【速報バックナンバー 2016年5月分】

Top-page > Sokuhou-Index > 2016-05


 

◎ 5月

<<Back(2016-04)   Sokuhou-Index   Next(2016-06)>> 

■2016年5月29日(日)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.3
 

 

@ 2016/05/29 09:10
見事な青空に雲が絵筆をふるう − 本日、最高の青空
(畳平)
A 2016/05/29 10:45
風に吹かれる心地よさ
(蚕玉岳)

B 2016/05/29 12:20
絶景 − 下山したくない!
(剣ヶ峰山頂)

C 2016/05/29 13:45
モーグルコースは大盛況
(大雪渓下部)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 「五月晴れ」という言葉は、本来、梅雨の晴れ間を指す言葉ですが、今日は5月最後の週末にふさわしい青空と清々しい空気感に恵まれ、「五月晴れ」のイメージにピッタリの一日でした。

<ほおのき平駐車場、乗鞍スカイライン、畳平>
早朝6時のほおのき平駐車場は、くっきりとした青空に筋状の雲がたなびくきれいな朝を迎えます。気温は10℃で少し肌寒さを感じさせる状況です。駐車場にお越しのマイカーは10台程度ですが、シャトルバス始発便の時刻が近づくとともに、バスターミナルには続々と訪れ、最終的には40名程度になったものの、1台で何とか乗車可能な状態でした。

乗鞍スカイラインが始まる平湯峠にはゲート脇の駐車場に数台のマイカーがあって、ヒルクライムに出発される方々が集まっています。例年、5月だとまだ寒さが残ることもあって、ヒルクライムに訪れる方が少ない状況ですが、今日一日で40台程度の自転車が登って行ったとのことで、まずまずの状況だったと思います。なお、長野県側の県道乗鞍岳線は三本滝から先は冬季閉鎖中のため、ヒルクライムのトレーニングをされる方は、岐阜県側の乗鞍スカイラインをご利用いただくことをお勧めします。

今日の青空は画像をご覧いただくとお分かりのとおり、深い青空に秋のような筋状の雲がたなびく状況で、雲のない快晴以上に透明感を感じさせるもの、森林限界を超えてからは、乗鞍スカイラインの眺望の素晴らしさが十二分に感じられ、四ッ岳カーブを回って土俵ヶ原や桔梗ヶ原から望む穂高の山並みはいつも以上に大きく感じさせ、さらに遠方の山並みは水墨画のようなトーンで青空に浮かぶ様子が続いています。

8時の畳平の天候は変わらず晴天と筋状の雲がたなびく状況。気温は6℃まで上昇しますが、ひんやりとした感覚があって、シャトルバスから降りたボーダーの方は慌ててアウターを着用します。鶴ヶ池雪渓は閉鎖状態に近いため、大半の方は大雪渓方面へと向かいますが、畳平から大雪渓に向かう 肩の小屋への専用道からはこれ以上ない深い青空が続き、おそらく、今日一日の中でもっともきれいな青空だったと思います(参照:画像@)

<山頂方面>
9時30分の肩の小屋・コロナ観測所分岐点の気温は6℃、南からの冷たい空気が全身を流れる心地よさはこの上ないもの...大雪渓は長野県側の春山バス始発便が到着してから1時間以上経過しているため、数多くの方が稜線方面へと登っている様子がみられます。今日の春山バス始発便は5台が運行され、大雪渓を登る方もかなりの数がみられました。

稜線付近は昨日よりも雪解けが進んでいる箇所が目立ち、雪解けスピードが加速しています。稜線に訪れたスキーヤー・ボーダーの方々も「今シーズンは今日で最後です。」とおっしゃる方が多く、そろそろバックカントリースキーのシーズンが終盤に近づきつつあり、例年の6月中下旬の状況といえるでしょう。なお、各稜線の積雪状況は昨日とほぼ変わりありませんので、下の<山頂方面・位ヶ原方面の積雪状況 5月28日>をご覧ください。

正午の剣ヶ峰山頂の気温は10℃、やさしく涼しい風が絶えず吹き抜け、見事な筋状の雲がたなびく状況に「下山したくない!」と、なかなか帰ろうとしないスキーヤーの方もいらっしゃり、春スキーシーズン終盤をきれいに締めくくる一日となりました。

<大雪渓モーグルコース>
今日は昨日以上に多くのモーグラーで賑わっていて、この一角だけは完全に「真夏の大雪渓」の雰囲気で熱くなっています。バーンはかなり緩んで、定期的にコース整備をしないとコブが深くなりすぎてしまう状況。中学生の頃から通い続けているモーグル選手は、「ノリクラに来ると、がむしゃらに滑り続けたあの頃がよみがえり、初心に戻ることができるんですよ。」と感慨深くおっしゃっていた様子に、ノリクラへの想いをストレートにぶつけられ、改めてノリクラの重みを実感した次第です。そんな想いを持つスキーヤー・ボーダーの方が他にもいらっしゃるのではないかと思っております。

<山頂方面・位ヶ原山荘方面の積雪状況 5月28日現在>

D 2016/05/28 09:00
剣ヶ峰・稜線方面積雪状況

E 2016/05/28 09:00
蚕玉岳〜朝日岳稜線下 − 滑走不可

F 2016/05/28 09:00
剣ヶ峰・蚕玉岳 − 蚕玉岳下は滑走可(岩の頭注意)
=蚕玉岳下の滑走はあと1週間程度と推測=

G 2016/05/28 09:00
位ヶ原山荘への下山滑走(屋根板入口)−滑走不可
=大雪渓から春山バスにて下山してください=
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

【画像D】 【画像E】【画像F】 これまで滑走可能だった箇所は、@剣ヶ峰直下(頂上小屋下)、A蚕玉岳直下、B蚕玉岳〜朝日岳稜線下ですが、本日滑走できるのはA蚕玉岳直下のみです。
@番の剣ヶ峰直下は、×印の部分で積雪が途切れてしまい、滑走不能状態です。
A番の蚕玉岳直下は、○印の部分で岩の頭が多くなってきたものの滑走可能です。おそらく、次週末はかろうじて滑走可能と推測されますが、それ以降は完全に分断されることと思います。
B番の蚕玉岳〜朝日岳稜線下は、先週の段階ですでに狭くなって、今週は大雪渓上部に流入する部分が分断してしまい、滑走できない状況です。その右側の朝日岳直下のバーンも同様に分断されました。そして、バーンを左右に分断する中央の尾根部分には、登山道のつづら折れ箇所があります。つづら折れの下側 朝日岳直下をトラバースする部分の距離80メートル区間は急斜面ですので、アイゼン持参をお願いいたします。

【画像G】屋根板入口 − 大雪渓から位ヶ原山荘への下山滑走のゴール地点(滑走不可)。ご覧のとおり、近づくことすらできない状態で、雪渓の下を川が流れていて踏み抜く危険があります。また、この上端部分のハイマツがかなり生い茂っていてルートが見つけにくい状態ですので、大雪渓から位ヶ原山荘への下山滑走は不可能で、大雪渓から春山バスに乗車して下山してください。

なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダーVol.3 は、次週末掲載予定です。(2016/05/29 19:10更新)

 

【5月29日(日)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


 【▼Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス、乗鞍スカイライン)(クリックで展開)】


| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2016年5月28日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.3
 

 

@ 2016/05/28 10:40
20コブ×85メートル − モーグルコース本格稼働!
(大雪渓下部)
A 2016/05/28 10:40
今年も早々にシーズンイン
(大雪渓下部 − アルペンボードの皆さん)

B 2016/05/28 10:40
稜線滑走不可のため、急斜面を求めて
(摩利支天岳直下)

C 2016/05/28 10:45
終日、ややどんよりとした天候の一日でした
(蚕玉岳山頂)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今日は終日曇天で薄日すら差し込むことのない天候でしたが、遠景の山並みが晴天の日よりもくっきりと浮かび、ほぼ無風の穏やかな一日でした。

<乗鞍高原・一の瀬園地レンゲツツジ>
早朝6時の乗鞍高原は、明るさをあまり感じない曇天の朝を迎えます。気温は11℃、少し肌寒さを感じる状況です。この曇天にも関わらず山頂方面はくっきりと浮かんでいて、晴天の日よりもはっきりとしているほどです。山頂方面をよく見ると、富士見沢を除雪が横切っている様子が確認され、実際のところ、県境まで除雪は完了しているとのことでした。

乗鞍高原周辺は観光センターも含めて、レンゲツツジがつぼみ〜開花状態となっていますが、一の瀬園地のつつじ園は、まだ固いつぼみのままで、ほとんど咲いていません。全てのものが前倒しで進んでいるものの、レンゲツツジに関しては例年並みの様子です。さて、観光センターに戻ると、いつもならバックカントリースキーの方々がたくさんいらっしゃるものの、今日はアルペンレーサーやアルペンボーダーの方々のほうが多く、雪面に設置するゲートやポールやドリルなど、これまでのバックカントリーシーズンなら全く見かけることのない装備が春山バスの列に並び、季節の移り変わりをそんなところに感じます。今日の始発便は3台が運行され、大雪渓目指して出発します。

春山バス始発便
先週までは標高1800メートルの三本滝ゲートより先は新緑の気配がなかったものの、今週は標高2100メートル付近の荒田沢橋付近まで新緑前線が進んでいます。また、先週のオオカメノキやヤマザクラに続いて、ムラサキヤシオツツジが咲き始めています。また、先週までは位ヶ原山荘の先の屋根板入山口への下山滑走がかろうじて可能でしたが、今回は藪が深くなり、立ち寄ることもできない状態で、大雪渓から位ヶ原山荘への下山滑走はされない方がよいかと思います。

位ヶ原山荘を過ぎると雪の壁がバスの背丈以上になって来ますが、現在最も高い4号カーブでは7.2メートルの高さとなっています。

<大雪渓・稜線方面>
8時の大雪渓の気温は12℃、暑くもなく寒くもない状態。いつもなら、一斉にシールやスノーシューを装着する様子がみられるものの、今日はかなり少なく、お越しになったスキーヤーの多くが夏スキーヤーの方々。そのため、大雪渓エリア内のみの滑走で、シール等の登攀用具は使用せず、アルペンブーツのまま 登っては滑り・滑っては登るを繰り返します。特に大雪渓下部は、ほとんど夏のノリクラと変わらない状況です。

夏のノリクラを物語るモーグルコースは、整備が終わったのち、メンバーそれぞれの滑走が始まります。中には夏シーズン初滑りとおっしゃる方もいて、この標高に体が順応していない影響もあって、滑ることよりも登りで相当体力を消耗されていたようです。そして、その隣では、ゲートの設置が終わって練習が始まります。先週までは岐阜県側の鶴ヶ池雪渓で練習うされていたようですが、雪解けがひどく練習できる状態ではなくなり、今日から長野側にて練習するとのことでした。鶴ヶ池雪渓は5月31日以降は閉鎖されるとのことでしたが、例年より一ヶ月も早い滑走終了ということになります。

<摩利支天岳・稜線方面>
11時の肩の小屋の気温は10℃、ただ、この時間帯からは山麓から霧が湧き上がり、むしむしとした雰囲気に...ただ、これも12時過ぎにはなくなります。そして、肩の小屋から先にある摩利支天岳直下から大雪渓に続く急斜面には何人かの人影がありました。お話をお聴きすると、蚕玉岳〜朝日岳稜線の積雪が一部なくなり、トップからの滑走ができなくなったため、同じような急斜面が広がる摩利支天岳直下に来たとのことで、「稜線滑走難民」の方々がお集まりの様子でした。そんな中、ハイマツの中を一生懸命覗き込むボーダーの方々の姿が...オスの雷鳥です。まだまだ、活発に縄張り争いしていますので、高い確率で雷鳥の姿を見ることができます。

稜線付近の積雪状況は、この後のコーナーで詳しく説明いたしますが、夏の登山道は稜線直下のつづら折れ部分がかなり出現しています。
13時の稜線の気温は10℃、このころになると一旦収まっていた山麓から霧が周期的に稜線方面へと登るようになりますが、それも一時的で今日は風もなく・日差しもなく過ごしやすい一日でした。

<山頂方面・位ヶ原山荘方面の積雪状況>

D 2016/05/28 09:00
剣ヶ峰・稜線方面積雪状況

E 2016/05/28 09:00
蚕玉岳〜朝日岳稜線下 − 滑走不可

F 2016/05/28 09:00
剣ヶ峰・蚕玉岳 − 蚕玉岳下は滑走可(岩の頭注意)
=蚕玉岳下の滑走はあと1週間程度と推測=

G 2016/05/28 09:00
位ヶ原山荘への下山滑走(屋根板入口)−滑走不可
=大雪渓から春山バスにて下山してください=
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

【画像D】 【画像E】【画像F】 これまで滑走可能だった箇所は、@剣ヶ峰直下(頂上小屋下)、A蚕玉岳直下、B蚕玉岳〜朝日岳稜線下ですが、本日滑走できるのはA蚕玉岳直下のみです。
@番の剣ヶ峰直下は、×印の部分で積雪が途切れてしまい、滑走不能状態です。
A番の蚕玉岳直下は、○印の部分で岩の頭が多くなってきたものの滑走可能です。おそらく、次週末はかろうじて滑走可能と推測されますが、それ以降は完全に分断されることと思います。
B番の蚕玉岳〜朝日岳稜線下は、先週の段階ですでに狭くなって、今週は大雪渓上部に流入する部分が分断してしまい、滑走できない状況です。その右側の朝日岳直下のバーンも同様に分断されました。そして、バーンを左右に分断する中央の尾根部分には、登山道のつづら折れ箇所があります。つづら折れの下側 朝日岳直下をトラバースする部分の距離80メートル区間は急斜面ですので、アイゼン持参をお願いいたします。

【画像G】屋根板入口 − 大雪渓から位ヶ原山荘への下山滑走のゴール地点(滑走不可)。ご覧のとおり、近づくことすらできない状態で、雪渓の下を川が流れていて踏み抜く危険があります。また、この上端部分のハイマツがかなり生い茂っていてルートが見つけにくい状態ですので、大雪渓から位ヶ原山荘への下山滑走は不可能で、大雪渓から春山バスに乗車して下山してください。

なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダーVol.3 は、次週末掲載予定です。(2016/05/28 18:30更新)

 

【5月28日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


 【▼Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス、乗鞍スカイライン)(クリックで展開)】


| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2016年5月22日(日)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.2
 

 

@ 2016/05/22 08:20
乗鞍岳春山バス − 大雪渓に向けて
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓下 4号カーブ)
A 2016/05/22 08:45
絶好の春山ボード日和!
(大雪渓入口)

B 2016/05/22 11:25
すもも祭 − アルプホルンの演奏
(乗鞍高原一の瀬 − すもも祭会場)

C 2016/05/22 11:15
手打ちそば・山菜天ぷらの無料サービスは大賑わい
(乗鞍高原一の瀬 − すもも祭会場)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 昨日以上の快晴に包まれ、春山日和の一日となりました。また、乗鞍高原では、毎年恒例の「すもも祭り」が一の瀬園地内の特設会場で開催され、多くの来場者でにぎわいました。

<乗鞍高原・春山バス始発便>
早朝6時の乗鞍高原は、昨日同様、雲一つない快晴の朝を迎えます。気温は8℃とそれほどの冷え込みはありません。観光センター前駐車場にはすでに50台ほどのマイカーがお越しになり、いつものように春山バスに乗車するスキーヤー・ボーダーの方々が出発の準備を始めています。7時頃には80台近くのマイカーがお越しになり、シャトルバスの運行が始まる夏の賑わいとほとんど変わらない状況。始発便は4台が運行され、2便も3台と多く、天気に誘われて、今日は多くの方が春山バスを利用されました。

乗鞍高原は新緑の季節を迎えていますが、三本滝ゲートより上部では芽吹きはこれからで、そんな中でも、オオカメノキの白い花、ヤマザクラの淡いピンクが咲き始め、雪解けが完全に終わって、これからは一斉に明るい緑が冴えわたる季節へと移り変わって行きます。

位ヶ原山荘を通過すると、車窓には雪の壁がみられるようになってきます。森林限界を超えて空が一層広く感じるようになると、遠景の山並みが気になるところ...紺碧の青空が広がりますが、遠方の山々はややかすんでいます。それでもはっきり確認できる穂高の山並みが、雪壁の中を行く春山バスを押すような光景はこの時期だけの「旬の光景」といえるでしょう。

春山バス始発便が到着した8時の大雪渓の気温は8℃、日差しを受けてバーンがちょうど緩み始めた状態です。アウターを来ていると暑さを感じるものの、南からの爽やかな風に吹かれると少し肌寒さを覚える状態。ただ、それも時間とともに日差しのほうが強くなって、ほとんど夏スキーと同じ格好でもほとんど問題ない状態です。

そして、大雪渓下部では、昨日作成されたモーグルラインが完成し、コブ管理人が朝一番のデラ掛け作業をされていました。夏スキーの常連の面々がそろい始め、本格的な夏スキーが始まろうとしていて、一か月ほど季節が前倒しになっています。

<乗鞍高原 すもも祭り>
今日は一の瀬特設会場にて、毎年恒例の「すもも祭り with 山菜フェスタ」が開催されました。すもも祭りは開山祭の意味も含めて開催され、今年で45回を重ねる歴史あるお祭りです。これまで二つに分かれていていたすもも祭りと山菜フェスタを昨年から同時に開催するようになり、地元で採れた山菜の天ぷらと手打ちそばの無料サービスは、すもも祭りの目玉の一つで、先着600名の引換券はお祭りが始まって間もなくすると完売状態。急遽追加されるほどの人気ぶりでした。なお、今回のすもも祭りは、山の日が8月11日に制定された関連で、「第一回 山の日記念全国大会関連行事」にも指定されています。

春山・春スキーが最盛期を迎える中でも、このお祭りだけは参加し、その後、午後の春山バスで山頂を目指すというスキーヤーの方や、昨年は売り切れで手にすることができなかった山菜弁当を目的にお越しになったランナーの方などの姿もあり、地元の方々以外にも春の楽しみの一つになっています。

10時20分からの神事に続いて、地元有志で結成する乗鞍アルプホルン愛好会によるアルプホルンの音色が乗鞍高原に響き渡り、アルプスの少女「
ハイジ」のテーマ曲がアコーディオンで軽快に演奏されると、会場からは手拍子が鳴り響きます。気温は19℃とさほど高くないものの、くっきりと晴れ渡った快晴の下では日差しが強く、じりじりと肌を焦がす状態。ただ、爽やかな空気感に高原らしいそよ風が吹き抜けて心地よい状態を作り出してくれます。

山菜天ぷら・手打ちそばに舌鼓を打ちながら、ヨーデルチロリアンの演奏、松本市蟻ケ崎高校書道ガールズの書道パフォーマンス、地元女将の舞踊と子供たちの竜神太鼓の演奏を楽しむ様子がその後も続き、山の安全を祈願するすもも祭りは盛大に終了しました。

<山頂方面・位ヶ原山荘方面の積雪状況>

D 2016/05/22 09:00
剣ヶ峰・稜線方面積雪状況

E 2016/05/22 09:00
位ヶ原山荘への下山滑走(屋根板入口)−そろそろ滑走不能
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

【画像D】 稜線方面で滑走可能な箇所は、@剣ヶ峰直下(頂上小屋下)、A蚕玉岳直下、B蚕玉岳〜朝日岳稜線下です。
@剣ヶ峰直下は、横幅がかなり狭くなっていて、岩の頭も多くなってきているため、おそらく次週末には滑走困難な状況になるかと思います。
A蚕玉岳直下は、例年いつもバーンが分断される箇所で岩の頭がみられるようになってきたものの、十分な横幅があって滑走可能です。
B蚕玉岳〜朝日岳稜線下は、大雪渓上部に流入する部分で横幅が狭い部分が出てきて、あと1〜2週間の賞味期限です。また、その北側の朝日岳直下は広いバーンがあるものの、大雪渓に流入する部分でバーンが分断される時期が近づいています。
肩の小屋からの登山道は、大半が積雪があり、今日のようなコンディションなら、慣れている方なら上りはアイゼンなしでも大丈夫ですが、下りはアイゼンが必要ですので、必ずご持参ください。

【画像E】 大雪渓から位ヶ原山荘方面の下山滑走ルートは昨日の速報をご覧ください。こちらの画像は昨日の画像よりもさらに下部で、先週までの入山口の屋根板入口です。ちょうどここまで下山滑走すると位ヶ原山荘に到着します。ただ、すでに雪の下を沢が流れていて、所々で雪面に穴が開いて沢が流れている箇所もあります(シュルンド)。そのため、踏み抜きの危険性があり、下山滑走は十分ご注意ください。現時点では大雪渓から位ヶ原山荘へは下山滑走可能ですが、かなり滑りにくい状況になってきましたので、滑走不能の時期が近づきつつありますので、今後は大雪渓から春山バス下り便で下山することをお勧めします。

なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダーVol.2 は、次週末掲載予定です。(2016/05/22 17:30更新)

 

【5月22日(日)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】



| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2016年5月21日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.2
 

 

@ 2016/05/21 08:20
乗鞍岳春山バス、本日より大雪渓まで延長運行開始
(大雪渓・肩の小屋口)
A 2016/05/21 08:40
爽やかな空気の中、稜線に向けて出発
(大雪渓入口)

B 2016/05/21 10:25
私も登れちゃった!
(摩利支天岳直下)

C 2016/05/21 13:15
一年で一番爽やかな空気に包まれた一日
(蚕玉岳直下)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 乗鞍岳春山バスは今日から大雪渓への延長運行が開始されました。そして、午前中を中心に見事な真っ青な快晴に恵まれ、一年で一番爽やかな一日を送ることができました。

<乗鞍高原・春山バス始発便>
早朝6時の乗鞍高原は、雲一つない見事な快晴の朝を迎えます。気温は7℃と少し冷え込んでいます。観光センター前駐車場にはまだ30台ほどのマイカーしかお越しになっていませんが、真っ青な快晴にノリクラの峰々が見事に映し出され、そんな光景を眺めながら朝のひと時を楽しむ方々の様子があちこちで見られました。

そして、乗鞍高原は新緑の季節を迎え、競うように木々たちが一斉に花を咲かせています。先週あたりまではスモモが乗鞍高原を白く染めていましたが、それに置き換わって、コナシとウワズミザクラが乗鞍高原を飾っています。また、八重桜とノリクラの峰々が一緒に眺められるベストポイントがこんなところに隠されていたのかと新たな発見もあります。

先ほどまで閑散としていた観光センター前駐車場も、7時を回ると70台程度まで増え、乗鞍岳春山バス始発便は4台の運行となり、大雪渓目指して出発しました。
先日まで終点だった位ヶ原山荘までの区間には、ほとんど積雪はないものの、位ヶ原山荘を過ぎて森林限界を超えたあたりから見事な雪景色。そして、バスの背丈以上の雪壁の中を進み、先日の速報でもお伝えしたように、最も高い4号カーブで8メートルあり、ほぼ昨年並みの高さです。

<大雪渓・稜線方面>
春山バス始発便が到着した大雪渓の気温は9℃、雲一つない紺碧の空が広がっています。春山バスから降りたスキーヤー・ボーダーは一斉にカメラを取り出してきれいなコントラストの雪山風景の撮影に一生懸命...透明感あふれる空気に包まれ、いつも以上にノリクラがくっきりと大きく感じるほどです。そのため、いつもなら「雪が少ない...」と、ボヤキながら出発の準備が始まるのですが、今日ばかりはビビッドでコントラストの強い夏のような光景に、言葉もでない状況のようでした。

そして、バックカントリースキーヤーのみならず、今日からコブ管理人もノリクラ入り...さっそくモーグルラインの作成に取り掛かり、午後には多くの方がコブを果敢に攻める様子がみられました。

バーンはすでにザクザクのザラメ状態。アイゼンなしでも歩いて行けるほどの状況です。大半の方は大雪渓左上から朝日岳方面に向かって稜線を目指します。そんな中、摩利支天岳の急斜面を登る親子のスキーヤーの姿があり、ゆっくりと登りながらも無事にスタート地点まで到着。これから夏スキーそして、秋スキーの時期までノリクラ漬けの生活です。

正午の稜線の気温は6℃、少し雲がわいてきて日差しが隠れる状況がみられるようになってきたものの、寒さとか暑さとかほとんど感じることなく、5月中旬〜下旬の梅雨入り前のこの時期は、一年で最も爽やかな時期でもあります。そして、バーン状態もまだ雨量が少ないため、再氷結部分も少なく、きれいなザラメ状態です。ただ、下部に向かうほど、縦溝やうねりがみられるようになって来ましたので、滑走には注意してください。

<山頂方面の積雪状況など>

D 2016/05/21 10:10
剣ヶ峰・稜線方面積雪状況

E 2016/05/21 10:10
大雪渓から位ヶ原山荘への下山滑走ルート
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

【画像D】 稜線方面で滑走可能な箇所は、@剣ヶ峰直下(頂上小屋下)、A蚕玉岳直下、B蚕玉岳〜朝日岳稜線下です。
@剣ヶ峰直下は、横幅がかなり狭くなっていて、岩の頭も多くなってきているため、おそらく次週末には滑走困難な状況になるかと思います。
A蚕玉岳直下は、例年いつもバーンが分断される箇所で岩の頭がみられるようになってきたものの、十分な横幅があって滑走可能です。
B蚕玉岳〜朝日岳稜線下は、大雪渓上部に流入する部分で横幅が狭い部分が出てきて、あと1〜2週間の賞味期限です。また、その北側の朝日岳直下は広いバーンがあるものの、大雪渓に流入する部分でバーンが分断される時期が近づいています。
肩の小屋からの登山道は、大半が積雪があり、今日のようなコンディションなら、慣れている方なら上りはアイゼンなしでも大丈夫ですが、下りはアイゼンが必要ですので、必ずご持参ください。

【画像E】 大雪渓から位ヶ原山荘への下山滑走は可能ですが、トイレからの沢筋は途中でバーンが途切れているため、隣の駐車場横から続く沢筋から滑走されることをお勧めします。
なお、そのまままっすぐ進むと道路除雪の雪壁部分(高さ5メートル、転落注意)に出ますので、必ず左に曲がって屋根板方面へ進んでいください。その先の屋根板方面はまだ滑走可能ですが、先週までの入山口だった屋根板入口付近まで来ると雪解けが目立っています。屋根板入口の画像は「その他の画像」をご覧ください。

富士見沢方面は午前中の段階ではまだ除雪はされていませんでしたが、3号カーブの先へと除雪作業が本日進んでいましたので、今後は富士見沢頂上からの滑走には除雪部分への転落に十分注意してください。

なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダーVol.2 は、次週末掲載予定です。(2016/05/21 18:00更新)

 

【5月21日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2016年5月20日(金)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.2
 

 

乗鞍岳春山バスは、明日5月21日(土)始発便より、大雪渓への延長運行が開始されます。 
@ 2016/05/20 10:40
乗鞍岳春山バス − 大雪渓延長運行試運転
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓下 4号カーブ)
A 2016/05/20 10:40
雪壁最大8メートル昨年並み − 全体的に例年の半分程度
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓下 4号カーブ)

B 2016/05/20 10:40
迫りくる迫力!
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓下 4号カーブ)

C 2016/05/20 10:45
試運転は無事終了し、大雪渓への延長運行が決定
(大雪渓前)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 4月23日(土)より、標高2350メートル位ヶ原山荘への運行が始まった乗鞍岳春山バスは、位ヶ原山荘〜大雪渓の約3.5kmの区間の除雪が完了し、標高2600メートルの大雪渓への延長運行を明日に控えて、本日試運転が実施されました。

試運転は観光センター9時40分発の第2便を用いて行われ、位ヶ原山荘までは一般乗客を乗せて通常運行させたのち、位ヶ原山荘から大雪渓までの試運転区間は、関係者・報道各社のみが乗車する形で実施されました。

例年であれば、5月下旬に大雪渓延長運行されるところ、除雪が早期に完了したことから、昨年より1週間早い試運転・延長運行となりました。最も積雪の多い4号カーブ(通称:大カーブ)では積雪が8メートルあって昨年とほぼ同じ状態ですが、雪壁全体としては、例年の半分程度の高さとのこと。積雪が少ないことから、今年はほぼすべての区間で道幅いっぱいに除雪が完了し、大型バスの通行に支障となる部分はありませんでした。

11時前の大雪渓の気温は12℃、柔らかな日差しが差し込んで、暑くもなく寒くもないほど良い気候。今日も稜線に向けて登るスキーヤーの姿が数名見られます。大雪渓から蚕玉岳〜朝日岳稜線に向かうバーンはかなり雪解けが進み、まだ滑走可能な状態ですが、あと、1〜2週間程度の賞味期限と考えられます。また、その隣の剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線からのバーンは、十分な積雪量があって、現時点ではしばらく滑走可能な状態です。

そして、関係者の協議の末、明日5月21日(土)始発便から大雪渓延長運行が開始されることが決まりましたが、明日の早朝パトロールの結果次第では、位ヶ原山荘までの運行になる可能性もありますのでご注意ください。また、大雪渓のトイレ・避難小屋は本日午後に開ける作業を実施し、明日からは利用可能な状態のするとのことでした。

なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダーVol.2 は、次週末掲載予定です。(2016/05/20 14:00更新)

 

【5月20日(金)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】



| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2016年5月15日(日)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.1
 

 

@ 2016/05/15 09:35
乗鞍スカイライン開通、シャトルバス運行開始
(乗鞍スカイライン − 四ッ岳カーブ)
A 2016/05/15 10:45
乗鞍岳山開き祭 − 恒例の樽開き
(畳平バスターミナル前)

B 2016/05/15 11:20
乗鞍スカイライン自転車通行可− ヒルクライムの季節!
(畳平)

C 2016/05/15 14:50
登頂成功! − 午後からきれいな青空に
(朝日岳〜蚕玉岳稜線)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 毎年5月15日は、乗鞍スカイライン開通日です。今年は良い天候に恵まれ、乗鞍岳山開き祭も無事に敢行され、ノリクラのグリーンシーズン開幕にふさわしい一日になりました。

<ほおのき平駐車場、登山バス出発式>
6時のほおのき平駐車場は、きれいな青空の朝から始まります。気温は12℃、暑くもなく寒くもないほど良いコンディション。乗鞍スカイラインの開通日は毎年5月15日と決まっていて、今年はちょうど日曜日に当たったため、ほおのき平駐車場には6時の時点で50台ほどのマイカーがお越しになっていて、シャトルバスに乗車するための準備を始めています。
今年はシャトルバスのダイヤが変更され、A・B・Cの3パターンが用意されていて、5月15日から7月15日までは、1時間1便のBダイヤ、もしくは、雨天時は減便されたCダイヤでの運行で、昨年の半分のダイヤとなっています。その影響もあって、始発便に乗車しようとされる方は、例年の日曜日よりも多くみられ、今日は2台、72名の方がさっそく畳平へと向かいました。やはり多くはスキーヤー・ボーダーの方々ですが、中には夏スキーの時期にならないとお越しにならない方々の姿も見られ、雪不足でノリクラしか滑るところがないという状況を反映した状況です。

今日の乗鞍岳山開き祭りは、8時40分ほおのき平駐車場にて、来賓によるテープカットが行われる出発式、その後、バスで畳平に移動して10時より乗鞍岳山開き祭りというスケジュールになっています。
なお、これまでの山開き祭りは、高山市が主催されていましたが、昨年からは飛騨乗鞍観光協会、飛騨高山コンベンション協会、奥飛騨温泉郷観光協会、乗鞍観光協議会の地元の団体と、長野県側の松本市アルプス観光協会、のりくら観光協会が一緒になって実行委員会を構成して実施されました。

テープカットは北アルプスの山並みがデザインされた濃飛バスのラッピングバスをバックに行われ、9時前に花輪で飾り付けられた濃飛バス・アルピコ交通のそれぞれのバスが来賓および関係者 150名を乗せて畳平へと出発しました。

また、乗鞍スカイラインはバス・タクシーのみならず、自転車も通行可能で、開通日初日には必ずお越しになっているヒルクライマーの方は「やはり、5月15日は絶対日外せないですね。昨年は悪天候でヒルクライムをあきらめて、雨に打たれながらマラソンでなんとか畳平にたどり着きましたが、今年は穏やかな天候でヒルクライムを楽しむことができそうです。」と、おっしゃりながらほおのき平を後にされました。

<乗鞍スカイライン、安全祈願神事・乗鞍岳山開き祭>
ほおのき平を後にした来賓バスが平湯峠に差し掛かります。平湯峠の駐車場には初日ヒルクライムに挑む方々の数十台のマイカーがみられます。今回の来賓バスにはバスガイドさんが添乗され、畳平に到着するまで道中の山の説明や雷鳥の生息について説明していただきました。乗鞍スカイラインの積雪は最も積雪の多い四ッ岳カーブで最大5メートルとのことで、四ッ岳カーブ・鶴ヶ池雪渓は例年の6月上旬並みの積雪状況です。
そして、森林限界を超えたあたりから濃霧が立ち込め、やや肌寒い中、畳平に到着します。

10時の畳平の気温は6.5℃、ほぼ曇の状態で、来賓・関係者は畳平内にある乗鞍本宮中之社に向かい、安全祈願神事を執り行いました。その後、畳平バスターミナル前で乗鞍岳山開き実行委員会会長、および、高山市長からの挨拶があり、その中で、「高山市は市になって今年で80年の節目の年でありますが、この記念の年にふさわしい天候を用意していただきましてありがたいと思います。昨年は12万人余の方がお越しいただきましたが、全盛期と比べると何分の1であります。今年は何とか20万人・30万人の皆さんに登っていただけるように誘致を行っていきたいと思います。それには各方面の方々のご指導をいただきたいと思います。」と、おっしゃっていました。

その後、樽開きが行われ、樽酒・地元名産のトマトジュースのサービスには一般観光客の方々でにぎわっていました。

畳平に到着したヒルクライマーの中には、余裕の表情でお越しになる方や、ヒルクライムそのものが今シーズン初日という方は「何とか樽開きに間に合うように来ましたが、やはり初日は辛い!」と、大粒の汗を流しながら、樽酒のサービスに満足そうでした。

<山頂方面>
畳平を後にして、肩の小屋への専用道を経由して山頂方面に向かいます。
正午の畳平の気温は9℃、薄日の差すコンディションで、ややひんやりした状況。大雪渓・山頂方面の眺望が開ける肩の小屋・コロナ観測所分岐点から先は、急斜面に積雪が残っていますが、トレースがしっかりつけられていて、登山靴であれば問題なく登行が可能。その先の肩の小屋から稜線方面の登山道は一部が見えているものの、大半に積雪が残ってます。今日はバーンが緩く、かなりグサグサな状況でしたが、稜線直下は、トラバースの必要があり、トレースがつけられているものの、登山靴でも下りはアイゼンが必要な状況と考えられます。なお、スニーカーで気軽に登ることのできる状況ではありませんのでご注意ください。また、肩の小屋の先にある公衆トイレが本日より利用可能になっています。

午後になって青空が広がり、きれいな天候に戻ってきます。そんな中、大雪渓方面から登って来たスキーヤーの方々は、「年に1度はノリクラに来るようにしていますが、今年はゆっくりしたいので、位ヶ原山荘に宿泊します。午後のきれいな天候を十分楽しみたいです。」と、おっしゃっていました。

乗鞍スカイラインが開通すると、本格的な観光シーズンが訪れます。そして、ヒルクライムの季節も始まります。今年も活気あるノリクラシーズンを期待したいものです。


なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダーVol.1 は、次週末掲載予定です。(2016/05/15 19:45更新)

 

【5月15日(日)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス、乗鞍スカイライン)】

次週末でMt乗鞍スキー場の営業が終了します。それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。4月4日(月)〜4月15日(金)までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。
  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)
4月3日(日)まで リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
4月4日(月)〜15日(金)11時 徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
4月15日(金)11時〜22日(金) マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
4月23日(土 )予定〜5月下旬 マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)
5月下旬〜6月30日(木) マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m) ※6月19日(日)は天空マラソンのため運休
【岐阜県】5月15日(日)〜 乗鞍スカイラインシャトルバス(ほおのき駐車場〜畳平:標高1230〜2700m)


| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2016年5月14日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.1
 

 

@ 2016/05/14 08:35
気温8℃、柔らかな日差しなのに蒸し暑い
(屋根板入口)
A 2016/05/14 11:30
位ヶ原の唐草模様が見事 − 6月上旬並みの積雪状況
(蚕玉岳〜朝日岳稜線下)

B 2016/05/14 12:30
どんどん積雪が少なくなって行くが、良質な春雪が楽しめる
(蚕玉岳〜朝日岳稜線直下)

C 2016/05/14 14:15
頂上小屋 − 本日無事小屋明け、明日から営業開始!
(頂上小屋)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今日は日差しは柔らかく、パステルトーンな雰囲気ですが、思った以上に蒸し暑く、春から次への季節を少しずつ感じながらも、良質な春雪を楽しむことのできた一日でした。

<乗鞍高原・春山バス始発便>
早朝6時の乗鞍高原は、曇り空の朝を迎えます。気温は12℃、暑くもなく寒くもありません。雲は低く、山頂どころか鳥居尾根すら見えない状況。ただ、雲間に青空が少しずつ広がり、6時30分には山頂方面の雲も抜けて、きれいな青空へと移り変わって行きます。
乗鞍岳春山バス始発便は5月9日(月)より、始発便が1時間早くなっています。ただ、駐車場の人々は先週までの感覚で準備をされているようで、7時を過ぎてもややのんびりした状況。それでも、7時過ぎあたりから、発着所に人々が訪れ、今日の始発便は4台、149名のスキーヤー・ボーダーの方々を乗せて位ヶ原山荘へと出発します。

雪解けが急速に進んで、位ヶ原山荘までの道中には、残念ながらもう雪の壁は残っていない状況で、先週までは雪に閉ざされていた冷泉も完全に姿をあらわしています。8時過ぎの位ヶ原山荘の気温は8℃、青空は続いているものの、山頂方面は再び雲の中に姿を消します。ただ、今日の雲は薄く、すぐに姿を現してくれます.
入山口の屋根板入口は、先週までは見られなかった岩の頭が点在し、ブッシュもやや目立ってきた状況。ただ、現時点では、屋根板の登行・下山滑走には大きな問題はありません。日差しは柔らかいものの、やや蒸し暑さを感じ、顔がじりじりと日焼けする感覚があり、さすがに紫外線の強い時期だけあって、弱い日差しでも強烈なダメージを受けてしまいます。

三本滝から位ヶ原山荘までの春山バスの車窓には雪壁がなくなってしまったものの、位ヶ原山荘より先では雪壁が続き、歩いて車道散策を楽しむことができます。
現在、県道乗鞍岳線の除雪は大雪渓の数百メートル下の4号カーブ(通称:大カーブ)の手前まで進んでいて、車道散策はその手前の5号カーブまで楽しむことができます。4号カーブの除雪はまだ完全に終わっていないため、雪壁の高さはわかりませんが、例年より極端に低いということはない状況かと思います。なお、5号カーブ付近は5メートル以上の雪壁になっていますので、上部からの下山滑走で誤って転落しないようご注意ください(除雪箇所には安全ロープが張ってあります)。

<大雪渓・稜線方面(大雪渓から稜線への登行ルートについて)>
大雪渓付近ではすでにトイレよりも積雪面のほうが低い状態で、6月上旬頃の状況です。現時点では、大雪渓から屋根板上部への部分でハイマツが目立っていますが、位ヶ原山荘への下山滑走は可能です。

【ハイマツ帯・雷鳥保護のため、積雪のない場所には立ち入らないようお願いいたします】

D 2016/05/14 10:30
今日は多数の方が赤線ルート − 青線でお願いいたします
(大雪渓〜稜線方面)

E 2016/05/14 11:25
赤線は途中で積雪がない−ハイマツ帯・雷鳥保護を!
(大雪渓〜稜線方面)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

今日は大雪渓から赤線ルートで稜線方面に登る方が多数いらっしゃいました。画像Dでは行く先が見えませんが、上部から見た画像Eのとおり、赤線ルートは途中で積雪が途切れていて、その先はスキー板を外して、ハイマツ帯を歩いて登らざるを得ない状況となってしまい、実際、多くの方がそのままハイマツ帯・岩場を登る様子がみられました。

ハイマツ帯は雷鳥の住処で、これからの時期はつがい形成などで繁殖に重要な時期です。また、多くの方が同じルートを歩くと地面を踏み荒してしまい高山植物への影響も懸念されます。積雪部分以外は立ち入らないようお願いいたします。今日も付近ではつがいの雷鳥の姿が確認されています(→その他の画像参照

<稜線>
正午の稜線の気温は6℃、再び曇始め、日差しがなくなった分、暑さが解消されました。遠景の山々にも雲が流れ込み、穂高などの山並みは見え隠れする状態でした。また、稜線付近から望む位ヶ原は、雪解けが進んで、沢筋に残る残雪とハイマツ帯との織りなす唐草模様が見事な状況。ただ、これも例年なら6月上旬の光景で、かなり積雪量が少ないことがわかります。

<頂上小屋の小屋明けと営業開始>
例年、6月頃に小屋明けしている頂上小屋ですが、今年はスキーヤー・登山者対応の観点から、例年より早期に小屋明けの準備を始めました。4月下旬の段階では屋根に一部が見えている程度でしたが、連日の除雪作業により、高さ3メートル程度掘り進め、正面扉が何とか開く状況まで除雪ができ、小屋の中の点検を行うことができました。内部は思ったよりも乾燥していて、積雪による損傷個所もなく、小屋の主人の話では、すぐにでも営業を開始したいとのことで、明日5月15日から今シーズンの営業を始めるとのことでした(当面は天候のよい土日のみの営業)。明日は岐阜県側の乗鞍スカイラインもオープンするため、多くの方々のお越しを期待しているとのことでした。

明日5月15日は岐阜県側の乗鞍スカイラインが開通します。シャトルバス・タクシーだけでなく、自転車も午前7時平湯ゲートより通行可能です。なお、10時からは畳平で乗鞍岳山開き祭が行われ、例年通りであれば、一般観光客の方にも振る舞い酒の提供が行われるはずです。

なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダーVol.1 は、次週末掲載予定です。(2016/05/14 18:40更新)

 

【5月14日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス、乗鞍スカイライン)】

次週末でMt乗鞍スキー場の営業が終了します。それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。4月4日(月)〜4月15日(金)までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。
  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)
4月3日(日)まで リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
4月4日(月)〜15日(金)11時 徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
4月15日(金)11時〜22日(金) マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
4月23日(土 )予定〜5月下旬 マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)
5月下旬〜6月30日(木) マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m) ※6月19日(日)は天空マラソンのため運休
【岐阜県】5月15日(日)〜 乗鞍スカイラインシャトルバス(ほおのき駐車場〜畳平:標高1230〜2700m)


| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2016年5月7日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  今回はありません(プレリリース版は終了、正式版は5月中旬開始予定))
 

●ご注意 :今回の記事はバックカントリー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。 ツアーコースマップ → ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:4月末〜6月末>

●ご案内 :  Mt.乗鞍営業終了以降(4月6日(月)以降)の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春 山バス、乗鞍スカイライン)を本日速報の最後に掲載しております。

 

@ 2016/05/07 09:10
位ヶ原山荘は濃霧・霧雨 − あいにくの天候
(乗鞍岳春山バス始発便は2台運行)
A 2016/05/07 09:40
こんな天候でも元気に出発
(屋根板入口)

B 2016/05/07 10:35
大雪渓に向けて除雪作業−「今年の除雪は1週間早いよ!」
(位ヶ原7号カーブ付近)

C 2016/05/07 11:50
視界50メートル − これ以上は無理!撤退です!
(大雪渓避難小屋)
→「その他の画像」が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 思ったよりも天候回復が遅く、今日は濃霧・小雨の生憎の一日でした。

<乗鞍高原・春山バス始発便>
早朝6時の乗鞍高原は、昨日からの雨が収まり、曇り空の朝を迎えます。気温は8℃、アスファルトが少しずつ乾き始めてきました。今日は天候が芳しくない点とゴールデンウィークが終わった直後の週末ということもあって、観光センター前駐車場には5台しかマイカーがお越しになっていません。観光センター周辺の鈴蘭地区も新緑の輝きや花の彩が感じられるようになってきて、自然保護センターの桜はほぼ満開で、例年より1〜2週間早い状況、そして、スモモも満開となり、例年より2〜3週間早い様子がみられます。「花が咲いたような...」という輝かしい表現がありますが、まさに春風が吹き込んで、周囲が一段と明るくなったように感じます。

どんよりとした天候も7時30分ぐらいになると雨は収まり、雲間に青空がのぞくようになり、天候は回復傾向を見せます。ただ、山頂方面は相変わらず暑い雲に飲み込まれていて、その姿は観光センター前から確認することはできません。

乗鞍岳春山バス始発便は2台運行されましたが、人数的には1台では若干足らない程度といったところ。そのほとんどが観光センターからの乗客で、三本滝からの乗車は、数名にとどまり、すでに4月下旬でツアーコースの下山滑走ができなくなってしまったためと考えられます。なお、ツアーコースの積雪状況については、4月29日(金)の速報<ツアーコースの状況>をご覧ください。おそらく、4月29日(金)よりも悪化していますので、到底下山は無理と思われます。

三本滝ゲートから先は冬季閉鎖区間のため、許可された車両以外の通行は認められていません。自転車も通行できませんので、ご注意ください。

<春山バス位ヶ原山荘へ・屋根板・県道乗鞍岳線の除雪>
三本滝を出発すると、次第に霧が濃くなり、標高2000メートルの摩利支天付近から濃霧と霧雨になってきます。位ヶ原ら山荘に近づくにつれてひどくなる一方。例年なら三本滝から位ヶ原山荘までの運行区間では雪壁が残っていて、その様子を車窓から楽しむことができますが、今年は雪不足で、残念ながら雪壁らしい状況がほとんど残っていません。そのため、位ヶ原山荘で春山バスを下山したのち、山荘の先の車道を歩いて登ることをお勧めします。一般観光客の方の車道散策は除雪作業現場の手前まで可能で、進入禁止のバリケードの手前で引き返すようお願いいたします。現時点での進入禁止のバリケードは、位ヶ原山荘から約1.6kmの位ヶ原9号カーブにあって、その付近まで進めば高さ2〜3メートルの雪壁を間近に見ることができます。

なお、県道乗鞍岳線の大雪渓に向けての除雪作業は、位ヶ原お花畑のある7号カーブ付近で実施されています。この付近は雪壁が高くおそらく5メートル以上もの高さになっている場所もあります。今日はドーザー1台が除雪作業を行っていましたが、オペレーターの方にお話をお聴きすると「今年の除雪は(例年より)1週間早い。」とのこと。例年、大雪渓まで除雪が完了するのは5月下旬ですが、それよりも早く完了する可能性が高くなってきました。

9時の位ヶ原山荘の気温は8℃、相変わらずの濃霧・霧雨が続き、スキーヤー・ボーダーの方々は屋根板入口でいつものように出発の準備を行います。ただ、視界が悪く、あまり上部には向かうことができない状況です。

屋根板から先の位ヶ原に到達すると、霧雨というより小雨に近い状態になり、アウターは全身ぴしょぬれ状態。久しぶりに雨模様の中での山行となりました。視界は50メートル前後しかなく、何とか大雪渓のトイレ・避難小屋に到着できる状況です。

正午の大雪渓の気温は4℃、このころになると上空に明るさが感じられるようになるものの、周囲の濃霧は全く変わりません。また、避難小屋に訪れていた登山者も、今日は引き返して位ヶ原山荘にもどるとおっしゃっていました。そんな中、稜線直下から滑走してきたスキーヤーの方の話では、稜線直下はクトー・アイゼンがないと対応困難な状況で、稜線は猛烈な風がふいていたため、稜線には出ず、その直下で引き返されたとのこと。おそらく稜線方面に向かった方は、ほとんどいらっしゃらなかった模様です。

午後になって雲が明るくなるタイミングがみられたものの、結局今日は天候の回復はなく、15時時点の位ヶ原も濃霧に包まれたままです。

なお、ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版の連載はVol.7終了し、正式版は5月中旬から開始します。それまではノリクラ雪渓カレンダーの掲載は休止いたします。(2016/05/07 16:00更新)

 

【5月7日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス、乗鞍スカイライン)】

次週末でMt乗鞍スキー場の営業が終了します。それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。4月4日(月)〜4月15日(金)までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。
  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)
4月3日(日)まで リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
4月4日(月)〜15日(金)11時 徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
4月15日(金)11時〜22日(金) マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
4月23日(土 )予定〜5月下旬 マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)
5月下旬〜6月30日(木) マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m) ※6月19日(日)は天空マラソンのため運休
【岐阜県】5月15日(日)〜 乗鞍スカイラインシャトルバス(ほおのき駐車場〜畳平:標高1230〜2700m)


| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2016年5月4日(水)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  今回はありません(プレリリース版は終了、正式版は5月中旬開始予定))
 

●ご注意 :今回の記事はバックカントリー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。 ツアーコースマップ → ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:4月末〜6月末>

●ご案内 :  Mt.乗鞍営業終了以降(4月6日(月)以降)の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春 山バス、乗鞍スカイライン)を本日速報の最後に掲載しております。

 

@ 2016/05/04 07:40
雨から晴天に − 急速に天候が回復
(観光センター前)
A 2016/05/04 09:35
毎週毎週、凝りもせずに好きだねぇ〜
(屋根板入口)

B 2016/05/04 12:20
今日も突風 − 身をかがめて防御態勢
(大雪渓 − 肩の小屋下)

C 2016/05/04 12:55
強風のため、ほとんど方が肩の小屋で引き返す
(肩の小屋)
「その他の画像」が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今朝は劇的に天候が回復しましたが、山頂方面は昨日以上の猛烈な突風で、ほとんどの方が肩の小屋で引き返さざるを得ない状況でした。なお、GW期間中の速報は今回で終了し、次回の速報は5月7日(土)です。

<乗鞍高原・春山バス始発便>
早朝6時の乗鞍高原は13℃、夜半から降り始めた雨が少し小雨になって来た状況です。雲は位ヶ原より少し下のあたりまで垂れ込んでいるものの、雲間に青空が時折覗くようになり、7時過ぎにはほぼ雨は収まってきました。観光センター前駐車場には30台ほどと若干少な目で、いつもなら、出発の準備であわただしく人の動きがみられますが、今日は雨が降り続いているためか、人の動きがありません。しかし、7時20分ぐらいから、強い日差しが差し込み始め、上空の鉛色の雲が急速に抜けて行き、あっという間に雲一つない快晴となります。元々、天候が回復する予報が出ていましたが、確実に回復を待ってから入山しようとする方も結構いらっしゃったようで、慌てて出発の準備に取り掛かる様子も見られました。

乗鞍高原でも番所や楢ノ木坂付近は桜やスモモが開花していますが、観光センター周辺でも自然保護センターの桜が咲き始め、スモモも真っ白な花を見せ始めました。自然保護センターの桜については、例年より1〜2週間早く、スモモについては2〜3週間早い状況ではないかと思います。

乗鞍岳春山バスは、早朝パトロールの結果、今日も始発便から通常運行が決まり、シャトルバス乗場ののテント周辺では乗車券の販売が始まります。ただ、今日は思ったほどの人出はなく、始発便は2台運行でした。また、三本滝停留所からの乗車は10名程度で、観光センターから出発したバスで対応されました。
また、その次の2便は始発便を上回る3台が運行され、そのうちの3分の1程度はスキーヤー・ボーダーだったことから、やはり、天候回復を待ってから入山する方が多かった模様です。

なお、ツアーコースはすでに下山滑走不能な状態となっています。ツアーコースの積雪状況については、4月29日(金)の速報<ツアーコースの状況>をご覧ください。

<春山バス位ヶ原山荘へ・屋根板・県道乗鞍岳線の除雪>
乗鞍岳春山バス始発便が到着した9時の位ヶ原山荘の気温は4℃、少し冷え込んだ感覚があり、山頂方面が再び雲に飲み込まれています。位ヶ原山荘から100メートル程度先の屋根板入口は、朝一番からザラメ状態。視界は良好なものの、冷たい弱風を感じ、出発しようとする方も、アイスバーンが予想される山頂方面には向かわずに、それほどの状況ではないと推測する富士見沢・鶴ヶ沢方面に向かう方もいらっしゃいました。そして、連日、屋根板でポール練習していたアルペンレーサーの方々は、今日はフリーライド系の板をザックに括り付けて借りてきたスノーシュー履いたり、シールを装着してバックカントリースキーヤーに変身!準備を整えて、富士見沢方面に向かいました。この時期はバーンが広大で、夏の大雪渓と同様に基本練習もできるほか、バックカントリーも楽しめ、いろいろなスキーをすることで、技術の幅を広げることが可能となります。

県道乗鞍岳線の除雪は昨日と同様で、位ヶ原山荘から約1.6km先の位ヶ原9号カーブまでで、一般観光客の方もここまでなら歩いて雪景色を楽しむことができます。雪壁は例年より低いものの、バスの背丈以上あり、早期に大雪渓への延長運行開始を期待したいところです。

<大雪渓・稜線方面>
12時の大雪渓の気温は4℃、適度なザラメ状態で、まったりとしたターン刻みながら滑走を楽しむスキーヤー・ボーダーの姿がみられます。ただ、時間の経過とともに風が徐々に強くなって行き、今日は山頂・稜線方面に向かう方はほとんどなく、大半が肩の小屋に向かっていました。なお、大雪渓から稜線へのルートについては、ハイマツ帯保護のため、「その他の画像」にて、ルートをご案内しておりますので、次回入山時には参考になさってください。

大雪渓付近から見る山頂方面は、夜半の雨の影響からか、昨日よりもハイマツ帯が増えているように感じられます。山麓と比べて今年の山頂方面は積雪量は多いのでは、と思われていましたが、GW中に沢筋のハイマツ帯がこれだけはっきり見られるシーズンは昨年に続いての状況です。昨年は夏スキーへの影響はほとんどありませんでしたが、今年はもともとの降雪量が少ないため、何らかの影響があるかもしれません。

大雪渓中間付近はでは、自在にターンが楽しめるザラメ状態でしたが、標高が上がるにつれて表面のパックが始まり、風が一段と強くなる状況で、ザックにスキー板を三角形に括り付けたスキーヤーはひどく風を受けてしまうため、時折、吹き抜ける突風の度に前かがみになったり、膝をついたりして、風の過ぎ去るのを待ちます。風の強さでいえば、昨日の稜線のほうが圧倒的に猛烈でしたが、ここでこれだけの強風であれば、稜線は昨日以上の状況だったのではと考えられます。

13時の肩の小屋の気温はマイナス2℃、山頂方面は激しく雲が西から東へと流れ、肩の小屋付近は表面が完全にパックされた雰囲気。山頂方面を目指そうとしていたスキーヤーのグループは「明日のほうが天候がよさそうなので、今日はここまでにしておいて、明日山頂目指します。」とのことでした。

また、中にはザックも持たずにスキー板を肩に担いで肩の小屋まで登って来た方がいらっしゃり、他の方々が断念して下山する中でも山頂方面を目指そうとされていましたが、現在の風やバーンの固さから、稜線方面の状況を推測すると、登山の装備をされた方でも無理であることをお伝えし、下山していただきました。
このGWは各地で遭難事案が多発する中、ノリクラにおいても、昨日・本日のような状況では、突風による滑落が発生してもおかしくない状況です。バスで雪山に行けることは良いのですが、車道から外れたらバックカントリーエリアであることを十分認識して、装備・知識を整えていただきたいと思います。


なお、ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版の連載はVol.7終了し、正式版は5月中旬から開始します。それまではノリクラ雪渓カレンダーの掲載は休止いたします。(2016/05/04 17:45更新)

 

【5月4日(水)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス、乗鞍スカイライン)】

次週末でMt乗鞍スキー場の営業が終了します。それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。4月4日(月)〜4月15日(金)までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。
  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)
4月3日(日)まで リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
4月4日(月)〜15日(金)11時 徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
4月15日(金)11時〜22日(金) マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
4月23日(土 )予定〜5月下旬 マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)
5月下旬〜6月30日(木) マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m) ※6月19日(日)は天空マラソンのため運休
【岐阜県】5月15日(日)〜 乗鞍スカイラインシャトルバス(ほおのき駐車場〜畳平:標高1230〜2700m)


| 速報バックナンバー | TOP |
 

■2016年5月3日(火)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  今回はありません(プレリリース版は終了、正式版は5月中旬開始予定))
 

●ご注意 :今回の記事はバックカントリー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。 ツアーコースマップ → ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:4月末〜6月末>

●ご案内 :  Mt.乗鞍営業終了以降(4月6日(月)以降)の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春 山バス、乗鞍スカイライン)を本日速報の最後に掲載しております。

 

@ 2016/05/03 09:10
本日の乗鞍岳春山バス始発便は6台運行
(位ヶ原山荘前)
A 2016/05/03 09:35
気温10℃、雪はザラメ、青空がなくなって来た
(屋根板入口)

B 2016/05/03 12:35
稜線は猛烈な突風−危ない飛ばされる!ピッケル突き刺して
(朝日岳〜蚕玉岳稜線)

C 2016/05/03 11:40
水芭蕉子たちが春山バス乗客にお菓子のプレゼント
(観光センター − のりくら観光協会 画像提供)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ GW連休後半が今日から始まりました。天気はそこそこでしたが、稜線方面は猛烈な突風で滑落寸前!。シールからスキーに履き替えるタイミングすらないほど、地獄のような状況でした。

<乗鞍高原・春山バス始発便>
早朝6時の乗鞍高原は10℃、ほぼ快晴の朝を迎えます。観光センター前駐車場には約40台ほどのマイカーがお越しになっています。いつもの週末なら、県内や関東・中京・関西圏のナンバープレートがほとんどですが、その中に九州・四国・中国地方のかなり遠方のナンバープレートがあって、大型連休を利用してお越しになっている模様です。

今日、5月3日の誕生日の花は「水芭蕉」...すでにお伝えしているように、一の瀬の水芭蕉は今が見頃を迎えていて、多くのカメラマンが朝早くからお越しになっています。
そして水芭蕉の花言葉は「美しい思い出」...ぜひとも どじょう池やまいめの池の湖面に写るノリクラと、きれいな水芭蕉の光景を、ノリクラの美しい思い出にしてもらいたいものです。

さて、8時近くになると、観光センター前駐車場は70台ほどのマイカーがお越しになっていて、大半が乗鞍岳春山バスに乗車の方です。今日の始発便は観光センターから4台、途中バス停対応が1台、三本滝が1台の合計6台で、このGW連休中で最も多い状況となりました。なお、ツアーコースは下山滑走不能になってしまいましたので、三本滝からの乗車人数は少なくなっているものと考えられます。
ツアーコースの積雪状況については、4月29日(金)の速報<ツアーコースの状況>をご覧ください。

観光センターで列に並ぶ乗客の方から「WebSiteをみて来ました。」と、声をかけていただきましたが、お話をお聴きすると、九州鹿児島からはるばる飛行機でお越しになったとのこと。一年に一度しかお越しなれないとのことですが、ぜひともまた来年もこのようにお会いしたいものです。

<水芭蕉子たちが春山バス乗客にお菓子のプレゼント(のりくら観光協会)>
本日、乗鞍岳春山バス下り2便の乗客の方々に、地元の子供たち8名がふんしたマスコットキャラクター「水芭蕉子」が、お菓子とパンフレットをプレゼントするサービスをのりくら観光協会が実施いたしました。

100名弱のお客様に手渡すことができ、中にはイスラエルからのお客様が子供たちに英語で話しかけてくださり、英語に日頃から慣れ親しんでいる乗鞍っ子はスラスラとお応えしていたとのことでした。例年は上り便で行っていましたが、入山の荷物になってはとの気遣いから、ことしから下り便にされたとのことでした。

<春山バス位ヶ原山荘へ・屋根板・県道乗鞍岳線の除雪>
乗鞍岳春山バス始発便が到着した9時の位ヶ原山荘の気温は10℃、少しずつ青空がかすんできます。乗客の方もいつも以上に早めに出発する模様がみられます。今日は午後から急速に天候が荒れるとの予報が出ており、そのため、午前中には山頂から下山したいという方が多かったようです。バーンはザクザクのザラメ。10時過ぎになると、日差しは薄日程度になるものの、気温が高いため、バーンが締まってくる気配はありません。

県道乗鞍岳線の除雪は、位ヶ原山荘から約1.6km先の位ヶ原9号カーブまでで、一般観光客の方もここまでなら歩いて雪景色を楽しむことができます。雪壁は例年より低いものの、バスの背丈以上あり、早期に大雪渓への延長運行開始を期待したいところです。

<大雪渓・稜線方面>
11時の大雪渓の気温は6℃、このころになると完全に曇り空となり、南、または西寄りの風が吹き抜けるようになります。ただ、風には冷たさはなく、アウターを来ていると若干汗ばんでくる状況。それでも、標高が上がるにつれて、アウター・厚手のグローブでちょうど良い状況となります。
大雪渓から稜線に登るルートについて、先週よりも若干雪解けが進んでいることから、先週は利用できたルートが使えなくなっています。詳しくは下の「その他の画像」をご覧ください。

また、普段なら、大雪渓のトイレなどで一休みする方が多くみられるものの、今日は最短ルートで大雪渓から稜線に向かう方が大半で、かなり急いで向かっていました。

大雪渓上部から稜線直下の沢に差し掛かるころには、かなり強い風が吹き抜けるようになります。背中に板を背負ったボーダーはまともに風を受けてしまうため、突風に襲われるたびに四つん這いになって耐えしのぎます。大雪渓を過ぎたあたりから、バーン表面が固くなり、シールではキックをしながら、表面の固い部分を蹴り飛ばしながら進みます。また、スキーヤーの中には途中でアイゼンに履き替えて登る様子もみられました。

そして、朝日岳〜蚕玉岳稜線に出た途端、猛烈な突風に襲われ、ストックに必死にしがみついて何とか足元が救われないように踏ん張るしかありません。山頂方面から下山してきた登山者もピッケルを突き刺して、アイゼンを踏ん張ってやり過ごす状況。そして、スノーシューで登って来たスキーヤーは、完全に足元をすくわれ、状況が悪ければ滑落する危険性すらありました。また、稜線直下までは比較的柔らかめだった雪質は、ほぼアイスバーン状態となっていました。

現在の位ヶ原は気温3℃、時折突風が吹き、やや荒れた状況となってきました。この天候は明日の朝には回復するとのことですが、回復が遅れて荒れた状況が続いた場合は、明日の速報は中止となりますので、ご了承ください。

なお、ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版の連載はVol.7終了し、正式版は5月中旬から開始します。それまではノリクラ雪渓カレンダーの掲載は休止いたします。(2016/05/03 18:00更新)

 

【5月3日(火)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス、乗鞍スカイライン)】

次週末でMt乗鞍スキー場の営業が終了します。それに伴い、県道乗鞍岳線の除雪、乗鞍岳春山バスの運行開始などにより、ツアーコース入口や大雪渓・山頂方面へのアクセス方法が変わってきます。下記を参照のうえ、入山されるようお願いいたします。
特にスキー場営業が終わってから、県道乗鞍岳線の休暇村〜三本滝開通までの間。4月4日(月)〜4月15日(金)までは、休暇村から全山自力で登行することとなりますので、ご注意ください。
  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)
4月3日(日)まで リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
4月4日(月)〜15日(金)11時 徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
4月15日(金)11時〜22日(金) マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
4月23日(土 )予定〜5月下旬 マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)
5月下旬〜6月30日(木) マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m) ※6月19日(日)は天空マラソンのため運休
【岐阜県】5月15日(日)〜 乗鞍スカイラインシャトルバス(ほおのき駐車場〜畳平:標高1230〜2700m)


| 速報バックナンバー | TOP |


Copyright (C)   乗鞍大雪渓WebSite

Top ||   <<Back(2016-04)   Sokuhou-Index   Next(2016-06)>>