ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版

Vol.8(2022/10/22・24) A

 

 

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(Update:2022/10/25)

 

【10月22日(土)の様子、観光センター前駐車場】

観光センター前駐車場 シャトルバス始発便を待つ列

かつては、ノリクラ雪渓カレンダーのコーナーで毎週の様子をお届けしておりました。最近はトップページの速報のその他の画像を充実させており、内容が重複するため、休止しておりますが、今回に限り、復活してお届けします。

こちらは観光センター前駐車場。畳平へのシャトルバスの発着所で、乗鞍岳登山のベースエリアとしての位置づけの場所です。今日のシャトルバスはEダイヤ。7月から運行されるシャトルバスは、時期・天候によってAからFまでの6パターンの運行ダイヤがあります。現在は10月17日から適用されている晩秋ダイヤでEダイヤ(晴用、1日6便)とFダイヤ(雨用、1日3便)があり、今日はEダイヤでの運行です。

 

ヒルクライム − 防寒対策完備で出発

10月後半になると、急激に寒くなり、積雪凍結のため、通行止めとなる日が多くなります。そのため、ヒルクライムにお越しの方は極端に少なくなります。しかし、今年は気温の高い日が多く、10月後半になっても、比較的暖かい日が多いため、ヒルクライムが問題なくできる状態で、今日も多くの方がお越しになりました。今日の自転車入山数は89台で、この時期としてはかなり多い状態です。

 

白銀の世界(2020/10/25)
2020ノリクラ 雪渓カレンダー 
Vol.8(Vol.24 2020/10/24・25) A
寒さに震えるヒルクライマー
2020ノリクラ 雪渓カレンダー 
Vol.8(Vol.24 2020/10/24・25) @

ちなみに昨年2021年は、積雪凍結のため通行止め(→2021ノリクラ 雪渓カレンダー 紅葉版Vol.8(2021/10/19〜24) @)、一昨年の2020は通行止めではありませんでしたが、ご覧のような白銀の中、寒さで凍えるヒルクライマーがいらっしゃいました(→2020ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.8(Vol.24 2020/10/24・25) @2020ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.8(Vol.24 2020/10/24・25) A)。

 

乗鞍高原内をゆっくりポタリング 一ノ瀬のサイクリングロード

通行止めの時は山頂方面に向かうことはできませんが、この時期は乗鞍高原で紅葉が見頃になっていますので、乗鞍高原内をゆっくりポタリングするのも楽しいものです。一ノ瀬園地周辺には右の画像のようなサイクリングロードがあります。

近年は訪れる人もほとんどなく、アスファルトが少し荒れていますので、ロードバイクにはお勧めできませんが、車道から少し離れて森の中を楽しむには良い場所でしょう。

 

シャトルバスよりも自転車...自転車よりも歩きのほうが、乗鞍をより身近に感じられると思います。特にこの時期は気候的に歩きやすいコンディションです。少しでも歩いて楽しまれることお勧めします。

 

【三本滝ゲートより先は晩秋の雰囲気】

三本滝ゲート

こちらは観光センターから7km先の三本滝ゲート。この先はマイカー規制となり、バス・タクシー・許可車両・自転車のみの通行となります。周辺はカラマツの紅葉が色づき始めました。

 

防寒対策ばっちり

畳平から下山してきたこちらのヒルクライマー。ご覧のように真冬のスキーヤーのようなスタイルで防寒対策ばっちりです。

 

小さな滝の周辺が凍り付く
今日はこれが撮りたかったから行ってきたんですよ。
来週も来る予定ですが、積雪凍結で最後かもしれない

今日はこれが撮りたかったから行ってきたんですよ。とタブレットの画面に映るのは、大雪渓の下にある4号カーブ付近の氷結箇所。滝と呼ぶにはちょっと小さすぎる水の流れがあり、そのしぶきが周辺の岩場を凍らせています。

今朝6時30分の畳平の気温は3℃で割と高めでしたが、この様子を見ると、氷点下になっていたことは間違いありません。日中の気温は10時に最高気温4℃を観測したのち、午後になって2℃へ低下する状態でしたから、終日にわたって、氷結が見られました。

 

カラマツはこれから 三本滝より上部の紅葉は終了

三本滝より上部の紅葉は完全に終了し、現在は眼下に見られるカラマツや乗鞍高原の紅葉がメインとなっています。

 

かつては夏場と同じような薄手のウエアでお越しになって、寒さに震えながら下山するヒルクライマーが数多くいらっしゃいました。最近は準備をしっかり整えてお越しの方が多く見られました。

この時期になるとウインドブレーカーのような薄手のものはダメで、スキーウェアのような厚手のものを上下とも着込まないといけません。さらに、その上に風を通さないレインウエアーのようなもの着て、フードもかぶった上からヘルメットをすると完璧です。(→先ほどの三本滝ゲートのヒルクライマーのような恰好になります)

 

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