイドマップ(紅葉下部エリア)  ノリクラガイドマップ (春〜夏スキー大雪渓・山頂版)     ノリクラガイドマップ県道乗鞍岳線版  
(シャトルバス・マイカー規制) − 乗鞍岳マイカー規制・乗り換え駐車場・シャトルバス情報   
 ノリクラガイドマップ(県道乗鞍岳線 シャトルバス乗換駐車場 版)

 

 

 

【10月12日(土)、観光センター前駐車場】

観光センター前駐車場

朝7時の観光センター前駐車場。

 

台風19号接近に伴い、昨晩より雨が..

天候は雨・気温15℃、台風19号接近に伴い、昨晩より雨が降り始め、まとまった降り方を見せるようになってきました。ただ、それほど強いものではなく、台風の影響を直接感じさせるものではありません。

観光センター周辺でも木々の色付きが始まる

こちらはシャトルバス始発便。10月より7時からの運行開始となっています。乗鞍高原の紅葉は10月中旬ごろから見頃となり、バス乗り場周辺の木々も色づきを感じるようになってきました。

 

自然保護センターの桜(5月中旬、開花)
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.2(2019/05/15・18) B
今回の自然保護センターの桜
開花から5ヶ月が経過し、紅葉が始まる

こちらは観光センター駐車場隣にある自然保護センターの桜の木。グリーンシーズンが始まった5月中旬には雪山のノリクラをバックに桜の花を楽しむことができました。それから5ヶ月が経過し、グリーンシーズンを締めくくる時期にはちゃんと紅葉が始まります。

 

「今日は電車も高速バスも計画運休なんですよ〜」 「今日はだめだねぇ〜」

例年、体育の日の三連休はシーズン中で最もにぎわう期間となり、シャトルバス乗車人数の一日最高人数がカウントされるのもこの3日間のいずれかであることが多いのですが、今日はそんな雰囲気は全くありません。「今日はダメだねぇ〜。運休になっちゃうかもしれんよ。」と、ベテラン運転手さん。乗鞍高原の旅館民宿ではこの三連休の予約キャンセルも多かった模様で、一番の稼ぎ時がすべて水の泡となってしまいました。

 

雨天時用Bダイヤで運行開始

Bダイヤは2時間に1便で、偶数時刻(6時00分・8時00分10時00分...)に運行されますが、10月から始発便が7時になった都合から、次便は1時間後の8時の運行となります。なお、今回の三連休明けの10月15日(火)より晩秋ダイヤとなり、天候にかかわらず、2時間に1便の運行体制となります。

 

【大雪渓までの沿道の風景 T】

それではここからは大雪渓に向かう沿道の様子をお伝えします。

 

昨年の鈴蘭バス停のカエデ
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.23(2018/10/13) @
今回の鈴蘭バス停のカエデ
ようやく全体的に色づきが始まる

ノリクラで一番早く紅葉を始めるのは鈴蘭バス停のカエデ。昨年は先週の段階で真紅の輝きがピークとなり今週はやや落葉が始まる状態でした。今年は色づきがかなり遅れ、今週に入ってようやく全体的に色づきが始まった段階で、昨年より3週間程度遅れている状態です。

 

一の瀬園地 一の瀬大カエデ

一の瀬の大カエデも同様の傾向を示し、色づきが遅れています。

 

昨年の一の瀬大カエデ
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.23(2018/10/13) @
今回の一の瀬大カエデ
色づきは昨年より2週間遅い

昨年は全体的にきれいに発色が進みましたが、今年はご覧のとおり、まだ青い部分の方が多く、昨年より2週間程度遅い状態です。

一の瀬大カエデの紅葉の見頃は例年10月中旬〜下旬で、場所が良く分からないという方が結構いらっしゃいます。2016ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2016/09/24〜25) @【一の瀬大カエデへの行き方】 に掲載しておりますのでご覧下さい。

 

今回の鈴蘭橋 紅葉を迎えた鈴蘭橋(10月中旬)
2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.24(2014/10/18〜19) D

ノリクラの紅葉エリアは標高2700メートルの大雪渓から標高1500〜1400メートルの乗鞍高原まで広がり、9月中旬の大雪渓から、10月末の乗鞍高原まで、1ヶ月半もの長期間楽しむことができます。しかし、各エリアの紅葉は長くて2週間、本当に良い状態のピーク期間は1週間もない状態。そのため、事前にいつが良いのかどこが良いのか下調べしておく必要があります。

 

今回の休暇村〜三本滝間 紅葉を迎えた休暇村〜三本滝間(カラマツ、10月下旬)
2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.25(2014/10/25〜26) D

乗鞍の紅葉情報をまとめた 紅葉情報INDEX から当WebSiteのすべての紅葉情報へアクセスでき、その中に、乗鞍の紅葉を大まかに把握するには、乗鞍紅葉情報 は初めての方にお勧めです。

また、撮影ポイントについては、ノリクラガイドマップ(紅葉上部エリア版)ノリクラガイドマップ(紅葉下部エリア) をご覧ください。県道乗鞍岳線沿線のビュースポットが地図上で把握できるようになっております。また、撮影当時のノリクラ雪渓カレンダーにもリンクされていますので詳細な状況の把握も可能です。紅葉撮影にお越しの際には一度ご確認ください。

 

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