【速報バックナンバー 2019年5月分】

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◎ 5月

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■2019年5月25日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.3
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。 ツアーコースマップ → ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:12月末〜4月末> )  
 

@ 2019/05/25 09:25
乗鞍岳春山バス − 本日より大雪渓延長運行開始
(大雪渓前 − 春山バス始発便到着)
A 2019/05/25 09:30
大雪渓前は山頂目指す準備で大賑わい
(大雪渓前)

B 2019/05/25 11:35
暑いけど、吹き抜ける風が心地よい
(大雪渓〜朝日岳中腹)

C 2019/05/25 12:15
最高の天気!
(朝日岳〜蚕玉岳稜線)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 本日より、乗鞍岳春山バスの大雪渓延長運行が始まりました。これを待ち望んでいた方がたくさんいらっしゃったようで、今日の大雪渓から山頂方面は多くの方で賑わいました。また、やや暑かったものの、終日快晴に恵まれ、これ以上ないコンディションでの春山スキーを楽しむことができました。

<乗鞍高原、乗鞍岳春山バス>
早朝7時の観光センター前駐車場の気温は12℃、快晴無風の朝で日差しの強い朝を迎えます。5時台ではまだ5℃しかなく、肌寒ささえ覚えました。しかしその感覚は全くなく、むしろ、日差しの暑さをじりじりと感じる状態です。今日から春山バスが大雪渓まで延長運行されることもあって、観光センター前駐車場は7時の段階で90台ものマイカーがお越しになり、出発の準備を始めています。バス乗り場に並ぶ列はどんどん長くなり、50メートル先にある観光センター建物まで達するほど。これはお盆などの繁忙期にしか見られないほどの混雑状況です。今日の春山バス始発便は5台・187名を乗せて大雪渓に向けて出発しました。

<延長運行された乗鞍岳春山バスと大雪渓>
観光センターを出発して、標高2000メートル付近の荒田沢橋付近まではすでに雪壁はなくなり、冷泉小屋付近からは雪壁が見られるようになります。そして、昨日まで終点だった位ヶ原山荘を過ぎると、森林限界エリアに入り、広大な雪原が広がる位ヶ原に入ります。それと同時にバスの背丈以上の雪壁が見られるようになり、最も雪壁が高い4号カーブでは高さ9〜6メートル・最大12メートルの雪壁が続いています。

9時の大雪渓の気温は16℃、快晴無風が続き、暑さを覚えるようになります。そして、一斉に山頂目指して出発の準備を始め、久しぶりの賑やかさが大雪渓に戻って来た状態です。バーンはすでにザクザクで、細かなピッチがあるもののそれほど滑走に影響を与えるものではなく、また、シールのグリップの良好です。

そして、大雪渓から肩の小屋へ登山道はまだ雪の中に閉ざされていますが、ルートを示すためのロープが一部ですでに設置されました。例年モーグルコースと交差する箇所がありますが、できるだけ交差しないようなコースレイアウトをお願いいたします。

<大雪渓から稜線方面へ。除雪が大雪渓まで到達>
大雪渓下部は蒸し暑さがあったものの、大雪渓から朝日岳中腹に差し掛かる付近から爽やかなそよ風が吹き抜け、火照った体をクールダウンさせてくれます。それでも日差しは強く、暑さのほうが優っている状態です。

正午の稜線の気温は12℃、しかし、体感的には爽やかなそよ風が流れていても暑さを感じる状況で、明日お越しの方は暑さ対策をしっかりしてください。

 

★雷鳥・ハイマツ保護のためロープ規制箇所があります★
稜線方面の積雪は、昨年より雪解けが遅く、一昨年よりやや早い状況です
@ 山頂稜線方面の登攀・滑走ルート
(立入規制箇所には入らないようお願いいたします)
A ロープ張りの様子

雷鳥・ハイマツ保護のため、大雪渓から朝日岳中腹を経て稜線に向かうルートには一部ロープ規制が実施されています。設置個所は一部追加されている模様ですが、これまでにお伝えした内容と変わりありません。大雪渓・山頂付近は、国立公園内でも規制が最も厳しい特別保護地区に指定されていますので、何卒、ご協力のほどお願いいたします。なお、ロープ張りは乗鞍高原の方々により設置・維持されています。

また稜線方面の積雪は、雪解けが早かった昨年よりも遅く、雪解けが遅かった一昨年と同じかやや早い状況です。

<位ヶ原山荘への下山ルート。(ツアーコース下山滑走は困難なため春山バスで下山してください)>

 

【位ヶ原山荘への下山ルート】
★現時点では問題なく下山滑走可能です★


続き

@ 入口急斜面上端から
−上端の積雪はなくなり下山困難−
A かもしかゲレンデ最上部

大雪渓から位ヶ原山荘への下山滑走して、位ヶ原山荘から春山バスに乗車することが可能です。ただし、今後雪解けが進んで下山滑走できなくなった場合は、無理に滑走せず、大雪渓から春山バスに乗車して下山されるようお願いいたします。

なお、ツアーコースで三本滝レストハウス方面への下山滑走は、雪解けが進んで困難となっています。必ず、大雪渓・肩の小屋口バス停、または、位ヶ原山荘前バス停から春山バスに乗車して下さい。

次回速報は6月1日(土)の予定です。今回取材の ノリクラ雪渓カレンダー Vol.3 は今週末掲載予定です(2019/05/25 18:10更新)

 

【5月25日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


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■2019年5月23日(木)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー Vol.3
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。 ツアーコースマップ → ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:12月末〜4月末> )  
 

【乗鞍岳春山バス、本日試運転 − 5月25日(土)より大雪渓への延長運行が開始されます】
@ 2019/05/23 10:20
乗鞍岳春山バス − 大雪渓延長運行試運転
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓下 5号カーブ)
A 2019/05/23 10:30
穂高と雪壁のビューポイント
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓下 4号カーブ)

B 2019/05/23 10:40
雪壁最大12メートル − 昨年より高く例年並み
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓下 4号カーブ)

C 2019/05/23 10:55
5月25日(土)より大雪渓延長運行が決定
(大雪渓前)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 県道乗鞍岳線の除雪が大雪渓まで完了したことから、現在、位ヶ原山荘まで運行されている乗鞍岳春山バスを、大雪渓まで延長運行するにあたり、本日、位ヶ原山荘〜大雪渓の約3.5km区間の試運転が実施され、今週末5月25日(土)より、大雪渓まで運行されることが正式に決定されました。

位ヶ原山荘より山麓側では雪解けが進んで雪壁が低くなってきましたが、位ヶ原から大雪渓まではバスの背丈以上の雪壁が続き、大雪渓手前にある4号カーブ付近の雪壁は、最大12メートルとなっていて、昨年より高く例年並みとなっています。また、雪壁は全体的に高い所が多く、車窓には雪壁が迫ってくるダイナミックは迫力があります。

今日は快晴が続き大雪渓での気温は8℃と爽やかな気候。済んだ眺望の中、雪壁の間から穂高の山並みを望むことができる絶好のビューポイントでは、訪れた関係者の方々が何度もシャッターを切っていました。また、幸運なことに車窓から雷鳥のツガイの姿も確認できました。

乗鞍岳春山バスは来月末の6月30日まで毎日5便大雪渓まで運行されます。ただし、6月23日(日)は乗鞍天空マラソン開催のため終日運休です。 (2019/05/23 13:30更新)

 

【5月23日(木)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


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■2019年5月18日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー Vol.2
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。 ツアーコースマップ → ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:12月末〜4月末> )  
 

@ 2019/05/18 10:50
みんなお揃いのスキーで
(大雪渓前)
A 2019/05/18 11:00
春山バス延長運行に向けて、除雪は大雪渓までほぼ完了
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓駐車場手前)

B 2019/05/18 13:55
ここからドロップイン!
(蚕玉岳山頂)

C 2019/05/18 14:05
14日の湿った積雪が板裏をグイッとつかんでくる〜
(蚕玉岳直下)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ やや雲が多く淡い青空がひろがり、位ヶ原付近までは蒸し暑かったものの、大雪渓から上部は爽やかな空気に包まれ、稜線ではアウターなしでも問題ない春らしい気候の一日でした。また、県道乗鞍岳線の除雪は大雪渓駐車場までほぼ完了し、春山バスの大雪渓延長運行が待ち遠しところです。

<乗鞍高原、三本滝レストハウス、乗鞍岳春山バス>
早朝6時の観光センター前駐車場の気温は5℃、朝一番は綺麗な青空の朝を迎えました。観光センター前駐車場には25台ほどのマイカーがお越しになり、大半が春山バスに乗車されるスキーヤーや登山客の模様であちらこちらで出発の準備が始まっています。そして、自然保護センター前の桜がようやく咲きました。昨年は5月5日には満開でしたから、10日以上も遅い状態です。また、観光センター周辺のスモモも満開となり、明日は一の瀬園地ですもも祭りが開催されます。

春山バスは5月下旬ともなれば、路面凍結がほとんどなくなり、今日も始発便から予定通り運行されます。また、岐阜県側の乗鞍スカイラインは5月15日より通行可能となり、今朝6時の畳平は、晴・気温1℃・風速3mとこちらも穏やかな状態で、自転車も含めて通行可能です。

7時の三本滝レストハウス前駐車場は9℃、今日はアスファルト部分に25台程度で閑散とした雰囲気。かもしかゲレンデはほぼ完全に積雪はなくなったため、往復券を買い求める方も増えてきました。今日の春山バス始発便は4台、観光センターの乗客分3台と三本滝乗客分の1台で、合計135名を乗せて位ヶ原へと出発します。車窓から望む雪壁は徐々に低くなって来ますが、まだまだ雪景色は十分堪能できます。

<位ヶ原山荘に到着、屋根板より出発>
9時の位ヶ原山荘の気温は9℃、日差しがだんだん弱くなるものの、蒸し暑さは朝一番よりも感じる状態。屋根板から登り始めるとかなりの蒸し暑さを覚えるほどです。また、雪面もかなり緩み切った状態で、緩んだ雪面ごとシールがスリップする状態が位ヶ原付近まで続きます。位ヶ原まで到達すると、爽やかな空気に入れ替わってきます。

<大雪渓から稜線方面へ。除雪が大雪渓まで到達>
11時の大雪渓の気温は8℃、大雪渓周辺は先週よりも45センチも雪解けし、例年の5月下旬よりも積雪が少ない状態が見られます。また、道路の除雪が大雪渓まで到達し、今日は大雪渓付近で拡幅の除雪が行われていました。今後、大型車両の通行が可能な状態となれば、現在、位ヶ原山荘までとなっている春山バスは大雪渓まで運行されることになります。

もっとも雪が深い大雪渓下の4号カーブでは6〜9メートルほどの雪の壁が見られ、最も深い所では12メートルにも達する状態です。なお、現在、まだ除雪作業が継続されていますので、作業中は絶対に立ち入らないようお願いいたします。

13時の稜線の気温は8℃、先週同様、穏やかな風が心地よく吹き抜けます。アウターなしで休憩していてもさほど寒さを感じない状態。午後になって雲量が増えて、遠景の山並みが見え隠れする状態ですがそれ以上の天候の変化はありませんでした。また、蚕玉岳からの滑走では、稜線から200〜300メートル付近までは14日の新雪の湿雪が降り積もり、板にまとわりつく状態ですが、パックされた雰囲気はないため、ターンできないほどの難しい状態ではありませんでした。そして、それより下部は緩み切った春雪となり、雪質への対応が難しいところです。

 

★雷鳥・ハイマツ保護のためロープ規制箇所があります(2箇所)★
稜線付近は昨年より1〜2週間早い雪解けです
@ 3号カーブ下から大雪渓方面(2019/05/11)
※ 本日(2019/05/18)の画像はその他の画像に掲載しております
A 大雪渓から稜線へのルート(2019/05/11)
※ 本日(2019/05/18)の画像はその他の画像に掲載しております

雷鳥・ハイマツ保護のため、先日、上記2箇所にロープが設置されました。Aの大雪渓から稜線に向かうルートはほとんどの方が青線ルートで登られましたが、@の3号カーブ下から大雪渓に向かうルートは規制箇所内を進行されるケースが散見されました。大雪渓・山頂付近は、国立公園内でも規制が最も厳しい特別保護地区に指定されていますので、何卒、ご協力のほどお願いいたします。

<ツアーコースの積雪状況>


【ツアーコースの積雪状況】
★入口急斜面上端の積雪がなくなり、かもしかゲレンデは徒歩下山★
=ツアーコース下山滑走はあと1週間程度。今後は春山バスにて下山を!=

@ 入口急斜面上端から
−上端の積雪はなくなり下山困難−
A かもしかゲレンデ最上部
B 入口急斜面全景
−下山滑走はここまで−
C かもしかゲレンデリフト降り場付近
−これより下部は徒歩で下山となります−

入口急斜面を除くツアーコース全般は、先週とほとんど変わりなく、3番標識付近から切り株・ブッシュが目立って来ている程度ですが、入口急斜面上端の積雪が完全になくな利ました。この箇所はクマザサがひどく、ブーツではスリップしてしまい転倒の恐れがあります。ここをクリアできれば問題ありませんが、今後、その範囲がどんど拡大して行きます。現在はその先のツアーコース入口まで下山滑走可能です。その先のかもしかゲレンデ歩いて下山となります。

あと1週間程度は入口急斜面上端のクマザサ部分がなんとかクリアできると思われますが、その後はかなり困難と思われますので、ツアーコースでの下山滑走はあと1週間程度でしょう。次の週末は春山バスでの下山をオススメします。

・ 1番標識付近(標高 約2130メートル)で積雪0センチ。(先週より30センチ減少、昨年と同じで、4月下旬並み)
・ 3番標識付近(標高 約2235メートル)で積雪30センチ。(先週より30センチ減少、昨年より30センチ多く、5月上旬並み)
・ 5番標識付近(標高 約2305メートル)で積雪95センチ。(先週より40センチ減少、昨年より60センチ多く、5月上旬並み)
・ 位ヶ原(標高 約2500メートル)で積雪100センチ。(先週と同じ、昨年より50センチ少なく、5月中旬並み)

次回速報は5月25日(土)の予定です。今回取材の ノリクラ雪渓カレンダー Vol.2 は今週末掲載予定です(2019/05/18 16:45更新)

 

【5月18日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


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■2019年5月15日(水)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.2
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。 ツアーコースマップ → ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:12月末〜4月末> )  
 

@ 2019/05/15 09:35
乗鞍スカイライン開通・シャトルバス運行開始
(四ッ岳カーブ)
A 2019/05/15 10:55
乗鞍岳山開き祭 − 樽開き
(畳平バスターミナル)

B 2019/05/15 11:55
今シーズンもヒルクライムの季節が始まる
(畳平)

C 2019/05/15 10:45
越冬貯蔵酒 − 本日蔵出し!
(乗鞍白雲荘)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 毎年5月15日は乗鞍スカイライン開通日。昨日は降雪に見舞われ、路面凍結の心配もありましたが、青空のもと乗鞍岳山開き祭も無事に執り行われ、ノリクラのグリーンシーズンの開幕となりました。

<ほおのき平駐車場、登山バス出発式>
6時のほおのき平駐車場は、青空の朝を迎えます。気温は8℃、暑くもなく寒くもない空気に包まれています。ほおのき駐車場から望む猫岳方面は、昨日の降雪で山肌がうっすらと白くなっています。乗鞍スカイラインの終点、畳平の6時の天候は晴・気温0℃・風速1メートルと穏やかで、乗鞍スカイラインは路側帯に一部凍結が見られるものの、本日は自転車も含めて7時から通行できることとなりました。

そして、今シーズン初のシャトルバスは6時55分にほおのき平駐車場から畳平に向けて出発します。乗客は17名、今日はオープン初日のため、乗客にはクリアファイルなどの記念品が配られました。

8時過ぎあたりから、登山バス出発式の準備が始められ、シャトルバスを共同で運行する濃飛バス・アルピコ交通の各車両が並んで停まり、花輪で飾り付けらます。
出発式の冒頭で、「今年も写真コンテストや乗鞍岳自然観察教室を開催し、また、昨年まで夫婦松で実施していた星空観測会を畳平に変更する」との紹介があり、今年も多くのお客様にお越しいただけるようPR活動を進めて行きたいとの案内がありました。

登山バス出発式は、来賓の方々によるテープカットで無事終了し、3台の来賓バスに乗車して、安全祈願神事・山開き祭りが開催される畳平へと向かいます。

<乗鞍スカイライン>
来賓・関係者を乗せた3台のバスに加え、シャトルバス定期便2台が連なる形で乗鞍スカイラインを登ります。晴れてはいるものの、笠ヶ岳や槍穂の頂上には雲がかかって、眺望はあいにくの状況ですが、森林限界を超える9kmポスト付近からは、烏帽子岳・四ッ岳が目の前に広がり、自転車で登って来たヒルクライマーの人々は、脚を止めて路肩でカメラを構える様子が見られました。そして、バスは烏帽子岳と四ッ岳の間にあって、最も深い雪壁である四ッ岳カーブを進みます。今年のもっとも深い雪壁は8メートル、昨年は5メートルほどでしたので、今年はそれより積雪量がやや多い状況。雲間から槍穂を望みながら、土俵ヶ原や桔梗ヶ原などの雪原の中を進み、終点畳平へ到着します。

<安全祈願神事・乗鞍岳山開き祭>
10時の畳平の気温は3.5℃、やや雲が多いものの綺麗な青空に包まれています。少しひんやりとした感覚があるものの、風もほとんどなく穏やかな天候です。10時から乗鞍本宮での安全祈願神事に続き、畳平バスターミナル前で山開き祭が行われました。

山開き祭実行委員会の中西会長や高山市の西倉副市長の挨拶から始まり...
「(山開き祭実行委員会の中西会長)高山市民にとって乗鞍岳はシンボルであり特別な思い入れのある山であり、昨年にひきつづき、夫婦松駐車場までの乗鞍スカイライン早期開通を実行させていただきました。また、昨年好評だった夫婦松駐車場での星空観測会を今年は畳平で開催する予定であります。このイベントを契機に地域が活気づけばありがたいと思います。環境省では中部山岳国立公園南部地域利用推進協議会を発足され、乗鞍・平湯・上高地などの利用者を2020年に250万人、外国人利用者を9万人に達する目標を掲げて地域活性化に取り組んでいただいています。また、岐阜県では、中部山岳国立公園活性化基本計画を策定していただき、高山市では、乗鞍エンジョイプロジェクト協議会の実施する事業にご支援をいただいており、国・県・市を挙げて乗鞍一帯の地域活性を取り組んでいただいており感謝しております。」

「(高山市の西倉副市長)乗鞍スカイラインは平成15年からマイカー規制を実施し17年目を迎え、自然の回復が着々と進んでいます。ただ、一方、規制のため利用客が減少しているという実態がありました。年々減っていく中、昨年は10万5千人と一昨年を少し上回ることができました。乗鞍エンジョイプロジェクトを立ち上げていただき、地域と一体となった取り組みをしていただき、乗鞍のことを周知していただいたおかげだと思います。また、高山市にお越しになる444万人の観光客、そして、海外からの宿泊客の55万人のひとりでも多く、乗鞍岳に上がっていただくようにご紹介したいと思い、また、9万人弱の市民の皆様にも年に1回は乗鞍岳に行って、素晴らしい清涼な空気の中で身も心も清めていただきたい」 
と、おっしゃっていました。

その後、恒例の樽開きが行われ、観光客の方々にふるまわれました。毎年、欠かさず山開き祭に参加しているスキーヤーの方は、「今年もいよいよノリクラシーズンが始まっちゃいました!これから10月までの夏スキー・秋スキーに、怪我なく安全に通いたいと思います。」と、おっしゃっていました。

昨年の入山者数は、一昨年より800人ほど多い10.5万人で、観光バスの利用が減少した一方シャトルバス利用が好調だった模様です。そして、今年は昨年を1万人上回る11.5千人の利用を見込んでいます。また、この日は畳平にある乗鞍白雲荘で越冬貯蔵していた日本酒の蔵出しが行われ、今後、畳平バスターミナルや乗鞍白雲荘にて販売予定です。

次回速報は5月18日(土)の予定です。今回取材の ノリクラ雪渓カレンダーVol.2 は今週末掲載予定です(2019/05/15 15:55更新)

 

【5月15日(水)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


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■2019年5月11日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー Vol.1
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。 ツアーコースマップ → ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:12月末〜4月末> )  
 

@ 2019/05/11 09:50
先週に引き続き、今週も来ちゃった!
(屋根板入口)
A 2019/05/11 12:50
雷鳥は恋の季節
(手前:オス、奥:メス)

B 2019/05/11 14:00
気温8℃、心地よい風が稜線に流れる
(蚕玉岳山頂)

C 2019/05/11 14:50
稜線からの大滑降
(蚕玉岳直下)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ しっかりとした快晴にはならなかったものの、その分、日差しは柔らかく、さほど暑さを感じさせない春山スキーらしい穏やかな気候の一日でした。

<乗鞍高原、三本滝レストハウス、乗鞍岳春山バス>
早朝6時の観光センター前駐車場の気温は8℃、薄い雲がベールのように青空を覆い、春らしい淡い青空の朝を迎えます。5月9日に北海道最後の桜前線が釧路に到達したというニュースがありましたが、乗鞍高原でもようやく桜が咲き始めました。それでも観光センター付近はまだ咲き始めで、自然保護センター前の桜は、昨年は5月5日には満開でしたが、今年はまだ開花していないため、昨年よりもかなり遅い状況です。

7時の三本滝レストハウス前駐車場は8℃、この頃になると、少し雲が多くなり、日差しがさえぎられるようになってきます。すでにアスファルト部分は満車で、砂利部分も8時にはほぼ満車になりました。すぐ隣のかもしかゲレンデは右側3分の1の積雪がなくなっていますが、まだ下山滑走可能です。ツアーコースの状況はこの後お伝えしますが、十分下山滑走できます。今日の乗鞍岳春山バス始発便は5台が運行され、196名の乗客を位ヶ原山荘まで送ります。今日は大半が三本滝からの乗車だった模様です。車窓の雪壁は先週とそれほど変わっていません。また、夜間の冷え込みが和らいできたことから、始発便が運休となる頻度が今後は少なくなってくると思われます。

<位ヶ原山荘に到着、屋根板より出発>
9時の位ヶ原山荘の気温は11℃、ほとんど風もなく穏やかな陽気。屋根板入口の積雪はもうこの時間帯でグサグサ状態。ツボ足でも問題なく登って行ける柔らかさです。登り始めると若干汗ばむ雰囲気があるものの、屋根板から位ヶ原まで到達するころにはそよ吹く風がひんやりとしたものになり、汗が引いていきます。

<大雪渓から稜線方面へ>
11時の大雪渓の気温は8℃、この付近から、数日前に降った降雪が5〜10センチ程度積もっていて、シールにまとわりつくような雪質となります。ただ、稜線まで硬い部分は皆無で、問題なく登攀可能な状態でした。

13時の稜線の気温は8℃、穏やかな風が心地よく、アウターなしでも全く問題ない状態でした。また、蚕玉岳からの滑走では、稜線から500メートル付近までは新雪の湿雪がかなり重たい状態でしたが、それより下部は完全な春雪で楽しく滑走できる状態でした。ただ、除雪の先頭が大雪渓駐車場まで来ていますので、道路部分の横断には注意が必要です。(除雪作業は位ヶ原8号カーブ付近まで完了しています)

 

★雷鳥・ハイマツ保護のためロープ規制箇所があります(2箇所)★
稜線付近は昨年より1〜2週間早い雪解けです
@ 3号カーブ下から大雪渓方面
A 大雪渓から稜線へのルート

雷鳥・ハイマツ保護のため、先日、上記2箇所にロープが設置されました。Aの大雪渓から稜線に向かうルートはほとんどの方が青線ルートで登られましたが、@の3号カーブ下から大雪渓に向かうルートは規制箇所内を進行されるケースが散見されました。大雪渓・山頂付近は、国立公園内でも規制が最も厳しい特別保護地区に指定されていますので、何卒、ご協力のほどお願いいたします。そして、今日も雪解けが進んだハイマツに雷鳥のツガイが仲良く歩く姿がありました。先週のツガイとは別の個体で、ハイマツをついばむ様子を多くのスキーヤーが観察していました。

<ツアーコースの積雪状況>


【ツアーコースの積雪状況】
★かもしかゲレンデまで問題なく滑走可能。例年より1〜2週間遅い雪解けです★

@ 入口急斜面上端から A かもしかゲレンデ最上部
B 入口急斜面全景 C かもしかゲレンデ上部(初心者コース)

3番標識付近から切り株・ブッシュが目立ってきますが、かもしかゲレンデを含めて、現時点では問題なく滑走可能です。例年より1〜2週間遅い雪解け状態です。ただ、@の入口急斜面の上端部分の積雪はあと1週間程度で途切れる可能性があり、かもしかゲレンデ初心者コースの積雪も1週間程度かと考えられます。

・ 1番標識付近(標高 約2130メートル)で積雪30センチ。(先週より35センチ減少、昨年より30センチ多く、4月下旬並み)
・ 3番標識付近(標高 約2235メートル)で積雪60センチ。(先週より10センチ減少、昨年より60センチ多く、4月下旬並み)
・ 5番標識付近(標高 約2305メートル)で積雪135センチ。(先週より25センチ減少、昨年より60センチ多く、4月下旬並み)
・ 位ヶ原(標高 約2500メートル)で積雪100センチ。(先週より26センチ減少、昨年より50センチ少なく、5月中旬並み)

次回速報は5月18日(土)の予定です。今回取材より、今シーズンのノリクラ雪渓カレンダーの連載を開始し、初回の ノリクラ雪渓カレンダー Vol.1 は今週末掲載予定です(2019/05/11 20:40更新)

 

【5月11日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


【2018シーズンの掲載終了と来シーズンの速報・ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2018リクラ雪渓カレンダー正式版 は、ノリクラ雪渓カレンダーVo.25(2018/10/27予定)をもって2018シーズンの連載を終了させていただきます。2019シーズンの連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

 

 

2018年

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  11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月〜10月
速報 ×


(毎週土曜)


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ノリクラ
雪渓カレンダー
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プレリリース版
<3月下旬〜5月上旬>

正式版
<中旬開始>

 

●速報●
<2018年11月> お休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
<2018年12月〜2019年3月> ウインターシーズンは、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載が実施できない場合があります。
<2019年3月下旬以降> 春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2019年3月下旬頃から再開を予定しノリクラ雪渓カレンダー正式版は2019年5月中旬頃を予定しております。


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■2019年5月4日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  今回はありません。ノリクラ雪渓カレンダー正式版は5月中旬より連載開始)
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。 ツアーコースマップ → ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:12月末〜4月末> )  
 

@ 2019/05/04 09:30
快晴無風、連休一番の天候 − 春山バスも賑わう
(位ヶ原山荘前)
A 2019/05/04 09:50
春山はこういう日に来なくっちゃ!
(屋根板入口)

B 2019/05/04 13:15
見事なロケーション!
(朝日岳〜蚕玉岳稜線)

C 2019/05/04 14:10
早くも雷鳥のツガイを発見!
(剣ヶ峰〜蚕玉岳、左:オス、右:メス)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 連休前半は天候に恵まれず、春山バスも運休が相次ぎましたが、連休後半に入って安定した天候の日が多くなってきました。4月27日から続く連休の中、今日が一番良い天候だったのではないでしょうか?快晴が続き山頂方面の雪も緩んで春山スキーにはもってこいの一日でした。

<乗鞍高原、三本滝レストハウス、乗鞍岳春山バス>
早朝6時の観光センター前駐車場の気温は2℃、雲一つない快晴の朝を迎えます。くっきりと浮かび上がる山頂方面は先週よりもハイマツ帯が増えて、雪解けが進んでいることが一目でわかります。先週までの冷え込みはほとんどなく、三本滝までの道路も凍結箇所はありません。

7時の三本滝レストハウス前駐車場は10℃まで上昇します。アスファルト部分は満車で、砂利部分も8時には満車になりました。また、路上にはパイロンが置かれて路上駐車できない状態になっていますので、三本滝満車の場合は、観光センターまで戻る必要がありますのでご注意下さい。

今日の乗鞍岳春山バスは始発便から問題なく運行が始まり、始発便は5台が運行されました。そのうち、2台は三本滝からの乗車の方が占めていて、合計241名が位ヶ原山荘を目指します。車窓からの雪壁は先週と比べてやや低くなっているものの、バスよりも高い所がまだまだあって圧巻です。

<位ヶ原山荘に到着、屋根板より出発>
9時の位ヶ原山荘の気温は7℃、快晴が続きます。位ヶ原山荘の先にある屋根板よりバックカントリーが始まりますが、もうこの時点でバーンはグサグサ状態。しかも湿った新雪が残っていて少しもたつく足裏感覚。じりじりと肌を焦がす太陽にさらされ、出発前から大粒の汗を流すスキーヤー・ボーダーもいらっしゃいます。それでも、屋根板から位ヶ原に、そして、大雪渓に登るにつれて、空気がひんやりとした感覚になり、汗が引いてきます。

<大雪渓から稜線方面へ>
11時の大雪渓の気温は6℃、若干フィルムパックされたバーン。先週は悪天候のため計測ができませんでしたが、2週間前より50センチも積雪が減少し、昨年よりも雪解けが進んだ状態となっています。

 

★雪解けが進んで来たため、今後は左ルートで登るようお願い致します★
稜線付近は昨年より1〜2週間早い雪解けです
大雪渓から稜線へのルート 上から見ると

こちらは大雪渓から稜線方面へ登るルート。現時点では右のルートでも左のルートでも構いませんが、右ルートはすでにハイマツが迫っていて、あと1週間程度でバーンが途切れる可能性があります。ハイマツ・雷鳥保護のため、次週末以降は左ルートで登るようお願いいたします。

稜線付近は若干バーンが硬めではありましたが、12時時点ではシールで問題なく登攀可能でした。しかし、9時に登頂した登山者の方の話ではアイゼンの歯が入りにくい程硬い状態だったのこと。この時期は今日のようにバーンが柔らかいことの方が珍しく、5月上旬までは稜線のバーンは硬いものだという認識でお越しください。

13時の稜線の気温は4℃、少し雲が出てきたものの、ほとんど風もなく穏やかで、遠景の山並みがくっきりと映えます。到着した方々もあちこちにカメラを向けてシャッターを何度も切る様子が見られました。そして、稜線直下には雷鳥のつがいが仲良く散歩する様子に遭遇。山頂直下のハイマツはまだ出始めたばかりですが、仲良くハイマツでたたずむ様子が見られました。

<ツアーコースの積雪状況


【ツアーコースの積雪状況】
★かもしかゲレンデまで問題なく滑走可能。例年より1〜2週間遅い雪解けです★

入口急斜面上端から 入口急斜面 − かもしかゲレンデまで滑走可

現時点ではブッシュなどもほとんどなく、かもしかゲレンデまで問題なく滑走可能です。例年より1〜2週間遅い雪解け状態です。

・ 1番標識付近(標高 約2130メートル)で積雪65センチ。(先週より15センチ減少、昨年より60センチ多く、4月中旬並み)
・ 3番標識付近(標高 約2235メートル)で積雪70センチ。(先週より30センチ減少、昨年より50センチ多く、4月中旬並み)
・ 5番標識付近(標高 約2305メートル)で積雪160センチ。(先週より30センチ減少、昨年より45センチ多く、4月下旬並み)
・ 位ヶ原(標高 約2500メートル)で積雪126センチ。(先週より20センチ減少、昨年より6センチ多く、5月上旬並み)

次回速報は5月4日(土)の予定です。今回はノリクラ雪渓カレンダーの更新はありません。ノリクラ雪渓カレンダー正式版は5月中旬連載開始です。(2019/05/04 19:15更新)

 

【5月4日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


【2018シーズンの掲載終了と来シーズンの速報・ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2018リクラ雪渓カレンダー正式版 は、ノリクラ雪渓カレンダーVo.25(2018/10/27予定)をもって2018シーズンの連載を終了させていただきます。2019シーズンの連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

 

 

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プレリリース版
<3月下旬〜5月上旬>

正式版
<中旬開始>

 

●速報●
<2018年11月> お休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
<2018年12月〜2019年3月> ウインターシーズンは、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載が実施できない場合があります。
<2019年3月下旬以降> 春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2019年3月下旬頃から再開を予定しノリクラ雪渓カレンダー正式版は2019年5月中旬頃を予定しております。


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