第37回乗鞍ヒルクライム

(2022/08/27〜28) B

 

 

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(Update:2022/09/15)

 

【チャンピンクラスがスタート!(ゴールまでのレース展開)】

6時25分、スタート【06:25:02】 【06:26:05/400m】
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コースは観光センターから県境までの20.5km、標高差1260メートル(観光センター前1460メートル → 県境2720メートル)で、平均勾配は6%ですが、11km地点から12km地点の荒田沢橋から冷泉小屋までの区間は10%前後の急勾配となり、15km地点の位ヶ原山荘から先の森林限界以降は空気が薄くなって辛さが増すステージになります。

200名近い選手が一斉にスタートする光景は圧巻!年齢別のクラスは指定された時間帯内での各自スタートですから、このような光景はチャンピオンクラスでしか見られません。

 

大野 拓也選手が飛び出す【06:26:34/500m】
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大野 拓也選手が飛び出す【06:28:10/1.2km】
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スタートから500mほど、Mt.乗鞍スノーリゾートの事務所前を通過したあたりから、一人飛び出したのは大野 拓也選手。

 

休暇村手前【06:29:59/1.9km】
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休暇村通過【06:31:19/2.1km】
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しばらくは独走を続けるのがいつものパターンですが、猛追してきたしろわん選手が2km地点の休暇村で大野選手を捉えます。

 

東大ヒュッテ口付近【06:34:57/3.9km】
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夜泣峠を過ぎたあたりで、大野選手をかわすとそのまま三本滝まで独走。例年だと一時的に独走はあるこのの、三本滝までの間に後続集団に吸収されるパターンが多いですが、このまま独走を続けるのでしょうか?

 

三本滝【06:41:32/6.7km】
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200〜300m後方に後続集団【06:44:37/7.8km】
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しろわん選手の三本滝通過時刻は、6時41分32秒(タイム16分32秒)ほどで、前回大会より40秒ほど遅いタイム。三本滝まで全く姿が見えなかった後続集団が200〜300m後方まで迫ってきました。

 

摩利支天
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摩利支天上(30号カーブ)【06:52:34/10.6km】
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三本滝から約4kmほど進んだ摩利支天の先、ちょうど中間地点あたりで、後方集団がしろわん選手を捉えます。

 

29号カーブ上直線【06:53:13/10.9km】
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29号カーブ上直線【06:53:42/11.1km】
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中間地点からカーブを2つから3つほど登り、29号カーブ先の直線区間で、しろわん選手が後続集団の吸収されます。この時点での5名の先頭集団となり、しろわん選手に続いて、田中 裕士選手・金子 宗平選手・真鍋 晃選手・板子 佑士選手の5名で(画像左)、その後ろにやや離れて、中村 俊介選手・池田 隆人選手・三浦 将吾選手が続きます。

29号カーブ先の直線区間を過ぎて、荒田沢橋(スタートから約11km地点)を通過直後から、劇坂区間が始まります。

 

28号カーブ先【06:55:18/11.6km】
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荒田沢橋通過【06:55:42/11.8km】
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荒田沢橋から冷泉小屋までの約1kmは、つづら折れと急勾配の続く最もきついステージ。ここで田中 裕士選手がアタックを掛けます。

 

荒田沢橋上、27号カーブ、ここから劇坂区間【06:56:42/11.9km】
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劇坂区間、23号カーブ【06:58:22/12.5lm】
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この劇坂区間でのアタックに反応する選手はなく、田中 裕士選手はダンシングで後続を切り離して行きます。

 

冷泉小屋
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冷泉小屋【06:59:28/12.8km】
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こちらは12km地点の冷泉小屋。田中 裕士選手の冷泉小屋通過時刻は6時59分28秒、前回大会より1分遅いタイム

 

冷泉小屋通過、金子宗平選手が猛追【06:59:40/12.9km】
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冷泉小屋上(20号カーブ)【07:01:05/13.3km】
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位ヶ原山荘下(18号カーブ)【07:03:18/14.0km】
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しかし、100メートルほど後方から金子 宗平選手が猛追。冷泉小屋から二つ先の20号カーブでついに田中 裕士選手と並び、田中選手の独走を許しません。。金子 宗平選手は、6月に開催された全日本選手権・個人TTで優勝した急成長の若手選手。後続集団はかなり後方で、ここから二人旅が始まります。

 

位ヶ原山荘
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位ヶ原山荘【07:05:10/14.6km】
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15km地点のCP2・位ヶ原山荘。田中 祐士 選手がトップで、通過時刻は7時5分10秒(タイム40分10秒)で、前回大会より1分ほど遅いペース。

 

位ヶ原山荘通過【07:05:20/14.7km】
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標高2350mCP2・位ヶ原山荘を過ぎると森林限界となり、気圧が平地の2〜3割ほど少なくなるため、アタックをかけたらどこまで持続できるのか?、また、アタックを仕掛けられたら、それに付いていけるのか?、ゴールまでのあと5kmが正念場です。

 

位ヶ原、11号カーブ
位置確認(GoogleMap)
位ヶ原、11号カーブ
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スタート地点で雨を降らせた雲が雲海となって眼下に広がるようになり、天候は回復傾向。風はほとんどありません

 

位ヶ原山荘上(14号カーブ)【07:07:17/15.4km】
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位ヶ原(11号カーブ)【07:08:57/15.8km】
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位ヶ原(10号カーブ先)【07:10:02/16.2km】
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田中 裕士選手の眼力がすごいです。相手の息遣いなどへの洞察、仕掛けるタイミングを伺います。

 

宝徳霊神バス停付近(5号カーブ)【07:13:14/17.1km】
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大雪渓〜宝徳霊神間(4号カーブ付近)【07:13:44/17.4km】
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雲が抜けて行き、3000m級の山々が連なる槍穂がはっきり確認できます。標高はすでに2500mを超え、ゴールまで3kmほど。後続の選手の姿は全く確認できず、1位・2位はこの二人で確定。

 

大雪渓【18.2km】
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大雪渓上(3号カーブ)
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大雪渓を通過して残り1.5km。まだまだ展開が見えません。ゴールにはどちらが最初にやってくるでしょうか?

 

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