第18回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム

(2022/07/09〜10) @

 

 

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(Update:2022/08/03)

 

日本一高い山岳道路を舞台とする乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムが3年ぶりに開催されました。2020年大会はコロナ感染症拡大のため中止となり、さらに2020年7月8日に乗鞍スカイラインは大雨による道路崩落により、翌年2021年7月22日まで通行止めになったことから、2021年も開催できない状態でした。

今年はゴールデンウイーク以降の感染が落ち着いていることから、各地の自転車レースが再開され、本大会も3年ぶりの開催が実現しました。


◎ 今回の目次

Page-1 : 【前書き】          【7月9日(土) − レース前日、ほおのき平】
Page-2 : 【7月10日(日) − レース当日、ほおのき平】          【スタート地点の殿下平総合交流ターミナル − 開会式・競技スタート】
Page-3 : 【レース展開T (スタート〜平湯峠)】
Page-4 : 【レース展開U (夫婦松〜ゴール)】          【いよいよゴールへ】
Page-5 : 【ゴール後の畳平〜下山開始】          【表彰式】

●関連リンク
(大会当日の速報) − 7月10日(日) 乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム(速報版)
(過去の大会特集) −  乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムINDEX
(大会HP) − 乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム2022(岐阜新聞)
(リザルト) − リザルト(マトリックススポーツ)

 

 

  

【7月9日(土) − レース前日、ほおのき平】

大会メイン会場(ほおのき平 第2駐車場) 選手受付

乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムは、乗鞍スカイラインがマイカー規制となった翌年の2004年から始まり、今年で18回目を迎えます。スタート地点の殿下平総合交流ターミナル(標高1360m)から、ゴールの畳平(標高2702m)までの自転車ヒルクライムレースで、距離18.4km・標高差1342m・平均勾配約7.2%のスペックは、「坂バカ」と呼ばれるヒルクライマーを魅了するフィールドです。

前回大会までは殿下平総合交流ターミナルが大会会場となっていましたが、手狭であることから、今回からメイン会場とスタート会場を分離し、スタート会場は従来と同じく殿下平総合交流ターミナルですが、メイン会場を2kmほど山麓にある、ほおのき平スキー場に変更されました。

 

シャトルバス利用者は第1駐車場が利用できます(選手は第3〜4駐車場へ)

ほおのき平スキー場は、本大会のゴール地点でもある畳平に向かうシャトルバスの発着所となっています。そのため、第1駐車場はシャトルバスを利用する一般客のために駐車スペースが確保されていて、選手の方々は第1駐車場の一部、もしくは、第3〜4駐車場を利用することになっています。

 

コースレイアウト
夫婦松までの動向(特に旧道分岐〜平湯峠)が勝敗を左右

コースレイアウトについて、改めてご案内いたします。

レースは標高1360mの殿下平総合交流ターミナルをスタートし、ここから1kmほど先の分岐点から旧国道の県道5号乗鞍公園線に入り、平湯峠から乗鞍スカイラインを進んで、標高2702mの畳平がゴールとなります。全長18.4km、標高差1342m、平均勾配7.2%のヒルクライムレースです。なお、本大会のコースレコードは、第14回大会(2017年)の59分25秒(田中 裕士選手)。

コースレイアウト上の大まかな難易度は、国道・旧道分岐点から平湯峠を経て夫婦松までの6.4km(1km地点〜7.4km地点)が厳しく、それ以降は12km地点からの1〜2kmを除けば劇坂は少なく、特に残り1kmの桔梗ヶ原はかなり飛ばせるのではないかと思われます。そのため、夫婦松までの序盤のステージ、特に旧道分岐〜平湯峠までの動向が、勝敗を決める大きなカギとなります。

 

選手受付はカテゴリーごとに分かれています ゼッケンと計測チップを受け取る
持ち込み検車は有料にて実施
(事前にサイクルショップにて検車をお願いしております)

こちらが受付ブース。カテゴリーごとに分かれています。こちらでゼッケンと計測チップを受け取ります。受け取ったチップは動作確認のブースにて実施しております。コロナ渦での大会ということで、今回は体調確認のための問診表の提出が求められていました。

なお、検車はこれまでと同様、事前にサイクルショップで受けることになっていますので、会場に自転車を持ち込む必要はありません。ただ、事前に検車ができない方のために、会場では有料にて検車を実施しております。実際にはほとんどの方が事前に検車を済ませていて、受付時に検車済の証明書を提出していました。

 

応援バスの申し込み 明日は知人の応援に行きます!

乗鞍スカイラインはマイカー規制のため、応援者が現地に来場することができません。そのため、ゴール付近で応援ができるよう応援バスが大会側で用意されています(事前申し込み制・有料)。こちらの方々は今回初めて出場する選手とその友人。出場される方は「コロナでやることなくて、1年ほど前からヒルクライムに目覚め、一念発起でこの大会に出場を決意。目標タイムは回収車に回収されないことかな〜(笑)」と、おっしゃっていました。感染の危険性の少ないアウトドアを楽しむ方が増えていて、自転車を愛好される方も増えています。

 

第1回大会から連続出場記録更新中!
「コロナで走ってないから明日は走れるか心配...」
宮下 朋子選手(本大会3回優勝)
他の大会もなかったので、選手の動向がつかみづらくて

左の方は第1回大会から連続出場の記録を更新しし続けています。「コロナで全然走らなくなっちゃったから、明日はちゃんと走れるかどうか心配・・・」 コロナで自転車を始める方もいらっしゃれば、外出を自粛・制限される方が多いことも確かです。

そして、本大会3回の優勝者である宮下 朋子選手は、「この大会だけでなく、ここ1〜2年はほかの大会もなかったので、ほかの選手の動向がつかみづらく、新たに成長した選手などがまったくわからない」と、最前線に立つ選手でも、状況の動向把握が難しいようです。

 

宮ア 博久選手(左)
コンディションは問題なく、年代別優勝狙って!

本大会常勝者の宮ア 博久選手(左)は、「コロナ渦でも練習は地道にやっていましたから、コンディションは問題ないんですが、大会に合わせた体重管理がこれまでなかったため、現段階ではこれから絞り込んでいくところです。でも、明日のレースでは年代別での優勝を目指して頑張ります」と、おっしゃっていました。

明日は8時15分よりレースが始まります。3年ぶりの大会ですが、どのような展開になるでしょうか?

 

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