第18回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム

(2022/07/09〜10) A

 

 

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(Update:2022/08/03)

 【7月10日(日) − レース当日、ほおのき平】

7月10日(日)、レース当日の朝
昨日の激しい雷雨が収まり、雲間から青空が

昨日は夕方から激しい雷雨となりましたが、2〜3時ごろには雨は収まり、早朝6時のほおのき平は雲間から少し青空がのぞいています。気温は17℃で、ひんやりとした空気が流れて、若干肌寒さを感じるコンディションです。

 

ほおのき平駐車場 続々と選手が来場

前回大会までは、選手用駐車場が殿下平総合交流ターミナルとほおのき平の2ヶ所に分かれていましたが、今回よりほおのき平に一本化されました。

 

今日は大会が終わったら
長野県側もヒルクライムします
第1回大会からすべて出場中
入賞だけでなく皆勤賞も検討してください〜〜

駐車場ではローラー台を回してウォーミングアップする選手の姿があります。「今日、この大会に出た後、午後から長野県側のエコーライン(県道乗鞍岳線)に行こうかと思ってます。岐阜県側(乗鞍スカイライン)と長野県側(エコーライン/県道乗鞍岳線)では風景がまるで違いますからね〜」とのこと。乗鞍岳には今回の大会の舞台となる岐阜県側の乗鞍岳スカイラインと、長野県側から登ってくる県道乗鞍岳線が終点の畳平でつながっていて、相互に行き来が可能です(ともにマイカー規制実施中)。しかし、それぞれ、異なった特徴があり、一言でいえば、乗鞍スカイラインは周囲に広がる北アルプスの山岳風景を楽しむための道路。県道乗鞍岳線は森林から森林限界へ続く広大なロケーションを楽しむための道路で、それぞれ違った楽しみ方ができます。

右の方は第1回大会からすべて出場されていて、全大会に出場しているのは、おそらく、この方とご友人のお二人だけ...大会関係者の方々〜上位入賞者だけでなく皆勤賞の検討もお願いします!

 

やむを得ない場合は当日受付も可能
(事前連絡が必要です)

大会受付は前日に行うのが基本ですが、やむを得ない事情による当日受付も可能です。ただし、事前に大会事務局に申し出が必要です。

 

荷物受付もほおのき平に変更されています 手荷物を預ける前に計測チップ・ゼッケンの取り付けを!
(手荷物と一緒に預けちゃうと大変〜)

6時から荷物受付が始まります。選手駐車場がすべてほおのき平に変更されたことから、荷物受付もほおのき平に変更されています。大変重要なことですが、計測チップとゼッケンの取り付けは手荷物を預ける前に行いましょう〜。この2つを手荷物と一緒に預けちゃうと大変ですから!

 

スタート地点行きのバス 自転車ごと乗り込めます

スタート地点の殿下平総合交流ターミナルへの移動は、自走でも可能ですが、シャトルバスが用意されて、自転車ごとバスに乗車できます。ただ、実際には自走で殿下平に向かう選手が多かった模様です。

 

【スタート地点の殿下平総合交流ターミナル − 開会式・競技スタート】

スタート地点の殿下平総合交流ターミナル
(ほおのき平から約2km))

こちらがスタート地点の殿下平総合交流ターミナル。先ほどのほおのき平から約2kmにあります。

 

スタッフの打ち合わせ中 今回の事務局担当者
「私を含めてほとんどが初めてなんですよ〜」

すでにスタッフが集合していて、それぞれ打ち合わせが始まっています。右の方が今回の大会を運営する事務局担当者。「前回大会のスタッフはあまり残ってなくて、私を含めてこの大会に携わるスタッフのほとんどが初めてなんですよ〜」とのこと。

 

地元の方々のサポートがあってうまく回っている

それでも、大会に長年携わっている地元の方々のサポートがあって、うまく回っているものと思われます。

 

選手待機スペース
(スタートゲートの奥にある広場)
目標は1時間20分を切ることです
来年はチャンピオンクラスへ

スタートゲートの奥には選手待機スペースがあり、出走時間までこちらで待ちます。「今日の目標は1時間20分を切ることです。そうすれば来年からチャンピオンクラスに出られますから〜」と、おっしゃるこちらの方。ぜひとも来年はチャンピオンクラスへの出場が果たせることを期待しています。

2004年から始まった本大会は、2006年から実業団のロードレースが同時開催されるようになって、出場者数が倍増して選手層に厚みが出てくるようになりました。2016年には、実業団との共催に代わってチャンピオンクラスが創設されました。そのため、チャンピオンクラスは大会のけん引役としての大きな役割があり、多くの選手に出場してもらいたものです。

 

開会式 大会名誉会長の堀 富士夫氏

7時20分より開会式が始まります。大会名誉会長の堀 富士夫氏(岐阜県自転車競技連盟会長)は、「過酷な坂の連続ですが、雲上の絶景を見ながら、緑のすばらしさが広がり、鶯の声が聞こえ、残雪の白さが感じられる...目に耳に肌で非常にわくわくするコースだと思います」と皆さんにおっしゃっていました。

 

大会名誉会長の堀 富士夫氏 選手一人一人に声をかける

こちらは大会役員の後藤 穂氏(岐阜県自転車競技連盟理事)、選手一人一人に声をかけます。「どの選手にも頑張ってもらいたいですからね〜。特に地元の選手の顔が見えると、つい声をかけたくなっちゃって〜」とのこと...ヨーロッパでは山岳ステージのある自転車レースが当たり前で、国内でもそのようなレースから選手が育っていってほしいという想いがあります。

 

クラス別スタート時刻 スタート時間を待つ...

開会式が終わり、8時15分のスタートまでの時間はちょっと緊張するもの...

 

スタート地点の天候は晴・25℃
ゴール地点の天候は霧・10℃・風速1m
ゴール地点の天候を加味した対策が必要
(ウエア・グローブなどの防寒対策)

雲の間から晴れ間がのぞき、日差しがさしてきました。気温は25℃まで上がり、少し暑いくらいに感じるコンディションです。ゴールがある畳平(標高2702m)の6時時点の天候は、霧・気温10℃・風速1mで、道路視界は良好とのこと。気温差が15℃もありますから、スタート地点では暑くても、ゴール近くになると寒く感じることもあり、ウエア・グローブなどはそれを加味した対策が必要となります。

チャンピオンクラスは2名 後ろのe-BIKEに抜かされないように
頑張りたいと思います〜

スタートはチャンピオンクラスから始まり3分置きの出走。こちらはチャンピオンクラスのお二人。すぐ後ろに次の出走グループが控えていますが、「後ろのe-BIKEに抜かされないように頑張りたいと思います〜」と、目線をe-BIKEに移します。e-BIKEクラスのレースは全国で初めて前回大会から設定され、その時はチャンピオンクラスを上回ることなど想像もせず、実際、チャンピオンクラスや一般クラスを上回るタイムに達しませんでした。

しかし、それから3年が経過してe-BIKEの性能も向上し、さらに、ロード上位選手がe-BIKEに出場すれば、そのようなことが想像されるわけです。

 

スタート時間が急遽変更され、場を持たせるMCが苦戦
そこへ救世主 筧五郎さん登場!
今回はゲスト選手として招かれました

レースは乗鞍スカイラインを通行止めにして実施しますが、畳平から戻ってくるシャトルバスの下山が遅れたため、今回は競技開始が15分遅くなって8時30分に変更されました。突然の変更にその場を持たせるMCの方も悪戦苦闘〜(笑)。そこへ「何かしゃべりましょうか?」と登場したのは、このあと、一般クラスへのゲスト出走が予定されている筧 五郎さん。登場された瞬間からその場が和み、さすが五郎さん!

 

スターターは西倉 良介氏(高山市副市長) 8時30分、チャンピオンクラス2名が出走

そして、15分遅れの8時30分、チャンピオンクラスの2名が出走しました。

 

続いてe-BIKEと男子A〜Dのクラス 8時33分、100名近い選手が一斉にスタート
〜3年振りに見ることができたこの光景〜

次のスタートグループはe-BIKEと男子A〜Dのクラス。先頭には出足の早いe-BIKEの選手が入ります。そして、8時33分、チャンピオンクラスに続き、100名近い選手が一斉にスタートを切ります。3年振りに見るこの光景...やはりいいものですね!

 

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