【速報バックナンバー 2022年9月分】

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◎ 9月

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■2022年9月29日(木)     

※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org

紅葉は見頃となってきました。今週末は紅葉散策が楽しめます 
@ 2022/09/29
【上部】色づきがはっきりし、見頃となってきました
(県道乗鞍岳線 − 3号カーブから位ヶ原方面)
A 2022/09/29
【上部】今週末は紅葉散策が楽しめます
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原、11号カーブ)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 夕方のツイッターでもお伝えしたように。色づきがはっきりしてきて、見頃を迎えました。まだピークには達していませんが、今週末は紅葉散策が楽しめます。画像はありませんが、28号カーブなど中腹も見頃となり、上部から中腹まで一気に見頃となっています。

ただ、全体的には枯れた部分も見られますので、過度な期待は避けて楽しんでいただければと思います。できれば、バスの車窓からだけでなく、バスから降りて車道を散策しながら楽しんでいただけたらと思います。県境にある下車専用の「標高2716mバス停」、もしくは、「大雪渓・肩の小屋口バス停」で下山し、そこら車道を下りながら歩いて散策するのがお勧めです(位ヶ原山荘前バス停から再び乗車して帰路へ)。(2021/09/29更新)

GoogleMap上に撮影ポイントを表示してあります。

こちらは9月24日(土)撮影のものですが、アイコンが色別表示させております。

【青】 新たに追加した撮影ポイント
【オレンジ】紅葉が始まった・見頃の撮影ポイント
【黄色】少し色づきが始まったの撮影ポイント
【黒】紅葉が終了した撮影ポイント

県道乗鞍岳線のカーブ番号も合わせて表示させておりますので参考になさってください。(撮影ポイントとカーブ番号は別レイヤーにしてありますので、表示を切り替えることが可能です)


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■2022年9月28日(水)     

※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org

気温が高く、色づきが遅れていますが、少しずつ進んでいます 
@ 2022/09/28
【上部】昨日よりも色づきがはっきりしてきた
(県道乗鞍岳線 − 11号カーブ)
A 2022/09/28
【中腹】昨日よりも色合いが濃くなってきている
(県道乗鞍岳線 − 28号カーブ付近)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 夕方のツイッターでもお伝えしたように。色づきがはっきりしてきて、今週末あたりに見頃を迎えると思われます。色づきが進むにつれて、色合いが急速にはっきりしてきて、上部の大雪渓・位ヶ原エリアから、中腹の荒田沢付近まで、一気に見頃が進むと思われます。

次の週末に向けて、昨年の様子と比較しながらお伝えしたいと思います。

昨年の11号カーブの紅葉から今週末の状況を推測

速報 2021/09/23(木)
【昨年】色合いがはっきりしてきた
【今年】今日の段階ではこれよりやや遅く、昨年より1週間遅い
速報 2021/09/25(土)
【昨年】週末を迎えてピークに近い状態になった
【今年】次週末はこれに近い状態になるのでは?

こちらは昨年の11号カーブの画像。左側の昨年9月23日と今日9月28日を比べると、今年のほうがやや遅いため、今年は昨年より1週間ほど遅いことがわかります。

そして、週末を迎えた右側の昨年9月25日(土)ではウラジロナナカマドはほぼピークを迎えています。実際には手前のウラジロナナカマドは若干ピークを過ぎた感じになっていますので、今年はちょうどよい時期に当たるのではと推測されます。

中腹エリアを代表する28号カーブ付近も、上部エリア同様に、色づきが急速に進んできました。この週末は山頂から中腹まで一気に見頃を迎える可能性が高くなっています。

ただ、全体的には枯れた部分も見られますので、過度な期待は避けて楽しんでいただければと思います。できれば、バスの車窓からだけでなく、バスから降りて車道を散策しながら楽しんでいただけたらと思います。県境にある下車専用の「標高2716mバス停」、もしくは、「大雪渓・肩の小屋口バス停」で下山し、そこら車道を下りながら歩いて散策するのがお勧めです(位ヶ原山荘前バス停から再び乗車して帰路へ)。(2021/09/27 22:15更新)

GoogleMap上に撮影ポイントを表示してあります。

こちらは9月24日(土)撮影のものですが、アイコンが色別表示させております。

【青】 新たに追加した撮影ポイント
【オレンジ】紅葉が始まった・見頃の撮影ポイント
【黄色】少し色づきが始まったの撮影ポイント
【黒】紅葉が終了した撮影ポイント

県道乗鞍岳線のカーブ番号も合わせて表示させておりますので参考になさってください。(撮影ポイントとカーブ番号は別レイヤーにしてありますので、表示を切り替えることが可能です)


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■2022年9月27日(火)     

※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org

気温が高く、色づきが遅れていますが、少しずつ進んでいます 
@ 2022/09/27
手前のナナカマドはもちろん、
後方のダケカンバの色づきもはっきりしてきた
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原お花畑)
A 2022/09/27 08:50
彩り豊かで中腹エリアらしい色づきが進む
(県道乗鞍岳線 − 28号カーブ)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 夕方の速報でお伝えしたように、色づきはやや足踏み状態です。大雪渓・位ヶ原のウラジロナナカマドは、先週あたりから色づき始めた箇所で枯れる現象がみられています。また、1枚目の位ヶ原お花畑の画像では、盆栽のようなナナカマドの紅葉がはっきりしてきて、そして、ダケカンバの発色もしっかり来た様子がうかがえ、紅葉にボリューム感を表現しています。

中腹エリアを代表する28号カーブ付近は、先週の段階では、色づきは始まったものの、ややくすんだ感じの状態でしたが、色づきが進むにつれて、鮮やかさが増しています。葉の状態は大雪渓・位ヶ原よりも枯れているものが少なく良好で、発色もよい状態です。

気温の高い傾向が続いていて、色づきが遅くなっていますが、上部エリアも中腹エリアも、少しずつ発色が進んでいて、おそらく、次週末あたりに見頃を迎えると思われます。(2021/09/27 22:00更新)

GoogleMap上に撮影ポイントを表示してあります。

こちらは9月24日(土)撮影のものですが、アイコンが色別表示させております。

【青】 新たに追加した撮影ポイント
【オレンジ】紅葉が始まった・見頃の撮影ポイント
【黄色】少し色づきが始まったの撮影ポイント
【黒】紅葉が終了した撮影ポイント

県道乗鞍岳線のカーブ番号も合わせて表示させておりますので参考になさってください。(撮影ポイントとカーブ番号は別レイヤーにしてありますので、表示を切り替えることが可能です)


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■2022年9月26日(月)     

※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org

気温の高い日が続き、紅葉の進みぐ外は足踏み状態 
@ 2022/09/26
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原、11号カーブ)
A 2022/09/26
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原、11号カーブ)

B 2022/09/26
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原、7号カーブ)

C 2022/09/26
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓付近)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 24日(土)あたりから、紅葉が始まりました。それから3日が経過しますが、気温の高い日が続き、紅葉の進み具合に足踏み状態が続いています。現段階では次週末あたりには見頃を迎えると思われますが、このまま暑い日続くと、色づきがさらに遅れる可能性もあります。

次回速報は9月26日(月)の予定です。(2022/09/26 21:30更新)


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■2022年9月24日(土)         (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.4紅葉版

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こちらの4枚は本日のベストコンディションのものを選んでおります。
全体の状況は下記の紅葉情報の画像をご覧ください
 
@ 2022/09/24 11:05
ナナカマド − ここまで赤くなれば申し分ない
(宝徳霊神付近)
A 2022/09/24 09:40
ダケカンバも色づき始めました
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原・8号カーブ付近)

B 2022/09/24 10:20
全体的にはこのくらいの色づき状態
(大雪渓)

C 2022/09/24 14:15
色づき始めでも、結構楽しめます
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原・9号カーブ)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 台風15号が接近し、昨日は大雨に見舞われました。そのため、県境ゲートは雨量規制通行止めが終日にわたって続き、 今日はシャトルバスが終日運休となりました。


紅葉情報、ヒルクライム>
紅葉情報、ヒルクライム>

9月24日(土)速報 − 紅葉情報の画像 (クリックで拡大)】

<紅葉情報>ようやく色づきが始まりました。上部の大雪渓・位ヶ原エリア、中腹の冷泉・摩利支天エリア、どちらも昨年よりも1週間以上遅い状況です。全体的な色づきはAの画像程度ですが、ウラジロナナカマドは紅葉が進み始めると、枯れてしまうことが多く、今年も同じような傾向を示しています。ただ、青い状態では、今後、紅葉がはじまると枯れてしまうのかどうかわからず、現在、まだ青く残っているウラジロナナカマドが今度どのように推移するのかが見極められない状態です。また、ダケカンバは緑からやや黄色味を帯びてきたレベルで、明るい黄色〜黄緑に発色して来ました。

ここまで色合いが進めば、見頃はあと1週間程度と考えられますが、翌週もあまり冷え込みがなさそうなので、色づきがさらに遅れる可能性もあります。

<道路状況・ヒルクライム> 早朝6時の乗鞍高原の天候は、曇・気温15℃、山頂は雲の中に隠れています。昨日は台風15号の影響により大雨となりましたが、県道乗鞍岳線の三本滝ゲートは通常通り朝6時開門しました。しかし、県境ゲートは雨量規制値を大幅に超える状態となったため、今日は終日閉鎖となりました。そのため、県境までの通行となり、畳平への乗り入れはできません。この影響により、長野県側のシャトルバスは終日運休で、今日はタクシーが大活躍していました。

天候は、朝の時点では、乗鞍高原は曇で位ヶ原より上部は雲海の上でしたが、この雲海は徐々に高度を下げ、7時過ぎには乗鞍高原も霧に包まれる状態となりました。ただ、雲海の上の位ヶ原も曇り空が続き、9時30分ごろになってようやく青空が広がり、色づき始めた紅葉に陽が当たると、キレイな光景に包まれるようになります。正午の大雪渓の気温は18℃、日差しが突き刺さるように暑さを感じます。今年はとにかく冷え込みというものが全くなく、下山のヒルクライマーも半袖のまま降りていく様子が見られました。午後は雲がきれいに抜けて、日差しがダイレクトに降り注ぎ、秋というよりもまだ夏が続いているといった日差しの強さでした。


<大雪渓積雪状況>

9月24日(土)速報 − 大雪渓積雪状況 (クリックで拡大)】

▼ 大雪渓の積雪状況は下記通りです。

【雪渓下部・雪渓中段】
積雪はありません。

【雪渓上部右側】
積雪がなくなりました。

【雪渓上部左側】
唯一滑走できるエリアですが、上級コースですので、初心者の方は滑走されないようお願いいたします。先週は雪渓が左右に二分されましたが、今週は右側(北側)のものが完全に消滅し、左側(南側)のみとなりました。長さ34メートル×幅45メートルで、昨年より3週間程度早い雪解けです。先週まで残っていたモーグルースはほぼ消滅しています。気温が高いため雪質は柔らかく、夜間の冷え込みもないため、バーンが固く凍りついた様子は見られません。

各所のデーターは下記の通り
・大きさは長さ34メートル×幅45メートル(昨年より3週間早い雪解け)
・落書きの岩から下端まで110メートル(昨年より3週間早い雪解け)
今日は常連のスキーヤーが訪れていましたが、2〜3ターンしかできない状態で、現状の雪解けスピードが続けば、次週末の滑走が今季最後になる可能性もあります。


<シャトルバス・自転車台数>
本日シャトルバスは県境ゲート閉鎖のため、日運休でした。自転車は午前51台、午後27台で、合計78台はでした。

次回速報は10月1日(土)の予定です。(2022/09/24 21:45更新)


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■2022年9月22日(木)     

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紅葉 − 色づきは昨年より1週間以上遅い状態
見頃は翌週後半〜10月頭と推測
@ 2022/09/22
色づきがほとんど始まっていません
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 11号カーブ)
A 2022/09/22
色づきがほとんど始まっていません
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 11号カーブ)

B 2022/09/22
色づきは昨年より1週間遅い
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原お花畑)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 大雪渓・位ヶ原エリアの紅葉は、9月下旬か10月上旬のどちらかの1週間程度です。現段階の状況を見る限り、色づきは進んでなく、この3連休には間に合わない状況のようです。昨年の見頃は9月23日から9月25日あたりで始まりましたが、今年はそれよりも遅く、翌週後半〜10月頭になると推測されます。(参考 : 昨年の見頃が始まった頃の状況  →  2021年9月23日速報   2021年9月25日速報

また、今日は昨日よりも冷え込みがないため、色づきが急速に進む状況ではありません。(2022/09/22 19:30更新)


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■2022年9月21日(水)     

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紅葉 − 色づきにほとんど変化はなく、見頃・ピークは翌週後半〜10月頭の可能性が高いです
@ 2022/09/21
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 お花畑)
A 2022/09/21 
(県道乗鞍岳線 − 冷泉小屋下)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 台風14号が19日から20日かけて本州を縦断し、台風通過とともに気温が低下しました。今朝の畳平の気温は3℃で、それまで10℃前後の気温が推移していましたから、急激に冷え込んでいます。正午の気温は8℃で、今日の畳平は二桁に達しなかった模様です。

この冷え込みで、紅葉の色づきが気になるところですが、大きな変化はなく、紅葉が始まったといえるレベルではありません。画像は本日夕方の位ヶ原と冷泉小屋下の様子ですが、17日(土)の速報でお伝えした状態からほとんど変化はありません。

今後はこれまでのような気温の高い日はほとんどなくなり、順調に冷え込んでくると思われますので、急速に紅葉が進む可能性があります。ただ、現状を見る限り、次の三連休に見頃を迎えるには、もっとしっかりした色づきが必要で、見頃・ピークは翌週後半〜10月頭にずれ込む可能性が高い状況です。(2022/09/21 19:40更新)


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■2022年9月17日(土)           (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.3紅葉版

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三連休初日 − 天候は午後からやや悪化したものの穏やかで、今季一番の賑わいに
@ 2022/09/17 05:50
シャトルバス乗車数は1000人越え! − 今季一番  
(観光センター、始発便)
A 2022/09/17 09:20
折り重なる山並み、水墨画の世界を駆け上がる
(県道乗鞍岳線 − 11号カーブ・位ヶ原)

B 2022/09/17 07:55
やわらかい日差しと高い雲 − 秋へ一歩近づく
(かもしかゲレンデ)

C 2022/09/17 10:35
今年の紅葉は色づきが遅い − 昨年より1週間遅い
(宝徳霊神)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今日は敬老の日を含めた三連休初日。午後から一時的に雨が降ったものの、穏やかな天候で、多くの人でにぎわいました。

 


紅葉情報・ヒルクライム>
紅葉情報・ヒルクライム>

9月17日(土)速報 − 紅葉情報・ヒルクライム (クリックで拡大)】

▼ <紅葉情報> 先週までの段階では昨年とほぼ同じ進み具合を見せていましたが、先週から今週にかけてほとんど色づきが進んでいません。そのため、昨年より1週間遅い状態となっています。台風が通過した後は冷え込む予想となっていて、予想通りに冷え込めば、次週末の9月下旬あたりから全体的な色づきが始まると予測されますが、現時点の状況からの予想は、紅葉の見頃・ピークを迎えるのは二週先の10月上旬になる可能性が高い状況です(ただし今後の冷え込み状況で大きく変わる可能性があり)。

中腹エリアの冷泉・摩利支天付近も、上部エリアの大雪渓・位ヶ原付近も、色づきが進んだ部分で葉の縮れが目立ち、状態があまりよくありません。全体的な傾向として、葉の色合いが薄くなり、これまで緑一色だった森林も、紅葉しない針葉樹の中に、色合いが薄くなった広葉樹がパッチワークのように点在している状態見られるようになってきました。詳細は後日掲載するノリクラ雪渓カレンダー紅葉版Vol.3 をご覧ください。

▼ 早朝6時の乗鞍高原の天候は、上層の薄い雲に覆われた晴で気温は12℃。9月中旬になると一桁の気温になってもおかしくありませんが、暖かい日が続き、紅葉がなかなか進みません。観光センター駐車場にはすでに140台ものクルマがお越しになっていて、久々の賑わいを見せています。8時ごろになると薄曇りとなります。森林限界を超えた位ヶ原では遠景の山並みが水墨画のように織りなす光景がみられ、空気の澄んだ秋らしさが感じられる一幕です。この穏やかな天候も11時30分ごろから山麓から沸き上がる濃霧に周期的に包まれるようになり、それと同時にまとまった雨が周期的に降るようになりました。

シャトルバス下り便が発車する畳平では、突然の雨で下山される方が集中して、バスを待つ方々の長い列ができていました。正午の大雪渓の気温は16℃、14時の畳平の気温は12℃で、今日は終日を通して気温の変化があまりなかった一日でした。

<大雪渓積雪状況>

9月17日(土)速報 − 大雪渓積雪状況 (クリックで拡大)】

▼この1週間で激しく雪解けが進み、雪渓上部左側の大きさは昨年より3週間早い雪解けとなっています。

【雪渓下部・雪渓中段】
積雪はありません。

【雪渓上部右側】
積雪がなくなりました。

【雪渓上部左側】
唯一滑走できるエリアですが、上級コースですので、初心者の方は滑走されないようお願いいたします。今週に入って左右に二分されていて、二つ合わせて長さ40メートル×幅90メートルとなっています。右側は滑走できるほどの面積がなく、左側は長さ40メートル×幅55メートルで、昨年より3週間程度早い雪解けです。左側は10コブ×33メートルのモーグルコースがあります。雪質は全体的にやわらかく滑走しやすい状態です。各所のデーターは下記の通り
・大きさは長さ40メートル×幅0メートル(昨年より3週間早い雪解け)
・落書きの岩から下端まで90メートル(昨年より3週間早い雪解け)
・南側部分での上端から下端までの長さは40メートル(昨年より3週間早い雪解け)
例年よりもかなり早い雪解けとなっていて、積雪がほぼなくなった2016年に近い雪解けを見せています。

<シャトルバス・自転車台数>
本日シャトルバスはAダイヤで、始発6時10分便は5台で、7時便は4台、8時便5台、9時便は4台、9時30分便は2台、10時便は2台、11時便は2台、12時便1台で、午後の便も13〜15時の便は6台運行で、本日の乗車人数は1000名を超えた模様で、今季一番の入れ込み数となりました。自転車は午前206台、午後34台で、合計240台はでした。

次回速報は9月24日(土)の予定です。(2022/09/17 22:30更新)


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■2022年9月10日(土)        (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.2紅葉版

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紅葉が少しずつ進みかけてます 
@ 2022/09/10 09:15
所々でキレイに発色
(宝徳霊神付近)
A 2022/09/10 15:30
初めてのノリクラはeBIKEで!
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓上 3号カーブ)

B 2022/09/10 09:25
昨年よりも色づきがやや遅い
(大雪渓下)

C 2022/09/10 13:55
畳平は通常営業しています
(乗鞍バスターミナル)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 午前中は雲が多い状態でしたが、午後はキレイに晴れ上がり、日差しや空気感が秋らしくなってきました。

 

紅葉状況>

9月10日(土)速報 − 紅葉状況(クリックで拡大)】

紅葉が始まったといえるレベルではありませんが、先週よりも部分的に紅葉している箇所が増えています。特にダケカンバはその傾向が見られます。昨年と比べて、色づき具合はほぼ同等といえます。葉の状態は縮れているものはあまりなく、現時点では良好です。

詳細は後日掲載するノリクラ雪渓カレンダー紅葉版Vol.2にてお伝えしますので、今しばらくお待ちください。

<観光センターから大雪渓へ、ヒルクライム>

9月10日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】

▼ 早朝6時の乗鞍高原は、雲一つない快晴の朝を迎えています。気温16℃で、観光センター前駐車場は100台近くのクルマがあります。おそらく、岐阜県側から移動してきた方もいらっしゃるのではないかと思います。すでにお伝えしている通り、岐阜側乗鞍スカイラインは道路崩落のため、昨日8時50分より通行止が続いています。ただ、終点畳平は長野県側からの通行が可能なため、通常営業が続けられ、本日の乗鞍高原からのシャトルバスは、ご来光便と始発6時10分便は運休になったものの、7時便からは通常運行が始まりました。ご来光便と始発便がなかったため、7時便は長蛇の列ができ、5台が運行されました。(明日9月11日はAダイヤで、ご来光便運休・始発6時10分便から運行です)

朝一番は快晴でしたが、7時ごろから雲がわき始め、8時ごろにはほぼ曇り空の状態。山麓から沸き上がる雲の流れはひんやりとしていて、10時の大雪渓の気温は16℃と低めでした。ただ、それ以上の天候の変化はなく、風もほとんどなかったため、ヒルクライマーの方々にはちょうどよいコンディションだったと思われます。

午後になると、山麓から沸き上がる雲がなくなり、雲が多いものの青空が広がってきました。14時の畳平の気温は12℃、動いている分には暑くもなく寒くもないコンディションが続きます。先ほど申し上げたように、畳平は通常営業が続けられ、シャトルバス下り便は午後になって乗車待ちの列が長くできていました。

畳平関係者は高山市から通勤されていて、乗鞍スカイラインが利用できないため、高山から乗鞍高原まで移動し、県道乗鞍岳線で畳平まで通っているとのこと。片道2〜3時間の道のりがこれから毎日続くことになり、落胆の色が隠せない状態でした。現時点では断定的なことは言えませんが、今シーズン中の復旧はほぼ困難で、復旧工事着工は来年度以降となるとの見方がほとんどでした。


<大雪渓積雪状況>

9月10日(土)速報 − 大雪渓積雪状況 (クリックで拡大)】

▼各定点観測視点では、先週まで昨年とほぼ同じ雪解け状態でしたが、今週は昨年より3週間ほど早い雪解けとなっています。

【雪渓下部・雪渓中段】
積雪はありません。
【雪渓上部右側】
今週積雪がなくなりました。昨年より1週間遅い状況でした
【雪渓上部左側】
唯一滑走できるエリアですが、上級コースですので、初心者の方は滑走されないようお願いいたします。長さ40メートル×幅115メートルあり、昨年より3週間程度早い雪解けです。北側部分は滑走できませんが、今年は中央部分の斜度が緩く、中央と左側が滑走可能で、複数の滑走レーンをとることができます。中央部分はポール練習やフリーの方。左側は10コブ×36メートルのモーグルコースがあります。雪質は全体的にやわらかく滑走しやすい状態です。各所のデーターは下記の通り
・大きさは長さ40メートル×幅115メートル(昨年より2週間早い雪解け)
・落書きの岩から下端まで71メートル(昨年より1週間早い雪解け)
・北側部分での上端から下端までの長さは40メートル(昨年より3週間早い雪解け)
・南側部分での上端から下端までの長さは24メートルで、(昨年より3週間早い雪解け)


<シャトルバス・自転車台数>
本日シャトルバスはAダイヤで、ご来光バスと始発便は運休で、7時便は5台で、8時便2台、9時便は4台、9時30分便以降は2台運行でした。自転車は午前83台、午後13台で、合計96台はでした。

次回速報は9月17日(土)の予定で、本日取材のノリクラ雪渓カレンダー紅葉版Vol.2は近日掲載予定です。(2022/09/10 22:00更新)


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■2022年9月9日(金)     

※ 乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております → @norikura_org

 ▼ 岐阜県側乗鞍スカイラインは、平湯峠より1.3km地点で、大雨による道路崩壊があり、本日9月9日(金)8時50分より全面通行止となっています。

道路崩壊は8時30分ごろ発生し、長さ38m、幅10m、高さ10mで、けが人はありませんでした。現場は2年前の2019年7月の大雨災害箇所で、仮復旧工事が進められ、乗鞍スカイラインは約1年間通行止期間を経て、2020年7月から片側交互通行での運用が開始されました。
その後、本復旧工事が進められて近日完了し、明日9月10日(土)より、全面開通となる予定でした。今回の道路崩壊はその矢先での出来事です。

なお、復旧のめどは立たず、今シーズンの開通は難しい状況。ただ、山頂の畳平は今後も通常営業され、長野側からの通行は可能で、長野側のシャトルバス(乗鞍高原〜畳平)は、一部の便をのぞいて、通常営業される見込みです。

▼ 本日9月9日(金)、大雪渓で熊の目撃情報がありました。滑走エリアからさらに上部の稜線方面付近を周回している模様で、明日以降も大雪渓付近に出没する可能性があります。大雪渓へ向かうスキーヤー・ボーダーの方は十分注意してください。突然の遭遇を避けるため、熊鈴・ラジオなど音の出るものを身に着けるなど対策を講じることをお勧めします。


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■2022年9月3日(土)     (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー → ノリクラ雪渓カレンダーVol.1紅葉版

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突然雨が降ったり、青空が一瞬広がったり...でも、風の全くないヘンな天候
@ 2022/09/03 08:15
雨が急に強くなったり弱くなったり...
(県道乗鞍岳線 − 三本滝ゲート)
A 2022/09/03 09:05
一瞬だが青空が広がる
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原山荘上)

B 2022/09/03 09:20
乗鞍の紅葉はここから始まります
(県道乗鞍岳線 − 位ヶ原、11号カーブ)

C 2022/09/03 12:15
ホシガラス − ハイマツの実を頬張り、冬支度が始まる
(大雪渓駐車場)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 台風の影響で局地的に大雨に見舞われている地域がありますが、今日の乗鞍は突然雨が強く降ったりする天候を見せたものの、ほとんど無風で視界もよく、比較的穏やか一日でした。

9月に入り、今回より紅葉情報を始めます。当日の速報の紅葉情報のほか、後日、ノリクラ雪渓カレンダー紅葉版として、詳細を掲載いたします。現段階では部分的に色づきが始まった状態で、ほぼ例年並みです。紅葉の見ごろは9月下旬から10月上旬ですので、当WebSiteでチェックしてタイミングを逃さずお越しください。(ご注意−大雪渓・位ヶ原エリアでは、タイミングが1週間ずれると、完全に終わってしまうこともあります)

 


<観光センターから大雪渓へ、紅葉状況>→
紅葉状況の詳細は後日掲載するノリクラ雪渓カレンダー紅葉版をご覧下さい

9月3日(土)速報 − 観光センターから大雪渓へ、紅葉状況 (クリックで拡大)】

▼ 早朝6時の乗鞍高原は、雲間に青空がのぞく天候で、朝日がさしています。気温は17℃、ただ、この後、雨となり、今日は降ったりやんだりを繰り返す状態となります。観光センター駐車場は10台程度しかクルマはなく、始発のシャトルバスも1台で数名程度の乗車でした。雨は降り始めたかと思うと、結構強めに降り、すぐに止んで再び降りだす状況を繰り返します。

三本滝ゲートを過ぎると、今朝、倒木があった模様で、道路に出ている部分だけ応急的に切断されていて、通行に支障のない状態となっています。撤去できたのが明け方だった模様で、今日はご来光バスの運行がなかったことが幸いでした。位ヶ原より先の森林限界以降は雲の上になり、風もなく視界も良好で、一時的に強い雨が降ったものの、台風の影響を全く感じさせない状態でした。

▼ <紅葉状況> 位ヶ原の11号カーブのウラジロナナカマドの紅葉が先週から始まり、ほぼ昨年と同じ状態となっています。現段階では、今年の色づき状態は分かりませんが、大雪渓・位ヶ原においては、紅葉が本格的に色づく9月中旬〜下旬にかけての気温が極端に下がらなければ、葉の状態が維持され、奇麗な色づきが入ると思われます。気温が下がり過ぎると霜枯れして、一気に枯れてしまいます。、


<大雪渓積雪状況>

9月3日(土)速報 − 大雪渓積雪状況 (クリックで拡大)】

▼雪渓下部・雪渓中段はすでに消滅し、現在残っているのは、雪渓上部右側と雪渓上部左側です。

【雪渓上部右側】 
先週の段階では、翌週には消滅すると思われましたが、長さ3メートル×幅10メートル程度の大きさで残っています。昨年よりも1週間遅い雪解けです。

【雪渓上部左側】
唯一滑走できるエリアですが、上級コースですので、初心者の方は滑走されないようお願いいたします。大きさは長さ50メートル×幅125メートル。昨年は濃霧のため、測定できませんでしたが、下端は昨年より1週間て程度遅く、上端は昨年より2週間早くなっています。そのため、上端から下端に向けて斜度の落ち込みが少なくなっています。例年だと、中央部分でその落ち込みがひどく、北側部分の滑走エリアが消滅すると、中央を避けて南側に移動しなければなりませんが、今年は中央に近い部分でも滑走ができる状態となっています。雪はまだ固くはなっていません。


<シャトルバス・自転車台数>
本日シャトルバスはBダイヤで、始発6時10分便から、すべて1台運行でした。自転車は午前7台、午後9台で、合計16台はでした。

次回速報は9月3日(土)の予定です。なお、ノリクラ雪渓カレンダー紅葉版Vol.1 は後日掲載予定です(2022/09/03 19:30更新)


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