秒)、二位は森
正選手(55分37秒)、三位は矢部
周作選手(57分11秒)というリザルトでした。また、女子の総合一位は、本大会常勝者の中込
由香里選手(ロード女子B
1時間11分43秒)、総合二位は、高橋
奈美選手(ロード女子A 1時間12分25秒)でした。
綺麗に晴れあがった快晴の天候も、9時頃になると、山麓から激しく霧が湧き上がり、大雪渓付近は霧に飲み込まれ始めます。じりじりと照りつける太陽の日差しもさえぎられて、やや暑さを感じ始めた気候も、ひんやりとした空気になってきて、選手にとっては、走りやすい状況となってきます。10時ごろまでは、周期的に晴れたり、濃霧に覆われたりと、めまぐるしく変化する状況でしたが、レース中盤に差し掛かり、多くの選手が訪れるようになると、ほとんど曇の天候となってきました。
レース中は、森林限界を超えた位ヶ原から大雪渓付近に広がっていたダイナミック光景も、下山が開始された頃には、完全に濃霧に包まれ、ゴールで受け取った手荷物にカメラを忍ばせていたものの、この状況にちょっとがっかりする選手の様子もありました。
そして、制限時刻の11時30分には最終選手がゴールに到着します。テレビ局のインタビューに最終選手の方は、「来年はこのような形で取材を受けないようにがんばりたいと思います」と、苦笑しながらおっしゃっていた様子がありました。レースの終わった11時30分のゴール付近の気温は16℃。ほとんど風もなく、無事に大会を終えることができました。そして、13時から乗鞍高原の観光センターで表彰式がありましたが、表彰式が終わった14時30分ごろから、突然、激しい雨が降り始め、この数日間、不安定な天候がつづき、心配されていた天気も、この大会に合わせてくれたかのような、天候の推移を見せてくれました。
この大会を終えると、ノリクラは秋へとシフトして行きます。選手の方々、そして、地元の方々も、この大会に照準を合わせて、日々を送って来られたことでしょう。今年もようやく一つの節目を通過し、新たなシーズンをこれからも見続けて行きたいと思います。
なお、今回取材した
第26回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍
の様子は、9月10日頃、掲載を予定しております。今しばらくお待ちください。(2011/08/28
17:00更新)
【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日
→ 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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▼
7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く5時30分現在の大雪渓駐車場の気温は10℃。ご覧のとおりの雲ひとつない快晴です。ほとんど風もありません。
今日は第26回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の大会当日。南アルプスなどは綺麗な雲海を裾野に携えていますが、乗鞍高原には雲海はなく、おそらく綺麗なノリクラの峰々を眺めながら7時の競技開始まで準備を整えていることと思います。大会実施に伴い、観光センター周辺の駐車・通行規制、並びにシャトルバスなどの運休の措置が下記の通り実施されていますのでご注意ください。
今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(
なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/08/28
06:00更新)
【お知らせ −
第26回全日本マウンテンサイクリング開催に伴う、観光センター駐車場の使用禁止・県道乗鞍岳線通行止め・シャトルバスの運休】
8月27日(土)〜28日(日)開催の全日本マウンテンサイクリング開催に伴い、下記の措置がとられます。当日、大雪渓など山頂方面にお越しの方はご注意ください。
◎
観光センター駐車場の使用禁止 : 26日(金)16時
〜 28日(日)17時
◎ 県道乗鞍岳線(乗鞍高原〜県境)通行止め
: 27日(土)18時 〜28日(日)12時30分
◎ 長野県側のシャトルバス運休 : 28日(日)のご来光便と6時の始発便から上り12時便(下り13時05分便)まで運休、運行開始は上り13時便(下り14時05分便)から
(岐阜県側の乗鞍スカイラインシャトルバスは通常通りの運行です)
※ 詳細は、お知らせ −
第26回全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍 開催に伴う通行・駐車規制のお知らせ。(2011/08/21)
をご覧ください。
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■2011年8月27日(土)■
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.16
第26回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍(9月10日頃掲載予定))
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@ 2011/08/27 07:45 早朝は鰯雲の広がる秋のような青空 (大雪渓入口)
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A 2011/08/27 10:05 週末を迎え、常連の面々が集う (雪渓上部左側)
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B 2011/08/27 14:45 初めての参加、楽しみです! (第26回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍−大会会場)
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C 2011/08/27 14:55 夕方まで賑わいが続きます (第26回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍−大会会場)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 久しぶりに快晴の朝を迎えた今日、時間の経過とともに夏山の天候の推移をたどるものの、若干のお湿り程度の雨で収まり、まずまずの一日を送ることができました。
早朝6時の乗鞍高原は、雲間に青空が広がる朝を迎えます。気温は12℃で、やや冷え込んだコンディションです。雲に飲み込まれたノリクラも時間の経過とともに、徐々にその姿を現すようになり、7時前には、観光センターのテラスからゆっくりとその景色を眺める方々の様子もあって、のんびりとした朝が続いています。
本日は、第26回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の大会受付が観光センター前駐車場で行われます。そのため、昨日16時より、車両の乗り入れができない状態となっています。シャトルバスも駐車場への進入ができないことから、車道沿いの路線バスでの乗降が行われました。
天候はさらに回復傾向を続け、7時過ぎには上空の雲はほとんどなくなり、真っ青な青空が広がります。大雪渓に向かう途中も、久しぶりに迎えた綺麗な青空に包まれ、気持ちの良い空気が車内に流れ込んで行きます。そして、、位ヶ原山荘を過ぎた先には、見事な雲海が広がり、コントラストの冴え渡る早朝のノリクラの光景が続いて行きます。
8時の大雪渓は雲ひとつない快晴。気温は14℃です。秋を思わせるような空気に包まれ、高く澄んだ青空には、鰯雲が広がるようになって、秋空の雰囲気をさらに色濃く味合わせてくれます。ただ、ダイレクトな日差しも否応なく差し込んで、じりじりと肌を焦がすような状態になり、その結果、この天候はものの一時間もしないうちに山麓から湧き上がる雲に包まれて、夏山特有の天候の推移が始まりました。
今日の大雪渓は、週末を迎えたこともあって、常連の面々を中心に10名ほどのスキーヤー・ボーダーの方々がお越しになりました。大半の方が急斜面の広がる雪渓上部左側に集まりましたが、生憎、コブがほぼ完全になくなっていて、新たにライン作りする様子も見られます。10時を過ぎると濃霧が立ち込めるようになり、一時的には視界が奪われるようになってきます。それでも、日差しのじりじりとした感覚はなくなり、ひんやりとした空気がむしろ心地よいと感じるほどの状態です。
正午の大雪渓の気温は14℃。山麓から湧き上がる濃霧は解消されるものの、その後、やや小雨の降る様子がありました。第26回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の大会受付が午後から観光センターで開始されることから、その後は、山麓の乗鞍高原に下山します。
会場の観光センター周辺は、お越しになった選手の方々の車や自転車で大変な賑わいになっています。気温は24℃前後を推移して、それほどの暑さを感じさせません。一時的に小雨の降ることもありましたが、傘を差すほどの状況ではなく、大会の受付を終えた選手の方々は、会場内の出展ブースで販売される自転車関連用品を手に取ったり、チームのメンバーがお越しになるのをお待ちする様子もあり、久々の再会を喜ぶ笑顔がいつまでも続いていました。
明日は、7時より、観光センター前からスタートします。エントリー数4215名の選手が標高2700メートルの県境を目指す様子は、圧巻といえるでしょう。よい天候の下での大会となることを期待しております。
なお、今回取材分の
ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.16
は、週末に開催される全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の取材のため、次週明けの掲載予定を、次週末掲載予定に変更いたします。また、第26回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍
の様子は、9月10日頃、掲載を予定しております。今しばらくお待ちください。(2011/08/27
18:15更新)
【お知らせ −
第26回全日本マウンテンサイクリング開催に伴う、観光センター駐車場の使用禁止・県道乗鞍岳線通行止め・シャトルバスの運休】
8月27日(土)〜28日(日)開催の全日本マウンテンサイクリング開催に伴い、下記の措置がとられます。当日、大雪渓など山頂方面にお越しの方はご注意ください。
◎
観光センター駐車場の使用禁止 : 26日(金)16時
〜 28日(日)17時
◎ 県道乗鞍岳線(乗鞍高原〜県境)通行止め
: 27日(土)18時 〜28日(日)12時30分
◎ 長野県側のシャトルバス運休 : 28日(日)のご来光便と6時の始発便から上り12時便(下り13時05分便)まで運休、運行開始は上り13時便(下り14時05分便)から
(岐阜県側の乗鞍スカイラインシャトルバスは通常通りの運行です)
※ 詳細は、お知らせ −
第26回全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍 開催に伴う通行・駐車規制のお知らせ。(2011/08/21)
をご覧ください。
【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日
→ 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く8時現在の大雪渓駐車場の気温は14℃。昨日とは打って変わって、快晴の朝を迎えています。秋のような高い空が広がり、眼下には見事な雲海が周辺の山々を飲み込む様子も見事です。ひんやりとした空気が流れていますが、日差しは徐々に肌を突き刺すようになってきて、久しぶりに夏のノリクラとなりそうです。
観光センター前駐車場は、全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の大会会場となるため、昨日16時から利用ができません。そのため、すずらん橋駐車場・三本滝レストハウス前駐車場などをご利用ください。また、シャトルバスは通常通り運行が始まっています。
なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/08/27
08:15更新)
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■2011年8月26日(金)■
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.16)
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@ 2011/08/26 07:40 雲間に青空 − 微妙な天候 (三本滝ゲート上 − かもしかゲレンデ)
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A 2011/08/26 11:05 突然のスコールの後、青空が広がり始める (雪渓上部)
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B 2011/08/26 11:40 視界はよいものの、山麓は完全に雲の中 (雪渓上部左側 − モーグルコース)
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C 2011/08/26 12:50 連日、散歩しています (大雪渓付近)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 昨日同様、不安定な天候が続いていますが、今日の天気は、不順というよりも「気まぐれ」と表現したほうが適切な一日でした。
早朝6時の乗鞍高原の気温は16℃。山頂付近には雲がかかるものの、雲間に青空がのぞき、ゆっくりと雲が動く朝を迎えます。今日の観光センター前駐車場は、片手で数えられるほどしか車がお越しになっていません。静かな朝が続きます。しばらくすると、高天ヶ原の頂まではっきりと見られる程度まで、雲があがって行きますが、それ以上の天候の回復はなく、薄日が差したり、曇ったりを繰り返します。
大雪渓に向かう途中、三本滝ゲートを過ぎると、山麓の乗鞍高原方面は、雲がまばらに湧き上がり、ダイナミックな力強さを感じさせるほど。ただ、風などなく、静かに湧き上がる様子は、時に水墨画のような趣さえ醸しだしています。さらに上部エリアでは沿道も煙ってきて、霧の中を進んで行きますが、位ヶ原を過ぎると、視界が再びよくなり、大雪渓エリアは、はっきりとした状態となってきました。
8時の大雪渓の気温は14℃。霧雨が若干降っていますが、合羽を着るほどの状態ではありません。山頂付近には雲がかかり、北からの冷たい空気の流れを感じます。しかし、今日の天候は穏やかではなく、いきなりまとまった雨脚となってきて、さらに雨は強くなり、路面が煙るほどのスコールが一時間ほど続きます。
そして、スコールが止んだ後は、雲が足早に流れるようになり、青空が雲間に広がり始めます。
11時の大雪渓の気温は16℃。日差しも戻ってきて、若干むしむしとした状態となると、大雪渓周辺のエゾゼミが合唱を始めるほど。むしむしとした感覚も、天候の回復と同時に風が吹き始め、心地よい中、濡れたウェアーが乾いて行きます。
今日の大雪渓にお越しになったスキーヤーは一名のみ。コース上に岩の頭が出始めた雪渓上部左側のモーグルコースを滑走する様子を見ると、バーンそのものはさほど硬くなく滑りやすい様子。スタート付近よりさらに上方にラインを伸ばせば、あと一週間程度は滑走できる状態です。また、ピッチの細かいほうの左側のラインは、コブの形状がなくなり、完全にフラットな一本のラインが雪渓上端から下端まで続いています。
正午の大雪渓の気温は14℃。日差しは再び雲にかき消されてしまいますが、天候が悪化するような雰囲気はありません。ただ、位ヶ原より山麓にはびっしりと雲が広がり、乗鞍高原方面もあまり天候が芳しくない様子があります。
このまま、今日は一日が終わるかと思いましたが、13時前から再び霧雨が降り始めます。合羽を着るほどの降り方ではなかったものの、早朝のスコールと同じく、この後、まとまった雨が一時間ほどあって、14時過ぎには、また、日差しが差し込むようになり、午前中と全く同じような推移を見せました。
今日は人出の少ない大雪渓エリアでしたが、こんな日は雷鳥の姿にめぐり合えるかと思いましたが、本日、出会ったのはツキノワグマ。胸元の首飾りまではっきりと見られるほど、悠々と歩いています。連日、目撃情報がありますので、クマ鈴などを持参して、対応されることをお勧めします。
そして、今日のシャトルバスは、ご来光バスを含めて、ほぼすべての便が1台での運行でした。
なお、今回取材分の
ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.16
は、今回は週末に開催される全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の取材のため、次週明けの掲載予定を、次週末掲載予定に変更いたします。今しばらくお待ちください。(2011/08/26
15:00更新)
【お知らせ −
第26回全日本マウンテンサイクリング開催に伴う、観光センター駐車場の使用禁止・県道乗鞍岳線通行止め・シャトルバスの運休】
8月27日(土)〜28日(日)開催の全日本マウンテンサイクリング開催に伴い、下記の措置がとられます。当日、大雪渓など山頂方面にお越しの方はご注意ください。
◎
観光センター駐車場の使用禁止 : 26日(金)16時
〜 28日(日)17時
◎ 県道乗鞍岳線(乗鞍高原〜県境)通行止め
: 27日(土)18時 〜28日(日)12時30分
◎ 長野県側のシャトルバス運休 : 28日(日)のご来光便と6時の始発便から上り12時便(下り13時05分便)まで運休、運行開始は上り13時便(下り14時05分便)から
(岐阜県側の乗鞍スカイラインシャトルバスは通常通りの運行です)
※ 詳細は、お知らせ −
第26回全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍 開催に伴う通行・駐車規制のお知らせ。(2011/08/21)
をご覧ください。
【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日
→ 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く8時現在の大雪渓駐車場の気温は14℃。画像を撮影した段階では、霧雨で薄日の差す天候でしたが、速報を書いているうちにまとまった雨脚の降り方を見せるようになってきました。北からやや冷たさを伴った風が吹いています。三本滝ゲートを過ぎて中腹は少し霧が立ち込めるものの、大雪渓エリアは視界がはっきりしています。ただ、ご覧のとおり、山頂方面は濃霧に覆われています。今日も乗鞍スカイラインは通行可能で、長野県側の乗鞍高原〜畳平のシャトルバスはAダイヤ、岐阜県側の平湯温泉〜ほおのき平〜畳平のシャトルバスはBダイヤで運行されています。
また、観光センター前駐車場は、全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の大会会場となるため、本日16時から利用ができなくなります。明日、シャトルバスを利用される方は、車道を挟んで観光センター隣の駐車場や、すずらん橋駐車場・三本滝レストハウス前駐車場などをご利用ください。
なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/08/26
08:40更新)
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■2011年8月25日(木)■
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.16)
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@ 2011/08/25 06:35 大会まであと3日 − 大会コースは道路工事が進む (スキー場バス停付近)
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A 2011/08/25 09:40 視界はよいものの、雨が続く (大雪渓入口)
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B 2011/08/25 11:25 全身ずぶ濡れ! (雪渓上部左側 − レーシングキャンプ)
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C 2011/08/25 14:00 午後になってさらに雨脚が強くなる (大雪渓入口)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 8月下旬に入って、不安定な天候が続いていますが、今日も終日雨の一日となりました。
日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、雨は止んで路面が乾き始める様子が見られます。気温は16℃ですが、湿った生暖かい空気が流れ、少し蒸した感触があります。虫の鳴き声も、川のせせらぎも、耳に届くものはなく、時折、上空に閃光が瞬くときに、空全体がうなりを上げるときがある程度で、静かな夜を迎えています。
そして、一夜明けた早朝5時の乗鞍高原は曇り空ですが、時間とともに雲間に青空がのぞく状況です。気温は16℃で、暑くも寒くもありません。今日は平日ということと、はっきりしない天候のため、観光センター前駐車場には10台程度しか車がお越しになっていません。静かな朝を迎えています。
このところ、連日雨に見舞われ、岐阜県側の乗鞍スカイラインが雨量規制による通行止めが続き、それに伴って、長野県側の乗鞍高原〜畳平のシャトルバスも運休が続いていましたが、今日は始発便から通常通りのAダイヤでの運行が始まりました。そして、東の空には雲間から朝日がのぞくときもあって、シャトルバス始発便が到着したときには、西の空に虹のかかる様子も見られました。
今週末には、国内最大級の自転車ヒルクライムレースである「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」が、観光センターから畳平までの県道乗鞍岳線を舞台に開催されます。そのため、県道乗鞍岳線の各所では、道路補修が行われています。観光センターから数百メートル先、スキー場バス停付近から善五郎の滝駐車場にかけての区間では、長期間にわたって、道路拡張工事が行われていて、一部の区間では、一ヶ月ほど前から未舗装路となっていました。しかし、大会開催に合わせて、ご覧のようにアスファルト舗装が完了し、安心して自転車走行できるようになりました。
位ヶ原山荘付近までは、どんよりとした雰囲気でしたが、位ヶ原7号カーブ付近から雲の上に到達し、大雪渓エリアは比較的視界の効いた状態となります。8時の大雪渓入口の気温は12℃。山頂付近の霧も抜け始めて、視界には問題はなくなってきました。しかし、雨は相変わらず降り続く様子が見られます。それでも、時折、薄日の差すようになってきて、雨の降り方も次第に収まってきます。
しかし、この天候も、10時前から再びまとまった降り方を見せるようになり、雪渓に訪れたレーシングキャンプのメンバーも、全身ずぶ濡れになりながらの練習が続きます。時折、強めに降るときもあって、天候が回復する様子はありません。ずぶ濡れでも動いていれば、さほど寒さを感じない状況ですが、じーっとしているとかなりの冷たさを覚えます。雨の降り方が強くなってきたこともあって、レーシングキャンプも午前中のみに切り上げざるを得ない状況となってきました。
正午の雪渓上部左側の気温は10℃。大雪渓エリアから望む位ヶ原・山麓方面は、完全に雲に飲み込まれていて、おそらく、上部エリアよりもどんよりとした天候が続いていることともいます。それでも、時間とともに山麓の様子が少し見られるようになり、山麓の天候は回復傾向であることがわかります。また、大雪渓エリアは、逆に雨脚が強くなり、午後からは山麓から雲が湧きあがる状況も見られ、この状況のまま、今日は一日が終わって行きます。
大雪渓は、雪渓下部・雪渓中段には積雪があるものの、滑走できる大きさではありません。また、雪渓上部右側は雪解けが進んで、1レーンの滑走エリアをなんとか確保できる状態です。そのため、雪渓上部左側がメインのバーンとなりますが、急斜面と固めの雪質のコンディションですので、雪渓での滑走に慣れていない方や、初心者の方は、ご遠慮いただくようお願いいたします。
また、シャトルバスは、ご来光バスを含めて、ほぼすべての便が1台での運行でした。
なお、今回取材分の
ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.16
は、今回は週末に開催される全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の取材のため、次週明けの掲載予定を、次週末掲載予定に変更いたします。今しばらくお待ちください。(2011/08/25
18:10更新)
【お知らせ −
第26回全日本マウンテンサイクリング開催に伴う、観光センター駐車場の使用禁止・県道乗鞍岳線通行止め・シャトルバスの運休】
8月27日(土)〜28日(日)開催の全日本マウンテンサイクリング開催に伴い、下記の措置がとられます。当日、大雪渓など山頂方面にお越しの方はご注意ください。
◎
観光センター駐車場の使用禁止 : 26日(金)16時
〜 28日(日)17時
◎ 県道乗鞍岳線(乗鞍高原〜県境)通行止め
: 27日(土)18時 〜28日(日)12時30分
◎ 長野県側のシャトルバス運休 : 28日(日)のご来光便と6時の始発便から上り12時便(下り13時05分便)まで運休、運行開始は上り13時便(下り14時05分便)から
(岐阜県側の乗鞍スカイラインシャトルバスは通常通りの運行です)
※ 詳細は、お知らせ −
第26回全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍 開催に伴う通行・駐車規制のお知らせ。(2011/08/21)
をご覧ください。
【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日
→ 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く8時現在の大雪渓駐車場の気温は12℃。山麓はどんよりとした天候で、中腹は霧が立ち込めていましたが、位ヶ原付近から視界が効くようになってきて、大雪渓エリアは、ご覧のように、視界が開け始めました。小雨も降ったり止んだりを繰り返し、止んでいる時間のほうが長くなってきます。先ほどより、薄日も差し始め、まずまずの天候です。
この数日、乗鞍スカイラインの通行止めにより、運休が続いたシャトルバスは、始発便から運行がはじまり、長野県側の乗鞍高原〜畳平のシャトルバスはAダイヤ、岐阜県側の平湯温泉〜ほおのき平〜畳平のシャトルバスはBダイヤで運行されています。なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/08/25
08:30更新)
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■2011年8月19日(金)■
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.15)
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@ 2011/08/19 07:55 時間とともに雨はますます激しくなる (観光センター前)
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A 2011/08/19 07:55 それでもシャトルバスは通常運行 (観光センター前)
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B 2011/08/19 08:55 上部エリアは小雨、霧が抜け始める (大雪渓入口)
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C 2011/08/19 13:10 山麓には雲が垂れ込めるものの、午後の大雪渓は青空が (雪渓上部右側)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 明け方まで続いた山麓の雨とは打って変わって、大雪渓エリアは、天候の回復したフィールドを独り占めできた、まずまずの一日となりました。
早朝6時の乗鞍高原の気温は16℃。昨晩から続く雨が5時くらい方まとまった降り方となっています。観光センター前駐車場には25台ほどの車がお越しなっていますが、この天候のため、朝の準備をする様子は見られません。岐阜県側の乗鞍スカイラインは、この雨でも規制値に達していないことから、通行止めの規制はなく、シャトルバスは始発便から通常通りの運行を開始しました。しかし、岐阜県側のシャトルバスは、運行本数の少ないBダイヤとなり、また、上部エリアの濃霧がひどいことから、乗鞍スカイラインは、自転車のみ通行止めとなっています。
雨の降り方は、時間の経過とともに強さを増し、上空の雲も徐々に低くなって山麓の山肌をも煙らせるようになってきます。天候の回復など期待できる状況ではありません。
大雪渓に向かう県道乗鞍岳線は、夜泣峠を過ぎると周囲が煙るようになってきます。それでも、三本滝ゲートの警備員の方の話では、「雨の降り方が収まってきた」とのこと。ただ、この先も濃霧が続き、相変わらずの状況。しかし、森林限界の位ヶ原山荘を過ぎる頃には、眼下には雲の塊、そして、上空には所々に青空が見られる天候で、明らかに雲の上に出てきた状況となってきました。
9時の大雪渓は若干小雨が残り、気温は12℃です。そして、視界が200〜300メートルほどの霧が立ちこめ、山麓から湧き上がっています。このため、訪れるスキーヤーもわずかに一名。それでも、この小雨と霧も10時過ぎにはほぼ消滅し、山頂付近まではっきりと見渡せるようになって来ました。
バーンは、やや締まったコンディションですが、エッジがしっかりとグリップする程度の硬さで、まずまずの状態。誰もいない大雪渓で、プライベートゲレンデを楽しみます。
大雪渓エリアは完全に視界が開けますが、位ヶ原から下部は完全に雲に包まれ、昨日とは完全に逆のパターンの天候となっています。そして、正午前には上空の雲間から青空が広がり、まぶしい太陽も戻ってくるようになって来ました。
正午の大雪渓の気温は16℃。強い日差しにアウターを着ていると暑さを覚え、薄手の長袖がちょうどよい状態。そよ吹く風に心地よさが感じられ、太陽の存在を感じ取ったエゾゼミたちが、大雪渓のあちこちで鳴き始める、まだまだノリクラの夏が続いていることを実感させられます。
午後はさらに天候が回復し、14時ごろにはほぼ完全に青空の空が戻って来ました。山麓の天候がよくないことから、今日は上部エリアにお越しになる方はかなり少なく、全日本マウンテンサイクリングin乗鞍まで、一週間程度となってきましたが、ヒルクライムの方々の様子もまばらでした。また、濃霧のため、自転車の通行止めが続いていた乗鞍スカイラインは、9時40分から自転車通行止めを解除しました。
この人出のため、シャトルバスはご来光バスを含めて、全便1台での運行でした。
なお、今回取材分の
ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.15
は、次週明けの掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2011/08/19
16:50更新)
【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日
→ 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く6時現在の観光センター前駐車場の気温は16℃。昨晩から降り始めた雨は、降ったり止んだりを繰り返していましたが、早朝5時頃から、連続した降り方となってきました。雲に動きはほとんど見られず、天候の変化に期待はできません。
岐阜県側の乗鞍スカイラインは、バス・タクシーなどの通行は可能ですが、上部エリアの濃霧のため、自転車は通行止めとされています。また、この雨のため、乗鞍スカイラインのシャトルバスは、運行本数の少ないBダイヤでの運行となっています。長野県側の県道乗鞍岳線(観光センター〜畳平)のシャトルバスは、一時間に一便運行される通常ダイヤ(Aダイヤ)での運行となっています。
この後、現地に向かう予定ですが、今日の濃霧と雨のため、ほとんど取材にならない一日なりそうです。なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/08/19
06:50更新)
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■2011年8月18日(木)■
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.15)
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@ 2011/08/18 09:05 濃霧 − 合羽を着て山頂登山へ (大雪渓〜肩の小屋 登山道入口)
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A 2011/08/18 10:45 濃霧 − 雨はほぼ止む (雪渓上部右側 − レーシングキャンプ)
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B 2011/08/18 12:30 濃霧の抜けた先には、日差しが差し込む山麓が... (雪渓上部左側 − モーグルコース)
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C 2011/08/18 12:30 濃霧の抜けるのは一瞬で、ほぼ終日視界不良 (雪渓上部左側 − モーグルコース)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 終日に渡って濃霧に包まれ、生憎の天候の一日となりました。
早朝6時の乗鞍高原は、曇空に覆われています。気温は18℃で寒さは全く感じません。お盆休みがまだ続く方も多いようで、観光センター前駐車場は30台ほどの車がお越しになり、いつもの平日よりもやや多い様子が見られます。雲が西から東へとやや足早に流れて行き、その雲間には青空が見え隠れするようになってきます。
雲は乗鞍高原温泉スキー場の鳥居尾根ダウンヒルコース付近まで低く垂れ込めていましたが、それも時間とともに少しずつ上昇して行き、それも次第に明るさを増して行きます。そして、シャトルバスはいつものように始発便から通常運行が開始されました。観光センターから大雪渓に向かう道中は、周期的に小雨に見舞われる状況。それでも視界にはなんら問題はなく、位ヶ原山荘を過ぎた先のツアーコース11号カーブ付近では、ダイナミックに雲が湧きあがり、その先には日差しの差し込む山麓の様子が見えるほど。天候は回復方向へと進んでいるように感じます。しかし、この天候も宝徳霊神バス停付近から先は、突然濃霧に見舞われて大雪渓に到着します。
8時の大雪渓の気温は12℃。濃霧に加えて、風と雨が周期的に襲ってきて、厚い雲に覆われて薄暗い天候。シャトルバスを降りて山頂登山に向かうご家族も、天候に対する対策を整えてお越しになったものの、あまりの寒さに身震いされる様子もあります。真夏にこの寒さは、想像以上のものがあり、日差しの差し込まない大雪渓エリアは、真夏であっても秋のような気候であることを覚えておく必要があります。
周期的に降る雨は、降り始めるとややまとまった降り方を見せ、合羽が必須な状況ですが、これも9時を回る頃には、空が明るくなり始め、雨も次第に収まってきます。
今日の大雪渓には、雪渓上部右側にはレーシングキャンプが行われ、雪渓上部左側のモーグルコースにも数名の方がお越しになっています。この天候でも、バーンそのものはそれほど硬くありません。しかし、モーグルコースではコブの中に氷の部分が随所に現れ、滑走できる状態にするまで2時間もコース整備に費やしてしまったという常連の肩のお話がありました。また、スプーンカットがかなり大きくなり、このスプーンカットでも、スキーがばたつかないような、板をしっかりと抑える滑り方が求められます。
正午の大雪渓の気温は12℃。お昼を過ぎて、濃霧が消滅する瞬間が少し増えてきました。濃霧の先に見えた山麓には、しっかりと日差しが差し込む様子があって、この悪天候は、大雪渓エリアよりも上部のみであるようでした。
この調子で大雪渓エリアでも天候が回復して行くかと思いましたが、14時30分ごろに、少しまとまった降り方を見せたと同時に、濃霧がさらにひどくなり、今日は生憎の一日となってしまいました。
今日のシャトルバスは、始発便が1台、7時便が1台、8時便が3台、9時便は3台と、混雑とは無縁の状況でした。
なお、今回取材分の
ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.15
は、次週明けの掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2011/08/18
18:40更新)
【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日
→ 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く8時現在の大雪渓駐車場の気温は12℃。周期的にめまぐるしく変化する天候は、基本的に濃霧ですが、霧の抜けた一瞬は画像のように周囲の様子が見られます。短い間隔でまとまった雨と風が強弱を繰り返します。周辺の霧が厚いためか、かなり薄暗い状況です。とても、天候が回復するような雰囲気ではありません。お盆休みが続いている方もいらっしゃいますが、観光センター前駐車場は、普段の平日よりも車は多いものの、やはり、お盆の人出はひと段落したようです。なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/08/18
08:20更新)
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■2011年8月14日(日)■
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.14)
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@ 2011/08/14 08:50 シャトルバスを待つ長蛇の列 − 7台運行 (観光センター前 − シャトルバス9時便)
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A 2011/08/14 10:20 雲の躍動感が見事に広がる (県道乗鞍岳線 − 位ヶ原6号カーブ)
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B 2011/08/14 10:40 クマ出没による立ち入り禁止は10時35分に解除 (畳平お花畑)
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C 2011/08/14 11:05 真っ青な空に夏の雲が広がる (畳平鶴ヶ池)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 本日は速報を実施しない予定でしたが、現地に出向くことができましたので、昨日に引き続き、お盆を迎えた週末の様子をお伝えします。
早朝6時の乗鞍高原の気温は16℃。昨日のように寒さを覚える状況ではありませんが、やはり、ひんやりとした朝を迎えます。そして、雲ひとつないくっきりとした澄んだ快晴の青空が広がっています。観光センター前駐車場は、昨日よりも多い150台の車がお越しになり、空きスペースのほとんどない状態となり、朝からにぎやかな雰囲気に包まれています。
日差しの強さはさほど感じませんが、雲ひとつない快晴の空が一日続くとは考えにくく、8時30分ごろには、夏の雲が湧き始めます。シャトルバスの到着する時間帯が近づくにつれて、バスの乗り場には長い列が一時間おきにでき、最も混雑する9時便では、バス乗り場から50メートル先の観光センター建物まで達し、折れ曲がって観光センター正面の入口まで伸び、昨日以上の人出となりました。そのため、9時便は昨日よりも1台多い、7台で運行されました。
今日の県道乗鞍岳線を駆け上がるヒルクライマーは昨日以上の状況。午前中だけで、三本滝ゲートを通過した自転車は午前中だけで150台近くにも達し、最も混雑した箇所では、数十メートル間隔で、ヒルクライマーの姿を見かけるほどでした。
10時の位ヶ原山荘の気温は20℃。ひんやりとした感覚はありませんが、湧き上がる雲で日差しが遮られ、位ヶ原山荘に小休憩に訪れた方の中には、暖かいうどんを求めようとする様子もあったほどです。しかし、この天候もさらに上部に向かうと雲の上に到達し、位ヶ原エリアではダイナミックに雲が湧き上がる様子が、紺碧の青空に描かれていて、完全に夏のコントラストが冴え渡る光景が広がっています。
10時30分の畳平の気温は15℃。強い日差しがあっても暑さはほとんど感じられず、長袖でも全く問題ない状況。畳平に到着したヒルクライマーがアスファルトにゴロンと寝転んで休憩している様子や、山頂方面に向かう家族連れなど、おそらく、今シーズン一番の賑わいを見せているのではないかと思います。
そんな中、二日前から続いている、クマ出没による畳平お花畑の立ち入り禁止は、本日になってクマが不消ヶ池方面に移動し、さらに五ノ池方面に向かったことから、10時35分に立ち入り禁止の措置が解除され、多くの方が遊歩道に向かって歩き出す様子がありました。ただし、お花畑から肩の小屋専用道に上がる登山道(不消道)は、通行禁止の措置が継続されています。
正午の畳平の気温は16℃。流れる雲が多くなり、すぐ目の前の不動岳すら雲に飲み込まれる様子が周期的にあらわれます。それでも天候の劇的な変化はありません。
大雪渓では、今日もスキーヤー・ボーダーの姿がありますが、雪渓下部で滑走する様子はなく、雪渓上部がメインのバーンとなってきました。
今日はこのままよい天候のまま一日が終わるのかと思いましたが、15時には、お湿り程度の夕立がありました。
今日のシャトルバスは、始発便が3台、7時便が2台、8時便が6台、9時便は7台と、昨日以上の状況となりました。また、下り便も混雑があって、14時便・15時便は6台で運行された模様です。
11日(木)からお届けした速報も、本日で一旦終了します。次回は通常通り、18日(木)からを予定しております。
なお、今回取材分の
ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.14
は、次週明けの掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2011/08/14
15:50更新)
【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日
→ 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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■2011年8月13日(土)■
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.14)
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@ 2011/08/13 08:50 シャトルバスを待つ長蛇の列 (観光センター前 − シャトルバス9時便)
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A 2011/08/13 11:00 気温16℃、今日もヒルクライマーが大雪渓前を続々と通過 (大雪渓前)
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B 2011/08/13 12:00 雪渓下部のモーグルコースはまだ滑走可能! (雪渓下部 − モーグルコース)
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C 2011/08/13 13:20 適度に緩んだバーンは練習に最適 (雪渓上部右側 − ジュニアレーシング)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 綺麗な青空で始まった今日は、時間とともに曇り空が広がりましたが、落ち着いた気温の下、暑さ知らずの一日を過ごすことができました。
早朝、6時の乗鞍高原は、薄い秋のようなベールのような雲に覆われるものの、綺麗な青空の朝を迎えます。気温は14℃と昨日ほどの冷え込みはありませんでしたが、ひんやりとした感覚のある涼しい空気に包まれています。山頂付近には雲がたなびくようすがあって、その雲が取れたりかかったりを繰り返す様子が見られます。しっかりとした日差しが差し込むようになっても、じりじりと照りつけるような暑さはなく、大半の方が半袖ですが、長袖でも問題ないほどの状況です。
週末を迎え、観光センター前駐車場には6時の時点で100台もの車がお越しになっていて、朝の準備があちこちで見られます。登山に向かう方、夏スキーの準備を始める方、そして、ヒルクライムに向かうために自転車の整備をされる方など、さまざまな光景があります。
シャトルバス乗車場所には、毎時00時の定刻が近づくとたくさんの方が列を作るようになり、9時便では、乗り場から50メートルのところにある観光センターの建物まで列が達し、さらに折れ曲がって列がどんどん伸びて行く状況が見られました。
時間とともに、青空に雲が湧き始め、9時30分ごろになると、ほとんど雲に埋め尽くされて、日差しもなくなり、山麓の乗鞍高原でも全く暑さを感じさせない状況となってきました。
そして、観光センターから畳平に向かう県道乗鞍岳線は、今日もたくさんのヒルクライマーが登って行く様子があります。数百メートルおきにヒルクライマーの方が続いているほどの状況です。暑さを全く感じない状況から、さらに先に進むと、位ヶ原山荘を過ぎたあたりからは、ひんやりとした空気に包まれる様子が肌で感じ取られます。
10時の大雪渓の気温は16℃。日差しが完全になくなり、山頂付近には雲が足早に流れる様子が見られ、半袖では寒さを覚えるほどの状況。そして、今日の大雪渓は、常連の方々を中心に、まずまずの人出が見られました。
雪渓下部のモーグルコースは、かなりコース長が短くなってきたものの、コブの形状はまずまずで、10名程度の方が繰り返し滑走される様子がありました。ただ、コースには岩の頭が見え始めたところもあって、滑走できる期間はそろそろ終盤に近づいてきています。、また、今日のバーンは、日差しがなくても、適度な柔らかさがあって、滑りやすい状況だったと考えられます。
正午の大雪渓の気温は16℃。その後もほとんど気温は変わりません。山頂付近の雲も、周期的に抜けたりかかったりを繰り返します。風はほとんどなくなったものの、やや冷たさを伴った空気が残っていて、全く感じさせない状況が続きます。雪渓上部は、右側の雪渓で、ジュニアレーシングとジュニアモーグルのキャンプが行われ、賑やかな雰囲気が見られます。そして、左側の雪渓では、コブのラインが2本あるものの、訪れる方がやや少なめな状況でした。
午後を回っても、曇り空は変わらず、15時ごろに、一旦、パラパラと雨が降ったものの、それ以上の天候の変化はなく、16時頃から山麓からの霧が登り始めて、山頂付近が再び雲に飲み込まれる状況で、今日一日が終わって行きました。
今日のシャトルバスは、ほとんど昨日同じような人出で、始発便は3台、7時便は2台、8時便は5台、9時便は6台で、ご来光バスは4台が運行されました。
また、昨日から続く、クマ出没による畳平お花畑の立ち入り規制は、不動岳付近でクマの滞在が続いていることから、本日も終日にわたって規制が続きました。状況に変化がなければ、明日も同様の規制が続くと思われます。
11日(木)からお届けした速報も、本日で一旦終了します。次回は通常通り、18日(木)からを予定しております。
なお、今回取材分の
ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.14
は、次週明けの掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2011/08/13
16:10更新)
【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日
→ 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く6時現在の観光センター前駐車場の気温は14℃。昨日ほどの寒さはありませんが、涼しい朝を迎えています。上空には、秋のような高い雲が薄く広がり、山頂付近には雲がベールのようにたなびいています。観光センター前駐車場は、すでに昨日以上の台数の車がお越しになり、朝の準備が始まっています。週末とお盆が重なり、今日は一年の中でも、最も賑やかな一日になるかと思います。
また、昨日11時から続くクマ出没によるお花畑の立ち入り規制は、現段階でも継続されているようです。なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/08/13
06:30更新)
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■2011年8月12日(金)■
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.14)
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@ 2011/08/12 11:00 ヒルクライマーの方々が続々と訪れる (位ヶ原山荘)
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A 2011/08/12 11:50 この光景に思わずカメラを構えてしまう (県道乗鞍岳線 − 位ヶ原6号カーブ付近)
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B 2011/08/12 13:30 気温12℃ − 秋のような空とさわやかな空気に包まれる (雪渓上部右側 − ジュニアモーグルキャンプ)
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C 2011/08/12 15:10 激しく雪飛沫を巻き上げながら果敢に駆け落ちる (雪渓上部左側 − モーグルバーン)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 各地で高温注意情報が発令される中、今日もノリクラにおいては、秋のような綺麗な青空と、暑さとは無縁の一日を送ることができました。
早朝、6時の乗鞍高原は快晴無風の朝を迎えます。気温は10℃とこの時期としては、やや低めの状況を示し、涼しさを通り越して、寒さを覚えるほどです。お盆に入ったこともあって、観光センター前駐車場にお越しになった車は約90台と、平日としてはかなり多い状況です。そのため、シャトルバス始発便は2台で運行されるほどでした。
いつもであれば、ひんやりとした朝を迎えても、日が高くなると急激に気温が上昇するものの、今日は強い日差しが差し込んでも、気温の上昇を感じさせる状況はなく、絶えず冷たい空気が流れていることが、肌で感じられるほど。まるで、秋風に包まれているような雰囲気といったら、その場の状況を的確に伝えられるでしょう。
朝から快晴無風の続く観光センター前駐車場では、登山に向かうためにシャトルバスに乗車される方々のほか、自転車の整備をされる様子があちこちで見られ、多くの方が畳平に向けてヒルクライムして行く様子が見られました。観光センターを後にして、ペダルを回し続けていても、いつもなら、強い日差しにむせるほどの状況も、今日は絶えず冷たい空気に包まれ、そのさわやかな空気に背中を押してもらっているほどの心地よさが続いて行きます。9時を回る頃から、快晴の空には筋状の秋を思わせるような高い雲が絵筆をふるい、本当に真夏の一日なのかと錯覚してしまうほどです。
11時の位ヶ原山荘前の気温は16℃。少しばかり風を感じるようになってきます。どこかにエアコンでもあるのではないかと思うほどの、冷風が吹き抜ける様子が続きます。そして、位ヶ原山荘に立ち寄るヒルクライマーも、アイスクリームを買い求めるものの、ものの数分で芯から冷え切ってしまい、手元に残るアイスクリームをもてあましてしまうほどの冷え込みです。
位ヶ原山荘を後にして森林限界を超えた先は、まさに絶景の世界。空は高く、青空のキャンパスに描かれた綺麗な雲が見事に広がる光景に、ペダルを止めて、思わずカメラを構えるヒルクライマーの姿がありましたが、それも納得させられるほどの絶景のロケーションが、今日は終日にわたって続いて行きます。
正午の大雪渓の気温は12℃。綺麗に晴れ上がった大雪渓で、これほど低い気温はこれまでに例はなく、今日は本当にひんやりとした空気に、しっかりと包まれていることがわかります。それでも、バーンコンディションは、しっかりと緩んで、真夏の状況といってもよいでしょう。そのため、昨日はまだコブの形状を示していなかった、雪渓上部左側のモーグルコースも、遠くから見ても、一本のラインが雪渓上端から雪渓下端まで、しっかりと刻まれている様子がわかるほどです。そんなモーグルコースを、雪飛沫を目一杯に上げながら、何度も何度も果敢に攻め続けるモーグラーの姿が夕方までありました。
また、雪渓下部のモーグルコースは、滑走可能ではありますが、コース長がかなり短くなってきています。
昨日とは打って変わって綺麗な青空に包まれ、また、空気感だけは昨日の冷え込みが残ったような一日で、これほどまで、過ごしやすい真夏のノリクラは、例のないといってもよいほどでした。
今日のシャトルバスは、始発便と7時便が2台、8時便が5台、そして、9時便は6台も運行され、また、ご来光便は3台で、昨日以上の賑わいとなりました。
なお、本日、畳平周辺で、クマの目撃があり、お花畑周辺が11時ごろより、立ち入り禁止となっています。クマは現地に居座っていて、この状況が続けは、明日も立ち入り禁止の措置が継続される見込みですので、ご注意ください。
今回取材分の
ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.14
は、次週明けの掲載予定です。今しばらくお待ちください。また、お盆週間に入り、その状況をお伝えするため、明日(8月13日(土))も、速報をお届けする予定です。(2011/08/12
18:30更新)
【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日
→ 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く6時現在の観光センター前駐車場の気温は10℃。涼しいを通り越して、寒い朝を迎えています。ご覧のように雲ひとつない天候です。平日ではあるもののお盆に入ったこともあって、観光センター前駐車場はすでに空きスペースの方が少なく、昨日よりも多い状況を見せています。
快晴無風が広がり、すがすがしい雰囲気が続いていますが、今日もにぎやかな一日になりそうな雰囲気です。なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/08/12
06:35更新)
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■2011年8月11日(木)■
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.14)
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@ 2011/08/11 10:25 一時的に天候が回復するものの... (雪渓下部 − モーグルコース)
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A 2011/08/11 12:15 再び濃霧に包まれる (雪渓上部 − ジュニアモーグルキャンプ)
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B 2011/08/11 11:40 こんな日は雷鳥の親子が元気に散歩 (雪渓中段)
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C 2011/08/11 12:50 終日にわたって濃霧の一日となりました (雪渓上部左側 − コブ作成)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 各地で猛暑日となった今日。ノリクラにおいては、ほぼ、終日にわたって濃霧に見舞われ、長袖でも寒さを感じるほどの状況で、汗を全く感じさせない一日となりました。
日付が今日に変わる頃の乗鞍高原の気温は18℃。頭上には明るい月が昇り、その月の前を薄い雲が東へと流れて行きます。地面に影ができるほどの明るさですが、、西の空には雲がかかり、明るい月夜に現れるはずのノリクラの峰々は、残念ながら確認できません。そして、虫の合唱が四方八方を取り囲み、静かな夜をかき消そうと懸命になき続ける中にコウロギの弱い鳴き声もあって、真夏の時期を迎えたノリクラであっても、季節が次へと準備を始めている様子も見られます。
そして、一夜明けた早朝5時の乗鞍高原の気温は18℃。夜半に降った雨で、路面は濡れているものの、まだら模様に乾いて行く様子があります。天候は曇り空。残念ながらノリクラの峰々は確認できませんが、東の空からはしっかりとした朝日が差し込むようになり、天候が幾分回復して行く様子が見られます。
そろそろ、お盆休みを迎えた方もいらっしゃるようで、今日は平日にもかかわらず、観光センター前駐車場は5時の時点で60台ほどの車がお越しになっています。そのため、始発のシャトルバスは1台のみの運行ではあったものの、ほぼ、満席状態で観光センターを後にしました。
朝日の差し込む状況も、それ以上の好天は見られず、山頂方面は相変わらず雲のかかる状況。大雪渓に向かう県道乗鞍岳線も、しっかりとした日差しが差し込む様子がなくなり、三本滝ゲートを過ぎて摩利支天付近から風が吹き始め、位ヶ原から先は濃霧の中へと突入して行きます。
8時の大雪渓駐車場は、視界が50メートルを切るほどの濃霧に見舞われ、気温は12℃です。やや、強めの北からの風が吹き抜けて、半袖でも薄手のものでは肌寒さを感じます。肩の小屋口バス停でシャトルバスから降り立った方々も、登山に出発する前に、まずは、ウェアーをさらに余分に着込むところから準備が始まるほどです。
この天候も、9時30分ごろから濃霧が抜け始め、山麓の様子も雲間に確認できる状況になってきました。ただ、雲間に見られる山麓もしっかりとした日差しが差し込んでいる様子はなく、今日は真夏のノリクラを楽しむことができない様子。しかし、この天候も今日はここまでで、11時過ぎからは再び濃霧となってきました。
こんな天候ではありますが、このような状況だからこそ、活発に活動する雷鳥も、今年生まれた雛を連れて、高山植物の芽をついばむ様子が見られます。雷鳥の個体数が増加したというノリクラであっても、普段はなかなかお目にかかることのできない光景ですが、濃霧がかかって視界が悪いことに加え、平日で人出が少ないことで、このような貴重な一場面にめぐり合うことができました。
正午の大雪渓の気温は12℃。長袖を着ていてもじーっとしていると、芯から冷え込んでくる状況。濃霧はさらにひどくなり、視界は30メートルを切るほどになってきました。このため、乗鞍スカイラインは、自転車のみ通行止めの措置が取られました。
その後は、視界が悪い状況に加えて、気温も下がり、14時時点で10℃まで低下します。さらに小雨が降り始め、15時ごろには合羽が必要なほどの降り方を見せます。
そろそろ、雪渓下部のモーグルコースも終わりの時期となってきましたが、コブの形も比較的良好で、滑走距離は短いものの、今日も数名の方々が滑走されていました。そして、雪渓上部左側では、今日もコブの作成が行われましたが、滑走する人が少なく、綺麗な形に仕上げるのに苦労される様子がありました。また、この天候ではありますが、バーンそのものに硬さを感じることはなく、比較的良好と言ってもよいかと思います。
明日は、お日様マークが並んだ天気予報となっています。すっきりとした青空の広がった真夏のノリクラを楽しみたいものですね。
今日のシャトルバスは、お盆週間に入ったこともあって、始発便・7時便は1台運行でしたが、8時便は3台、9時便は5台も運行され、ほとんどの便が2台以上の運行となり、ご来光バスも2台運行でした。
なお、今回取材分の
ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.14 は、次週明けの掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2011/08/11
19:25更新)
【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日
→ 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
▼
7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く8時現在の大雪渓駐車場の気温は12℃。位ヶ原付近までは視界もよく、日差しのある天候でしたが、ご覧のとおり、大雪渓付近は濃霧に覆われています。北からの風に冷たさが感じられ、長袖でも薄手のものでは肌寒さを感じる状況です。今日は各地で今年一番の猛暑が予測されていますが、乗鞍大雪渓においては、暑さどころか、指先さえジーンと来るほどの冷たさです。
お盆週間に入ったことから、観光センター前駐車場も平日とは思えないほど、たくさんの車がお越しになっています。また、時折、山麓も大雪渓エリアも、時折小雨が降り、今日は安定しない天候になりそうな雰囲気です。なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/08/11
08:15更新)
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■2011年8月5日(金)■
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.13)
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@ 2011/08/05 10:50 午前中は濃霧 (位ヶ原山荘前)
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A 2011/08/05 12:00 綺麗な青空が広がり始める (県道乗鞍岳線 − 位ヶ原6号カーブ付近)
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B 2011/08/05 13:20 ほどよく緩んで滑りやすいバーンに (雪渓下部 − モーグルコース)
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C 2011/08/05 13:50 週末お越しのモーグラーのために...只今コブ作成中! (雪渓上部左側)
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▼ スカッと晴れ上がった状況ではなかったものの、綺麗な青空に恵まれ、久しぶりに夏らしい一日を送ることができました。
早朝6時の乗鞍高原は、低く垂れ込める雲の隙間に何とかノリクラの峰々が顔を出し、その先にはしっかりとした青空が輝いている様子が眺められる朝を迎えます。気温は16℃。東の空は雲の隙間がさらに多く、しっかりとした日差しが差し込むため、ひんやりとした感覚はなく、虫達の合唱が始まるほどで、時間とともに夏の暑さを伴うようになってきます。観光センター前駐車場には35台ほどの車がお越しになり、朝の準備風景が駐車場のあちこちで繰り広げられます。
先ほどまでのぞいていた山頂方面は、雲に包まれるようになってきます。しかし、乗鞍高原の天候は夏の雰囲気をいっぱいに感じさせる状況。セミの鳴き声が蒸し暑さに輪をかけるようになってきます。
全日本マウンテンサイクリングin乗鞍のヒルクライム大会まで一ヶ月を切り、今日は休日並みに多くのヒルクライマーが駆け上がってゆく様子があります。観光センターを出発して三本滝ゲート付近までは、空気に蒸し暑さはないものの、強い日差しに喉を潤すボトルへ手を伸ばす回数が多くなります。
強い日差しが差し込む状況もここまでで、その先の上部エリアは厚い雲に包まれる様子が見られ、三本滝ゲートを通過すると、太陽の姿が雲に包まれて、周囲もどんよりとした状況となってきます。そのため、程よくクールダウンできるようになり、汗の引いて行く感覚がよみがえってきます。しかし、空気にひんやりとした感覚はなく、湿った空気に包まれているように感じる状況です。そして、位ヶ原山荘付近に差し掛かると、完全に濃霧に覆われて、今日は生憎の状況になってしまうのかと、悪い予感を感じさせるほどです。
しかし、この状況も位ヶ原山荘から2kmほど先の、位ヶ原7号カーブ付近からは霧が抜け始めて、周囲の状況がはっきりとしてきます。大雪渓・山頂方面は絶えず山麓から流れる雲に見え隠れしています。天候はさらに回復傾向を見せ、正午を境に、しっかりとした青空に包まれるようになって来ました。
正午の大雪渓付近の気温は16℃。青空に包まれると同時に、空気もひんやりとしたものに置き換わり、日差しが差し込んでも全く汗を感じない状況となってきました。
今日の大雪渓には、コブを駆け落ちるモーグラーの方々の様子があり、距離は短くなっても雪渓下部のモーグルコースには、数名の方が集まっています。雪渓下部のモーグルコースは、そろそろ終盤の時期ですが、連日、滑走される方がいらっしゃることから、コブの形状・深さもまずまずのコンディションで、今日も滑走するモーグラーが「滑走しやすいコブ」と、おっしゃっていました。
また、週末に雪渓上部左側に作成されていたコブは、その形状がほとんどないといってもよいほどで、今日は新たなラインコブの作成が行われる様子がありました。夕方までに雪渓上端から下端まで一本の長いラインを掘りたいと、お昼休みも取らない中、続けられていました。
スカッと抜ける状況ではありませんでしたが、午後は気持ちの良い青空が続き、久しぶりの夏の雰囲気を感じさせる一日を送ることができました。
今日のシャトルバスは、9時便が4台も運行され、始発便・7時便をのぞいて、ほとんどの便が2台以上の運行となり、ご来光バスも2台運行でした。
なお、今回取材分の
ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.13 は、次週明けの掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2011/08/05
17:55更新)
【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日
→ 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く6時現在の観光センター前駐車場の気温は16℃。上空には厚い雲がはりついていますが、その隙間に何とかノリクラの様子が見え隠れしていて、その先にはしっかりとした青空がのぞいています。乗鞍高原にも力強い日差しが差し込み、天候は晴といってよい状態です。すでに虫達の合唱が始まり、夏の雰囲気を感じさせる状態です。現時点ではさわやかな空気が流れていますが、暑い一日になりそうな気配です。なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/08/05
06:40更新)
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■2011年8月4日(木)■
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版 Vol.13)
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@ 2011/08/04 09:55 晴れ間がのぞくものの、はっきりしない天候 (大雪渓入口)
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A 2011/08/04 11:05 大雪渓はチビッコに占拠! − 雪遊びに夢中 (雪渓下部)
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B 2011/08/04 12:20 大雪渓エリアは高山植物が見頃 (大雪渓〜肩の小屋 登山道)
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C 2011/08/04 15:50 午後になって日差しの差し込むようになる (雪渓上部右側)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ しっかりとした天候ではありませんでしたが、日差しがない分、過ごしやすい一日となりました。
日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、闇夜が広がっています。気温は16℃。完全無風で温度感の全く感じない状況が続き、川の流れるせせらぎなど一切聞こえず、物音一つしない静かな夜が続いて行きます。上空はおそらく曇っているようですが、雨が降るような雰囲気もありません。
そして、一夜明けた早朝6時の乗鞍高原は曇。山麓の山肌まで飲み込む低い雲に包まれた天候で、昨晩と同様に無風の状況で、ひんやりとした感覚はないものの、やはり、半袖では寒さを感じさせるコンディションです。観光センター前駐車場には約25台ほどの車がお越しになり、シャトルバス始発便に乗車しようとされる方々が準備を始める様子があります。時間とともに上空に明るさが感じられるようになると同時に、南の空には雲間に青空が広がり始めます。そして、7時過ぎには乗鞍高原でも朝のまぶしさを感じる状況となり、天候は回復傾向を示すようになります
シャトルバスが進む沿道も、時間とともに雲が抜け始める様子もあり、森林限界を超えた位ヶ原では、ダイナミックな雲海が周辺の山々をすっぽりと多い尽くし、南アルプスなど標高の高い山並みだけが、雲海の上にわずかに頭を出している程度です。しかし、大雪渓に近づくにつれて、鉛色の雲の塊が周辺を覆うようになり、山麓とは裏腹にはっきりとしない状況が続いて行きます。
8時の大雪渓付近は、前述のとおり、濃霧に包まれ、雪渓下部は視界が効くものの、雪渓上部は濃霧に飲み込まれています。風はほとんどなく、濃霧に動きはありません。気温は13℃で、シャトルバスを降りてきた登山の方々も、半袖では少し寒そうで、すぐにアウターを着込む様子が見られました。
このはっきりしない天候も、時間の経過とともに濃霧が抜けて行く様子が見られ、周期的に山頂付近まで見通しが聞くようになってきました。
雲が抜けて来ると、少し蒸し暑さを覚えるようになります。そのため、雪渓のバーンコンディションは、日差しはなくても、表面は比較的柔らかめで、雪遊びに来た子供たちに、大雪渓は一時占拠されてしまいますが、雪合戦をしたり、雪の上を滑ったりと、びしょびしょに濡れることなどお構いなく、全身で雪渓での雪遊びを楽しむ様子もありました。
もちろん、雪渓下部のコブラインも数回滑走すれば問題なく滑走できる状況で、今日もお越しになったスキーヤーの方が夕方まで滑走される姿が続きました。
正午の大雪渓の気温は18℃。気温の割には湿度が高く、蒸した感じがあります。日差しが差し込むと特にその状況が強くなってきます。しかし、午後からは、冷たさを伴った空気に入れ替わり、日差しが差しても暑さを感じさせることはなくなってきます。午前中よりも午後の方が青空や日差しが差し込む時間が長くなり、天候は徐々に回復傾向を示していることが感じられますが、今日は、スカッとした夏空に包まれることなく、一日が終わって行きます。
大雪渓エリアの高山植物は、見頃の時期を迎え、大雪渓〜肩の小屋登山道の周辺は、たくさんの花々に包まれています。また、畳平のお花畑は、ハクサンイチゲやミヤマクロユリなどがひと段落し、モミジカラマツ、オンタデ、イワギキョウ、そして、ヨツバシオガマなど、まだまだ、見頃の高山植物もたくさんあり、見頃が続いています。、
なお、今回取材分の
ノリクラ雪渓カレンダー正式版Vol.13 は、次週明けの掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2011/08/04
18:55更新)
【ノリクラ雪渓カレンダーの取材日・速報掲載日を、7月から変更します。(土曜日・日曜日
→ 木曜日・金曜日)】
通常、土日の週末を中心に現地取材を行っておりましたが、7月から当面の間、取材日・速報掲載日を、土曜日・日曜日から木曜日・金曜日に変更いたします。なお、当日の状況により、取材日を臨時で変更する可能性もあります。平日にノリクラにお越しに方は、ぜひ、取材にご協力くださいますようお願いいたします。
また、取材日変更により、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載日も、同じ週の週末に掲載していたものを、翌週の週明けに変更いたします。
何卒、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く8時現在の大雪渓駐車場の気温は13℃。さほどひんやりとした感覚はありませんが、半袖ではやはり寒さを感じる気候です。早朝は曇だった山麓の乗鞍高原では、少しずつ晴れ間がでてきましたものの、大雪渓付近は、まだ霧がしっかりと抜け切っていません。風は全くなく、山麓から絶えず霧がわきあがってきていますので、これ以上の天候の回復はあまり期待できない状況です。なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2011/08/04
08:30更新)
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